ジムニーの維持費は年間いくら?ジムニーシエラとの差額や内訳、節約方法とは

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ジムニーの維持費は年間いくら?ジムニーシエラとの差額や内訳、節約方法とは

ジムニーの維持費は年間いくら?ジムニーシエラとの差額や内訳、節約方法とは

ジムニーを購入したいと考えているものの、実際の維持費がどの程度かかるのか不安に感じていませんか。軽自動車のジムニーと普通車のジムニーシエラでは、維持費に大きな違いがあり、年間の総額を正確に把握しておくことが重要です。

 

この記事では、税金・保険・車検・燃料代など項目別の詳細な金額から、ジムニーとジムニーシエラの維持費比較、効果的な節約方法まで詳しく解説していきます。

 

※目次※

1.ジムニー維持費の年間総額と基本構造

2.ジムニー維持費の税金・保険料詳細

3.ジムニー維持費の車検・メンテナンス費用・燃料費

4.ジムニーの維持費を効果的に抑える節約方法

5.まとめ

 

■POINT

・ジムニーの年間維持費は約27万円で、主な内訳は軽自動車税1万800円・任意保険約6万円・車検費用約7万円・燃料代約10万円・消耗品費約4万円~6万円などである。

・ジムニーとジムニーシエラの維持費差額は年間約4万5,000円で、軽自動車税と自動車税の差額約2万円・車検費用の差額1万円~2万円・燃料費差額約1万円が主な要因である。

・ジムニーの維持費節約方法は、複数の保険会社で見積もり比較・DIYメンテナンス・エコドライブの実践により、年間数万円の削減が可能である。

 

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ジムニー維持費の年間総額と基本構造

ジムニーのフロントマスク

ジムニーを買う際に、多くの人が気になるのが維持費です。軽自動車ながら本格的な4WD性能を備えたジムニーは、具体的にどのような費用があり、年間いくらかかるのでしょうか。ジムニーシエラとの維持費の差額と併せて、詳しい内訳を解説します。

(参考:『ジムニー(スズキ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』

 

ジムニーの年間維持費総額

ジムニーの年間維持費総額は約27万円です。この金額を月割りにすると約2万2,500円となり、軽自動車としては決して安くない維持コストとなります。

 

ジムニー維持費が他の軽自動車より高くなる理由は、本格的な4WDシステムと特殊な車両構造によるものです。しかし、任意保険の見直しや車検業者の選択により、年間数万円の節約も十分可能でしょう。

 

ジムニーの維持費を構成する項目

ジムニー維持費を正確に把握するには、主な項目を理解することが重要です。以下、維持費を構成する項目とその詳細を確認しましょう。

項目

金額・内容

軽自動車税

年額1万800円

重量税

6,600円(2年分)

自賠責保険

1万7,650円(24か月)

任意保険

約6万円/年

車検費用

約7万円(2年ごと)

燃料代

約10万円/年

消耗品費

約4万円~6万円

駐車場代

8,288円(2025年8月時点の全国平均)

※slide →

 

これらの項目を総合的に把握することで、ジムニーの年間維持費を正確に見積もることが可能です。なお、任意保険・消耗品費・駐車場代は使用条件や地域で大きく変動します

 

ジムニーとジムニーシエラの維持費差額の目安

ジムニー維持費とジムニーシエラの基本差額は、年間約4万5,000円となっています。この差額が生まれる最大の要因は、車両区分の違いによる税制面での負担差です。

 

具体的な内訳では、軽自動車税1万800円に対し、シエラ(1,460cc)の自動車税は3万500円となり、約2万円の差が発生します。

 

さらに、車検費用でもシエラが年間約1万円~2万円高くなるのが一般的です。燃料代においても、シエラのMT車はカタログ燃費がジムニーより若干劣るため、年間で約1万円の差額が生じるでしょう。

 

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ジムニー維持費の税金・保険料詳細

ジムニーのリヤビュー

ジムニーの維持費で、税金と保険料は毎年かかる固定費です。これらの費用は、車の種類や契約内容で大きく変わるため、正確な金額を理解することが大切になります。ここでは、法定費用から任意保険まで詳しい仕組みを見ていきましょう。

 

ジムニーの維持費で必要な自動車税

ジムニーは軽自動車のため、正確には軽自動車税が適用され、年額1万800円となります。この税額は、2015年4月1日以降に新車届出された車両に適用される金額です。2015年3月31日以前に新車届出された車両の場合は、年額7,200円となっています。

 

軽自動車税の納税時期は毎年5月末が期限となっており、一括納付が基本です。なお、新車届出から13年を超えた場合は重課税率が適用され、年額1万2,900円に増額されることも覚えておきましょう。

 

ジムニーの維持費でかかる重量税・自賠責保険料

車検時に支払う重量税は、軽自動車は2年間で6,600円となっています。この金額は、車検のタイミングで次回車検までの期間分をまとめて納付する仕組みです。

 

新車登録から13年経過すると8,200円に、18年経過すると8,800円に増額される点には注意しましょう。

 

自賠責保険料は24か月契約1万7,650円が必要になります。法律で加入が義務付けられている強制保険であり、車検と同時に更新するのが一般的です。

 

これらの費用は車検業者に代行してもらうケースがほとんどで、車検費用の一部として請求されることになります。

 

ジムニーの維持費である自動車保険料(任意保険)相場

自動車保険料(任意保険)は、年齢や等級によって大きく変動します。例えば、20代の6等級(初回加入)では、車両保険なしで年間約6万円、車両保険ありで年間約11万円が相場です。

 

現行のジムニー(JB64W)の2025年の型式別料率クラスは、対人4・対物2と比較的低い数値を示しており、これは過去の事故・盗難の実績が少ないことを意味しています。

 

30代以降で等級が上がれば年間3万円台まで下がるケースも多く、ジムニー維持費の中でも節約しやすい項目といえるでしょう。

 

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ジムニー維持費の車検・メンテナンス費用・燃料費

ジムニーのホイール

ジムニーの維持費で車検とメンテナンス費用、燃料費はいくらかかるのでしょうか。これらは業者選択や部品交換、年間走行距離により大幅に変わるのが一般的です。オフロード走行の頻度による追加費用も含めて、詳細な内訳と節約方法を説明します。

 

ジムニーの維持費である車検費用

ジムニーの車検費用は、7万円前後(基本料金+法定費用+追加整備込み)が目安です。この金額を2年間で割ると、月割り約3,000円の積立が必要となります。

 

車検費用の内訳は、法定費用として自賠責保険1万7,650円・重量税6,600円・持ち込み検査手数料2,200円計2万6,450円が必要です。これらは法律で定められた費用のため、どの業者を選んでも金額は変わりません。

 

ジムニーの場合、イグニッションコイルの不具合が多いとされており、車検時に交換が必要になるケースもあります。業者選択により車検費用は大きく変動し、格安車検なら4万円台から、ディーラー車検では15万円を超える場合もあるでしょう。

 

ジムニーの維持費である消耗品交換時期と費用

ジムニーの維持費を抑えるには、消耗品の適切な交換時期を把握することが重要です。エンジンオイルは、通常使用なら1万kmまたは6か月ごと、シビアコンディションでは5,000kmまたは3か月の交換が基本で、費用は3,000円~5,000円程度となります。

 

タイヤ交換については3万km~5万kmが目安で、4本セットで4万円~5万円程度です。ブレーキパッドは走行状況により異なりますが、3万km~5万kmでの交換が推奨されます。

 

バッテリーは3年~5年ごとの交換が必要で、費用は2万円~3万円程度が一般的です。これらの交換時期を守ることで大きな故障を未然に防ぎ、結果的にジムニー維持費の節約につながるでしょう。

 

ジムニーでオフロード走行時は維持費として追加メンテナンス費用がかかる

オフロード走行時には、通常の舗装路走行とは異なる追加メンテナンス費用が発生します。泥や砂、石によるダメージで追加費用がかかることが一般的です。

 

足回り部品の点検頻度も大幅に増加し、例えばショックアブソーバーの交換は1本につき2万円~3万円程度必要になります。

 

特に水たまりを走行した後はデフオイルの早期交換が推奨され、1回あたり1,000円~1万円程度が目安です。ジムニー維持費を抑えるには、オフロード走行後の清掃と点検が欠かせません。

 

ジムニーの維持費を左右する燃料費

ジムニーの年間燃料費は、WLTCモードに基づく平均燃費から試算すると、MT車で約10万2,000円AT車で約11万9,000円となります(ガソリン価格:170円/L、年間1万km走行で計算)。

 

街乗り中心の場合、カタログ燃費の市街地モードはMT車で15.6km/L、AT車で12.4km/Lとなっており、年間1万km走行でMT車は約10万9,000円、AT車は約13万7,000円の燃料費が必要です。

 

高速道路主体なら、カタログ燃費の高速道路モードはMT車で16.5km/L、AT車で14.8km/Lとなっており、年間燃料費はMT車で約10万3,000円、AT車で約11万5,000円まで抑えられます。

 

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ジムニーの維持費を効果的に抑える節約方法

ジムニーのバックドアオープン

ジムニーの維持費は安くありませんが、効果的な節約方法がいくつか存在します。保険料の見直しで年間数万円の削減が可能になり、DIYメンテナンスでさらにコストダウンも実現できるでしょう。

 

以下、具体的な節約方法を確認し、ジムニーの維持費を抑える参考にしてください。

 

ジムニーの保険料を安くして維持費を抑える方法

ジムニーの自動車保険料を抑えるには、複数の見積もりを比較することが効果的です。一括見積もりサイトを活用することで、複数社の保険料を一度に比較でき、年間数万円の節約も可能になります。

 

次に、年齢条件の見直しが重要です。26歳以上補償や30歳以上補償に変更するだけで、保険料が安くなります。

 

また、運転者限定特約の活用も有効な節約方法です。加えて、免責金額(自己負担額)を高くするほど、車両保険料も削減できます。

 

ジムニーのメンテナンス費用を削減して維持費を節約する方法

ジムニー維持費の削減には、DIYメンテナンスも効果的な方法です。エンジンオイル交換を自分で行えば、業者依頼が3,000円~5,000円程度かかるのに対し、オイル代(2,000円程度)のみで済みます。

 

エアフィルターの交換も、自分でできる簡単な作業です。業者依頼ならフィルター代と工賃2,000円程度かかるところを、フィルター代(2,000円~3,000円程度)のみで交換できます。

 

その他、タイヤなどは必要に応じて社外品パーツも活用すれば、大幅なコスト削減も実現できるでしょう。ただし、ブレーキ関連や重要保安部品は、専門業者に依頼することが肝心です。

 

ジムニーの燃料費を抑えて維持費を削減するポイント

燃料費削減には、エコドライブの実践が最も効果的です。急発進を避け、発進から5秒時速20kmまでの穏やかな加速により、燃料消費を約10%削減できます。

 

信号が赤に変わりそうな場面では、早めにアクセルから足を離して惰性走行を活用し、無駄なブレーキングと再加速を避けましょう。

 

タイヤの空気圧が、適正値より30%低下すると燃費が約4.6%悪化するため、月1回は点検して適正値をキープすることが重要です。ジムニーの空気圧は、前輪160kPa・後輪180kPaを維持しましょう

 

また、不要な荷物は降ろし、車両重量を増やさないことも大切です。これらのテクニックを継続することで、効果的に燃料費を節約できます。

 

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まとめ

ジムニーのサイドビュー

ジムニーの年間維持費は約27万円で、税金・保険・車検・燃料・消耗品・メンテナンスなどの項目で構成されます。

 

ジムニーシエラと比較すると年間約4万5,000円安く、他の軽自動車より若干高めですが、オフロード性能を考慮すれば妥当な水準です。保険の見直しやDIYメンテナンス、エコドライブを実践し、維持費を効果的に抑えていきましょう。

 

▼ライタープロフィール

ジムニーの維持費は年間いくら?ジムニーシエラとの差額や内訳、節約方法とは

鈴木祐貴

車と音楽、旅と猫を愛するライター。多様なWebメディアの編集・ディレクション経験を重ね、2018年よりフリーランスとなる。

現在もさまざまなジャンルの編集をする傍ら、車関連のオウンドメディアや車の税金に関するコンテンツなどの編集経験を生かし、ライターとして車の魅力・おもしろさも発信中。

バックパックひとつでふらりと旅に出るのが好きだが、いずれはキャンピングカーで気ままに世界中をロードトリップしようと思っている。

 

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