金利の安いカーローンを選ぶには?種類や相場と車を購入する時のポイント

車は人生の中でも大きな買い物です。金銭的に負担となってしまうこともあるため、長期的な支払いプランを組み立てることが大切と言えるでしょう。
場合によっては頭金やローンの支払いなどで、経済的に不安定な状況が続いてしまうケースもありえます。しかしローンの種類は複数あり、一見複雑でどれを選べばよいのか迷ってしまうのではないでしょうか。
金利の安いカーローンはどれなのか?カーローンの種類・相場と、車を購入する際のポイントをご紹介します。カーローンを考えている方はぜひご覧ください。
※目次※
7.カーローン無しでも購入しやすい低価格帯の中古車のおすすめ車種
・カーローンは銀行系・ディーラー系・自社系の3種類が存在する。長所短所はそれぞれあるが、1番金利が低いのは銀行系。
・金利以外にも金額や年数の上限、複数の場所で比較するなどカーローンを組む上で注意点はいくつかある。
・カーローンは必ずしも最善の手段とはなり得ない。状況に応じて中古車の購入やカーリースなども視野に入れるのがおすすめ。
カーローン選びは慎重に行おう!

一度決めてから後悔することがないように、カーローンは慎重に選択することをおすすめします。カーローンには3種類あると述べましたが、種類の前にまずはカーローンの概要を確認しておきましょう。
カーローンは車を購入する上で典型的な支払い方法の1つであり、以下のような特徴を持っています。もちろんカーローン以外の支払い方法も場合によっては合理的です。
カーローンとは?
車を買う際にもっとも負担額が少ないのは現金一括払いです。しかし、車は高い買い物のため新車や高級車となると更に値が張ってきてしまいます。とても現金一括払いでは支払えないケースもあるでしょう。
カーローンとは、分割して長期間返済していく支払い方法を指します。一括払いでは買えない車や苦しい経済状況下であっても、毎月の負担額を減らして好きな車を購入できるのがカーローンの特徴です。
低金利を狙おう
一括払いでは買えない車にも手が届くカーローンですが、金利の問題もあります。ローンと言えば金利や利子と言った言葉を連想する方もいらっしゃるでしょう。
金利が高いほど負担額も増えてしまうことから、カーローンの場合も低金利のものを狙うのが理想的です。紛らわしい言葉ですが利子や利息は金額を、金利は割合のみを指します。
「最低金利のものだけに絞って契約する」のがベストに感じられますが、金利が低いものは審査のハードルが高いケースがあるため注意が必要です。
カーローンの種類はこの3つがある!

カーローンを選ぶ際には慎重な判断が必要です。3種類ある中のどれが1番自分に合っているのかを見極めることは需要となります。
カーローンは銀行系・ディーラー系・自社系の3種類に分類されます。ここでは、それぞれの特徴をご紹介しますので3種類の特徴をしっかりと理解しておきましょう。
銀行系
銀行系のカーローンは文字通り「銀行を利用するローン」のことです。銀行以外にも信販会社、信用金庫などの場合にも適用されます。金融機関系のローンとも言えるでしょう。
銀行系カーローンのメリットは金利が低いことです。ローンを組む上で低金利は大きな魅力となりますし、車の所有権も自分名義となります。他のローンではディーラーなどが所有者になるため、銀行系カーローンのひとつのメリット言えるでしょう。
ディーラー系
カーローンの2種類目はディーラーローンです。こちらのローンはディーラーと契約を結びディーラーに対して返済していくタイプで、残価設定型のローンも存在します。
ディーラーローンは金融機関系のローンと比べて、審査が通りやすいことがメリットです。他にも審査にかかる時間が短いことや、車の割引、無料でオプション品を付けてくれる場合もあります。
このような対応はありがたいですが、その反面ローンを組むことが前提の車両価格設定や金利にもしっかりと目を向けておきましょう。
自社系
カーローンの3種類目、自社ローンは中古自動車販売店が自社でローンを提供しているものを指します。銀行系ローンよりはディーラー系ローンに近く、お店にお金を立て替えてもらうといったイメージです。
ディーラー系と異なる点は、自社ローンには金利が付きません。一見最良にも見えますが、手数料がかかるため出費の面で有利に働くことはないでしょう。他のローンに比べて借入可能額が低い点も注意が必要です。
カーローンの金利と相場比較

カーローンには3種類ありますが、どのカーローンがもっともよい選択かはそれぞれのシーンによって異なってきます。
カーローンをより詳しく知るためにも、金利のについて確認しておきましょう。
ここでは、金利体系と金利相場についてご紹介します。
金利の体系
カーローンの金利には、「固定金利型」「変動金利型」の2種類があります。どちらのタイプのローンを組むか、車の購入時に決める必要があるのです。
固定金利型は契約時に決めた金利が変動しないため、月々の支払額計算が簡単というメリットがあります。その反面、市場金利が上昇した場合は支払い額は多くなってしまうことがデメリットです。逆に下がれば支払い額は減ることになります。
変動金利型は、固定金利型と違って市場の変動に合わせてローンの金利が変動します。良くも悪くも市場の流れに左右されるため、固定金利型と比較しても一概にどちらがよいかは判断が難しいところです。
金利相場の目安は?
銀行系・ディーラー系のどちらで契約するかによって金利は変わってきます。金利相場の目安は以下の表をご参照ください。銀行系ローンは金利の低さが目立ちますが、審査が厳しい点も考慮する必要があります。
前述した通り、自社ローンの場合は金利が付かない代わりに手数料が上乗せされ、金額は車両価格の10~20%が相場です。
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銀行系カーローン |
2~5% |
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ディーラーローン |
6~9% |
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自社ローン |
0%(手数料あり) |
金利以外でカーローンを選ぶときのポイント

カーローンを組む上で大きなポイントとなる金利ですが、金利とローンは切っても切れない関係にあります。
しかし「カーローンを組むときは金利にだけ目を向ければよい」というわけではありません。金利以外にも以下のポイントを確認しましょう。
・金額や年数の上限を調べる
・最高金利で検討する
・複数の見積もりや内容を比較する
金額や年数の上限を調べる
カーローンを組む際は、金額や年数の上限についても事前に確認しておきましょう。カーローンは審査によって通らない場合もあります。借りられる金額の上限や支払い期間がどのくらいあるのかも調べておきましょう。
金額や年数の上限次第では、希望しているカーローンが利用できなかったり別の好条件が見つかったりする場合もあります。幅広くチェックすることも重要なポイントです。
最高金利で検討する
カーローンにかかる金利は最高金利で検討することが大切です。何かあったときでも大丈夫なように、高い金利にも備える必要があります。
金利が高くなる要因は複数考えられますが、かりに市場の金利が高くなってしまった場合は家計に予想外の負担を与えかねません。条件によってカーローン自体にも金利幅があるため、最低金利のみに目を向けていると「予想よりも高い金利になってしまった」というケースも考えられます。
複数の見積もりや内容を比較する
契約する前に複数のカーローンから見積もり(仮審査)を受けることは可能です。多くのカーローンでは見積もり後のキャンセルを認めており、内容や条件を比較検討するのに有効な手段となります。
重要なのはシッカリと検討することです。いますぐ借入できるかではなく、複数のローン会社から見積もりをとって金利や借入条件を確認しましょう。その中から有利なものを選ぶことをオススメします。
低金利カーローンはどんな人に向いているの?

車の購入に便利なカーローンですが、実際には向いている方とそうでない方がいます。自分がどちらに該当するのかを確認してみましょう。
ここでは、カーローンがおすすめできるケースと向いていないケースについて解説します。
どのような方が低金利カーローンに向いているのでしょうか。
カーローンがおすすめなケース
カーローンは大きな買い物ほど実用性が高いと言えるでしょう。値段が高い車を買う場合や、月々の支払いを計画的に行いたいという方に向いています。
借入額は借主の返済能力を基に決定されますが、安定した収入がある方やボーナス時の返済の目処が立てられる場合も審査に通りやすくなるでしょう。
カーローンが向いていないケース
カーローンが向いている方もいますが、一方で向いていないパターンもあります。一括払いで支払える方や、将来的に支払うことになる金利が気になる方はカーローンは向いていないと言えるでしょう。
その他に、収入が不安定な場合も審査が厳しくなるといった面でオススメできません。高い金利のカーローンしか選択肢がない場合は、よく考えた上での決断が求められます。
カーローンを利用しない方法も検討しよう!

カーローンを組むのに向いていないと感じた場合は、無理にカーローンを組まない方がよいこともあります。収入が安定しない場合、高金利のローンは日常の生活を圧迫しかねません。
カーローンを利用しない手段でおすすめなのが、カーリースを利用することや中古車を選択することです。カーローンを組む前に検討してみてはいかがでしょうか?
カーリースを利用する
カーローンを組むのが難しい場合、本当にマイカーを買う必要があるかを考えて直してみましょう。車は必要だけど購入には躊躇するという場合は、カーリースという手段もあります。カーリースは月々の利用料金を支払って車を借りられるシステムです。
ただしカーリースにも注意点があります。極端に長い走行距離や改造を含むカスタマイズなどの禁止事項もあるため、破ると契約終了時に追加料金が発生してしまうことです。車をドレスアップしたり改造したりする方には向かないでしょう。
価格の安い中古車を購入する
カーリースが自分の環境に合わないと感じる方は、中古車の購入も検討してみましょう。中古車の中には価格の安い車もあるため、カーローンを組むことなく購入できるかもしれません
安い中古車であれば値段も抑えられる上、カーリースと違って自分が所有者となります。カスタマイズも自分で自由にでき、カーリースのように追加で発生する料金もありません。
カーローンを組めない場合は組める店舗を探すのではなく、中古車を検討してみてはいかがでしょうか?
カーローン無しでも購入しやすい低価格帯の中古車のおすすめ車種

低価格帯の中古車と言えば軽自動車が筆頭に挙げられるでしょう。最近の軽自動車は進歩が速く、日常の足として十分に活躍してくれます。
空間作りの工程であるパッケージング技術の向上により、室内スペースも広々。走行性能や安全性も向上しています。ここではオススメの軽自動車3車種を見ていきましょう。
マツダ:デミオ

デミオは他のコンパクトカーと一線を画した車です。ドライバーを重視したパッケージングで、意のままに車を繰ることができるでしょう。
技術的な注目点はクリーンディーゼルです。1.5L直4ディーゼルターボを搭載し、最高出力は77kWを発揮します。
クリーンで軽快な吹け上がりを体感できる優秀なエンジンです。ネクステージでの中古価格は、約70万円~120万円で、平均価格は約100万円とお考え下さい。
(2021年5月時点の情報です)
(参考:『デミオ(マツダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
PRデミオのおすすめ商品
※価格は支払総額
ダイハツ:ムーヴ

ダイハツムーヴはハイトワゴンを広く定着させた一台です。軽自動車に求められる低燃費・低価格・走行性能・安全性を多角的に捉えたモデルと言えます。
現行型はスタンダードとカスタムの2モデルとなっており、ムーブカスタムはエアロ仕様車です。
技術面では「Dモノコック」構造に注目。サイドパネル全面に高張力鋼を採用し、軽量高剛性を実現したボディ構造となっており、ダイハツムーヴの見逃せない特徴でもあります。ネクステージでの中古価格は、約70万円~110万円です。
(2021年5月時点の情報です)
(参考:『ムーヴ(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
日産:デイズ

最近の軽自動車は、利用目的の重要性から従来のクオリティを超えるモデルも登場しています。日産デイズも走行性能やの質感の向上が一目で確認できるでしょう。
注目点は、日産の高い技術を注ぎ込んだ安全支援システム「プロパイロット」の搭載です。これにより、安全性が一段階アップしています
グレードは、スタンダードモデルとハイウェイスターの2モデル構成となっており、シャープで張り出しの効いた車をお探しならハイウェイスターがおすすめです。ネクステージでの中古価格は約90万円~130万円となります。(2021年5月時点の情報です)
(参考:『デイズ(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
まとめ

カーローンには銀行系ローン・ディーラーローン・自社ローンと3種類あることから、自分に合ったローン形態を見つけることが大切です。金利は最優先になりやすい事項ですが、支払い期間や金額の上限など他の要素にも左右されます。
各々に合ったローン選びが大事ですが、必ずしもローンを利用して車を買うことが最善ではないという点にも留意してください。
ローンを組んで無理に新車を購入するよりも、無理なく中古車を購入する方が向いている場合もあるでしょう。ネクステージでは中古車を豊富に取り扱っていますので、お見積りの際はぜひネクステージにご相談ください。








