ワゴンRの歴代モデルの特徴とは?派生モデルもチェックして好みを見つけよう
スズキのワゴンRは1993年から発売され、先進的な軽ハイトワゴンとして人気が高い車種です。居住性と実用性に優れ、燃費もよいと幅広い世代から好まれています。現行モデルは6代目ですが、どのような歴史をたどってきたのか気になる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、ワゴンRの初代から現行モデル、派生モデルの特徴やスペック、新車・中古車価格をご紹介しますので参考にしてください。
※目次※
・ワゴンRは初代・2代目・3代目と歴史を追うごとにさまざまな改良がされている。
・歴代ワゴンRの中には派生モデルもあり、幅広い世代から人気がある。
・歴代ワゴンRは中古車でお得に手に入れよう。中古車をお探しの方は在庫が豊富で手厚い保障が用意されているネクステージへ。
ワゴンRの歴史が分かる!初代~3代目の特徴
ワゴンRは乗降が楽になるドライビングポジションや、大人が4人乗ってもゆったりと過ごせる広い車内空間が特徴です。軽自動車では初となる「’93-’94 RJCニュー カー オブ ザ イヤー」を受賞しているなど魅力が詰まっています。
さまざまな改良が行われており、現在でも人気が高い軽自動車です。この項目では、歴史の長いワゴンRを初代から3代目まで解説します。
(参考:『ワゴンR(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
「R」に込められた意味【初代】
ワゴンRの「R」は「REVOLUTION(革新・画期的)」と「RELAXATION(くつろぎ)」の頭文字です。軽自動車に革新的な流れを作り、ゆとりのある生活になるようにという意味が込められています。
初代ワゴンRが発売された当時は、2ボックスのハッチバックセダンや商用ワンボックスタイプがありました。それぞれ室内空間の広さ、乗降性や走行安定性などのデメリットが挙げられます。そこで、新しいカテゴリーの車種として差別化を図るため、セダンとワンボックスのメリットを生かして開発された車がワゴンRです。
屋根が高いため室内空間が広く、安定性の優れた車種で人気を博しました。
パワートレーンの選択肢が増えた【2代目】
1998年には2代目が登場し、パワートレインの選択肢が増えました。初代では「F6A」エンジンのみでしたが、2代目からはグレードごとに「F6A(NA)」「F6A(ターボ)」「K6A(NA)」が用意されています。
トランスミッションは、ワゴンRで初となるCVTを追加している点が特徴です。外装では初代のコンセプトを維持しつつ、全体的に厚みや張り・丸みのあるデザインを採用しています。丸みを持たせたことで、空力性能も向上されました。
再び角ばったデザインに【3代目】
2003年には、3代目が発売されています。2代目では丸みのあるデザインが印象的でしたが、3代目は初代に近いスクエア型のデザインが採用されました。背が高いスクエア型にしたことで室内がさらに広くなり、利便性も向上されています。
3代目のターボ車は、スズキでは珍しい取り組みを行いました。ターボの特徴であった冷却用の空気取り込み口やTURBOの文字をなくしているため、一目ではターボ車と分かりません。
ワゴンRの歴代モデル【4代目】の特徴
歴代ワゴンRの4代目は、2008年から発売されています。スタイリッシュかつ、室内空間の広さを向上させ、経済性や利便性も兼ね備えました。また、プラットフォームも改良され、乗り心地の良さや運転のしやすさも向上しています。
この項目では、4代目ワゴンRのデザインやスペックがどのように変わったのかご紹介しますので参考にしてください。
(参考:『ワゴンR(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スタイリッシュなデザインに進化
4代目ワゴンRはスタイリッシュなデザインとなり、室内の広さ・快適性・乗降性を高めています。エクステリアでは初代からのデザインを引き継ぎ、車内空間とデザイン性の2つを両立させた磨きのかかったスタイリッシュなデザインが特徴です。
新プラットフォームが採用されたため、ホイールベースが2,400mmに変更されています。新開発のサスペンションにより、安定性能と静粛性・乗り心地が格段に向上しました。
主要スペックと価格
4代目には4つのグレードがあります。標準グレードであるFXのスペックを知ると、歴代ワゴンRとの比較がしやすいでしょう。標準グレードのFXのスペックは、以下のとおりです。4代目ではどのグレードも、FFと4WDが選択できます。
FXスペック |
|
ボディサイズ(全長×全幅×全高) |
3,395mm×1,475mm×1,660mm |
重量 |
800~850kg |
室内サイズ(全長×全幅×全高) |
1,975mm×1,295mm×1,275mm |
定員 |
4人乗り |
エンジン型式・種類 |
K6A・水冷4サイクル直列3気筒 |
駆動方式 |
FF・フルタイム4WD |
燃費(JC08モード) |
20.6~22.0km/L |
新車価格 |
90万8,250円 |
ワゴンRの歴代モデル【5代目】の特徴
2012年から発売されたワゴンR5代目では、軽ワゴン低燃費・新世代エコカーをコンセプトにしています。
スズキの新しい技術である「スズキグリーンテクノロジー」が取り入れられ、コンセプト通りの環境に優しい魅力的な車種です。この項目では、5代目の特徴に加えてスペックもご紹介しますので参考にしてください。
(参考:『ワゴンR(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
新技術によりトップクラスの低燃費を実現
スズキの新技術を取り入れた5代目は、エネチャージやエコクールを採用しています。改良されたアイドリングストップシステムは、エンジンの自動停止を13km/hに早めました。モーター機能付発電機が搭載されているため、アイドリングストップからの再始動がスムーズで静かなことも魅力です。
その他にも、外装・内装・足周りの素材を変更し、最大で約70kgもの軽量化に成功しています。また、後期モデルではスズキ独自の技術の「S-エネチャージ」が搭載されたことで、軽ワゴンの中でもトップを誇る優れた燃費性能です。
主要スペックと価格
4代目と比較すると、全高が若干低く、室内サイズが広くなっています。新しい技術を取り入れた結果、燃費が大幅に向上している点が特徴です。5代目の主要グレードのスペックは以下の通りとなっています。
FXスペック |
|
ボディサイズ(全長×全幅×全高) |
3,395mm×1,475mm×1,640mm |
重量 |
780~830kg |
室内サイズ(全長×全幅×全高) |
2,165mm×1,295mm×1,265mm |
定員 |
4人乗り |
エンジン型式・種類 |
R06A・水冷4サイクル直列3気筒 |
駆動方式 |
FF・フルタイム4WD |
燃費(JC08モード) |
27.8~28.8km/L |
新車価格 |
110万9,850円 |
ワゴンRの歴代モデル【現行6代目】の特徴
2017年から発売されている現行ワゴンRは6代目となります。5代目よりもさらに室内空間が広がり、利便性も格段に向上しました。
軽自動車として幅広い世代に好まれるような個性的な外観となっています。また、6代目からマイルドハイブリッドが採用されました。この項目では、現行6代目のスペックや特徴についてご紹介します。
(参考:『ワゴンR(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
燃費性能の向上
マイルドハイブリッドを搭載したことにより、燃費性能が今までよりも格段に向上しました。その秘訣はISG(発電効率の高いモーター機能付き発電機)です。減速した際のエネルギーを、専用リチウムイオンバッテリーとアイドリングストップ車専用の鉛バッテリーに充電します。
モーターに充電された電力は主に加速時に使用され、発進から100km/hの速度域でエンジンのアシストが可能です。また、発進時や減速から停止までの際に最長で10秒間のクリープ走行ができます。これにより燃費向上が実現しました。
優れた安全性
FAグレードのみに設定されているMT車以外のグレードには、スズキセーフティサポートが標準装備されています。その中でも、前後の踏み間違いサポートが魅力です。前進時はフロントガラスに設置されたデュアルセンサーが車や人を検知し、夜間でもしっかりサポートが行えるレーザーレーダーが搭載されています。
後退時にはリヤバンパーに内蔵されている4つの超音波センサーが障害物を検知し、ブザー音で接近距離を知らせる「リヤパーキングセンサー」もあるため安心です。
主要スペックと価格
HYBRID FXは、スズキセーフティーサポートの非装着車を選べます。スペックは以下のとおりです。
HYBRID FXスペック |
|
ボディサイズ(全長×全幅×全高) |
3,395mm×1,475mm×1,650mm |
重量 |
770~820kg |
室内サイズ(全長×全幅×全高) |
2,450mm×1,355mm×1,265mm |
定員 |
4人乗り |
エンジン型式・種類 |
R06D・水冷4サイクル直列3気筒 |
駆動方式 |
2WD・フルタイム4WD |
燃費(WLTCモード) |
24.2~25.2km/L |
新車価格 |
109万8,900~154万4,400円 |
(2022年5月現在の情報です)
ワゴンRの派生モデルもチェックしよう
ワゴンRには派生車が2車種あります。男性をターゲットにした「ワゴンRスティングレー」と、スライドドア搭載の「ワゴンRスマイル」です。
通常モデルも人気がありますが、派生モデルも人気が高まっています。この項目では、2車種の特徴と新車・中古車価格をご紹介しますので参考にしてください。
ワゴンRスティングレー
ワゴンRスティングレーは、ワゴンRと異なりスタイリッシュで個性的なモデルです。
デュアルセンサーブレーキサポートが全グレードに標準装備されています。特にHYBRID Tでは、7速マニュアルモードが楽しめるパドルシフトが採用されている点が特徴です。また、専用のクルーズコントロールシステムが装備され、45~100km/hで設定できます。
内装は水平基調でシンプルですが、シルバーステッチが施されているなど高級な印象が魅力です。
新車価格 |
150万1,500~177万6,500円 |
中古車価格 |
約20万~149万円 |
(2022年5月現在の情報です)
(参考:『ワゴンRスティングレー(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ワゴンRスマイル
ワゴンR スマイルは、角張った形状で丸目のヘッドライトが印象的です。スライドドアが搭載され、後部座席への乗降が楽になっています。
ボディカラーはワントーンや2トーンカラーが選択でき、豊富なバリエーションが楽しめるでしょう。インパネではカッパーゴールドのフレームが採用されているグレードがあり、質の高い雰囲気が魅力です。
新車価格 |
129万6,900~171万6,000円 |
中古車価格 |
約139~196万円 |
(2022年5月現在の情報です)
(参考:『ワゴンRスマイル(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
歴代ワゴンRの中古車相場は?
ワゴンRは、歴代を問わず中古車でも人気です。歴史が長い分中古車流通量が豊富なため、選択肢の幅も広がります。自分好みのワゴンRが見つかるでしょう。この項目では、歴代ワゴンRの中古車価格をご紹介します。
初代~5代目の中古車価格
初代から人気の衰えないワゴンRは、中古車の流通量も多い傾向にあります。初代から5代目までの中古車価格は、約18万~80万円です。
2005年式のものが10万円台、高いものでも2016年式のワゴンRが約80万円とお得に購入できます。走行距離もあまり走っていないものも多く、運が良ければ掘り出し物が見つかるでしょう。
(2022年5月現在の情報です)
現行6代目の中古車価格
現行6代目のワゴンRも人気が高く、中古車の流通量が多い傾向にあります。中古車価格は、約59万~132万円です。
新車だと100万円を超えてしまいますが、中古車であれば安くて50万円台から購入できます。オプションで購入しなくてはならない装備などが元から付いている、検討していた予算内でグレードの高いモデルを狙えるなど、お得に購入できるメリットが満載です。
(2022年5月現在の情報です)
歴代ワゴンRは在庫が豊富なネクステージで探そう!
中古車でワゴンRの購入をお考えの方は、ネクステージにお任せください。日々他社の価格を徹底的に調べ上げ、どこにも負けない価格です。
お客様が納得してご購入いただけるよう、サポート体制や充実した保証などをご用意しています。この項目では、ネクステージの強みをご紹介しますので参考にしてください。
全国展開の店舗にある在庫から選べる
ネクステージでは全国に店舗を構えており、総在庫数が約3万台あります。車種別に専任のスタッフが配置され、こだわりぬいた仕入れを行っていることが強みです。
売れ筋カラーやモデル、グレードなどのバリエーション豊かで、お気に入りの1台が見つかるでしょう。また、購入後の故障などトラブルに繋がるような粗悪な車は、仕入れ時に事前に排除しています。安心してお選びください。
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※価格は支払総額
安心の保証が充実!
ネクステージで販売されている中古車には、全て無料保証が付帯されています。また、有償保証では33機構318項目と幅広い保証内容で、最長3年まで選択が可能です。
特別保証期間内では、消耗品や電飾品までも無償で修理・交換を行っています。その際、経過年数や修理個所によっての免責金や追加費用は一切いただきません。充実した保証から、用途に合わせたものをお選びください。
まとめ
歴代ワゴンRは背が高く、車内空間が広いと軽自動車の中でも初代から人気のある軽自動車です。初代から燃費の向上、安定性などさまざまな課題に取り組み、現在では6代目が販売されています。中古車流通量も多いため、モデルやグレードが豊富です。自分のお気に入りの1台が見つかるでしょう。
ワゴンRを中古車でお探しの方は、保障やサポートが充実したネクステージにご相談ください。365日徹底した価格調査を行い、毎日低価格を目指して尽力しています。