愛車を高く売ろう!車売却の流れや高く売るコツを解説
環境の変化により車が不要になった、新しい車への買い替えを検討しているなど、愛車を手放すとなれば、ほとんどの人が少しでも高く売りたいと考えているのではないでしょうか。
とは言っても、車の売却が初めての人にとっては、手続きの流れが分からないかもしれません。少しでも愛車を高く売りたいのであれば、焦らずに一つひとつのステップを踏んでいくことが大切です。
そこで本記事では、車売却の流れと手続きの仕方を詳しくご紹介していきます。あわせて、査定額を上げるためのポイントや注意点についても確認していきましょう。
※目次※
・車を売却するおおまかな流れは、①相場を調べる②業者を決める③査定依頼④書類準備⑤引き渡し⑥入金確認!
・事故歴・修復歴は必ず申告、契約後のキャンセルは避けるなど、マナーにも気を付けよう!
・車をスムーズに売却したいと思ったら、中古車販売のネクステージまでご相談ください!
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車を売却する際の6つの流れ
車を手放そうと思っても、どういった手順で進めていけば良いのかと疑問に感じている人も多いのではないでしょうか。
とは言っても、そこまで難しく考える必要はありません。ここでは、車を売却するまでの流れを6つのステップに分けてご紹介していきます。
1.愛車の買取相場を調べる
車を売却する際、どれくらいの価値があるのかを知っておくことは大切です。中古車の買取相場を把握しておくことによって、ある程度の基準を決定することもできます。「○○万円以上なら売る」などと決めておけば、悪徳業者に引っかかることもありません。
査定相場を調べる方法は3つあります。まずは、インターネットの買取相場検索サイトを利用することです。2つ目は企業の無料査定に出すこと、そして3つ目は一括査定を利用して複数の買取店に査定依頼することです。
2.買取専門店を決める
「どこに査定依頼を出すのか」をしっかりと検討して、業者を決めてください。特に初めて車を売却する場合は、どこに売れば良いのか悩んでいることでしょう。少しでも高額査定を出してもらうためにも、査定基準がしっかりしている大手買取専門店に的を絞りましょう。
「接客や売却後の対応に問題がないか」についても、しっかりとチェックをしておきたいところです。インターネットなどを活用して、口コミや評判もしっかりとリサーチしておくことをおすすめします。
3.買取査定を依頼
業者が決定したら、いよいよ買取査定を依頼することになります。ここで注意しておきたいことが一つあります。
査定士はユーザーに対して、希望金額を聞いてきます。しかし、査定前に希望金額を伝えてはいけません。なぜなら、その金額以上の査定額が提示されなくなってしまうからです。たとえば、100万円で売れる車であっても、ユーザーが「80万円以上」と希望していれば、80万円で提示される可能性があります。
4.必要書類を準備する
車の売却で必要になる書類は以下になります。
少し多いように感じるかもしれませんが、ダッシュボードにすでに持っているものをあるので、「自分が今から取得しなければいけない書類は何か」をしっかりと確認しておきましょう。
●自動車検査証
自動車検査証とは、いわゆる車検証のことを指しています。どの売却方法で車を売るにしても、車検証は必ず必要になります。
基本的には車に携帯しているものなので、車の売却を考えた時に急いで集める必要はありません。車の売却を考えたときに、再度車のダッシュボードに入っているかを確認しましょう。
万が一ダッシュボードに入っていない場合は、運輸支局で再度発行することができますので、すぐに連絡をしましょう。
再発行には再交付申請手数料、車検証再発行代行料などで費用が発生するので、事前に確認してからいくようにしましょう。
車検証の再発行についてさらに詳しく知りたい人はこちらを参考にしてください。
>>『車検証再発行の方法・やり方 - 車検と車の手続き案内センター』
●自賠責保険証明書
自賠責保険は車の購入時に強制的に加入させられる保険で、事故などを起こした際の保険になります。こちらも基本的にはダッシュボードのなかに車検証と一緒に入っているので、特に売却前に慌てて探す必要はありません。
自賠責保険証明書を紛失してしまった場合は、整備工場やディーラーに問い合わせをするようにしましょう。
●自動車納税証明書
自動車税納税証明は、その名の通り「自動車税」を納めているという証明書です。自動車税は毎年4月1日に自動車を保有している全員に発生するものですが、車を購入した場合はそこで発生します。
車を売却するときには、必ず自動車税は支払っている必要があるので、自動車税納税証明を紛失している場合は、各都道府県にある都道府県税事務所で再発行をしておきましょう。
●印鑑登録証明書(発行日から3ヶ月以内)
印鑑登録証明書は住民票をおいている地域で登録する書類の一つで、さまざまな場面で必要になる書類の一つでもあります。印鑑が自分でものであることを示す書類で、役所で登録することに発行することができるようになります。またここで登録したものが実印と呼ばれる印鑑になります。
ここで重要なのは、印鑑登録証明書は発行日から3ヶ月以内のものしか有効でないということです。
車の売却を考えて、先に取得するのは問題ありませんが、3ヶ月以上前に発行すると効力を失ってしまうので、時期をしっかり見計らって発行するようにしましょう。
●実印
実印は印鑑登録証明された印鑑です。印鑑には実印と認印があり、認印は印鑑登録証明されていない印鑑を表します。日常的に宅急便などで使用する印鑑やそこまで重要でない書類は認印(シャチハタなど)でも問題ありませんが、車の売買にはしっかりと信用されている印鑑が必要になります。
●振込口座情報
振込の口座情報はある意味、一番大切項目です。最終的に買い取ってもらったあとに、数日後に自分の口座にお金が振り込ませます。しかし口座情報が間違っていると、待てど待てども買取金額が振り込まれないなんてこともあります。口座情報をしっかりと記載するだけでなく、必ず間違えないようにしましょう。
また中には、口座情報をしっかり記載にも関わらず、口座にお金が振り込まれないというトラブルも。どのような事態が来ても乗り越えられるように、さまざまなリスクを想定しておくこともおすすめです。
お金が振り込まれないなんてことがあるの?と疑問に思った方はぜひこちらも参考にしてください!
>>『車を売却したらお金が振り込まれない!?車の買取査定で気をつけるポイントを解説』
●リサイクル券
リサイクル券も車の購入時に取得するもので、車を廃車にする時に必要な料金を最初に収めたことを示す証明書になります。購入時にリサイクル料金は支払っているので、多くの人はダッシュボードのなかで保管しています。
いかがでしょうか?
必要な書類は多いので少し集めるのが面倒だと思ってしまうかもしれませんが、すでに保有して書類も考えると、集めること自体はそれほど難しくありません。車売却を考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
5.愛車を引き渡す
買取業者との売買契約が成立すれば、ついに車両の引き渡しとなります。この際に、注意しておきたいポイントが2つあります。
まずは、車内に私物が残っていないか確認しましょう。不要なゴミなどであっても、引き渡し日までに片づけておいてください。もう一つは、車両の引き渡しを、納車のタイミングに合わせることです。新しい車に乗り換えを検討している人に限りますが、何も考えずに車両を引き渡してしまうと、しばらく車のない生活になってしまうため注意が必要です。
6.入金確認
基本的に、車両を引き渡した当日に買取金額が支払われることはありません。入金日については買取業者によっても異なりますが、数日から1週間程度が一般的です。
また、支払方法は現金ではなく、指定の銀行口座へ支払われることになります。業者によっては、即入金してくれたり、現金での引き渡しに応じてくれたりするところもあります。必要な場合は、事前に確認または相談しておくと良いでしょう。
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【車をスムーズな流れで売却】知っておきたい注意点
期待以上の金額で売却できた場合、それだけで満足することもあるでしょう。しかし車の売却は、銀行口座に売却額が振り込まれるまで気を抜いてはいけません。トラブルを起こさないためにも、車を売却するときの注意点をご紹介します。
事故歴・修復歴は必ず申告する
事故歴や修復歴は必ず申告するようにしましょう。時折、「事故歴があるけれどそのまま売ってしまおう」と考えて、無申告のまま事故車を売ろうとする人がいます。しかし修復歴を隠そうとしても、高確率でバレてしまいます。また修復歴・事故歴を意図的に隠そうとしていたことが発覚すれば、車を売る時に不利な立場に立たされることになります。
事故歴・修復歴は、必ず申告するようにしましょう。
契約後のキャンセルは避ける
契約後に、何かしらの理由でキャンセルすることもあるでしょう。基本的に契約後のキャンセルは可能ですが、あまり歓迎されることではありません。
場合によってはキャンセル料が発生することもあり、トラブルに発展することも考えられます。また、キャンセル可能期間は、買取業者によっても異なります。
無料でキャンセルするためにはいくつかの条件を設けているところもありますので、しっかりと確認しておきましょう。トラブルを防ぐためにも、契約後のキャンセルはなるべく避けてください。
車のローンは完済しているか確認
基本的にローンの残っている車は、名義が本人ではないことが多い傾向にあります。通常、車を売る場合は名義が本人であることが前提のため、名義(所有者)がローン会社やディーラーだと勝手に売却することはできないのが一般的です。
上記のように、車の名義が会社側にある場合は、売却が可能な状態にするために「所有権の解除」を行わなければなりません。所有権の解除を行えば、名義を会社側から自分に移すことができますが、ローンの完済が条件となります。つまり、ローンを完済しなければ車を売ることはできないということです。
ただし、買取店の中にはローンが残っていても所有権の解除や車の売却が可能となるケースがあります。例えば、買取店側がローン分を立て替えて一度完済し、所有権を本人に移した後の売却額からローン分を支払う方法です。もし、売却額がローン残額に届かない場合は、現金で支払うかローンを組み直すという流れになります。
いずれにしてもローンを完済できる状態にしておいた方が売却の手続きはスムーズですので、残金を支払える金額分は確保しておくと良いでしょう。
一括査定は時間のあるときに
車の買取一括査定は、一度情報を登録すれば、何社もの買取店から査定額を知らせてくれるという優れたシステムです。おおよそで、愛車を一番高く買い取ってくれる業者をすぐに探すことができます。
しかし、その一方でデメリットもあるので注意してください。それは、一括査定に登録したあと、すぐに何社もの買取店からひっきりなしに電話がかかってくる恐れがあるということです。「メールだけで知らせてくれるだろうと思って登録したら、電話がたくさんかかってきたのでびっくりした」という声もあります。
また、仕事で忙しい中何度も電話がかかってくることで、仕事の電話と混同してストレスになるケースも考えられます。自分が思っていたよりもたくさんの電話がかかってくるのでトラブルになりやすく、注意が必要です。
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【車をスムーズな流れで売却】賢く売るためのポイント
中古車の買取査定額を決める上で、重要な要素となるのが年式・走行距離・モデルの3つです。
しかし、査定士はこれらの項目だけを見て判断するわけではありません。そこで、少しでも査定額を上げるために知っておきたいポイントをご紹介します。
査定前に内外装のクリーニングをしておく
当然の話ではありますが、汚い車よりも綺麗な車の方が高額査定になりやすいです。ただし、見た目が綺麗というだけでは、あいまいな基準でしかありません。ただ、査定前に洗車をするのではなく、内外装のクリーニングをしておくと良いでしょう。
フロアマットは一度外に出し、車内を掃除機で清掃してください。また、小さな傷やへこみがある場合は、市販の研磨剤などを使って修理しておくと良いでしょう。
とは言っても、お金をかけてまで綺麗にする必要はありません。たとえば、業者に依頼して板金修理をしてもらっても、その金額以上の査定額にならないことは覚えておきましょう。
スペアキーを準備
意外と見落としがちなのが、スペアキーなどです。普段はほとんど存在を感じないものですが、買取時には重要なものばかりです。なぜなら、中古車を購入しようとするユーザーにとっては必要だからです。
インターネットなどで中古品を購入する際でも、取扱説明書が付いていたほうが安心だと思うことと同じ心理で、中古車を購入する人も付属品は付いていて欲しいと思っています。
また、査定士がチェックする項目にもスペアキーや取扱説明書などの有無が含まれています。小さなことかもしれませんが、些細なことでもしっかりと用意しておきましょう。
整備記録簿を用意
整備記録簿は、履歴書やカルテのような役割を担っています。一般のユーザーが気にすることはありませんが、いままでにどのような点検や整備を受けてきたのかが記録されており、それらを受けてきたことを証明するための書類です。
中古車を購入する上で不安なことは、購入後すぐに故障しないかどうかです。整備や点検が不備になっていると、余分な修理を行わなければいけません。
そのため、買取業者としても、整備記録簿があった方が安心して売ることができます。整備記録簿をしっかりと用意しておくようにしましょう。整備記録簿がない中古車は、査定額がマイナスになる可能性があります。
純正オプションを揃えておく
また、査定額がアップしやすい要素が、純正オプションです。純正ならではの質の高さや安心感があるため、社外部品よりも評価が高くなります。
とは言っても、査定額を上げるために純正品を購入する必要はありません。社外部品であっても、有名ブランドや高性能ナビなどが取り付けられていれば、高額査定も期待できます。
ただし、マイナスになる可能性があることも覚えておきましょう。
決算期前の時期に査定に出す
決算期前などの車が売れる時期の少し前に査定に出すと、より高額な売却を期待できます。特に狙い目な時期は1月から3月か、8月から10月頃です。3月と9月は「決算月」ですので、ディーラーは一台でも多くの車を販売したいと考えます。そのため、「決算セール」と題して車をセール価格に設定するのです。
また、特に3月やその前は新生活の準備として車を購入する方が増える時期でもあるため、1年の内で最も車が売れる時期であり車の需要が増大します。
3月と9月辺りは販売店側も車が売れることを把握しているので、膨大な需要に対応するため車を多く買い取るようになります。その分高値を付けてくれることが多いため、3月や9月前などの時期はおすすめなのです。
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よくある質問
Q.車を売るなら何が必要?
A.車を売る際に必要な書類は自動車検査証、自賠責保険証明書、自動車納税証明書、印鑑登録証明書、実印、振込口座情報、リサイクル券です。印鑑登録証明書は発行から3か月以内に限られます。
車の売却を買取業者に依頼する際には委任状と譲渡証明書を用意します。この2つは業者が用意するのが一般的です。軽自動車を売る場合も基本は同じですが、実印や印鑑登録証明書は不要です。実印の代わりに認印で手続きが可能です。
Q.買取率とは?
A.買収率とは、商品の購入価格に対する買取価格の割合のことです。買取率は買取金額÷販売価格×100で計算します。
車の買収率は販売店によって異なっており、法律などによる決まりはありません。販売店ごとに買取後の販売までにかかる中間マージンが決まっているため、同じ車種や年式の車でも店舗によって査定額は異なります。車の買取査定額を決定する主な要素は外装や内装の状態、年式や走行距離、修復歴などです。
Q.JPUC認定とは?
A.JPUC認定とは適正買取認定制度のことです。一般社団法人日本自動車購入協会が主催している制度で、一般般消費者が買取を契約する際の環境を整えるために、定められた基準を満たしている中古車買取業者を認定しています。
認定の主な条件はしつこい勧誘や迷惑行為をしていない、JPUCが定めた運営の基準に従っているなどです。JPUCの認定はコンプライアンスを守っていることを証明できるものなので、高価買取の保証とは異なります。
Q.買取査定とは?
A.買取査定とは、物を売るときにどのくらいの価格で売れるのかの目安を知る方法です。査定で提示された金額に売主が納得した場合、車を現金化できます。
買取査定を実施する理由は査定相場の明確化です。査定をしないまま車を売却した場合、実際の価値を把握できませんし、相場よりも低い価格で売却するというケースが起こり得ます。このようなリスクを回避するために、買取査定をしておき、おおよその価値を把握することが大切です。
Q.車の名義変更を頼むといくら?
A.車の名義変更にかかる費用は依頼先によって異なります。一例では行政書士に依頼した場合の目安は1万5,000円~5万5,000円です。ディーラーに依頼した場合、国産ディーラーで2万8,000円~5万5,000円、輸入車ディーラーで4万8,000円~7万5,000円が目安です。
自動車販売店に依頼した場合の目安は2万5,000円程度で、車庫証明の取得も依頼する場合、1万2,000円~1万8,000円の費用が追加でかかります。
Q.車を売る時に印鑑証明は何通必要?
A.普通車の売却で必要となる印鑑証明は2通です。印鑑証明は、譲渡証明書と委任状を作成する際に使用します。
譲渡証明書は誰に譲渡されたのかを証明する書類です。委任状は、自動車税の還付金を買取店に返金してもらうため際に使用します。譲渡証明書で使用する印鑑証明は、発行から3か月以内でなければなりません。なお、軽自動車を売却する場合は印鑑証明は不要で、認印で契約が行えます。
車をスムーズな流れで売却するならネクステージへ!
車をスムーズに売却したい場合は、経験豊富なネックステージまでご相談ください。ネクステージでは査定を無料で行っており、高い金額での買取を実施しています。
買取金額を公開しているので、車の売却に慣れていないお客様でも安心してご利用できます。車の売却で何か分からないことがございましたら、ネクステージまでお気軽にご相談ください。
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