車の下取り相場もコロナの影響があるの?車を売る時に損をしないためのポイント
車の下取りや買取を考えている方にとって、時期は非常に重要です。売る時期によって査定額は変化し、特に買取では大きな違いとなって現れます。
新型コロナウイルス感染症の影響によって、買取の相場がどのように変化したか気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。2021年現在は中古車の買取価格は上昇傾向にあり、売却に適したタイミングです。
この記事では、ネクステージ独自のアンケート結果とともに車の買取相場と新型コロナウイルス感染症の関係をご紹介します。愛車の相場をチェックし、きれいに保つことがコロナ禍に買取価格を上げるポイントです。
※目次※
2.2021年はコロナ禍で下取りや買取に関わる中古車相場が変化した
6.車を下取りするなら高額査定のネクステージで査定してみよう!
・新型コロナウイルス感染症の影響によって新車の販売数は激減し、2020年は中古車の価格相場も大きく下落した。
・2021年は中古車のニーズが高まり、販売台数や販売価格は上昇すると同時に買取価格も上昇。
・愛車を売却するタイミングは車検前や自動車税の課税前などがおすすめ。適切なタイミングで売却できれば出費を減らすことが可能。
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コロナ感染拡大で車の下取り相場に影響があった2020年
新型コロナウイルス感染症の影響は自動車業界にも大きな影響を及ぼしています。新型コロナウイルス感染症によって新車や中古車の市場がどのように変化したか、新型コロナウイルス感染症の影響が大きくなり始めた2020年から順に確認しましょう。
2020年の時点で新車、中古車ともに大きく販売台数に影響を受けました。販売台数は下取り価格や買取価格も左右するため、見逃せないポイントです。
2020年は新車販売は激減
新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって、2020年はどの国産メーカーも新車の売れ行きに悩まされました。新車販売台数は三菱が6割減、スズキや日産も4割減と大きく落ち込んだ点が特徴です。
新車の売上が激減した背景には外出自粛の要請や、いつ終わるか分からないコロナ禍で車を買い替えることへの抵抗がありました。「今はまだ買うべきではない」と判断した方が多く、外出する機会も減ったことは更に追い打ちをかけたと言えるでしょう。
ディーラーを訪れる機会が減ったことや、購入契約のために複数回店舗を訪れなければならなかったことも影響しました。さまざまな要因が複雑に絡み合って、新車の販売台数を左右したと言えるでしょう。
(参考:『新車・年別販売台数(登録車+軽自動車)|一般社団法人 自動車販売協会連合会』)
中古車市場は価格相場が急落
新車販売数が激減すると同時に、新型コロナウイルス感染症は中古車業界にも変化をもたらしました。既に製造が完了している車を扱う中古車業界は、需要と供給のバランスが大切です。需要か供給のどちらかが多いと市場価格にも影響を与えてしまいます。
2020年の中古車市場は増税前の仕入れがあったこともあいまって、在庫過多に陥りました。また、輸出規制があったことや世界的なロックダウンが落ちたことで物流が滞り、輸出需要が落ち込んだこともポイントです。
複数の原因によって、中古車業界も市場相場を大きく下げました。新型コロナウイルス感染症という予期しなかった原因によって新車、中古車の価格が下がり、下取りや買取を中止する店舗も現れたのが2020年です。
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2021年はコロナ禍で下取りや買取に関わる中古車相場が変化した
自動車業界は2021年も2020年から引き続き、新型コロナウイルス感染症の影響が色濃く出ています。しかし1年たったことで、コロナ禍の中でも状況に対応した販売戦略や顧客へのアピール方法が目立ち始めました。
中古車を売却するには「ディーラーでの下取り」と「中古車買取専門店での売却」のどちらかがおすすめです。中でも中古車買取専門店のほうが高く買い取ってもらえる傾向があります。
販売台数や価格が上昇
中古車市場の変化とともに特徴を確認しましょう。2021年に入ってから中古車の販売台数や価格は上昇しました。
3密の回避が大切であることが世界的に広まったこと、日常の移動方法として車がコロナ禍でも便利だったことが理由として挙げられます。長距離の移動でも電車や飛行機を控え、車が使われる機会は増えました。
車のニーズが増えたことで、中古車の販売台数も上昇傾向に転じています。新車の納期遅れもあり中古車の需要は増していますが、供給が少ないため販売価格も2020年と比較して高くなっていることが特徴です。
中古車の買取相場は?
新型コロナウイルス感染症によって中古車の買取相場にも変化が見られました。2020年よりも中古車の需要が増えたことは買取相場にも影響を与えています。
中古車の相場は需要と供給のバランスによって決まるため、需要を先読みすることは大切な要素です。中古車の需要が高く供給が低くなっている2021年現在では、中古車オークションの買取価格が上がっています。
買取価格は需要と供給のバランス、景気などさまざまな要因に左右されることを覚えておきましょう。車を売りたいと思った時、買取相場を確認することは重要です。
車の利用機会の増加
新型コロナウイルス感染症の拡大により、車の利用機会が増えています。ネクステージ独自のアンケートでは、買い物時に車に乗ることが増えたと答えた方が約50%以上いました。緊急事態宣言が発令されたことにより、まとめ買いをする人が増えたことが関係しています。
次に多かったのが通勤(18%)です。これまで電車を利用していた人が、3密を避けるために車移動に変えたことが理由と考えられます。
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コロナ禍で車を売るなら下取りと買取のどちらがよいの?
2021年現在は中古車を売りたいと考えている方にとって、比較的おすすめの時期といえるでしょう。車を売りたい方は、ディーラーでの下取りと中古車買取店での買取のどちらかから選択するケースが一般的です。
どちらがよいか判断する基準のひとつとして、下取り価格と買取価格の違いをチェックしてみましょう。下記の4例をご参照ください。
トヨタ ランドクルーザープラドの場合
トヨタのランドクルーザープラドは、オフロード走行性能の高いSUVです。高出力、最大トルクのディーゼルエンジンが特徴的で、パワーを維持しつつも静粛性と環境性能にも秀でている点も利点といえるでしょう。
ランドクルーザープラドのプラドは平原の意味を持ち、オフロードにも適用したSUVである片りんを覗かせています。オフロードの走行性には独自の長所を持っており、5つのモードの中からその時々の路面に適した走行を選択可能です。ランドクルーザーという名前に相応しい車といえるでしょう。
2009年以降のTZ-G型式の下取り価格は110万円となっており、中古車市場では159~674万円ほどの価格帯で販売されています。
(2022年9月時点の情報です)
(参考:『ランドクルーザープラド(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
トヨタ ヴォクシーの場合
ランドクルーザーと同じトヨタから発売されているヴォクシーは、スポーティーなデザインが特徴のミニバンです。トヨタのミドルミニバンはヴォクシー、ノア、エスクァイアの3種から構成されていますが、ヴォクシーが最も人気を得ています。
広々とした室内空間と乗り降りしやすい設計は、ヴォクシー独自の長所です。コロナ禍でも利用しやすい車内空間の提供に成功しています。家族でのお出掛けや大量の買い物など、さまざまな用途で活躍するでしょう。
2019年式ヴォクシーのハイブリッドZS 煌Ⅱ式型ZWR80Wの下取り価格は190万円となっており、中古車市場では約25~471万円で販売されています。(2022年9月時点の情報です)
(参考:『ヴォクシー(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
トヨタ プリウスの場合
トヨタのハイブリッド車として確固たる地位を築いているプリウスは、発売当時その燃費性能や静粛性で群を抜いていました。
ハイブリッドカーが浸透してくるとともに、多くの車の燃費性能が改善されましたが、プリウスのグレードの中にはAプレミアムのようにプリウスの元々の良さとラグジュアリー感を両立させているモデルもあります。
現在人気のAプレミアムは、トヨタセーフティセンスPと呼ばれる安全装備が標準仕様です。本革シートやランバーサポート、運転席の電動調節機能など多岐に渡ってAプレミアムはその高性能さを発揮しています。Aプレミアムの下取り価格は140万円です。中古車市場では約35~325万円で販売されています。
(2022年9月時点の情報です)
(参考:『プリウス(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ホンダ N-BOXの場合
ホンダのN-BOXは、軽自動車の中で圧倒的な人気を得ている車種です。軽自動車の販売台数では5年連続でナンバー1を達成しており、その人気がうかがえます。人気の理由はその内外装のクオリティに軽自動車とは思えない快適な室内空間、乗り降りのしやすさなどです。
軽自動車の快適性を突き詰めた結果がN-BOXといえるでしょう。充分な収納スペースを備えているため、大きな荷物を運ぶ際にも重宝します。燃費も良く、軽自動車であることから支払う税金も少なく済むでしょう。
G・EXターボホンダセンシングを例にすると、N-BOXの下取り価格は80万円となっており、中古車市場で約47~189万円で販売されています。(2022年9月時点の情報です)
(参考:『N-BOX(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
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コロナ禍で車の下取りや買取で損をしないためにやること
中古車買取店で買取を依頼するほうが、下取りよりも高い査定額を得られる傾向があります。同時に、売却を行う際の車の状態についても気を配っておきましょう。
車の下取りや買取を行う時に気を付けておきたい点は以下の3点です。下取りでも買取でも共通しているため、目を通しておきましょう。
愛車の相場を調査する
車を売りたいと思った場合でも、すぐに売却を決断することはおすすめできません。まずは愛車の相場をチェックしましょう。特にコロナ禍では中古車市場は不安定な状態です。価格の変動が簡単に起こってしまうリスクも考えなければなりません。
販売されている中古車価格をネットで調べる、複数の見積もりを取って比較するなどの方法で、愛車の相場を確認できます。目安となる下取り、買取価格が分かることで、安心して売却を決められるでしょう。
愛車を掃除する
下取り、買取の前には必ず清掃を行いましょう。車の状態は買取価格にも大きく影響します。少し手間をかけて掃除することで、買取額が大きくアップするかもしれません。
車内、車外を清掃することにはいくつかのメリットがあります。売却する前に落とし物を見付けられる可能性があるほか、臭いや汚れに改めて気づけるでしょう。特に臭いは査定額にも直結するため、普段車を利用しない第三者にチェックしてもらうことも大切です。
余裕のある準備をする
高い買取査定額を入手することも重要ですが、良い売却には手続きのスムーズさも欠かせません。準備に余裕があれば、その後の手続きも無駄な待ち時間なく行えるでしょう。
車検証や自賠責保険証明書、リサイクル券の預託証明書など必要な書類を事前に準備しておきましょう。自動車納税証明書や実印、印鑑証明書も求められます。
売却が決まってからこれらの書類を用意しようと思うと、思わぬ時間がかかってしまいかねません。売却を思い立った時に、査定の手続きと並行して書類の準備も進めておきましょう。
売却先を探す
コロナ禍でも下取りや買取で損をしないためには、売却先を見極めることも大切です。ネクステージでは、下取り・買取に関して満足したことは何かというアンケートを取りました。約3割の方が、手続きの簡単さやスタッフの対応と回答しています。
買取では価格を重視される傾向にありますが、スタッフの対応を重視している方も少なくありません。下取り・買取どちらにしても価格だけではなく、スタッフの対応などを見て探すこともポイントです。
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コロナ禍で車を下取りや買取に出すおすすめのタイミング
コロナ禍において、中古車市場は先の見えにくい状況といえるでしょう。買取価格の変動も予期が難しく、いつ車を売却すればよいか判断に苦渋することも考えられます。
しかし、車検の時期や税金、また決算期を踏まえて考えることで出費を抑えたり買取価格をアップさせることは可能です。下取りや買取に適したタイミングは以下のポイントをご参照ください。
愛車の車検前
愛車の下取りや買取は、車検の前に済ませてしまうことをおすすめします。車検を通したことによって大きく買取価格は変わりません。車検の後に車を売る場合、車検代分の金額を損してしまうでしょう。
車検は法定費用と車検基本料の2つから構成されています。総額で10万円を越えることもあるため、慎重に売り時を見定めることが大切です。焦って売却を考えることがないように、車検の時期をあらかじめ予定に入れ、計画的に売却を検討しましょう。
ネクステージ独自のアンケートでは、1年以上3年未満で売却するという方が13.8%、3年以上5年未満で売却するという方が23%、5年以上7年未満で売却するという方が17.1%いました。それぞれ車検と重なるタイミングです。
自動車税が課税される前
車の適切な売却時期は、自動車税が課税されるタイミングにも関わってきます。自動車税は4月1日時点で課税が決定するため、4月1日以前に売却を済ませてしまいましょう。
4月に入ってから売却する場合、税金の支払いの手続きも行わなければなりません。結果的に手間も出費も増えてしまいます。4月からの新生活における中古車の需要を踏まえても、3月末までに売却を済ませることは大きなメリットになるでしょう。
需要が増える決算期
車に高い買取価格がつきやすいタイミングは1~3月です。新生活のスタートに合わせて中古車の需要が高まること、また年度末である3月は中古車買取店の決算期にあたる傾向にあることが理由として挙げられます。
この時期は、中古車買取店による買取強化キャンペーンが増える点も見逃せません。同じ状態の同じ車種であっても、他の時期よりも高く売りやすい傾向が見られます。半期決算月である9月も同様の理由でおすすめの時期です。
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車を下取りするなら高額査定のネクステージで査定してみよう!
コロナ禍でも高く売りたいとお考えの方は、ぜひネクステージに買取査定をご依頼ください。ネクステージでは中古車買取に対して真摯に取り組み、高価買取を実施しております。
買取価格アップのためには、維持コストの削減が必要不可欠です。中古車市場を把握したうえで、ネクステージは再販ルートの確保を徹底しています。この仕組みによって維持コストを大幅に削減しているため、買取価格に最大限の還元が可能です。
よくある質問
Q. 下取りとは?
A.下取りとは、現在乗っている車を新車の購入と引き換えに買い取ってもらうことです。新車を購入することが前提となり、新車価格から不要になる車の査定金額を差し引く売買取引のことを指します。
Q. 車が高く売れる時期は?
A. 車が高く売れる時期は、1月~3月と9月と言われています。主な理由は、就職や転勤、引越しによる車の買い替え需要が高くなるためです。また、企業の決算期による販促強化によって売却メリットが高くなる傾向もあります。
まとめ
愛車を手放す際は、少しでも高い金額で売却したいものです。それはコロナ禍でも同じであり、適切な売却のタイミングを見逃さないことが高価買取への近道といえるでしょう。
適切なタイミングや買取先を見付けるために、買取相場を調べたり複数の業者に見積もりを依頼することも効果的です。ネクステージ独自のアンケートでも、売却先を探すのにスタッフの対応を重視している方が多くいました。自分自身で情報を得ることは、損をしない売却術にも繋がります。
愛車の買取をご検討の方はネクステージへいつでもご相談ください。買取査定のご依頼はネット上で簡単にお手続きいただけます。
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