車の警告ランプを危険度別に解説!点灯の要因を調べる方法とは?
運転中に突然、警告ランプが点灯する経験をした方もいるでしょう。警告ランプは車の異常を知らせる重要なサインですが、その種類はさまざまです。エンジンやブレーキ、エアバッグなど重要な機能に関わるものや、比較的軽度な警告ランプがあります。
この記事では、警告ランプの種類を、危険度別に解説します。車検の合否に影響するかどうかなど、押さえておきたいポイントについても紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
※目次※
10.警告ランプの修理代が高いなら車の買い替えもひとつの方法
・車のメーターパネル内に表示される警告灯は、何らかの異常事態を警告している可能性が高いため運転時にはきちんと確認しよう。
・どの車種にも共通している基本的な警告灯の意味を把握しておけば、危険度の程度が分かり、適切に対処できる。
・警告ランプの要因をスキャンツールで確認できるが、修理はプロに依頼することが大切。
車の警告灯はメーターパネル内に表示される
車のメーターパネル内には、何らかの異常事態を知らせるべく警告灯(ランプ)が表示されます。ドライバーであれば、警告灯の意味を把握しておくことは重要です。安全で楽しいカーライフを送るためにこの記事の情報を活用してください。
異常事態を知らせる機能
大抵の車には、ドライバーが見やすい位置にメーターパネルが設定されています。デザインや情報量は車種ごとに異なるものの、誰もが理解しやすい警告灯の表示があるのが一般的です。
点検マークとも呼ばれる警告灯は、車に故障やトラブルにつながりかねない異常事態が生じていることを警告する役割があります。問題箇所の早期点検整備により、未然に事故を防ぐことが可能です。また、ドライバーや同乗者の誤操作に関する警告も兼ねています。
エンジンをかけた直後は全点灯する
エンジンをかける際に警告灯が全点灯し、異常事態ではないかと思う場合があります。しかし、これは電球の球切れや警告灯システムの不具合をチェックするためであり、全点灯するなら正常です。
逆に、点灯しない警告灯があったり消灯するはずの警告灯がついたままであったりする場合は、何らかの不具合があります。警告灯が正しく作動しないと重大な危険を察知できないため、警告灯の不具合に気付いたら点検を受けましょう。
【危険度弱】すぐに対処できる車の警告灯
さまざまな警告灯の中で、ロードサービスを呼ばなくてもすぐに対処できるもの3種を紹介します。
シートベルトや半ドアに関しては、発進までに点灯・点滅している可能性が比較的高いため、しっかりと確認してから発進しましょう。ガソリンの残量はすぐに対処しなくても走行不能にはなりませんが、早めの給油が必要です。
シートベルト
「シートベルト非装着警告灯」は、シートベルトを正しく装着していないと赤色に点灯または点滅する警告灯です。基本的には、エンジンスイッチがオンになっている状態で運転席や助手席のセンサーにより反応します。
年式の古い車や後部座席にはセンサーが付いていない場合もありますが、全席でシートベルトを着用することが法律に定められた義務です。乗員の命を守るためにも、シートベルトはしっかりと着用しましょう。
ガソリンの残量
「燃料残量警告灯」は、ガソリンの残量が少なくなると黄色に点灯する警告灯です。どれほどの残量で点灯するかはメーカーや車種によって異なります。
高速道路で燃料切れによって停車した場合、減点・罰金が科せられるため、速やかに給油しましょう。なお、坂道やカーブではタンク内でガソリンが傾くため、通常よりも早く点灯するケースがあります。
半ドア
「半ドア警告灯」は、いずれかのドアがしっかり閉まっていないと赤色に点灯する警告灯です。半ドアの状態は軽いショックでドアが開くこともあり、走行中に乗員や荷物が落下するかもしれません。
ドアのセンサーに異常があると、しっかり閉まっていても点灯するケースがあります。半ドアが正しく判断できないと危険であるため、異常を感じたら速やかに修理しましょう。
ウォッシャー液
「ウォッシャー液警告灯」は、ウォッシャー液が不足している場合に点灯する警告灯です。ワイパーでフロントガラスを洗浄する際に使用するもので、黄色に点灯しますが車の走行に直接影響を及ぼすわけではないため、慌てる必要はありません。
ただし、フロントガラスの汚れを落とせないため視界の確保が難しくなり、事故につながる可能性が高まります。また、ウォッシャー液噴射用ポンプの故障を防ぐためにも早めに補充しましょう。
【危険度中】点検が必要な車の警告灯
車に何らかの故障が発生しており、放置すると危険で、点検が必要な警告灯3種を紹介します。いずれの警告灯も点灯・点滅した状態で走行は続けられますが、機能が正しく働かないことで命に関わる危険もあるため、速やかに点検を受けることが必要です。
ABS・ブレーキアシスト
「ABS・ブレーキアシスト警告灯」は、ABSやブレーキアシストの作動中や異常を検知した場合、黄色に点灯または点滅する警告灯です。
ABSはタイヤのロックを防ぎ、ブレーキアシスト機能はブレーキ操作をサポートします。これらは制動の安定性や安全性を高める機能であり、万が一の際に作動しない状態は危険です。
ABS・ブレーキアシスト警告灯に気付いたら、速やかに点検を受けましょう。なお、これらの機能に異常があったとしても、通常のブレーキは問題なく作動することがほとんどです。
エンジン
「エンジン警告灯」は、エンジンやトランスミッションシステムに何らかの異常がある際、黄色に点灯または点滅する警告灯です。車種によって機構やセンサーの数は異なり、排気系統・吸気系統や点火の不具合など、異常の内容は一律ではありません。
警告灯がついた状態で走行を続けると、深刻なトラブルに発展する恐れがあります。ユーザーには異常の原因が判断しにくいため、警告灯に気付いたら速やかに点検を受けることが重要です。
エアバッグ
「SRSエアバッグ/プリテンショナー警告灯」は、SRSエアバッグやプリテンショナー付きシートベルトに異常があると、赤色に点灯または点滅する警告灯です。SRSエアバッグはシートベルトを補助するエアバッグであり、プリテンショナーは衝突時にシートベルトを巻き上げます。
これらの機能に異常がある場合、衝突時に衝撃を軽減できなかったり、走行中に突然エアバッグが開いたりするため危険です。乗員の命を守る重要な機能であるため、警告灯に気付いた際には、速やかに点検を受けましょう。
【危険度高】すぐに停車すべき車の警告灯
数ある警告灯の中でも、気付いたらすぐに停車すべき、危険度の高いもの8種を紹介します。点灯・点滅したまま走行を続けると、ブレーキが効かなくなったり、エンジンが動かなくなったりして非常に危険です。
車に深刻なダメージを与える恐れもあるため、これらの警告灯に気付いたら速やかに停車し、ロードサービスなどに連絡しましょう。
ブレーキ
「ブレーキ警告灯」は、パーキングブレーキが効いた状態やブレーキに異常がある場合、赤色に点灯または点滅する警告灯です。電子制御のブレーキシステムに異常がある場合は黄色に点灯または点滅します。
走行中に点灯・点滅した場合は「ブレーキの効かない車」になる恐れがあり、非常に危険です。すぐに停車してロードサービスなどに連絡する必要があり、状況によってはレッカー移動をします。
水温
「水温警告灯」は、エンジンの冷却水が異常高温になると赤色、低温であれば青色に点灯あるいは点滅する警告灯です。
赤色の場合はオーバーヒートの恐れがあるため、すぐに停車してエンジンを冷やす必要があります。エンジンが損傷を受けているケースもあるため、基本的にはロードサービスなどに連絡することが大切です。青色の場合は、エンジンを温めてから発進しましょう。
エンジンオイル
「油圧警告灯」は、エンジンオイルの油圧に異常がある場合、赤色に点灯または点滅する警告灯です。エンジンオイルの不足を示すものではなく、エンジン回転中の油圧異常を示します。
点灯・点滅した状態で走行を続けると、エンジンが焼き付くなど重大な損傷を引き起こす恐れがあり、非常に危険です。すぐに停車し、ロードサービスなどに連絡しましょう。
バッテリーランプ
「充電警告灯(バッテリーランプ)」は、バッテリー・オルタネーター・ベルトなどの充電系統に異常がある場合、赤色に点灯する警告灯です。
正常時は走行中に充電が行われるため、走行中に点灯するなら異常事態といえます。そのまま走行を続けるとエンジンが停止しかねないため、速やかに停車することが必要です。
ハイブリッドシステム
「ハイブリッドシステム警告灯(EVシステム警告灯)」は、ハイブリッド車やEV車のみに搭載される警告灯です。モーターや高電圧システムに異常がある場合や、バッテリーの残量が低下した場合などに点灯します。
ハイブリッドシステムやEVシステム自体に異常がある場合、突然走行不能になるなどの危険があるため、速やかに停車してロードサービスなどに連絡することが必要です。
電動パワーステアリング
「電動パワーステアリング(EPS)警告灯」は、ハンドル操作上必要な力を電動でアシストしてくれる機能に異常が発生した際に点灯する警告灯です。
この警告灯が点灯したら、電動アシスト(EPS)は作動しなくなります。ハンドル操作は可能ですが、重くなり、いつも通りの運転が難しくなるため危険です。特に、駐車時やバック操作の際は大きな力が必要になります。
マスターウォーニング
「マスターウォーニング」とは、車に搭載されている機能のいずれかに危険度が高い異常が発生した場合に点灯する警告灯です。他の警告灯と連動しているケースが一般的です。
マスターウォーニングの点灯に加え、メーターディスプレイ内にメッセージが表示されたり、ブザーが鳴ったりします。緊急度が高いため、速やかに点検整備を依頼しましょう。
AT・トランスミッション
「AT・トランスミッション油温警告灯」は、オートマチックトランスミッション専用オイル(ATフルード)の温度が異常に上昇した場合に点灯する警告灯です。
この警告灯が点灯したら、速やかに安全な場所に停車し、シフトレバーをPレンジに入れてエンジンをかけたまま冷却するのを待ちます。消灯しない場合は、オーバーヒートの可能性があるため点検整備が必要です。
警告灯の表示はどんな車種にも共通している
複数の車種を運転した経験があれば、メーターパネルのデザインや位置が違っても、警告灯の表示は同じであることにお気付きではないでしょうか。
警告灯は、異常事態を知らせる目的があるため、誰もが識別しやすいことが重要です。どのような基準があるのか、ポイントを押さえておきましょう。
国際規格で表示が決まっている
車の警告灯は、国際的に通用する規格を制定している国際標準化機構(ISO)が定めた表示方法です。そのため、国産車または輸入車にかかわらず、直感的に警告灯の意味を理解できます。違いは、表示される場所が若干異なる程度です。
各国の交通法規はさまざまですが、車の運転に際し基本的な必要事項は大抵の分野で共通しています。海外で運転する場合も国内で輸入車を運転する場合も慌てずに対処できます。
色で危険度を察知しよう
警告灯のマークだけでなく、色による危険度の識別も国際規格で定められています。警告灯に使用されているのは、赤・黄・緑の3色です。
赤は危険・黄は注意・緑は安全な状態を表します。赤色が点灯した場合は、重大な故障を引き起こす事態が生じていることを指すため、速やかに停車し、点検整備が必要です。黄色の場合は緊急性が低いものの、なるべく早く対処するようにしましょう。
車の警告ランプが点灯すると車検に通らない?
車検において、警告ランプの点灯状態は重要な点検項目となります。特にエアバッグ、エンジン、ブレーキなどの安全性に直結する警告ランプが点灯している場合は不合格となり、修理が必要です。
ここでは、車検時の警告ランプに関する基準と、新たに導入されるOBD検査の概要について解説します。
警告ランプの種類によっては不合格となる
車検では、エアバッグやエンジン、ブレーキなどの重要な警告ランプが点灯または点滅もチェック項目です。具体的には、運転席に着座した状態で確認できる位置にある前方・側方のエアバッグ警告灯、ブレーキ警告灯、ABS警告灯、エンジン警告灯などが対象となります。
これらの警告ランプが点灯または点滅している場合は修理を行い、警告ランプを消灯させてから車検を受ける必要があります。 また、警告ランプの点灯に加えて、運転席で警報音が継続して鳴っている状態も車検不合格の要因です。
OBD検査では電子制御装置の故障がチェックされる
令和6年10月から、車の電子制御装置の故障を診断するOBD検査が本格的に開始されました。この検査は、車両に搭載されたOBD(車載式故障診断装置)とスキャンツールを接続して行われ、記録された故障コードを読み取ることで合否を判定する制度です。
対象となるのは、令和3年10月1日以降に発売された新型車です。ただし、輸入車は令和4年10月1日以降の車両が対象となります。大型特殊自動車や二輪自動車などは対象外です。
OBD検査で故障が見つかった場合は、修理が必要となります。自分自身の車が対象車かどうかは、車検証情報で確認しましょう。
車の警告ランプが点灯する要因の調べ方
警告ランプが点灯した際、その原因を特定する方法があります。専用のスキャンツールを使用して、車載コンピューターから故障情報を読み取る方法です。ここでは、診断方法と、警告ランプが点灯した際の対処法について解説します。
専用のスキャンツールで読み取る
車の警告ランプが点灯した際、車載コンピューターには故障の情報がDTC(故障コード)として記録されます。このDTCは、車の状態を診断する重要な手がかりとなり、専用のスキャンツールを使用することで読み取ることが可能です。
スキャンツールとは、車に搭載されたOBD(故障診断機能)にアクセスするための機器で、車の不調がどの部分で起きているのかを特定できます。
近年では数千円程度で購入できる汎用タイプのOBDスキャンツールも普及しており、車のOBDポートに接続するだけで簡単に故障コードを確認できます。ただし、現代の車は電子制御が高度化しているため、DTCの情報だけで問題を解決するのは難しい場合があるでしょう。
警告ランプ点灯の故障診断はプロに任せよう
警告ランプが点灯した際は、車の状態を正確に判断することが重要です。走行時の違和感がなくても、エンジンやブレーキなどの重要な部分に問題が潜んでいる可能性があります。
多くの車両には、フェールセーフ機能が搭載されており、重大な故障が発生した場合でも最低限の走行ができるでしょう。ただし、この機能に頼りすぎるのは危険です。
特に、加速時のギクシャク感やエンジン出力の低下、ハンドルやブレーキの効きが悪いなどの症状がある場合は、即座に運転を中止しましょう。車両整備には、専門的な知識と経験が必要です。警告ランプが点灯したら、速やかに整備士に相談することをおすすめします。
車の内外装の代表的なランプとそれぞれの役割
車には、警告灯以外のランプが備わっており、その種類はさまざまです。外装には、夜間走行に欠かせないヘッドランプや悪天候時に活躍するフォグランプ、進路変更時に使用するターンシグナルランプなどがあります。
内装においても便利なランプが備わっている場合があるので、把握しておきたいところです。ここでは内外装の代表的なランプについて紹介します。
外装に装備される代表的なランプ
車の外装には、安全な走行を支えるためのランプがいくつか装備されています。夜間や視界不良時の走行に欠かせないのがヘッドランプです。LEDやHIDバルブ、ハロゲンバルブなどの種類があります。
霧や雪などの悪天候時には、路面や前方車両への視認性を高めるフォグランプを点灯すると安心です。ただし、フォグランプが装着されていない車両もあります。
他にも、周囲の車両に進行方向を知らせるターンシグナルランプや、後方に装着されるテール&ストップランプも重要な灯火類です。バックアップランプは後退時に点灯し、後退時のシグナルとして機能します。
さらに、ライセンスプレートランプは夜間でもナンバープレートを識別できるよう照らすのが機能です。
内装に装備される代表的なランプ
車内のランプは、単なる照明以上の重要な役割を果たしています。ルームランプは車内を明るく照らし、乗り降りや車内で作業する場合に重宝するでしょう。ほとんどの車両に搭載されています。
マップランプは運転席や助手席の前方に設置され、地図の確認や小物の探索に便利です。足元を照らすフットランプは、夜間の乗り降りをサポートするだけでなく、車内の雰囲気作りにも一役買っています。
近年のLED技術の進化により、さまざまな色や明るさを実現できるようになり、高級感のある空間を演出することが可能になりました。 特に高級車では、ドアを開けた際にブランドロゴが足元に投影されるなど、所有する喜びを感じられる演出も用意されています。
ランプによっては高額な交換費用がかかる
近年の車両では、ヘッドランプやテールランプにLEDが多く採用されています。LEDは従来のハロゲンバルブと比べて長寿命で省電力という利点がありますが、故障した際の交換費用は高額になることがほとんどです。
特に最新の車両では、ヘッドランプユニット全体がLED一体型として設計されているケースが増えています。このため、一部が故障しても部分的な交換ができず、ユニット全体を交換する必要があり、数十万円の費用がかかることもあるでしょう。
テールランプについても同様で、LEDの配置やデザインが複雑化しているため、修理や交換は高額になりがちです。
日常点検で車のトラブルに備えよう!
警告灯はユーザーに車の異常を伝えますが、走行中に点灯・点滅すると非常に危険な状況になるケースもあります。警告灯が点灯・点滅する前に、走行中の安全を確保するための日常点検をしておくことが重要です。
目視でなければ気付かない不具合もあるため、外観・車内・エンジンルームのチェックを習慣付けましょう。
外観のチェックポイント
タイヤや各種ランプの状態は警告灯では判断できないため、目視で確認することが必要です。走行の安定性・安全性を維持するために、タイヤの空気圧・摩耗・亀裂などは定期的にチェックしましょう。
テールライトやウインカーが正しく点灯・点滅しないことも危険であるため、レンズの汚れや損傷も含めてチェックすることが重要です。
車内のチェックポイント
運転の安全性のためには、シートに座り、ブレーキペダルの踏み込みやエンジンのかかり具合なども確かめましょう。
ワイパーの動きやフロントガラスの損傷などをチェックすることも重要です。エンジンの始動から走行・停車まで、雨天時の走行も想定して動作チェックをしましょう。
エンジンルームのチェックポイント
車に詳しい方でなければ触りにくいエンジンルームですが、エンジンオイル・冷却水・ブレーキオイルの3点は定期的にチェックすることが必要です。
これらが適量でなければ、エンジンが壊れたりブレーキが効かなくなったりします。さらに、バッテリー液やウォッシャー液も適量であることをチェックしましょう。
警告ランプの修理代が高いなら車の買い替えもひとつの方法
警告ランプの修理費用が高額になる場合、車の買い替えを検討するのも選択肢のひとつです。特に、複数の警告ランプが点灯したり、修理費用が車両価値を上回ったりする状況では、新しい車への乗り換えが経済的な解決策となるでしょう。
ここでは、買い替え時の選択肢として、コストを抑えられる中古車の魅力と、おすすめの車種を紹介します。
中古車なら購入費用を抑えられる
中古車の最大の魅力は、新車と比べて大幅に安価な価格設定です。新車では手が届かなかった上級グレードや、ワンランク上の車種を選択することが可能になります。憧れの高級車や、充実した装備が施された車種も、中古車なら現実的な選択肢となるでしょう。
また中古車市場では、現行モデルだけでなく過去のモデルも選べるため、好みのデザインや特別なカラーリングの車両と出会える可能性も広がります。新車よりも納車が早いというメリットもあるので、急いで車を探している場合におすすめの選択肢です。
【スズキ】スイフト
スズキ・スイフトは、走る楽しさと機能性を両立したコンパクトカーです。新開発の1.2Lガソリンエンジンは、街中での扱いやすさと燃費性能を高次元で実現しています。 マイルドハイブリッドシステムを搭載し、減速時のエネルギーを電力として回収する点も特徴のひとつです。
安全装備も充実しており、ミリ波レーダーや単眼カメラ、超音波センサーを活用した衝突被害軽減ブレーキを装備しています。車両や歩行者、自転車などを検知し、事故の回避をサポートする機能です。スタイリッシュなコンパクトカーを検討している方は、ぜひチェックしてみてください。
(参考:『スイフト(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
【ダイハツ】タフト
ダイハツ・タフトは、バックパックをイメージした軽SUVです。前席は快適なクルースペース、後席は遊び心あふれるフレキシブルスペースとして設計されており、アウトドアやレジャーを楽しむ方におすすめの一台となっています。
グレードは、力強い走りが魅力のターボエンジン搭載モデル「Gターボ」「Xターボ」と、自然吸気エンジンの「G」「X」などが用意されています。特別仕様車として「ダーククロム ベンチャー」「クロム ベンチャー」も設定されており、個性的な外観デザインが特徴です。
(参考:『タフト(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
【トヨタ】カローラ スポーツ
カローラ スポーツは、アグレッシブなデザインと走行性能を両立した魅力的なモデルです。スポーティーな外観は、見る人の心を引きつけ、走りへの期待を高めます。室内は、ドライバーの操作性を重視しながら、同乗者の快適性も追求した設計です。
走行性能では、ハイブリッド車が軽快な加速とダイレクトな駆動力を実現し、2.0Lガソリン車は力強い走りを提供します。さらに、最新の予防安全パッケージを搭載し、走行時や駐車時などさまざまなシーンでの安全性を確保している点も魅力的です。
(参考:『カローラスポーツ(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
【ホンダ】フリード
ホンダ フリードは、安心・快適・スタイルを追求した「FREED AIR」と、アウトドアテイストの「FREED CROSSTAR」の2つのタイプを展開しています。
3列シートを備えた広々とした室内空間は、子育て世代の日常使いに最適です。3列目シートは収納可能で、大容量の荷室としても活用できます。
走行性能では、Honda独自のハイブリッドシステムによる優れた燃費性能と、取り回しやすさを両立しています。 安全面では、先進の運転支援システム「Honda SENSING」を搭載しているため、安心して運転できるでしょう。
(参考:『フリード(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
まとめ
自動車のランプシステムは、安全運転に直結する重要な要素です。警告ランプが点灯した場合、その意味を正確に理解し、適切な対応を取ることが必要となります。
警告ランプの種類は多岐にわたり、エンジンやブレーキ、エアバッグなど、車のさまざまなシステムの異常を示します。点灯した際は、整備士による専門的な診断を受けることが大切です。
深刻な故障の場合は、修理費用と車両価値を考慮した上で、買い替えの検討も選択肢のひとつとなるでしょう。
▼ライタープロフィール
小波津健吾
高山自動車短期大学を卒業とともに国家2級整備士資格を取得。その後、整備士として実務経験を積み重ね自動車検査員資格を取り、民間工場で検査員として従事した経歴を持つ。現在はメカニックや検査員の知識と経験を活かし、主に車系のメディアで執筆している。
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いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。
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