【車のローン】最長借入期間は新車と中古車で異なる?長期はデメリットも多い!
車の購入には、車体価格や初期費用を合わせても百万単位の大きな費用がかかります。その多額の費用の一括負担を減らすために、ローンを組む方も多いのではないでしょうか。
ローンの借入期間が長いほど毎月の支払い額は少なくなるため、家計への負担が減らせます。しかし、金利などのデメリットも発生するので注意が必要です。
そこで、車のローンの最長借入期間はどのくらいなのか、新車と中古車での違いやローンの負担を軽減させる方法をご紹介します。正しいローンの知識を身につけて、車の購入計画を立てましょう。
※目次※
・長期ローンの月々の支払いが楽になり、滞納や延滞のリスクを回避しやすいメリットがあるが、金利が高くなる可能性があるデメリットも忘れてはいけない。
・無理のない返済プランのシミュレーションは必須!
・ローン返済の負担を軽減するならネクステージで中古車を探そう!
車のローンが借入できる期間
どのようなローンを選ぶかによって、車のローンの借入期間は異なります。住宅ローンは数十年の長期ローンを組めますが、車のローンは数年です。これは、新車登録から「普通自動車は6年」「軽自動車は4年」などの、車の耐用年数が定められていることに関係しています。
耐用年数を考慮して、車検のタイミングで車の買い替えや乗り換えを促進しているため、ローンの借入期間も短くなる仕組みです。ローンの借入先によっても期間が異なるため、しっかりと比較しましょう。
車のローンにはどんなものがある?
車のローンにはいくつかの種類がありますが、主なものが「銀行系ローン」「ディーラーローン」「自社ローン」です。金利、審査の厳しさ、手数料、手間などに違いがあります。
銀行系ローンは金融機関が提供するローンの種類で、銀行、信用金庫、労働組合、JAバンクなど、普段よく利用しているところや、近所にあるところから選べる点がメリットです。
審査が厳しいというデメリットもありますが、金利が低いため総支払額の削減ができます。不定期でキャンペーンも行っていることも多く、お得にローンを組めるでしょう。
ディーラーローンは、ディーラーや中古車販売店が信販会社を通して組むローンのことです。車を購入した後に、そのまま店頭でローンを申し込めます。手続きが簡単で審査も比較的緩いのが特徴です。
選べる信販会社が少ないことや金利の高い点がデメリットとして挙げられますが、車種によっては特別金利やキャンペーンがあるため、うまく利用すれば費用を抑えられるでしょう。
自社ローンは販売店が独自に提供するローンです。信販会社を通さないので他社のローンが組めなかった場合でも審査に通りやすく、金利が付きにくいというメリットもあります。ただし、頭金、保証料、手数料が必要になる場合もあり、総支払額が銀行系ローンよりも高くなることもあります。
販売店によって内容も異なるため、どのローンがいいのかしっかりと比較しましょう。
期間や支払回数はローンの種類によって変わる
金利や審査による違いだけではなく、借入期間や支払回数もローンの種類によって変わります。ローンの借入期間は半年~10年程度が一般的です。車検を機に買い替えや乗り換えを検討している場合には、3年、5年、7年でローンを組みましょう。月々に無理なく支払える額で決めるのもおすすめです。
なお、借入期間と支払い回数はボーナス払いや繰り上げ返済ができるかどうかによっても変わります。
支払いは月1回が基本
ローンの種類によって借入期間の総支払回数は異なりますが、多くのローンは月1回の支払いが基本です。そのため、総支払回数は3年であれば36回、5年であれば60回、7年であれば84回となります。ボーナス払いを併用している場合は、支払回数は変わらないものの、ボーナス月のみ支払額が増えるので注意が必要です。
ローンを組めば月1回の支払いが必須となるため、無理なく支払える額をシミュレーションしましょう。
ローンの最長は7年が多い
ローンの借入期間は、最長7年のプランが多い傾向にあります。車の耐用年数を考えると、それ以上は買い替えや乗り換え時期を過ぎてしまうことになります。そのため、長くても3回目の車検時期となる7年を目安にしましょう。
最長期間が10年の長期ローンもある
ローンの最長期間が、7年ではなく10年のプランもあります。10年になると支払回数が120回になるため、車体価格が高額な場合や毎月の支払金額を少なくしたい場合に向いています。銀行系や外車ディーラーなどで選べることが多い傾向です。
ただし、ローンの借入期間が長期になればなるほど、かかる金利も増えます。金利が数十万円になると総支払額も増えてしまうことがあるので、事前に確認しておきましょう。
カーローンと一般的なローンとの違いは?
カーローンは一般的なローンと同じく審査がありますが、法的な規制を受けないという違いがあります。そのため、借りすぎや貸しすぎを防ぐための総量規制の対象にはならず、ほかのローンを気にする必要がありません。
総量規制は、借入残高が年収の3分の1を超えると新規での借入ができなくなる貸金業法です。カーローンはこの規制には当てはまらないため、すでに一般的なローンを利用していたとしてもカーローンを組めます。
(参考:『貸金業法Q&A|金融庁』)
車のローンの特徴や最長で利用する際の注意点
車のローンは種類によって借入期間や支払回数が異なるため、購入する車体価格やローンを組む会社を多くの選択肢から選ぶことになります。借入を行うにあたり、ローンの特徴、リスク、利用する際の注意点はしっかりと把握する必要があります。
長期ローンは月々の支払いが楽になる
ローンの借入期間によって、毎月に支払う返済額が変わります。例えば、金利を考えずに150万の車を半年で支払うと、6回払いとなるので毎月の支払額は25万円です。10年の長期ローンの場合では120回払いとなるため、毎月1万2,500円の支払額となります。
長期ローンを選択することで月々の支払額を抑えれば、家計に負担を掛けずに済むでしょう。ほかのローン返済がある方や家族が多い方など、毎月の支払額を減らしたい場合にはおすすめです。
滞納や延滞のリスクを回避しやすい
長期ローンを選択すれば、月々の支払額を減らせるだけではなく滞納や延滞のリスクを回避しやすくなります。ローンを滞納・延滞した場合には、督促や車の引き上げ、さらにはブラックリストの登録などがあるので注意が必要です。
督促があってからすぐに支払いができれば問題ありませんが、信販系ローンの場合は車の所有権はディーラーが持っているため、3ヶ月後には車の引き上げられてしまうこともあります。月々の支払額が少ないほど滞納や遅延をしにくく、したとしてもすぐに支払えるためリスクを回避できるでしょう。
支払いの際の金利が高くなる可能性がある
メリットの多い長期ローンですが、金利に関してのデメリットを忘れてはなりません。金利には固定金利と変動金利がありますが、返済期間中の利率が一定である固定金利に対し、変動金利は市場動向によって利率が変動します。
低金利の場合だと固定金利よりもお得になりますが、市場の金利が上がると利率が高くなるため、長期ローンを組む際には注意しましょう。
利率の高い状況が続くほど、短期ローンよりも長期ローンの方が金利は高くなる傾向にあり、支払手数料も長期の場合は多く必要になります。
総支払額は短期ローンの方が安くなる
金利の種類に関わらず、ローンの支払回数によって金利を払う回数が変わるため、長期ローンよりも短期ローンのほうが総支払額は安くなります。短期ローンにすると毎月の支払額が負担になることもありますが、総支払額を抑えたいのであれば短期ローンを選びましょう。
車を所有するには、車体価格や初期費用だけではなく維持費もかかります。燃料代や駐車場代などはその都度、車検、メンテナンス代、自動車税などは年単位で必要です。ローンの借入期間は慎重に選択しましょう。
中古車のローンは最長何年まで?新車とは違う?
車のローンは、新車登録からの耐用年数や単価によって期間は10年未満であるものが大半ですが、中古車の場合はどうでしょう。車体価格が比較的安い中古車でも長期ローンを組めるのかどうか、新車との違いやメリット・デメリットについてご紹介します。
中古車でも長期ローンは可能
中古車も、新車同様に長期のローンを組めます。新車であっても中古車であっても、車の購入には数十万、数百万単位の金額が必要となるため、例え単価の低い中古車であってもローンを組むことは可能です。
ただし、ローンの種類や申し込む人の年齢によって条件が変わるため、実際に申し込んでみないことには分かりません。中古車の使用年数によっては長期で組めない場合もあるため、詳しい条件は中古車でも対応しているローン会社で確認しましょう。
新車よりも月の支払額に余裕ができる
中古車で長期ローンを組む最大のメリットは、月々の支払額を軽減できることです。中古車は新車よりも車体価格が低くお得に購入できるため、新車と同じ借入期間でローンを組むと毎月の支払額を大幅に減らせます。
中古車販売店には、未使用車や新規登録から1~2年程度の比較的新しい車体を取り扱うところもあるため、探してみることをおすすめします。燃費のいい車種であれば、燃料代も削減できます。これにより、さらに生活費の負担を減らせるでしょう。
支払いが終わる前に車が壊れるリスクがある
中古車を長期ローンにすることには、少なからずリスクも伴います。中古車販売店ではしっかりと整備・メンテナンスした車を販売していますが、ローンの支払いが終わる前に不具合が出たり、寿命が来たりしてしまうこともあるでしょう。
ローンの支払いが終わる前に使えなくなってしまった場合、乗り換えで新車を購入すると2重でローンの支払いをしなくてはいけません。そうなると家計を圧迫することにもつながります。中古車で長期ローンを組む際には、車が壊れるリスクもきちんと把握しておきましょう。
最長期間のローンより返済の負担を軽減させる方法
長期ローンを組むことによって月々の支払額を抑えることはできますが、デメリットやリスクも発生します。車を購入する際にはローンの最長期間を気にするだけではなく、いかに返済の負担を減らせるかを考えましょう。ここからは、車をお得に購入できる方法を紹介するのでぜひ参考にしてください。
月々の返済プランを立てる
ローンで車を購入する際には、月々の返済プランをシミュレーションしてから借入期間を決めましょう。長期ローンは金利が高くなるからと短期で組んでしまうと月々の返済額が多くなり、家計への負担が増えて支払いの延滞や滞納につながることにもなります。
自分が月々に支払える額をきちんと把握して、無理のない返済プランを立てましょう。子供の進学や年間の行事など思いがけない出費があることも念頭に置き、少し余裕を持った金額設定がおすすめです。
車の購入資金を前もって確保する
ローンの有無に関わらず、車の購入資金を前もって確保しておく方法もあります。一括で支払えるのであれば、月々の返済や金利を考える必要はありません。ローンを組むのであれば、月々の返済額を減らしたり借入期間を短くしたりすることもできるでしょう。
自分でコツコツと貯金するのはもちろんですが、前の車を売却したり家族に借りたりなどして確保をしておけば、負担を軽減できます。
頭金を多めに準備しておく
現金に少し余裕があれば、頭金を多く用意する方法もおすすめです。頭金を多く用意することで、借入総額を減らせます。借入期間が同じであっても月々の支払額が少なくなるため、ローンによる負担は軽減されるでしょう。
150万円の車両を購入するために7年で月々1万7,860円を支払うよりも、50万の頭金を用意して残りの100万円を7年で支払えば、月々1万1,905円に抑えられます。借入期間を短くできるため、早く完済したい場合にもおすすめです。
支払総額を抑えられる中古車の購入も視野に
頭金の確保やきちんとした返済シミュレーションを立てるのも大切ですが、中古車の購入で支払総額を抑えることも負担の軽減につながります。中古車であっても未使用車や燃費性能のいい車があるため、新車同様の車を安く手に入れられるでしょう。
車体価格を抑えれば支払総額が減り、月々のローン返済も少なくて済みます。中古車は選択肢が多く自分に合う車を見つけやすいため、ぜひ中古車の購入も視野に入れましょう。
車の購入計画はネクステージにご相談ください!
総支払額を抑えられる中古車は、月々のローン返済の負担を減らせる最大の方法です。ネクステージでは中古車の在庫数を豊富に取り揃えており、予算にあった車をお探しいただけます。
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まとめ
カーローンの最長借入期間はローンの種類や条件によって異なりますが、新車も中古車も変わりはありません。長期ローンを組むことで月々の返済額を減らせるというメリットがありますが、それに伴うデメリットも理解しておきましょう。
無理なく車を所有するためには、自分のライフスタイルに合った返済プランをシミュレーションするほか、車体の購入価格を抑えることが大切です。
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