車の虫除け方法は？車外・車内におけるおすすめの対策や付着時の対処法
虫は車に寄ってくるだけでなく、車内に侵入したり、外装に張り付いたりしてドライバーや同乗者を困らせます。特に夏場は多く発生し、運転の妨げや車の外観を損なう原因になるため、多くの方が不快に感じるでしょう。
大切な愛車や同乗者を守るために、虫除けの方法を把握しておくことが重要です。本記事では、車の虫除け方法を車外と車内に分けて解説します。対策と合わせて虫の付着や侵入時の対処法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
※目次※
・車に虫が寄ってくる理由は、季節による活動量の違いや虫の持つ特性が原因
・虫の死骸を放置すると塗装剥がれの原因になるので、コーティングなどで対策しよう！
・虫が付着した場合は、乾燥する前に洗車やクリーナーで落とすことが大切
＼30秒でカンタン査定依頼！／
どうして車に虫が寄り付くの？
ヘッドライトを点灯すると虫が寄ってきたり、走行していると気付かないうちに虫が付いていたり、虫によるトラブルは気分が良い光景ではありません。
車に虫が寄ったり付着したりする理由には、虫が持つ習性などが関係します。効率よく対策するために原因について把握しておきましょう。本項目では、車に虫が寄ってくる原因や付いてしまう原因について解説します。
季節によるもの
虫のトラブルは、季節が関係しています。冬に比べて夏は気温が高く、虫が活発に活動する時期です。特に蚊やコバエのような車の走行に影響がある羽虫は、20℃～30℃といった暖かい時期に発生しやすいと言われています。運転の妨げになり、非常に厭わしい存在です。
夏場は、キャンプや海水浴といった、自然に触れることの多いシーズンです。車の窓だけでなく、ドアを開けたままにする場面があり、その際に虫の侵入を許してしまいます。
虫が持つ習性によるもの
虫の習性により、車に寄ってくることがあります。夜間に電灯の周囲に集まる羽虫を見かけたことはありませんか。それは、虫が肉眼で見えない紫外線を捉えているからです。暗闇の中では、電灯が発する紫外線に集まります。
また、羽虫は鮮やかで濃い色を捉え、餌や繁殖に重要な場所の判別を行います。白や黄色といったボディカラーは、虫の色彩感覚を刺激し、紫外線を多く反射するため、虫が集まりやすいようです。黒のような紫外線を吸収し目立たない色は、虫が寄り付きにくいボディカラーと言えます。
高速走行によるもの
車の高速走行は、車体に虫の死骸が付着する主な原因です。高速道路で走行する際に、80km/h前後でバンパーやフロントガラスに虫が当たって付着すると言われています。速度が速いほど多くの虫が勢いよく衝突するため、フロント部分は汚れやすいのです。
50km/hほどの速度でも虫が潰れることはあるので、一般道でも虫の死骸が付着する可能性はあります。特に夜間の走行は、ヘッドライトに虫が寄ってくるため、虫の影響を受けやすいと言えるでしょう。
＼30秒でカンタン査定依頼！／
車において虫除け対策が大切なのはなぜ？
付着した虫の死骸は、放っておくと思いもよらない影響が現れます。また車内に侵入した虫は、ドライバーの運転を妨害し、車内でパニックを引き起こす可能性がある邪魔な存在です。ここでは虫が与える車への影響について解説するので、弊害について把握しておきましょう。
車の外装や内装が傷むため
虫の死骸は、外装や内装を傷める恐れがあります。外装や内装に付着した虫を放置すると、死骸から出る酸性の体液が落ちにくい汚れに変わるので、早急な対応が必要です。
腐食性が強い虫の体液は、車の塗装面を浸食します。シミになると汚れが塗装と結合しており、洗車では洗い流せません。塗装面を研磨して削る必要があるため、修復が難しくなります。
内装も同様の原因からシートにシミが残る可能性があります。車内外を問わず虫の死骸は、放置せずに早めに除去することが大切です。
運転に集中できなくなるため
フロントガラスに付着した虫や車内に侵入した虫は、運転の妨げになります。安全運手において視界の確保は重要です。ガラスに張り付いた虫や顔の周囲を飛び回る虫は、ドライバーの集中力を低下させます。
また、車内に侵入する虫は、蚊やハエのような人体への影響の少ない虫だけではありません。ハチやアブといった危険な虫は、ドライバーや同乗者に危害を加える点に注意が必要です。
＼30秒でカンタン査定依頼！／
車外におすすめの虫除け対策
習性や季節の影響で寄ってくる虫は、車のフロントやボディに付着します。何もせず自然に落ちることは期待できません。付着した場合は、洗車などを実施して落とす必要があるのです。ここでは、車の外観を綺麗に保つために車外の虫除け方法について解説します。
スピードを落とす
車に虫を付きにくくするためには、スピードを抑えて走行することが重要です。虫の死骸は、車体に勢いよくぶつかることにより付着します。一般道で虫の多い場所を走る際は、速度を落とすことで、付着する虫の死骸を減らすことができるでしょう。
高速道路での走行は、衝突する虫の量が増え、勢いも強くなるので、一般道に比べて虫の死骸が付着しやすくなります。ゆっくり走ることはできませんが、虫の増える季節やヘッドライトに虫が寄る夜間の走行を避けることがひとつの方法です。
コーティング剤を施工する
車のボディコーティングは、虫の付着を軽減します。施工した表面が滑りやすくなるワックスやガラスコーティングが有効です。酸性に強いコーティングであれば、虫の死骸による塗装への浸食を遅らせる効果があります。
ワックスやガラスのコーティングは、虫がボディに留まりにくいので、付着する虫の死骸が少ないのです。また、付着した場合も落としやすくなります。コーティングを施していても汚れを放置すると車が傷んでしまうため、細目に洗車を行いましょう。
フロントプロテクターを装着する
ボンネットの先端に装備するフロントプロテクター（バグガード）は、走行中の風向きを変更することで、フロントガラスに付着する虫を減らします。取り付け方法は簡単で、両面テープやネジを用いて固定するだけです。
日本では珍しいですが、アメリカでは主流のパーツで、ピックアップトラックに装着することが一種のステイタスでもあります。虫除けの機能だけでなく、ファッション性の高いパーツです。複数のバリエーションの中から愛車に似合うタイプを選ぶと良いでしょう。
＼30秒でカンタン査定依頼！／
車内におすすめの虫除け対策
走行中に窓を開けていると虫が侵入します。侵入した虫は、ドライバーの運転を妨害し、同乗者に危害を加えるかもしれません。車内で虫を退治すると体液により、シートが汚れてシミの原因になります。
車の内装を汚さないために車内で実施できる虫除け方法を把握しておきましょう。ここでは、車内を虫から守るおすすめの対策法について解説します。
虫除けネットを張る
虫除けネットは、窓から侵入する虫を防ぎます。取り付ければ、虫の侵入を気にせず、窓を開けたまま走行可能です。エアコンを使えないエンジン停止中も窓を閉め切らずに済むので、車内が息苦しくなりません。暖かい時期の車中泊にもおすすめです。
どのような車種にも取り付け可能な汎用タイプと車種専用のタイプがあります。価格や見た目から好みの商品を選びましょう。他にも防虫加工が施されている商品もあります。取り付けるだけで虫除け効果に期待できるため、機能面も参考にしてみてください。
虫除けシールを貼る
虫除けシールは、貼るだけで虫を防ぐアイテムです。ドラッグストアや薬局などで販売されており、シールからは虫の苦手な香りが放たれます。
シールタイプなので、好きな箇所に貼り付け可能です。また、剥がして別の場所に貼りなおすこともできます。
車内にいる間は、窓の周辺に貼っておいて、外へ出る際に帽子や衣服に貼りなおしても良いでしょう。首回りや足首の付近など、虫が寄りやすい箇所へ貼り付けると効果を高められます。
虫取り機器を装備する
車内の虫除けには、虫取り機器を装備する方法もおすすめです。電気を使っておびき寄せた虫を高電圧で退治するタイプや超音波で動物や虫を遠ざけるタイプがあります。
設置するだけで効果を得られる電撃殺虫器は、使いやすいですが、部品の交換が必要です。効果を持続するために定期的に取り換えましょう。
超音波発生器は、虫や動物にしか聞こえない周波数の音を流して対象を遠ざけます。機種によっては人にも聞こえるため、可能であれば購入前にチェックしましょう。
ハッカ油や車用の虫除け剤を使う
市販の防虫剤もおすすめです。置き型から吊り下げやスプレーまで、さまざまなタイプが販売されています。効果の持続時間や成分、香りなども種類が豊富です。自身の目的や車内の空間に合わせて選択し使用しましょう。
ハッカ油を用いて、自作で防虫剤を作成することもできます。ハッカ油とは、ミントの油分を取り出したものです。爽やかな香りですが、虫が嫌がるニオイなので、虫除けとして活用できます。水で割って使用しましょう。
＼30秒でカンタン査定依頼！／
車に虫が付着・侵入した際の対処法
車の虫除け対策をしていても、全て防ぐことは困難です。車に付着した虫の死骸は、時間が経つにつれて変色し落ちにくくなります。大事な車の外観を損ないかねません。
車に侵入してくる虫は、運転の邪魔になり、同乗者に危害を加える可能性があります。もしもの時のために、車に虫が付着した場合や侵入した場合の対処法について把握しておきましょう。
付着物が乾燥する前に洗車を行う
虫の死骸が車に付着した際は、なるべく早めに洗車しましょう。付いたまま数日放置すると乾燥し、汚れが癒着すると、簡単な洗車では落ちにくくなります。
付着して日が浅い場合は、水洗いだけでも落とせることがほとんどです。落ちにくい汚れは、70度くらいの熱湯を使用して、虫汚れをふやかすと良いでしょう。
無理やり剥がそうとすると、付着部分を傷つける恐れがあります。自分で行うのが心配な方は、業者へ依頼するのもひとつの方法です。コーティング施工も合わせて検討してみてください。
虫取りクリーナーで洗い落とす
通常の洗車で落ちにくい汚れは、洗車シートや専用グッズを活用しましょう。洗車シートは、付着してから日が浅い汚れに効果的です。シートに洗剤がしみ込んでいるため、パッケージから取り出してすぐに使用できます。
こびりついた汚れには、専用のクリーナーがおすすめです。スポンジやクロスを使って磨きます。液体に含まれる成分が汚れを落としやすくするので、簡単に死骸の除去が可能です。クリーナーを使用した後は、水で洗い流しましょう。
虫を車外へ追い出す
車に侵入した虫は、退治せずに外へ逃がしましょう。車内で退治すると座席シートの汚れになります。また、無理に逃がそうと虫を刺激すれば、刺されかねません。危険なので勝手に外へ出ていくまで待つことをおすすめします。
出ていかなかった場合、車内に放置すると繁殖する恐れがあります。逃がす際は、ビニール袋やタオルで覆って捕獲しましょう。冷却スプレーで駆除する方法もありますが、高温の車内で保管すると破裂する可能性があるため、取り扱いや保管方法には注意が必要です。
＼30秒でカンタン査定依頼！／
車に乗る機会が少ないなら汚れる前に買取に出そう！
車を放置していると虫の死骸などで外装が汚れるだけでなく、タイヤの空気圧が減少したり、バッテリーが上がったりします。手入れせずに放置した分だけ、車の価値が落ちてしまうかもしれません。
車に乗る機会が少ないと感じている方は、汚れや劣化が酷くなる前に売却を検討してみてはいかがでしょうか。一度、簡単査定と高価買取が強みのネクステージにご相談ください。
売却した方がメリットが多い場合もある
乗らなくなった車の放置は、大きな出費となります。車種によって異なりますが、車を所持しているだけで、年間数万円～数十万円の維持費が発生します。
駐車場のような私有地に駐車している場合、毎月の駐車場代が発生する以外にも、乗れなくなると撤去費も払わなければなりません。
乗る機会の少ない車を理由もなく保管していても、大きなリスクや出費が生まれてしまいます。無駄な出費を減らすために、売却という選択肢を視野に入れましょう。
買取ならネクステージで高額査定を目指そう！
ネクステージでは、3ステップで買取査定が行えるサービスを提供しています。Webページの入力フォームから必要な情報を入力するだけなので簡単です。
全国に店舗を展開する圧倒的な販売力のあるネクステージは、高価買取につながりやすい点が強みです。Webページで公開している買取実績を参考にしてみてください。
査定額の完全保証も大きな強みです。買取契約後に査定額の変更や減額はいたしません。愛車の売却を検討されている方は、ぜひネクステージへご相談ください。
＼30秒でカンタン査定依頼！／
まとめ
車に虫の死骸が付着すると掃除が面倒です。コーティングや虫除けネットなどを活用した、虫の付着や侵入対策がおすすめです。防げなかった場合は、早めに対処しましょう。
乗る機会が少ない車は、放置すると価値が落ちていきます。保管時の虫除け対策と併せて、車の売却も検討してみてはいかがでしょうか。
ご自身の車の価値は、ネクステージのWebページから行える簡単な買取査定で確認できます。車の売却に関して不安なことがあれば、ぜひネクステージへご相談ください。
＼30秒でカンタン査定依頼！／
