中古車購入で名義変更は必要?必要な書類や手続きの流れを解説

中古車を購入した際に必要となる名義変更は、法律で義務付けられた重要な手続きです。これを怠ると、自動車税や保険に関するトラブルが発生する可能性があります。
この記事では、名義変更が必要な理由から具体的な手続きの流れ、必要書類、費用まで分かりやすく解説します。また、個人売買時の注意点や業者依頼のメリット、おすすめの中古車情報も紹介しているため、中古車購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
※目次※
8. 名義変更が把握できたら中古車を探してみよう!【軽自動車編】
9. 名義変更が把握できたら中古車を探してみよう!【普通車編】
・中古車購入時の名義変更は法律で15日以内と定められており、怠ると税金や保険でトラブルになる可能性がある。
・普通自動車は運輸支局で、軽自動車は軽自動車検査協会で手続きを行い、必要書類や費用が異なる。
・個人売買では売買契約書の作成が重要で、名義変更の義務は購入者側にあることを理解しておく必要がある。
中古車購入時には車の名義変更が必要

中古車を購入した際には、車の所有者を変更する名義変更の手続きが必要になります。正式には「移転登録」と呼ばれており、これは道路運送車両法第13条で規定されている手続きです。ここでは、名義変更が必要な理由やタイミング、新規登録との違いについて解説します。
基本的に名義変更は中古車販売店が行う
中古車販売店で車を購入した場合、名義変更手続きは基本的に販売店側が代行してくれます。販売店による代行サービスを利用することで、手続きにかかる時間や手間を大幅に削減でき、書類の記入ミスや手続き漏れといった不備を防ぐことができるでしょう。
ただし、費用を抑えるために自分で手続きを行いたい場合は、事前に販売店へ確認を取る必要があります。店舗によっては売買の手続きを円滑に進めるために、購入者本人による手続きを推奨していないケースもあるためです。
名義変更手続きが必要な理由
中古車を買った時に書類上の持ち主も自分へ変更しなくてはいけない理由は、自動車税や保険に関してのトラブルを避けるためです。毎年4月1日以降に自動車税の通知書が名義人へ送られますが、変更されていないことにより前の持ち主に送られてしまい、どちらが納税をするのかというトラブルに発展することがあります。
保険に関しても、名義を変更しない状態のまま事故に遭ってしまうと適切な保証を受けることができなくなり、新たな保険加入もできません。それだけではなく、違反切符を切られたときや車を盗まれたときなどに、前の持ち主が対応をしなくてはいけなくなるためトラブルの原因にもなります。こういったことを避けるためにも中古車を購入したらすぐに名義変更を行うことが大切です。
名義変更のタイミング
「道路運送車両法第13条」では購入か納車日から15日以内に手続きをすることが決まっています。そのため、変更は購入時に済ませてしまうことが望ましいです。手続きを行う際は自動車の持ち主がいつ、誰に変わったかを証明するために『譲渡証明書』が必要になります。この書類が無いともろもろの手続きができなくなるので忘れずに用意しておかなくてはいけません。
決まった様式のものでしか提出ができないので、運輸支局で入手する、または国土交通省のホームページでダウンロードしておくと良いでしょう。当日記入でも問題はありませんが、事前に記入を済ませておくとスムーズに進めることができます。
また、自分で手続きを進める場合は前の持ち主の委任状が必要です。業者にお願いする場合は自分の委任状を業者側に提出しましょう。
新規登録との違いは?
車の新規登録は、新車を購入した際や、ナンバーのない中古車を購入した時に行われます。登録を受けていない車は、そのままの状態で公道を走行してはいけないため、運輸支局検査登録事務所で登録申請をしなければなりません。
一方、車検ありでナンバープレートが交付されている中古車を購入した際に必要なのが「移転登録」です。そのため、新規登録とは車の条件が違います。また、手続きに必要な書類なども異なるので注意が必要です。
中古車の名義変更に必要な書類と費用

普通自動車か軽自動車のどちらを購入したかによって、必要な書類や手続きの方法や手順、手続きする場所は違い、普通自動車よりも軽自動車の方が手続きは簡単です。ここでは普通自動車と軽自動車の手続きの違いを紹介します。
普通自動車の場合
普通自動車の名義変更は使用本拠地管轄の「運輸支局(陸運局)」で行います。手続きで必要な証明書や申請書は以下の通りです。
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必要書類 |
金額 |
かかる日数 |
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自動車保管場所証明書(車庫証明書)の取得費 |
2,300円~2,400円程度 |
約1週間 |
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印鑑(登録)証明書の取得費 |
300円程度 |
即日 |
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手数料納付書 |
印紙代500円程度 |
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申請書(OCR第1号様式) |
無料 |
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ナンバープレート代(変更の場合) |
2,000円~1万円程度 |
即日(繁忙期は2~3日) |
(2025年8月時点の情報です)
名義変更だけでなく新規購入時に必要になる「自動車保管場所証明書」は、一般的に「車庫証明書」とも呼ばれています。自動車を保管する場所を管轄の警察署に届け出るものであり、運輸支局で届け出ることはできません。名義変更する前に管轄の警察署で申請書をもらい、必要書類とともに提出・申請します。
証明書が発行されるまでに1週間程度日数を要するため、まずは自動車保管場所証明書の入手から始めましょう。また、自動車保管場所証明は地域により金額がかわるため事前に確認しておきましょう。印鑑(登録)証明書は市役所や区役所で入手できますが、マイナンバーカードをお持ちの場合コンビニでの発行も可能です。
手数料納付書は運輸支局で無料配布されています。注意が必要なのが「申請書」です。この申請書は「OCR用紙」という光学的に文字を読み取る専用の用紙のため、家庭用プリンターでは対応できない場合があります。国土交通省のホームページよりダウンロードは可能ですが、運輸支局窓口で入手した方が無難でしょう。
車を購入する際の名義変更に使用する必要書類は、販売店と自分で用意する物があり、一般的に次のように分けられます。
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販売店が用意してくれる書類 |
自分で用意する書類 |
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自動車検査証(車検証) |
印鑑証明書 |
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譲渡証明書(旧所有者の実印が押印されたもの) |
自動車保管場所証明書(車庫証明書) |
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委任状 |
実印 |
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自賠責保険証明書 |
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軽自動車の場合
軽自動車の手続きは、普通自動車よりも手間が少なく、手続きは運輸支局ではなく「軽自動車検査協会」です。本拠地管轄の事務所・支部・分室となるので注意しましょう。手続きで必要な証明書や申請書は以下の通りです。
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必要書類 |
金額 |
かかる日数 |
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住民票の写し (マイナンバー記載なしのもの) |
300円程度 どちらか1点 |
即日 |
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印鑑(登録)証明書 |
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申請書(軽第1様式) |
無料 |
即日 |
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自動車保管場所届出書 (該当する場合) |
無料 |
- |
(2025年8月時点の情報です)
軽自動車の変更手続きでは、住民票または印鑑(登録)証明書のどちらか1点を提出すれば良いので、実印ではなく認印でも手続きが可能です。
しかし、2020年12月に国土交通省から「押印を求める手続の見直し等のための国土交通省関係政令の一部を改正する政令」が発表されたため認印が不要となっていますので、手続きに向かう前に確認しておくと良いでしょう。
車を購入する際の名義変更に使用する必要書類は、一般的に次のように分けられます。
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販売店が用意してくれる書類 |
自分で用意する書類 |
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申請依頼書 |
住民票の写し、印鑑(登録)証明書のいずれか1点(発行から3か月以内のもの) |
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自動車検査証(車検証) |
自動車保管場所届出書(該当する場合) |
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自賠責保険証明書 |
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軽自動車の名義変更に必要な書類は少ないため、自分で手続きすることも簡単です。自分で用意するのは発行から3か月以内の住民票の写しか印鑑(登録)証明書のいずれか1点と、保管場所が車庫の届出が必要な場合には自動車保管場所届出書を用意します。
車庫証明の取り方
普通自動車の「自動車保管場所証明書(車庫証明書)」の取得方法の流れは、以下の通りです。
1.車庫証明に必要な書類を入手して記入する
2.管轄の警察署にて申請する
3.約1週間後に管轄の警察署にて受け取る
「自動車保管場所証明書(車庫証明書)」取得の申請書類は、各県警のWebサイトでダウンロードするか、警察署に行って直接もらう方法があります。
軽自動車の場合は「自動車保管場所証明書(車庫証明書)」制度はありません。その代わりに以下の条件に該当する場合は、保管場所の届出をして、自動車保管場所届出書を取得しましょう。
・県庁所在地
・人口10万人以上の市町村
・東京や大阪の中心から30km圏内
自分の地域が該当するかどうかについては、全国軽自動車協会連合会のWebサイトでご確認ください。
(参考:『軽四輪車の車庫の届け出 – 一般社団法人 全国軽自動車協会連合会』)
中古車の名義変更をする流れ【普通自動車】

普通自動車の中古車を購入し、必要書類がそろったら、名義変更の手続きに進みます。名義変更は販売業者に依頼する以外にも、自分でもできます。ここでは、名義変更の手続きをするときの一般的な流れを説明します。
管轄の運輸支局に申請書と必要書類を提出する
販売店や自分で用意した必要書類を持って自分の住所を管轄する運輸支局に行きます。ナンバーの変更が必要な場合は、車も一緒に運輸支局に持ち込む必要があります。管轄の運輸支局は、国土交通省のWebサイトで検索できます。
運輸支局で「申請書」「手数料納付書」「自動車税・自動車取得税申告書」を入手して記入します。購入した印紙を手数料納付書に貼り、持ってきた書類と一緒に窓口に提出します。
新しい車検証が交付される
窓口へ提出した書類内容に不備がなければ、新しい車検証を即日で受け取れます。月末は混雑していることもあるため、受け取るまでに1時間くらいかかることもあります。
また、その場で修正可能な書類内容の不備がある場合も考えられるため、運輸支局の窓口には時間に余裕を持って行きましょう。新しい車検証が交付されたら内容に間違いがないか確かめることも大事です。
自動車税の申告をする
新しい車検証が交付されたら自動車税の申告を行います。自動車税には、自動車税種別割(種別割)と自動車税環境性能割(環境性能割)の2つがあります。ここでは毎年かかる自動車税種別割について解説します。
自動車税種別割は、4月1日時点で車検証に登録されている所有者にかかる税金です。納める場所は自動車税申告窓口で、運輸支局に隣接していたり、同じ敷地内にあったりします。申請書に記入して自動車税種別割を納税します。
ナンバープレートの変更をする
中古車を購入した場合、運輸支局の管轄に変更があるのでしたらナンバーの変更手続きが必要です。管轄の変更がない場合はナンバーの変更はしなくても問題ありません。
ナンバープレートの変更は、古いナンバープレートと新しい車検証を運輸支局の窓口に提出し、引き換えに新たなナンバープレートを受け取れます。ナンバープレートの取り外しは自分で行うため工具を用意すると良いでしょう。
新しいナンバープレートを取り付けたら、運輸支局の係員に後ろのナンバープレートの封印をしてもらいます。
取得価格によっては環境性能割(旧自動車取得税)もかかる
中古車の購入時、取得価格によっては、環境性能割がかかることもあります。環境性能割は、2019年に廃止された自動車取得税に代わって導入された税金です。自動車の名義変更と同時に、車種に応じた税額を納めなければなりません。
軽自動車を購入すると、普通車よりも税率が低いため、環境性能割を抑えたいのであれば軽自動車の購入がおすすめです。なお、中古車の取得価格が50万円以下の場合、そして相続によって車を取得した場合は非課税です。
中古車の名義変更をする流れ【軽自動車】

軽自動車の管轄は普通自動車の運輸支局ではなく、軽自動車検査協会です。全国に事務所や支社があるため、自分の管轄場所は軽自動車検査協会のWebサイトで確認しておきましょう。
軽自動車の名義変更の書類は普通自動車に比べて少なく、「申請依頼書」「住民票の写し、印鑑(登録)証明書のいずれか1点」自動車検査証(車検証)」の3点です。
軽自動車検査協会へ行き、「自動車検査証記入申請書」と「自動車税申告書」に記入し、先ほどの3点の書類を提出すれば、すぐに新しい車検証が交付されます。
中古車の名義変更を業者に依頼するメリット

名義変更の手続きを自分でする場合は、安く済むもというメリットはありますが、手間と時間がかかってしまうのがデメリットです。
名義変更サービスを代行している業者に依頼するのは費用がかさむデメリットがありますが、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは名義変更の手続きを自分でやる場合の注意点と、業者に依頼するメリットを説明します。
自分で手続きする際の注意点
自分で手続きする場合は、日程をよく確認しながら手順を進める必要があります。名義変更の正式な名前は「移転登録」になるので注意しておきましょう。陸運支局は窓口が多く迷ってしまうこともありますが、窓口で聞くと場所を教えてもらえます。
ナンバープレートの変更が必要な場合は、普通自動車には盗難防止の封印というキャップが付いているため自分で取り付けることができません。そのため、陸運支局に車を持ち込む必要があります。軽自動車には封印がないので、プレートと書類があれば自分で取り替えできます。
窓口は平日の決まった時間にしか開いてないので、仕事をしている人などは休みを取って受け付けにいかなくてはいけません。そのため、なかなか休めない人や時間がない人は、金額は上がりますが業者にお願いすることをおすすめします。
業者に依頼するメリット
名義変更手続き代行サービスの業者に依頼するメリットは、名義変更の手続にかかる時間の節約です。運輸支局や警察署は基本的に平日のみの対応で、土日祝日は休みのため、申請のために仕事を休まないといけない人もいるでしょう。業者に依頼することで書類を用意し集めることから解放されるため、手続きの手間を軽減できます。
また、名義変更手続きは慣れていないと分かりにくいことがあります。業者でしたら書類の不備や、記入ミスなどもなくスムーズに行えるでしょう。業者でしたら法改正にも熟知しているので問題なく対応できるでしょう。
業者に依頼した際の費用目安
業者に名義変更手続きを代行してもらうメリットは分かるものの、気になるのは代行手数料です。代行手数料の相場は、1万5,000円~5万円に設定されています。
手数料にかなりの差があるのは、車庫証明を自分で取得するかなど、どこまで依頼するのかによっても違うからです。少しでも安くあげたいのであれば、自分で簡単にできるものは自分でするようにしたほうが良いでしょう。
自分で手続きする際の注意点
自分で手続きする場合は、日程をよく確認しながら手順を進める必要があります。名義変更の正式な名前は「移転登録」になるので注意しておきましょう。陸運支局は窓口が多く迷ってしまうこともありますが、窓口で聞くと場所を教えてもらえます。
ナンバープレートの変更が必要な場合は、普通自動車には盗難防止の封印というキャップが付いているため自分で取り付けることができません。そのため、陸運支局に車を持ち込む必要があります。軽自動車には封印がないので、プレートと書類があれば自分で取り換えできます。
窓口は平日の決まった時間にしか開いてないので、仕事をしている人などは休みを取って受け付けにいかなくてはいけません。そのため、なかなか休めない人や時間がない人は、金額は上がりますが業者にお願いすることをおすすめします。
中古車の個人売買における名義変更のポイント

友人や知人から中古車を購入する個人売買では、販売店を通した購入とは異なる注意点があります。個人同士の取引では手続きの責任の所在が曖昧になりやすく、名義変更が適切に行われないことによるトラブルが発生するケースも少なくありません。ここでは、個人売買時の名義変更における重要なポイントや注意すべき事項について解説します。
名義変更の義務が発生するのは購入者側
道路運送車両法第13条では、車を譲り受けた者(購入者)に名義変更の義務があると明記されています。この移転登録手続きは、売買契約が成立しただけでは完了せず、実際に車検証上の所有者が変更されて初めて正式に売買が成立したことになるのです。
つまり、代金を支払って車を受け取っても、名義変更が完了していなければ法的には購入者の所有物にはなりません。購入者は15日以内に手続きを行う必要があります。
売ったあとに名義変更してくれないケースに注意
個人売買で車を売却した場合、買い手が約束通りに名義変更手続きを行わない事態が発生することがあります。この場合、自動車税の納税通知書が元の所有者に送付され続けるだけでなく、その車で事故が起きた際に責任を問われる可能性もあるのです。
さらに、車両が盗難に遭った場合や交通違反を犯した場合も、名義上の所有者である売り手に連絡が来てしまいます。親しい間柄であっても、新しい車検証で名義変更の完了を確認しましょう。
売買契約書を作成しよう
個人売買でのトラブルを防ぐためには、事前に売買契約書を作成することが重要です。契約書には車両情報、売買代金、支払い方法、引き渡し時期、名義変更の期限、費用負担などの基本事項を明記しましょう。
また、車検代や自動車税の負担割合、故障時の責任の所在についても取り決めておくと安心です。契約書を交わすことで、双方の責任が明確になり、後々のトラブルを回避できるだけでなく、万が一問題が発生した際の解決もスムーズになります。
中古車の名義変更時には保険の更新も忘れずに

ここまで中古車購入時の名義変更方法について解説しましたが、中古車購入時の名義変更をする場合は、車の名義だけでなく各種保険を更新することも重要です。ここでは、自賠責保険と任意保険の2つのトピックに分けて、名義変更に伴う保険の手続きを解説します。
自賠責保険の場合
自賠責保険は、全てのユーザーが強制加入する保険です。任意保険とは異なり、車にのみかけられる保険なので、期間が残っていれば前のオーナーから引き継ぎできます。
しかし、車を使う際は、何が起こるか分かりません。事故が起こった際にスムーズに対応できるよう、自賠責保険の名義変更を行っておきましょう。手続きに必要な書類は以下の通りです。
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自賠責保険証明書 |
譲渡する意思が確認できる書類 |
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ナンバープレート類 |
免許証や保険証等の本人確認書類 |
任意保険の場合
任意保険は自賠責保険とは異なり、強制で加入するものではなく、ユーザーの意思で入るものです。車だけでなく、乗っている人やモノに対しても保険がかけられます。
車を取得して名義変更した場合は、乗り換えた新しい車に保険が適応されるように任意保険を更新しておきましょう。自動車を取得する際に車検証が交付されるため、それに記載された情報に沿って手続きをします。
名義変更が把握できたら中古車を探してみよう!【軽自動車編】

名義変更の手続きについて理解できたら、実際に中古車探しを始めてみましょう。軽自動車市場では多彩な車種が展開されており、それぞれ異なる魅力を持っています。ここでは、現在人気の高い軽自動車4車種の特徴や魅力について紹介します。
ホンダ│N-BOX

N-BOXは軽自動車販売台数で常に上位を維持する人気車種です。Honda独自の「センタータンクレイアウト」により、軽自動車とは思えない広々とした室内空間を実現しています。
ロングホイールベースの採用で走行安定性も高く、毎日の通勤から週末のお出かけまで幅広いシーンで活躍してくれるでしょう。シンプルで上質なデザインは年齢を問わず多くの人に愛され、Honda CONNECTによる先進的なコネクテッド機能も魅力のひとつです。
(参考:『N-BOX(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ダイハツ│ムーヴ
2025年にフルモデルチェンジを果たしたムーヴは、30年の歴史を誇るダイハツの基幹車種です。今回のフルモデルチェンジで初めてスライドドアを採用し、スタイリッシュなデザインと実用性を高次元で両立させました。
DNGAプラットフォームによる優れた走行性能と燃費性能を実現し、合理性とこだわりを重視する「メリハリ堅実層」に向けた設計となっています。低燃費とお求めやすい価格はそのままに、基本性能や先進装備を大幅に向上させた次世代の軽自動車です。
(参考:『ムーヴ(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スズキ│ハスラー

ハスラーは「遊べる軽」をコンセプトとした軽クロスオーバーの先駆け的存在です。軽ワゴンとSUVの要素を融合させた個性的なデザインが印象的で、アウトドアアイテムから発想を得た機能性とタフさを併せ持ちます。
ベースグレードにもマイルドハイブリッドを搭載し、優れた燃費性能を実現しています。豊富なボディカラーとインテリアカラーの組み合わせで、自分らしさを表現できる点も魅力です。レジャーや街乗りを問わず、アクティブなライフスタイルにぴったりの一台といえるでしょう。
(参考:『ハスラー(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スズキ│スペーシアギア

スペーシアギアは広い室内空間とアクティブなSUVスタイルを融合させた軽ハイトワゴンです。丸型ヘッドランプとガンメタリック色の専用パーツが生み出すタフでアクティブなデザインが特徴的で、標準装備のルーフレールがアウトドア感を演出します。
撥水加工を施した専用ファブリックシートや防汚タイプのラゲッジフロアなど、アクティブライフに対応した実用装備も充実しています。ツールボックスをモチーフにしたインパネデザインとカーキのアクセントカラーが、遊び心あふれる空間を創り出しています。
(参考:『スペーシアギア(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
名義変更が把握できたら中古車を探してみよう!【普通車編】

名義変更の知識を身に付けたところで、普通車の中古車探しに目を向けてみましょう。普通車は軽自動車よりも多様なボディタイプと用途に特化したモデルがそろっており、家族構成やライフスタイルに応じた選択が可能です。ここでは、現在人気の高い普通車4車種について、それぞれの特徴や魅力を紹介します。
【コンパクトカー】 ホンダ│フィット

フィットは「心地よさ」を追求したホンダのコンパクトカーです。センタータンクレイアウトによりコンパクトなボディながら広々とした室内空間を実現し、4つのタイプ(HOME/ BASIC、RS、CROSSTAR、LUXE)から自分のライフスタイルに合わせて選択できます。
第2世代e:HEVシステムを搭載したハイブリッド車では、3つのドライブモードで優れた燃費性能と快適な走りを両立させています。日常の走行の多くをモーター走行で行うため、静かで滑らかな運転感覚が特徴的です。
(参考:『フィット(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
【コンパクトミニバン】トヨタ│シエンタ

シエンタは「四角くて丸い、やさしいクルマ」をコンセプトとするトヨタ最小のミニバンです。5ナンバーサイズのコンパクトボディに7人乗車を可能とし、両側スライドドアで乗り降りのしやすさを追求しています。
TNGAの「GA-Bプラットフォーム」により走行安定性と乗り心地を向上させ、家族での移動を快適にサポートします。シカクマルシルエットと呼ばれる親しみやすいデザインは、幅広い世代から愛され続けており、子育て家族にとって頼もしいパートナーとなるでしょう。
(参考:『シエンタ(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
【ミニバン】日産│セレナ

セレナは2022年に6年ぶりのフルモデルチェンジを果たした日産の5ナンバーミディアムクラスミニバンです。第二世代e-POWERシステムにより、モーターの静かで力強い走りと優れた燃費性能を実現しています。
全車に「プロパイロット」を標準装備し、最上級グレードには手放し運転が可能な「プロパイロット2.0」を搭載するなど、先進的な運転支援技術が充実しています。ダイナミックなVモーショングリルデザインと広々とした室内空間により、ファミリーでの長距離移動も快適に過ごせる設計となっています。
(参考:『セレナ(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
【SUV】トヨタ│RAV4

RAV4は「好きにまみれろ」をキャッチフレーズとするトヨタのクロスオーバーSUVです。ダイナミックトルクベクタリング4WDやマルチテレインセレクトなどの先進的な4WDシステムにより、オンロードからオフロードまで高い走破性を発揮します。
力強く大胆なデザインと最大580Lの大容量ラゲージスペースを備え、日常使いからアウトドアまで幅広いシーンに対応可能です。Adventure、G、X、Zの各グレードと、ハイブリッド、ガソリン、プラグインハイブリッドの多彩なパワートレインから選択でき、自分らしいカーライフを実現できます。
(参考:『RAV4(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
まとめ

中古車購入時の名義変更は15日以内に行うことが法律で定められており、トラブル回避のためにも確実に実施する必要があります。普通自動車と軽自動車では手続き場所や必要書類が異なるため、事前に確認しておきましょう。自分で手続きすれば費用を抑えられますが、時間や手間を考慮すると業者への依頼も有効な選択肢です。
個人売買では売買契約書の作成や名義変更の確認が特に重要になります。適切な手続きを経て、安心して中古車ライフを楽しんでください。
※ネクステージグループでは中古車販売時、名義変更は当社にて実施しております。名義変更前の状態での車両引渡し(書類渡し)は行っておりませんのであらかじめご了承ください。
※ネクステージグループでは中古車販売時、名義変更は当社にて実施しております。名義変更前の状態での車両引渡し(書類渡し)は行っておりませんのであらかじめご了承ください。
▼ライタープロフィール

小波津健吾
高山自動車短期大学を卒業とともに国家2級整備士資格を取得。その後、整備士として実務経験を積み重ね自動車検査員資格を取り、民間工場で検査員として従事した経歴を持つ。現在はメカニックや検査員の知識と経験を活かし、主に車系のメディアで執筆している。
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