ワゴンRの値段はどれくらい?新車価格から旧型の中古車相場まで分かる
ワゴンRは1993年に初代が販売され、30年近くにわたって多くの人々から愛されている軽自動車です。軽トールワゴンという新しいジャンルを確立した画期的な車で、圧倒的な人気を誇っています。その使い勝手の良さから、軽トールワゴンの購入を検討している方もいるのではないでしょうか。
そこで、この記事では、ワゴンRの値段や機能面の特徴などを詳しく解説します。新車だけではなく旧車の情報も併せて紹介しているため、ぜひ検討材料の一つとしてください。
※目次※
・6世代続くワゴンRは軽自動車の王道ともいえるパッケージングが人気
・ワゴンRは優れた経済性と環境性能を併せ持った軽自動車
・ワゴンRを狙うなら値段が控えめな中古車を選択肢に入れよう
新車のワゴンRの値段をグレード別に見てみよう
ワゴンRは1993年から生産が開始され、現行のモデルは6代目です。広い室内空間とコンパクトカー並みの走りはもちろん、マイルドハイブリッドを採用することにより好燃費を達成するなど、スズキの熱意が伝わる一台となっています。ここでは、現行となる6代目ワゴンRについて、グレード別の解説をご覧ください。
HYBRID FZ
「HYBRID FZ」は、ワゴンRの最上級グレードでスポーツグレードともいえるグレードです。上下2分割のヘッドライトや、スポーティーな印象のフロント・リアのバンパー、サイドやルーフエンドのスポイラーなどが特徴的です。
また、HYBRID FZには14インチのアルミホイールが装備されています。上質な走りが得られるだけでなく、見た目にも迫力が出るのがポイントです。
HYBRID FZの販売価格は、2WD・CVT車で1,421,200円(税込)、4WD・CVT車で1,544,400円(税込)です。
HYBRID FX
「HYBRID FX」はFZと同様に、低燃費を実現する「マイルドハイブリッド」や「アイドリングストップ」といったシステムが搭載されているモデルです。多くの方に受け入れられやすい外観を持ち、十分な装備が与えられています。
HYBRID FXの販売価格は2WD・CVT車で1,280,400円(税込)、4WD・CVT車で1,403,600円(税込)です。また、スズキセーフティーサポートを搭載しなければ、2WD・CVT車で1,186,900円(税込)、4WD・CVT車で1,310,100円(税込)となります。
FA
「FA」は、ワゴンRのベーシックグレードに位置づけられるグレードです。現行のワゴンRでは、唯一MT車を選択できます。MT車の場合「スズキセーフティーサポート」は装備されませんが、ダイレクトな運転感覚を味わいたい方にはおすすめです。
FAの販売価格は、2WD・CVT車が1,163,800円(税込)、4WD・CVT車が1,289,200円(税込)です。スズキセーフティーサポートを搭載しなければ、2WD・CVT車が1,098,900円(税込)、4WD・CVT車が1,224,300円(税込)、2WD・5MT車が1,098,900円(税込)、4WD・5MT車が1,222,100円(税込)となっています。
旧型ワゴンRの値段と特徴をチェックしよう
新車よりもお得に車を購入するなら、中古車も検討しましょう。中古車販売店などでは、まだまだ過去のモデルのワゴンRが販売されているのを確認できます。
ここでは4代目~6代目のワゴンRについて、その特徴とネクステージにおける販売価格をご紹介します。
2017年モデル(6代目)
2017年に登場した6代目ワゴンRは、発進するときにモーターの力のみで発進する「マイルドハイブリッド」を搭載しています。また、車体には新プラットフォーム「HEARTECT」を採用し、高い剛性と軽量化を両立させました。安全装備が充実しており、多くのドライバーに当てはまる運転に優しい設計となっています。
ネクステージにおける6代目ワゴンRの中古車販売価格は、64.9万円~124.9万円となっています。(2022年4月27日時点)
2012年モデル(5代目)
2012年に登場した5代目ワゴンRの開発コンセプトは、「軽ワゴン低燃費No.1 新世代エコカー」というものでした。環境に配慮しながら車としての便利さや楽しさを追求する「スズキグリーン テクノロジー」を搭載した最初の車です。エネチャージに始まり、新設計のエンジンを搭載するなど、燃費向上のための技術が多く投入されています。
ネクステージにおける5代目ワゴンRの中古車販売価格は、34.9万円~80.9万円となっています。(2022年4月27日時点)
2008年モデル(4代目)
2008年に登場した4代目ワゴンRは、「快適 スタイリッシュ ワゴンR」という開発コンセプトのもとに販売されました。経済性や使いやすさなど、軽自動車に求められる基本性能を高めながら、室内における快適性や乗り降りのしやすさを向上させ、2009年度には「RJC カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。
ネクステージにおける4代目ワゴンRの中古車販売価格は、19.8万円~59.2万円となっています。(2022年4月27日時点)
値段もお手頃なスズキ ワゴンRの人気の秘密
ワゴンRは、現在の軽自動車でも人気の形状である「軽トールワゴン」の先駆けとなった車です。では、ワゴンRに人気が出た理由は、どこにあるのでしょうか。ここでは、スズキの顔ともいえるワゴンRの魅力について解説します。
長年愛されてきた車
ワゴンRは、1993年に初代が販売されて以来、30年近くにわたって多くの人々から支持されている車です。従来の軽自動車にはなかった発想が随所に盛り込まれており、「軽トールワゴン」という新たな軽自動車のジャンルを確立するほどの人気でした。
車高の高いスクエアボディや、背もたれを立てたシート、乗り降りのしやすい大型ドアなどを採用し、快適で使い勝手のいいパッケージングが人気の理由として挙げられるでしょう。
使いやすい工夫が満載
ワゴンRには、使いやすい工夫がたくさん施されている点も人気の理由となっています。工夫の1つは、「座席のヒップポイントの高さ」です。ワゴンRの前席ヒップポイントの高さは635mmとなっていますが、これは人が立ったときの平均的なヒップの位置とほぼ同じ数値とされています。
そのため、運転席への乗り降りがしやすい他、座席が比較的高めであることから視界が広くなり、運転もしやすくなっています。
高い安全性が備わっている
ワゴンRには、先進の安全装備をいくつも搭載しており、ドライバーの安全な運転をアシストします。現行ワゴンRに搭載される安全装備には、以下のようなものがあります。
・ふらつき警報機能
自車の走行パターンを計測し、ふらつきを検知した場合にブザー音を鳴らします
・車線逸脱警報機能
走行中に左右の区画線を計測し、はみ出しそうになるとブザー音を鳴らします
・誤発進抑制機能
前方に壁などがある状態でシフトをD、Lに入れてアクセルを踏むと最大5秒間エンジン出力を抑制して誤発進を防ぎます
経済性と環境性能にも優れる
ワゴンRは高い燃費性能を持っており、経済性と環境性能に優れた車です。特に、6代目のワゴンRは、モーターの力で低燃費をアシストする「マイルドハイブリッド」を一部グレードに搭載しており、25.2km/L(WLTCモード燃費)という圧倒的な燃費性能を誇ります。
マイルドハイブリッドの他にも、アイドリングストップシステムや、アイドリングストップ中も涼しい風を送り込むエコクールなど、さまざまな機能を組み合わせて高い経済性と環境性能を実現しています。
人気の軽トールワゴンの値段や特徴を紹介
今やワゴンRと競合する形で、各社から軽トールワゴンが製造・販売されています。それぞれ、様々な強みや特徴を兼ね備えており、日常使いしやすいデザインです。ここでは、その代表的な車をホンダ・ダイハツ・日産の3つのメーカーからご紹介します。
ホンダ N-ONE
「N-ONE」は、2012年に「ホンダ Nシリーズ」の第3弾として販売された軽トールワゴンです。ホンダの歴史的な軽自動車「N360」を彷彿とさせるエクステリアデザインが特徴です。フォルムはシンプルかつスタイリッシュで、室内空間はすっきりと上質な雰囲気があることから性別や世代を問わずさまざまな人に選びやすい車となっています。
新車価格は、Original〈FF〉が1,599,400円、Premium Tourer〈FF〉が1,889,800円です。また、ネクステージにおける中古車相場は29.9万円~199.9万円となっています。(2022年4月27日時点)
(参考:『ネクステージ:N-ONE(ホンダ)の中古車一覧』)
ダイハツ ムーヴ
「ムーヴ」は、1995年に「ダイハツ・ミラ」をベースにした軽自動車として販売が開始されました。2014年にモデルチェンジし、現在は6代目です。ワゴンRのライバルとして、長年競い合ってきました。
エクステリアはすっきりとした雰囲気で人気が高く、ヒンジドアを採用して乗り降りが非常にしやすい造りになっている点も魅力です。落ち着いた雰囲気の車内では、前席のヘッドレストを外すことで足を伸ばして横になれます。
新車価格は以下のようになっています。
・Xターボ“SA Ⅲ”:2WD・1,375,000円、4WD・1,501,500円
・X“SA Ⅲ” :2WD・1,298,000円、4WD・1,424,500円
・特別仕様車 X“リミテッドⅡ SA Ⅲ”:2WD・1,276,000円、4WD・1,402,500円
・L“SA Ⅲ”:2WD・1,201,200円、4WD・1,327,700円
・L:2WD・1,135,200円、4WD・1,261,700円
(2022年4月27日時点)
また、ネクステージによると、中古車相場は16.9万円~139.9万円となっています。(2022年4月27日時点)
日産 デイズ
「日産・デイズ」は、日産自動車が三菱自動車と共同開発した軽トールワゴンです。三菱自動車は「eKワゴン」という名前で販売しています。2019年にフルモデルチェンジが行われ、2代目に進化しました。
モデルチェンジにより外観のデザインは一新され、よりすっきりとした印象を受けます。エンジンは自然吸気とターボ、さらにハイブリッドエンジンを搭載するグレードも選択可能です。
ネクステージにおける中古車相場は、39.9万円~170.9万円となっています。(2022年4月27日時点)
どうすれば車をよりお得に購入できる?
車を入手する際には、少しでもお得な値段で入手したいものです。狙っている車があっても、高くて手が出せないことも多いでしょう。ここでは、車を安く購入するポイントとして、購入時期や中古車を狙うメリットについて解説します。
安く購入できる時期を狙う
車には、安く入手しやすい時期が存在します。具体的なタイミングとしては、以下です。
・車両のモデルチェンジの前後
・自動車メーカーやディーラーの決算期にあたる3月・9月
・ボーナス商戦が行われる時期の6月・12月
このような時期を狙って車を購入すると、お得に手に入れられるでしょう。車種が決まっている場合は、モデルチェンジ時期について情報収集しておくことをおすすめします。
中古車販売店を利用する
費用を抑えるうえで、中古車を購入することも選択肢として挙げられます。中古で車を買うことのメリットとしては、予算を立てやすいことです。希望の車種と予算額を決めたうえで、年式や走行距離、修復歴の有無など比較して選ぶことで、欲しい車をお得に入手できます。
また、現在は売られていない車も中古車なら入手でき、車種の選択肢が広いこともメリットです。ただし、車の状態はさまざまで、なかにはメンテナンスや修理が必要となる車もあるため注意しましょう。
値段を重視してワゴンRを買うならネクステージにお任せ!
もし中古で車を購入したいと考えているなら、約3万台の在庫を持つネクステージの中古車を検討してみてください。ネクステージでは、豊富な在庫からお気に入りの一台が探せます。また、無料保証も付帯しているため安心です。ここでは、ネクステージで中古車を買うメリットについて解説します。
豊富な在庫からお値打ちの1台が見つかる
ネクステージなら、たくさんの商品の中から自分にピッタリの車が見つかるでしょう。車種別に専門のバイヤーを配置しているため、お値打ちかつ質の高い車両を多く取り揃えています。
専門的な知識をもとに品質管理しているため、トラブルや故障のリスクが高い車両は販売していません。そのためどなたでも、安心して車選びができます。また、全国に展開している各店舗の在庫を、近くの店舗に取り寄せることも可能です。お気軽に相談してください。
PRワゴンRの中古車
※価格は支払総額
修復歴なしだから安心
ネクステージでは、修復歴のある事故車は販売していません。また、「こんなところにキズがあるなんて知らなかった」など、後から残念な思いをすることもありません。
ネクステージでは、全車で車両状態票を開示し、誰でも車両の状態が把握できるようになっています。また、契約時と納車時に車両の状態・キズチェックを実施しており、納得した上で車を引き取れます。
まとめ
ワゴンRは、軽トールワゴンというジャンルを確立した革新的な車です。使いやすさと高い燃費性能、環境にも配慮したマイルドハイブリッドなどが特徴です。現行車以外にも先代モデルも様々な魅力があり、どれも使い勝手の良さから人気を誇っています。
ワゴンRを含め、N-ONEやムーヴなどの軽トールワゴンをお得に入手したいと思っている方は、ネクステージで探してみてはいかがでしょうか。欲しい車種の上級グレードが、お値打ち価格で手に入るかもしれません。