車の買取で見積もりをもらう際の所要時間は?売却までにかかる期間も解説
車の買取依頼をする際、査定見積もりの所要時間がどのくらいかかるのか気になる方は多いのではないでしょうか。仕事などで忙しい合間をぬって買取査定を依頼する場合は、前もって流れを把握しておくと時間を有効に使えます。
車の査定には、見積もり終了までに幾つかのステップがあることを覚えておきましょう。規定の査定基準にしたがって査定がなされますが、それぞれのステップにかかる大まかな所要時間やポイントをご紹介します。
※目次※
・買取査定で見積もりをもらうまでの所要時間は60分程度を見込んでおこう
・必要書類の作成時間や車両引き渡しから入金までは一定日数かかることを覚えておこう
・高価買取に役立つ査定のポイントを押さえておこう
車の買取で見積もりをもらう際の所要時間は?
車の買取査定にはいくつかのステップがあり、ある程度の時間が掛かります。忙しいスケジュールの中で予定を上手く調整するために、どれくらい時間がかかるかを前もって把握しておきましょう。おおよその時間をステップごとに解説します。
査定から金額提示までは30分~60分程度
買取業者などで若干の違いはありますが、基本的に査定から見積もり金額提示までは30分~60分程度です。高級車、輸入車、カスタム車の場合はもう少し長くかかる場合があるため確認しましょう。
査定依頼する販売店を選択したら、査定申し込みをまず行います。その後、実車を見せて査定をしてもらい、見積もりが出たら実際に買取を依頼するかどうか商談するという流れです。大きく分けると、商談と実車査定の時間が必要になります。
査定自体は基本的に30分程度が目安
実車の査定自体は、基本的に30分程度が目安とされています。販売店により多少の違いがありますが、早ければ10分程度、遅くても60分程度で終わることが一般的です。どのような箇所に注目して査定を行うのかは、続く項目で解説します。
商談は30分程度
買取業者を決定したら、査定申し込みを行います。査定申し込み後「前商談」と呼ばれている、担当者とのヒアリングを行うことが必要です。車両情報に加えて、オプション装備内容、修復履歴、手放す理由や時期などを質問されることが多いため、スムーズに受け答えできるように準備しておきましょう。
査定後にも商談があります。買取依頼を決定するのはこの段階です。査定見積もり額が提示されるため、即決できれば契約へと話が進み、考えたい場合は一旦持ち帰りたい旨伝える必要があります。これらの商談に30分程度見込んでおくことが必要です。
車の買取で見積もりするための査定箇所にかかる時間
前商談後、査定士が実車の査定を開始します。査定士は、規定されている査定基準に基づいて、目視にて査定を行うことが基本です。実車の査定時にはどのような箇所に注目するのでしょうか。注目ポイントと各査定箇所にかける時間の目安をご紹介します。
外装内装のチェックに10~30分
外装ではボディの傷、へこみ、汚れ、色あせの具合やライトの故障、破損がないかを丁寧にチェックされます。
内装での注目点は、汚れや臭いです。シートに食べこぼしやシミがないか、車内にタバコやペットの臭いが残っていないかどうかなどがチェックされます。オーディオ、カーナビ、ETCなどの付属品の有無や状態の良し悪しも査定基準です。
外装内装のチェックにはおよそ10~30分が目安とされています。
足回りのチェックに5分
足回りは、事故の有無を確認したら目視で錆がないかどうかが5分程度かけてチェックされます。走行地域によっては、雪を解かす除雪剤の影響で足回りが錆びている場合があるためです。錆はマイナス査定につながります。
骨格類のチェックに5~15分
骨格類(フレーム)もチェック対象です。事故に遭った場合、骨格類を修理している車は修復歴車となります。修復歴車は故障やトラブルにつながりかねないため、査定が低くなるとしても正直に申告しましょう。
申告をもとに、目視でエンジンルームや車体下のフレームがチェックされます。骨格類のチェックはおよそ5分~10分程度です。
エンジンルームのチェックに5分程度
エンジンルームは、バッテリーの状態やオイル漏れの有無がチェック対象です。エンジンをかけて異音や異臭がないか、マフラーから煙が出ていないかどうかも確認されます。
経験のある査定士は、ボンネットを取り外したり、塗装し直したりした形跡にすぐに気づくため、事故の申告を隠さないようにしましょう。もし事故・修復歴を疑われた場合は、他の査定箇所のチェックが厳しくなり、確認時間が長引く可能性があります。
何も問題がなければ、エンジンルームのチェックは5分程度です。
最終チェックに5分程度
査定基準に従ったチェックをひととおり終了したら、最終チェックが5分程度なされます。査定は加減点方式のため、見積もり金額を間違えることがないようにするための最終確認です。
最終確認が済んだら業者間同士の中古車オークション相場と照らし合わせ、販売店の需要状況も加味しながら査定見積もり額が決定することが基本的な流れとされています。
車の買取における見積もりから売却までの流れと日数
実車の査定が完了すると、見積書が提示されて再度商談になります。提示された査定見積もりに納得がいくのであれば、次は契約段階です。どのような車の売却も売買契約のため、きちんと契約書を作成する必要があります。
契約に必要な書類を確認しましょう。必要書類をそろえた後、契約が完了したら車を引き渡します。その後、入金を待つという流れです。見積もりから売却完了までにどのくらいの日数を要するのかを下記項目で解説します。
契約書類の作成に1日
売買契約を締結するためには必要書類を準備する必要があります。必要書類がきちんとそろっていれば、1日で契約書の作成が可能です。基本的な必要書類は下記に記載しています。
他にも、販売店ごとに身分証明など別の書類が必要な場合があるため、契約前に確認するようにしましょう。
【買取の契約時に必要な書類】
・車検証
・印鑑登録証明書(普通自動車の場合)
・自動車損害賠償責任保険証明書
・自動車納税証明書
・リサイクル券
・譲渡証明書
・委任状
普通自動車の場合は実印も必要です。整備点検記録簿があれば一緒に提出できます。軽自動車の場合は認印で構いません。振込口座情報も準備しておくと手続きをスムーズに行えます。
(参考:『自動車検査・登録ガイド』)
(参考:『名義変更(売買・譲渡)|軽自動車検査協会 本部』)
印鑑登録証明書は5~10分程度
印鑑登録証明書は居住地域の役所で発行してもらいます。混雑していない場合は5~10分程度で発行可能です。なるべく余裕をもって申請に行くようにしましょう。
地域によってはマイナンバーカードを利用してコンビニで発行可能です。マイナンバーカードを持っているのであれば、発行可能かどうか確認してみましょう。
自賠責・車検証の再発行日数に注意
万が一車検証を紛失してしまった場合は、再発行してもらわなければなりません。各管轄地域の運輸支局に行って、車検証再発行手続きの申請をすることが必要です。再発行の際に必要な書類と費用も確認しておきましょう。半日ほどで再発行してもらえます。
自賠責証明書を紛失した場合も再発行が必要です。自賠責証明書の再発行には約7日前後かかります。加入している保険会社や代理店に電話や書類で再発行を依頼し、書類を送付してもらうことが必要です。
車検証や自賠責証明書は、売却時だけでなく常に車両に携帯しておく必要があります。紛失したことに気づいた時点で速やかに再発行申請をしましょう。
引き渡しから入金確認まで7日~10日(営業日)
売買契約が完了したら、車を引き渡します。大抵の買取業者では、現金渡しではなく口座振込の利用が一般的です。入金までは7日~10日営業日が目安とされています。契約時に入金日を確認しておきましょう。
入金日には契約した額がきちんと振り込まれているかを確認します。相違があった場合や入金日を過ぎても入金確認ができない場合は、販売店にすぐに連絡することが必要です。
車の買取で効率よく複数の見積もりをもらう方法
車の買取査定依頼方法は、大きく分けて持ち込み査定と出張査定の2種類があります。可能であれば複数社で見積もりしてもらい、比較検討してみましょう。
仕事などで忙しい場合は、なるべく手間や時間を省きたいと思うことは自然なことです。効率よく見積査定してもらう主な方法をご紹介します。
見積もり査定は電話をしておこう
効率よく見積もり査定してもらうには、事前に電話をしておくことが大切です。希望日時を伝えますが、あまり混雑していない曜日や時間を聞くこともできます。売却したい車種や年式などの情報を伝えておき、必要書類についても聞いておくことも事前準備のひとつです。
印鑑証明書などの必要書類を査定時までに用意しておきましょう。見積書に納得した場合に必要書類がそろっていれば、即日契約を締結できるため時間短縮になります。
見積もりをもらうなら出張査定サービスがおすすめ
自分で販売店に車を持ち込む時間がないという方におすすめなのは、出張査定サービスです。店舗に自分で車を持ち込む手間や時間を省けることは、出張査定のメリットと言えます。
複数社に見積もり査定を依頼したい場合も、出張査定であれば立会時間の調整のみで済むこともメリットです。ネットでは無料出張査定を行っているサイトがいくつもあります。無料出張査定の注意書きをよく読んで、見積もりだけでも良いのであればぜひ利用してみましょう。
洗車や車内の清掃をしておこう
査定時間短縮のためには、査定士への印象を良くすることもひとつの方法です。きれいに洗車していたり、車内の清掃をしていたりするのであれば大切に車を扱ってきたという印象を与えます。
車内にタバコやペットの臭いが残っていないかを確認しておくことも大切です。日頃からこまめに洗車や清掃をしていることは査定士に伝わります。良い印象があれば厳しい目で査定されることを回避できるだけでなく、査定時評価のアップにつながることはメリットです。
オプション装備のアピールは忘れずに
見積もりしてもらいたい車にどのようなオプションが付いているかを把握しておきましょう。ディーラーオプションやメーカーオプションについて、公式サイトで確認できます。例えば、ETC、ドライブレコーダー、高性能カーナビ、自動ブレーキなどです。
カスタムパーツや社外ホイールを付けている場合は、純正パーツがあれば査定時に一緒に見てもらいましょう。装備されているオプションについて査定士が気づいていない場合があるかもしれません。自分でアピールする必要があります。
愛車の買取は査定額保証で安心のネクステージへ
手間や時間を最小限にとどめてスピーディーな査定をしてもらうためには、中古車のことを熟知している査定のプロがいる販売店を探すことが重要になります。
中古車販売に特化しているネクステージには、車を熟知した知識と経験が豊富なプロの査定担当がいることが強みです。車本来の価値を見過ごすことなく、しっかりとチェックしてお客様に正確な買取価格をご提示します。
ネクステージでは買取した車を中間マージンは一切入れずに自社販売しているため、納得のいく査定額が提示できるのです。万が一、契約後に査定ミスが発生しても査定額の変更はありません。中古車を安心して売却したい場合や来店する時間がない方は、ぜひネクステージのWEB無料査定依頼をご利用ください。
まとめ
車を高価買取してもらいたい場合は、複数社の見積もりを取って比較検討する必要があります。事前に査定申込みから契約・入金までのステップなど査定の流れを把握しておくことは、スムーズな売買契約のために大切です。効率的に査定見積もりしてもらうために、出張査定やネット査定を利用しましょう。
ネクステージでは、インターネットから簡単無料査定をお申し込みいただけます。概算金額のご連絡後に査定士よる実見査定をいたしますので、ご都合に合わせたスケジュールをお申し付けください。お問い合わせお待ちしております。