中古車の購入時は走行距離をチェックしよう!目安や年式とのバランスをご紹介
中古車購入時は安さだけでなく状態の良い車を選ぶことが重要です。しかし良質な車をどのように判断すればいいかご存じでしょうか。いくつもの見方が存在しますが、実は走行距離がひとつのポイントです。
本記事では中古車を購入する際の走行距離の目安と注意事項を紹介します。「中古車を購入する際の走行距離が気になっている」または「その他の注意すべきポイントを知りたい」といった方の疑問もきっと解決するでしょう。ぜひ参考にしてください。
※目次※
4.中古車の購入で走行距離と年式のバランスが抱えるリスクとは?
・走行距離が多いほど車は消耗されている傾向にある。3・5・10万kmは価格に影響。
・走行距離は短ければいいというわけではない。年式と走行距離のバランスが重要。
・走行距離が多い中古車は過去の修復歴やメンテナンス歴をチェック。良質な車を求める方はぜひネクステージへ。
中古車の購入時は走行距離をチェックしよう!
中古車購入において、状態の良い車を手に入れるためには「走行距離」はひとつの判断材料と言えます。しかし、走行距離が多い車・少ない車がどのような傾向を持っているかご存じでしょうか。
まずこの項目で車の状態における走行距離の影響、年式との関係性を見ていきましょう。
走行距離は車の状態に関わる
走行距離とは、車が完成してから現時点まで総合的に走った距離です。中古車の場合は以前のユーザーが走った距離が記録されているため、それを目安にして車の状態を判断します。
多くの場合、走行距離が多いと車が消耗されている傾向にあることから、少ない方が車の状態も良い傾向にあるでしょう。車は様々な消耗品で構成されています。走行距離が多い車はメンテナンスや故障による交換が発生しやすいため、購入後の負担も大きくなるでしょう。
走行距離と年式の関係性
中古車の中には走行距離が不明な商品も存在します。走行距離は年数による目安があることから、年式によって平均的な走行距離を推測することが可能です。
ただし、オドメーターと呼ばれるメーターでチェックしている走行距離が不明ということは、オドメーターが壊れている可能性があります。不具合のでる部品ではないため、事故などの衝撃によって故障した可能性もあるでしょう。
この場合は見えない部分の損傷により購入後のトラブルに繋がる可能性があります。走行距離はユーザーの使用感に依存するものであるため、明確に把握したい要素です。できる限り走行距離が明確な車から選択することをおすすめします。
中古車の購入時に確認する走行距離の目安
走行距離は車の状態や価格にも影響します。走行距離を知っておくことで正しく車選びを進めることが可能ですが、初心者の方はどのように判断すればいいかわからない方もいるでしょう。
ここで中古車購入における具体的な走行距離の目安を紹介しますので、参考にしてください。
1年間の走行距離の平均はどれくらい?
前述で離した通り年式から中古車の走行距離を推測することが可能ですが、そのためには年間走行距離の相場を知っておく必要があります。
平均的な年間走行距離は約6,000km程度です。ただしこれは月に数回しか利用しない人など、極端なユーザーも含まれます。良好なコンディションを維持している中古車を求めるならば、年間走行距離1万kmを意識するといいでしょう。
価格の節目となる走行距離は?
走行距離が多いほど状態も劣化しているという前提のため、価格も安い傾向にあります。そして価格の節目となる走行距離が3万kmと5万km、10万kmです。このようなきりの良い走行距離は価格だけでなく購買意欲にも影響します。
走行距離3万kmの車は製造年からそれほど経っていないと考えられるでしょう。現行モデルの中古車も該当することが多く、良い状態を保っています。ただし価格があまり落ちておらず、場合によっては新車価格と変わらないこともあるでしょう。
走行距離5万kmもまだまだ消耗が少ない印象です。既にモデル変更されていることも多いですが、車種によっては現行モデルの可能性もあります。新車よりも比較的安く購入できるでしょう。
走行距離10万km以上の車はかなり安価に購入できる一方で、大きく消耗していることが多い印象です。技術の進歩により安全面は確保されていますが、購入後はこまめなメンテナンスが必要でしょう。
中古車を購入する時の賢い走行距離の見方
これまで紹介した走行距離の目安は汎用的な基準です。中古車は幅広い車種、年代の在庫が揃っています。さらに詳細なポイントを理解しておくことでより良い品質と価格の中古車を手に入れることが可能です。
この項目で中古車を購入する時の賢い走行距離の見方を見ていきましょう。
節目を「少し超えた」中古車がねらい目
節目とされる走行距離を少し超えているものは、価格が下がっている可能性が高くなります。しかし、実際の品質は類似した製品と比べて劣っていない場合もあるでしょう。例えば「走行距離4万9,000km」と「走行距離5万1,000km」であれば、価格が下がっている後者を選択することをおすすめします。
特に5万kmと10万kmが大きな節目と言えるでしょう。価格落ちしているのであれば尚のこと狙い目です。ただし、5万kmの場合はタイヤ、ブレーキ、バッテリーといった値段の高い消耗パーツが交換されているかどうかを確認しておきましょう。
10万kmを超えていても候補から除外しなくてもいい?
価格的に狙い目とはいえ、走行距離10万kmを超えた中古車は躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか。少し前までは走行距離10万kmの車は安全面でも危険とされてきました。
しかし技術の進歩により耐久性の上がった現在ではそのような概念は薄れてきています。実際に、平成31年時点での普通自動車の平均使用年数は約13年です。10万kmを超えても十分使用できる余裕はあるでしょう。
とは言え、10万kmを超えた中古車が消耗していることは違いありません。エンジン回りの部品も交換の時期を迎えるため、購入後に正しくメンテナンスを行う必要があります。販売価格は大きく下がっていますので、購入後の維持費を想定して判断するといいでしょう。
走行距離は短ければ短いほどいい?
走行距離が短いほど劣化が少ないため、故障の心配も少なく価格は高くなります。しかし走行距離は短ければ短いほどいいというわけではありません。
例えば年式が10年以上前であるにも関わらず、走行距離が1万km程度の中古車があったとします。これは「稀に利用しつつ保管されていた」または「限りなく近場を移動することに使われていた」ことが考えられるでしょう。
この場合、足回りや内装はきれいな状態であると考えられます。しかしエンジン回りをベストなコンディションを維持するためには、数km程度の継続的な利用が理想です。少なすぎる走行距離はコンディションが悪くなっているケースもあるため、注意して選択しましょう。
中古車の購入で走行距離と年式のバランスが抱えるリスクとは?
良い中古車を手に入れるために走行距離と年式のバランスは非常に重要です。年式が古く走行距離が短い中古車、年式は新しいのに走行距離が長い中古車はバランスの悪い車に該当します。
このような中古車にはどのようなリスクが存在するのでしょうか。この項目で見ていきましょう。
高年式で走行距離が短い中古車
高年式で走行距離が極端に短い場合は、長い間乗ることもなく車庫に眠っていたという可能性もあります。乗らずに放置している車は購入後に不具合を起こすリスクを考えなければなりません。
走行距離の短さに加えて年式が古いことにより価格が安いものも多いですが、各パーツの状態や乗り心地を慎重にチェックした方がいいでしょう。
年式は新しいのに走行距離が長い中古車
一方で年式は新しいにも関わらず、走行距離が長い中古車も要注意です。このような車は短期間で毎日長い距離を走っているため、車体に大きな負荷がかかっていると考えられます。
また、走行距離の長い車はオフロードなどで激しいドライビングを楽しむユーザーが利用していたかもしれません。その場合、車体だけでなくエンジンや足回りなど目に見えない部分もダメージを受けている可能性があります。以上から走行距離の目安よりも極端に長い場合は購入を避けた方がいいでしょう。
走行距離が多い中古車を購入する時のチェックポイント
極端に年式とのバランスが悪い場合を除き、走行距離が少ない方がメリットが大きいと言えます。しかし、人によっては走行距離が多い中古車の中に目当ての車種があるかもしれません。どうしても購入したい場合は車の状態を事前ににチェックする必要があります。
この項目で走行距離が多い中古車を購入する時のチェックポイントを見ていきましょう。
過去の修復歴を確認
重要なチェックポイントのひとつが修復歴の有無です。修復歴とは過去にその車が事故による修理を受けた記録を意味します。
修復歴車はフレーム、フロントクロスメンバー、ダッシュパネル、ルーフパネルの骨格部分に損傷があったものです。このような車は購入後の故障トラブルにつながる可能性もあるため、できる限り避け方がいいでしょう。
修復歴車を扱っていない良質な店舗も存在しますが、そうでない場合は修復歴は中古車情報に記載されています。インターネット上のカタログページでも確認できる場合もありますので、店舗を訪れる前に確認しておくと良いでしょう。
ボディの錆や傷、社内の臭いや汚れを確認
走行距離の多い車はボディの錆や傷が多い可能性があります。目で見える外装だけでなく、目に見えない部分まで丁寧に確認しましょう。
特に長く利用された中古車には臭いや車内の汚れが強く残っていることもあります。実際に車内に入り清潔感を確認すると良いでしょう。店舗によりますが、できれば試乗しエンジン音やエアコンの状態もチェックすると安心です。
メンテナンス歴がしっかりしているか
前のユーザーが定期的なメンテナンスを行っている場合は、長く使用していた車であっても良い状態を保っている可能性が高くなります。購入前にエンジンオイルなどの消耗品の交換が行われているか、メンテナンス履歴をチェックしておきましょう。
メンテナンスが行き届いていない車は安全のために購入後に自身で交換する必要があります。その後も維持費が増える可能性があるため、できる限り避けた方がいいでしょう。
中古車の購入は走行距離と年式のバランスが重要
中古車を購入する際は走行距離だけで一定の目安を付けることはできますが、重要な点は走行距離と年式のバランスです。両者が極端に比例していない場合は購入を避けた方が無難でしょう。
しかし購入者の使用目的によって重要度は異なります。通勤などで長く利用することを考えている方はバランスの良い車を探しましょう。一方ですぐに買い替える予定の方は、価格の安さや好みの車種に重点を置いても間違いではありません。
使用目的と照らし合わせることで最適な中古車が見えてきます。ぜひ事前に自身が求める条件を明確にして店舗を訪れてください。
ネクステージの走行距離5万km以内で買える中古車3選
良質な中古車を求める方は、ぜひネクステージをご利用ください。ネクステージでは価格の安さだけでなく、修復歴車は扱わないなど品質にもこだわって販売しております。
参考までにネクステージの走行距離5万km以内で買える中古車を3つ見ていきましょう。走行距離を目安としたポイントを理解しても、なかなか好みの車種が定まらないという方はぜひご覧ください。
トヨタ アルファード
まずおすすめする車種は、人気ミニバンのトヨタ アルファードです。アルファードは内外装ともにラグジュアリーなデザインで人気を集めています。階段形状の突き出たダイナミックなフロントグリルから特別な高級感を感じられるでしょう。
インテリアには新木目調加飾や心地よい質感のシートが採用されました。車内でありながら至福のくつろぎを体感できるでしょう。
走りにおいては低燃費と静粛性、そしてスムーズな加速性能が魅力です。快適装備で優雅なドライビングを楽しみたい方におすすめします。走行距離5万km以内で中古車相場は約40万~530万円です。
(2021年5月時点での情報です)
(参考:『アルファード(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スズキ ハスラー
スズキ ハスラーは明るくカラフルなデザインで人気の車です。ボディカラーは2トーンカラー6色、モノトーンカラー5色と多数のラインナップが用意されています。海にも街にも似合うデザインであるためアウトドア用やファミリーカーとして適しているでしょう。
室内空間はさまざまなアウトドアに対応できるように設計されています。シートをフラットにすることでサーフボードなどの長い荷物も楽に乗せることが可能です。
小物の収納スペース、後席にはテーブルが用意されています。多人数でにぎやかに楽しむ際にも適した空間です。
荷室には、リヤシートの背面とラゲッジフロアに汚れや水分を拭き取りやすい素材が採用されました。ラゲッジアンダーボックスははずして洗うことも可能なため、水分や汚れのついた荷物も安心して乗せられます。走行距離5万km以下で絞った中古車相場は約70万~170万円です。
(2021年5月時点での情報です)
(参考:『ハスラー(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
PRハスラーで人気の中古車
1.3万km
Xターボ
4WD レーダーブレーキサポート 禁煙車 純正SDナビ 寒冷地仕様 バックカメラ ETC Bluetooth スマートキー シートヒーター 2トーンカラー HIDヘッド LEDフォグ スマートキー
4.2万km
G
禁煙車 SDナビ 衝突被害軽減装置 バックカメラ シートヒーター アイドリングストップ ETC ドライブレコーダー オートエアコン スマートキー プッシュスタート オートエアコン ベンチシート
6.6万km
G
4WD 禁煙車 レーダーブレーキサポート シートヒーター CDオーディオ ダウンヒルアシスト オートエアコン キーレス 横滑り防止装置 アイドリングストップ 衝突安全ボディ トラクションコントロール
3.8万km
X
衝突被害軽減ブレーキ ETC装備 バックカメラ シートヒーター オートエアコン プッシュスタート HIDヘッドライト 横滑り防止装置 アイドリングストップ
2.0万km
ハイブリッドXターボ
メーカー9インチナビ 全周囲カメラ セーフティサポート レーダークルーズ 前後誤発進抑制機能 ハイビームアシスト LEDヘッドライト/LEDフォグランプ シートヒーター 純正15インチアルミ 禁煙車
0.5万km
ハイブリッドX
衝突軽減装置 禁煙車 純正ナビ 全周囲カメラ レーダークルーズコントロール Bluetooth フルセグ スマートキー シートヒーター 2トーンカラー LEDヘッドライト レーンキープアシスト
1.7万km
A
禁煙車 SDナビ(ワンセグ) 5MT ドラレコ ヘッドライトレベライザー キーレス Bluetooth
2.8万km
G
デュアルカメラブレーキサポート 禁煙車 SDナビ HIDヘッドライト 2トーンルーフ 前席シートヒーター スマートキー Bluetooth レーンアシスト オートライト
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ホンダ N-BOX
ホンダ N-BOXはシンプルなデザインを特徴としているボックスタイプの人気軽自動車です。人の使いやすいデザインをコンセプトに設計しているため、広い室内空間を実現しています。
さらに前席にフロントベンチシート、後席にチップアップ&ダイブダウン機構付スライドリアシートを装備しているため多彩なシートアレンジが可能です。荷室の床は引き出してスロープとして使うことも可能です。重たい荷物や車いすなどの介護用具も楽に積み入れできるでしょう。
また、空気浄化や脱臭効果のあるプラズマクラスターエアコンや足元から体を温めるリアヒーターダクトなど、あらゆる人の利用シーンを想定した使い勝手の良さが魅力です。
燃費性能も良いため、日々の生活を重視した実用的な車を求める方におすすめします。走行距離5万km以下で絞った中古車相場は約50万~195万円です。
(2021年5月時点での情報です)
(参考:『N-BOX(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
まとめ
中古車購入では、まず走行距離を見ることでスムーズに車選びを進めることが可能です。年式と走行距離のバランス、それに伴った価格、車体の状態を意識しつつ自分に合った車を見つけましょう。
良い車を探すためには店舗選びも重要です。中古車の購入を検討している方はぜひネクステージをご利用ください。安心して車選びをお楽しみいただける環境作りや品質管理を行っていますので、まずは販売中の車をWebからご覧いただけるネクステージをご活用ください。