車検費用を安くする方法はあるの?安い場合の費用はいくらくらいか

クルマ車検ガイド

車検費用を安くする方法はあるの?安い場合の費用はいくらくらいか

車を持っている人ならば、2年に1度必ず訪れるのが「車検」。もちろん車の運転は安全第一が何よりですし、ルールを守ることは大切とはわかっていても、やはり決して安くはないお金をかけて車検を受けるとなると、出費額の多さにため息がでてしまう……という人もいますよね。

 

しかし、車検は受ける業者や項目によって、金額が大きく違うことをご存知ですか。もしかすると、車検をお願いする業者を見直すだけで、今よりも安く車検を受けられるかもしれません。

 

車検費用を安くしたい方に向けて、この記事では、業者ごとの車検費用を徹底比較していきます。

 

■POINT

 

 

・車検費用は、業者の選び方などを工夫して安く押さえることができる!

・車検業者にはそれぞれメリット、デメリットがある

・車検費用には「法定費用」と「車検基本料」「基本料金」に分けられる

 

 

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車検費用を安くする方法

まずは、車検費用を今よりも安くする方法についてご紹介していきます。2年に1度のペースで来る車検ですから、なるべく費用は抑えたいというのが本音ですよね。そもそもどんな部分で車検費用を絞れる可能性があるのかを見ていきましょう。

 

車検費用が安い業者を選ぶ

車検を受け付けている業者にはいくつかの種類があります。代表的な業者としては、ディーラー、クルマ販売店(カー用品店)、ガソリンスタンド、整備工場の4種類があり、それぞれ違ったメリットとデメリットを持っています。

 

詳細は後ほど解説していきますが、車検費用を安くしたい場合は、この4つの業者のうち、ディーラー以外の3つのいずれかを選ぶと良いでしょう。ディーラーは元々の車の販売元ということもあり信頼性や安心感がありますが、その分この中で最も高額な費用が掛かります。

 

クルマ販売店やガソリンスタンド、整備工場はディーラー程手厚くはありませんが、車検に出す業者として十分な品質を持っているといえます。

 

自分で車検を行う

もっと言えば、車検は業者に頼まずに自分で行うこともできます。自分で車検をすることを「ユーザー車検」といい、予約さえ行えば全国の運輸支局でユーザー車検を行うことができます。

 

自分でやるべきことが多い代わりに費用は業者に頼むよりも安く、多少の手間がかかってもとにかく安く済ませたいという人にはユーザー車検がぴったりです。

 

手間がかかるとは言っても、申し込みはネットですぐに行うことができますし、当日の検査では検査場の係員の指示に従って検査を進めていけば良いだけです。費用を押さえたい人は、一度ユーザー車検に挑戦してみても良さそうです。

 

車検の項目を減らす

車検は車の検査をすること自体を指しますが、ここで故障や不備が見つかった場合には当然、部品交換や修理をすることになります。業者に頼んだ場合はこの交換や修理を車検時に行うため、その分費用は高くなります。

 

特にディーラーの場合は、事故が起きた場合自社の責任になってしまうことから、より丁寧な視点で点検や部品交換、修理を行います。すると本来の車検費用に追加金額がどんどん上乗せされていき、結果的に車検費用の総額が高くなってしまうのです。

 

丁寧な点検や念のためを考えた修理はありがたいですが、ディーラー車検で費用を抑えたい場合は、見積もりの段階で必要のない項目をなくしてもらうと良いでしょう。

 

【徹底比較】車検業者のメリット、デメリット

先ほど触れたように、車検を依頼することのできる主な業者にはそれぞれの特徴があり、メリットとデメリットが存在します。ここでは、ディーラー、クルマ販売店、ガソリンスタンド、整備工場の4業者について詳細を解説していきます。両方の面から比較し、あなたに最適な車検業者を選んでいきましょう。

 

ディーラー車検

こちらも先ほどお話しましたが、ディーラーの最大のメリットは安心して車検をお願いできるという点です。車検後に事故や故障があればメーカーの責任になってしまうことから検査はより丁寧に行われますし、ディーラーは純正パーツを持っているため品質の高い修理が受けられるなど、品質面でディーラーに勝るものはありません。

 

また、キャンペーンなどを行っていることも多く、今後下取りに出す際に優遇してもらえたり、洗車をしてもらえたりすることもあるなど、充実したサービスがあるのもディーラーの特徴です。

 

一方で、やはり一番車検費用が高いのはディーラーです。品質が高い分値段が上がってしまうのは当然と言えば当然ですが、普通車で10万円前後の車検費用がかかり、他の3業者と比較しても数万円高い価格となっています。

 

クルマ販売店(カー用品店)の車検

クルマ販売店は、全国展開している販売店も複数あるためお店へ入りやすく、営業時間も比較的長いため会社が休みの日などに気軽に足を運ぶことができます。また、業者の中で最も車検費用が安く収まるのが販売店で、ユーザー車検には抵抗があるが業者に任せたいという人におすすめです。

 

デメリットとして挙げられるのは、販売店はディーラー程の検査設備は持ち合わせていないため、整備能力としては少し劣るという点です。もちろん適当な検査をしたり間違った部品がついていたりということはありませんが、完璧な点検と修理を求める場合は少し不安があるかもしれません。

 

ガソリンスタンドの車検

ガソリンスタンドのメリットは、なんといっても存在が身近だということです。普段ガソリンを入れている店舗には知っているスタッフがいる場合もありますし、24時間営業している店舗も多いため、遅い時間まで仕事が忙しい人も足を運びやすくなっています。さらに、混み具合によってはその日中に車検を終わらせることができることもあるなど、とにかく気軽さがメリットになっています。

 

ガソリンスタンドに依頼するデメリットは、クルマ販売店と同じようにディーラーと比較すると少し技術が劣っている可能性があるという所です。ガソリンスタンド内で車検を行うのではなく、基本的には連携している工場などに車検を依頼することになるため、品質にムラが生じることも考えられます。また、車を販売している場所ではないので代車の貸し出しがない場合もあり、一時的に車なしの生活をすることになるかもしれません。

 

整備工場の車検

整備工場のメリットは、クルマ販売店やガソリンスタンドと同じく費用が安い割に、品質の高い検査が受けられる傾向にあるということがあげられます。民間の整備工場は、大きな所から小規模の工場までありますが、中には車の整備工場で働いて何十年というベテランの整備士がいることがあります。

 

しかし、このメリットはすべての整備工場で享受できるものとは言い切れません。整備工場のデメリットは、場所によって技術力の差が大きく、検査の品質にばらつきがあるということです。つまり、ベテランの整備士のいる工場に出会えればラッキーですが、そうでない場合は質の面で少し不十分さを感じてしまう可能性があります。

 

車検の費用は「法定費用」「車検基本料」「基本料金」がある

さて、車検費用を安くする方法と、それぞれの業者についての詳細を解説してきました。各業者にはメリットとデメリットがあり、価格も違うということをご理解いただけたかと思います。それでは、なぜ同じ車検を受けるのにも関わらず、依頼する業者によって車検費用が異なっているのでしょうか。

 

車検費用と一言でいっても、この中には「法定費用」と、「車検基本料」または「基本料金」というものが含まれています。「法定費用」はどこで受けるのかに関わらず一律で料金が決められているもので、税金や保険料などが含まれます。一方で「車検基本料」「基本料金」などと呼ばれるものは、業者によって請求される額が異なる費用で、検査自体の手数料や整備料などが含まれています。

 

つまり、国がルールとして定めているものに関しては統一がされており、検査にかかるお金に関しては業者がそれぞれ設定しているということになります。

 

どの業者でも共通の「法定費用」

どの業者で車検を受けたとしても一律で費用が定められているのが「法定費用」。つまり、車を持っている人は全員が必ず支払わなければならないのがこの費用です。どんな料金をどのように支払うのか、詳細を見ていきましょう。

 

自動車重量税

自動車重量税とは、全ての車両に対してかけられている税金で、その重さによって料金が変動します。0.5tあたりの料金が決められており、0.5t重さが増えるごとにその料金が加算されていく料金体系です。エコカーについては自動車重量税が優遇されており、普通自動車と軽自動車でも料金が多少異なっています。

 

・普通自動車の自動車重量税(単位:円)

車両重量

エコカー減税 適用車

エコカー減税 非適用車

免税

50%減

エコカー

エコカー以外

~12年

13年経過

18年経過

0.5t以下

0

2,500

5,000

8,200

11,400

12,600

~1t

0

5,000

10,000

16,400

22,800

25,200

~1.5t

0

7,500

15,000

24,600

34,200

37,800

~2t

0

10,000

20,000

32,800

45,600

50,400

~2.5t

0

12,500

25,000

41,000

57,000

63,000

~3t

0

15,000

30,000

49,200

68,400

75,600

 

・軽自動車の自動車重量税(単位:円)

車両重量

エコカー減税 適用車

エコカー減税 非適用車

免税

50%減

エコカー

エコカー以外

~12年

13年経過

18年経過

自家用車

0

2,500

5,000

6,600

8,200

8,800

事業用車

0

2,500

5,000

5,200

5,400

5,600

 

自賠責保険料

自賠責保険料とは、全ての車が加入しなければならない強制保険です。日本には、車の事故が起きた場合その被害者を救済するための法律があり、これに基づいて加入が義務付けられているのです。

 

民間の「自動車保険」と比べると保険金の支払いには限度額があるため、この自賠責保険に加えて自動車保険に加入している人も多くいます。

 

印紙代

もう一つ、支払いが義務付けられている費用に「印紙代」がありますが、そもそもこの「印紙」とは、お金を支払う際に現金の代わりとするためのもので、郵便物を出す際の切手と同じような役割を持っています。

 

印紙代として支払うのは主に検査の手数料で、車種によって金額が若干違っています。

 

業者によって異なる「車検基本料」「基本料金」

さて、一律で料金が決められている「法定費用」について解説してきましたが、次は業者によって価格設定の異なる「車検基本料」「基本料金」を見ていきましょう。項目は車検基本料には、どの業者でもかかる「手数料」と「整備料金」に加えて、各業者特有の費用が含まれています。

 

手数料

自分で車検に通す「ユーザー車検」という方法が存在していることから分かるように、業者に車検を依頼するということは、業者が車検を「代行する」ということです。つまり業者で車検を行えば、当然車検を代行する手数料や、書類作成などの手数料がかかります。

 

手数料に関しては業者によって代行してくれる範囲や細かさが違っているため、それぞれで費用が異なります。

 

整備料金

乗用車については、国によって「法定24か月点検」をすることが義務付けられており、その名の通り24か月(2年)に1度かなり細かい箇所まで点検をします。この24か月点検で定められている箇所を点検するための費用を「整備料金」といい、どの業者でも必ず24か月点検は行うため、必須で支払う料金になっています。

 

しかし、24か月点検をするのにいくら料金を取るのかということについては業者が決めることができるため、料金が異なっています。

 

その他

その他にも、業者によっては料金が上乗せされることがあります。代表的なものとしては、車検に出す際に車を引き取りに来てもらったり、終わった後に運んできてもらったりする際の手数料や、車検に出している間に代車を借りるためのレンタル料などが挙げられます。

 

ガソリンスタンドでは基本的に自分で車を持って行き、代車の貸し出しも無い場合が多いため、ディーラーなどより不便ではありますが、その他の費用が上乗せされないという点で安く済ますことができるのです。

 

【結局いくらかかるの?】車検の費用・相場を比較しました

これまで解説してきた主な車検業者の費用について、「法定費用」と「車検基本料」を合わせたものを比較しました。これらはあくまで相場であり、店舗や地域によって違いがあることをご了承の上、参考にしていただければと思います。車検費用と、求める品質や手厚さを合わせて車検業者選びをしてみてくださいね。

 

・車検業者と車の重量ごとの車検費用

業者/重量

軽自動車

~1t
(フィット等)

~1.5t
(プリウス等)

~2t
(セレナ等)

ディーラー

71,110円

93,210円

93,210円

105,190円

クルマ販売店

44,570円~
81,525円

55,230円~
92,185円

63,430円~
100,385円

71,630円~
108,585円

ガソリンスタンド

46,670円~

58,530円~

67,730円~

77,030円~

整備工場

66,110円~

91,950円~

91,950円~

98,170円~

 

まとめ

ガソリン代やメンテナンス代など、ただでさえお金のかかる車。2年に1度の車検費用をなるべく安くしたい方に向けて、この記事では、車検費用をはじめとした業者ごとの違いを比較してきました。車検費用が決まる仕組みや内容をご理解いただけたでしょうか。車検の費用は、選ぶ業者や項目などで安く済ませることができます。この記事を参考に、あなたに合った車検業者選びをしてみてくださいね。

 

 

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