車のギアの種類や仕組みを解説!役割や正しい使い方、注意点も確認

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車のギアの種類や仕組みを解説!役割や正しい使い方、注意点も確認

車のギアの種類や仕組みを解説!役割や正しい使い方、注意点も確認

車にはギア(変速機)が搭載されており、状況に応じて切り替えることでエンジンに伝える動力や回転数を変更できます。しかし、シフトレバーにはさまざまな英数字が書かれているため、何をいつ使うのかが分からないという方も多いのではないでしょうか。

 

この記事では、AT(オートマ)車とMT(マニュアル)車それぞれのギアの意味と役割を解説します。ギアの仕組みや必要な理由、ギアチェンジにおける注意点なども確認するので、安全かつ効率的な走行に役立てましょう。

 

※目次※

1.車のギアとは何か?

2.車のギアの一覧表

3.AT車のギアの種類とそれぞれの役割

4.MT車のギアの種類とそれぞれの役割

5.車のギアチェンジを行う方法と注意点

6.車のギアにトラブルが起きたらどこをチェックする?

7.車のギアが故障したときはどうすればいい?

8.まとめ

 

■POINT

・車のギアはトランスミッション(変速機)を構成する重要な部品で、エンジンが生み出した動力を車輪に伝えるための複数の歯車。

・状況に応じて適したギアを選ぶことで、スムーズに走行することが可能。

・ギアが故障した場合、トランスミッションの交換かオーバーホールの必要がある。

 

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車のギアとは何か?

車のトランスミッション内部

車のギアは、運転する上で重要な役割を担う装置です。ギアを状況に応じて切り替えることで、加速や減速のコントロール、燃費の向上、エンジン負荷の調整など、快適で安全なドライブを可能にします。

 

まずは車のギアとは何なのか、そしてなぜ必要なのかを確認しましょう。ギアの仕組みを知ることは、運転技術の向上にもつながります。

 

車のギアとは?

車のギアは、トランスミッション(変速機)を構成する重要な部品です。エンジンが生み出した動力を車輪に伝えるための複数の歯車を、ギアと呼びます。

 

状況に応じてギア比を調整することで、発進、加速、減速、後退など、場面に応じて適したパワーを発揮することが可能です。ギアチェンジを適切に行うことで、スムーズな走行につながります。

 

ギアが必要な理由

ギアが必要な理由は、エンジンの回転数だけでは、さまざまな走行条件に対応できないためです。発進時には大きなトルクが必要ですが、時速が上がるにつれて適切なギア比に切り替えることで、燃費を向上させエンジンの負荷を抑えられます。

 

例えば下り坂では、ギアをシフトダウンすればブレーキを踏まなくても減速が可能です。ブレーキを使って速度を抑えると、制動力が落ちてブレーキが効きにくくなる危険性があります。低速ギアに切り替えることで、ブレーキを使わずに加速を抑えられ、制動力も維持できます。

 

ギアを適切に使うことは、車の性能を最大限に引き出し、安全に運転するために不可欠です。

 

AT(オートマ)とMT(マニュアル)の違いは?

AT(オートマ)車は、「オートマチック」の名の通り車が自動的に最適なギアに切り替えてくれるため、運転者が切り替え作業を行う必要はありません。運転に集中でき、初心者にも扱いやすいのが特徴です。

 

MT(マニュアル)車は、クラッチペダルとシフトレバーを自分で操作し、状況に応じてギアを切り替えなければなりません。ただし、MT車は運転者がエンジン回転数や速度を細かくコントロールできるため、走りを楽しみたい方に人気です。

 

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車のギアの一覧表

インパネシフトのセレクトレバー

車のギアには、AT車とMT車でそれぞれ異なる種類と名称があります。ギアの種類や役割を正しく理解するために、AT車・MT車それぞれの主なギアを一覧にまとめました。

 

AT車のギア一覧

AT車のギアには以下のような種類があります。AT車で「D」レンジに入れている場合、基本的にギアチェンジは自動的に行われます

種類

名称

用途

P

パーキング

駐車時に車を完全に停止させる

R

リバース

後退時に使用する

N

ニュートラル

動力がタイヤに伝わらない状態

D

ドライブ

通常走行の前進時に使用する

S/2

セカンド

エンジンブレーキをかけたいときに使用する

L

ロー

S/2よりも強くエンジンブレーキをかけたいときに使用する

B

ブレーキ

エンジンブレーキをかけたいときに使用する、ハイブリッド車や電気自動車に備わっているギア

M

マニュアルモード

手動でギアを選択できるモード

O/D

オーバードライブ

高速走行時に使用する、トップギアに固定するためのギア

※slide →

 

MT車のギア一覧

MT車のギアには以下のような種類があります。MT車では、状況に応じてクラッチとシフトレバーを操作し、最適なギアに切り替えなければなりません

種類

名称

用途

1/L

ロー

発進時や急な坂で使用する

2

セカンド

発進後の低速走行時や緩い坂道に適したギア

3

サード

中速走行時や街中の走行時に使用する

4

トップ

安定した速度で巡航する際に使用する

5

オーバートップ

高速走行時に使用する

R

リバース

後退する際に使うギア、クラッチ操作が必要

※slide →

 

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AT車のギアの種類とそれぞれの役割

運転する女性

AT車には数多くのギアが搭載されており、用途や走行状況に応じて使い分けることで安全で快適な運転が可能です。

 

各ギアの役割や使い方を理解することで、急な坂道や高速道路、駐車時などさまざまな場面に柔軟に対応できます。AT車の主なギアの名称とその役割について確認しましょう。

 

P(パーキング)

「P(パーキング)」は、駐車するときに使用するギアです。車を完全に停止させ、トランスミッション内でギアがロックされます。そのため、アクセルペダルを踏んでも車は進みません。エンジンを切るときや停車中の安全を確保する上で不可欠です。

 

Pレンジの状態では車輪に動力が伝わらず車体が固定されるため、勝手に動き出す心配がありません。ただし、駐車時はパーキングブレーキも併用するのが基本です。また、安全確保のために、ギアをPにしないとエンジンがかからない仕組みになっています。

 

R(リバース)

「R(リバース)」は車を後退(バック)させる際に使用するギアです。Rレンジに入れると、トランスミッションが逆転し、車輪に逆方向の動力が伝わることで車が後退します。

 

バックでの駐車やUターン、狭い場所での方向転換といったシーンで活用されます。Rを使う際には、完全に停車した状態でギアチェンジを行い、周囲の安全確認を徹底しましょう。

 

N(ニュートラル)

ギアを「N(ニュートラル)」に入れると、エンジンの動力がタイヤに伝わらない状態になります。信号待ちやけん引時、エンジン始動時などに使われますが、走行中の使用は避けましょう。

 

Nレンジは、エンジンを始動する際や車を一時的に動かさない場合に便利です。ただし、車輪はロックされないため、坂道などの傾斜がある場所でニュートラルにすると、少しずつ進んでしまうことがあります。

 

D(ドライブ)

「D(ドライブ)」はAT車が通常走行するときに使用する、メインのギアです。発進から加速、巡航走行まで幅広い状況に対応し、車が自動で最適なギアに切り替えてくれます。

 

市街地でも高速道路でも、運転中のほとんどの場面で使用されるのがDレンジです。アクセル操作に応じてスムーズに加速・減速できるので、運転中は常にアクセルの踏み方を調整しましょう。

 

S(セカンド)または2

「S(セカンド)」または「2」のギアは、坂道発進や下り坂、滑りやすい路面などで速度を制御して安定走行する際に使用します。

 

エンジンの回転数が高まるため、パワーを必要とする場面や、エンジンブレーキを強めたい場合に有効です。雪道や泥道、急坂などでスリップを防ぎながら安全に走行するために使いましょう。

 

L(ロー)

「L(ロー)」は強いトルクを発揮するため、登坂や悪路、スタックからの脱出などの状況で威力を発揮する、最も低いギアです。エンジンブレーキが強くかかるので、長い下り坂でスピードを抑えたいときにも利用されます。

 

急な坂道を上る際や重い荷物の運搬時、雪道などの滑りやすい路面を走行する際に有効です。

 

B(ブレーキ)

「B(ブレーキ)」はハイブリッド車や電気自動車に搭載されているレンジで、下り坂などでエンジンブレーキを強く効かせるために使います。

 

S/2レンジやLレンジと同様のギアと考えていいでしょう。減速力が高まり、ブレーキだけに頼らず安全に速度を調整できます。

 

M(マニュアルモード)

「M(マニュアルモード)」は、AT車でもMT車のように手動でギアを選択できるモードです。シフトレバーやパドルシフトを使い、自分のタイミングでギアチェンジが可能となり、スポーツ走行やエンジンブレーキ、細かな車両コントロールが行えます。

 

O/D(オーバードライブ)

「O/D(オーバードライブ)」は高速走行時に使うギアで、エンジンの回転数を下げることで燃費や静粛性の向上を図ります。

 

一定速度以上で巡航する場合はO/DをONにすることで、エンジンの負荷を軽減することが可能です。長距離移動や高速道路走行時に使うギアなので、市街地では解除しましょう。

 

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MT車のギアの種類とそれぞれの役割

MT車のシフトレバー

MT車はクラッチペダルとシフトレバーを使い、状況や速度に応じてギアを手動で切り替えます。発進から高速巡航まで、各ギアの役割を理解することで、車の性能を引き出し、安全に走行できるでしょう。MT車の主なギアの名称と役割を紹介します。

 

1またはL(ロー)

MT車において「1」または「L(ロー)」ギアは最も低いギアで、発進時や急な坂、深い雪道など力強いトルクが必要な場面で使います。

 

MT車はエンジンとトランスミッションの間にクラッチがあり、ギアチェンジにはクラッチペダルの操作が必要です。しかし、クラッチペダルを踏み込んだ状態ではエンジンの動力がタイヤに伝わらず、エンジンをかけていても車は前に進みません。

 

ローギアに入れ、クラッチペダルを少しずつ離すことでクラッチの円盤が回転し、車が動き出します。このクラッチ操作が、MT車でよく聞く「半クラッチ」です。

 

2(セカンド)

「2(セカンド)」は、低速走行や緩やかな坂道、渋滞時などに使うギアです。MT車では、ローギアで発進しスピードが出てきたらセカンドギアに切り替えます。MT車はクラッチを使ってゆっくり動力を伝えるため、段階的な加速に必要なギアです。

 

主に発進後の加速のために使用するもので、運転中にメインで使用することはほぼありません。

 

3(サード)

「3(サード)」は中速走行用のギアで、セカンドギアで運転しスピードが出てきたらサードギアに切り替えます。時速30km程度のスピードが出るギアで、段階的な加速が主な用途です。街中の流れに乗る場面や信号が多い道路で活躍します。

 

4(トップ)

「4(トップ)」は、走行中に最も使用するトップギアです。発進時のローからセカンド、サードと順番に切り替え、トップギアに至ります。60km程度のスピードまで対応できるため、一般道ではトップギアでの走行がメインです。

 

信号待ちなどで停止する場合は、トップギアのままブレーキを踏み、速度が落ちたらギアを次第に落としていきましょう。

 

5(オーバートップ)

「5(オーバートップ)」は高速巡航や燃費重視の走行時に使うギアです。回転数が低くなることで静粛性が向上し、経済的なドライブを実現します。特に高速道路で、エンジン負荷を最小限にして長距離を走る際に最適です。

 

R(リバース)

「R(リバース)」は車をバックさせたいときに使うギアです。MT車では、クラッチペダルをしっかり踏み込んでからシフトレバーをRに入れる必要があります。後退時は周囲の安全確認を徹底し、ゆっくり操作することが大切です。

 

MT車は、クラッチペダルを頻繁に踏む必要があり、うまくできないとエンストします。そのため、AT車よりも慎重に操作しなくてはなりません。

 

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車のギアチェンジを行う方法と注意点

AT車のシフトレバーを操作する手

車のギアをチェンジする方法は、AT車とMT車で異なります。AT車は複雑な操作がなく簡単ですが、P以外のギアではゆっくり動いてしまうため、事故につながる危険性もあります。

 

MT車はクラッチ操作が必要なため、AT車よりも操作が複雑です。MT車・AT車のギアチェンジの方法と注意点を解説します。

 

AT車のギアチェンジ

AT車は、ギアがDに入っているとアクセルペダルを踏まなくても前に進みます。これは「クリープ現象」と呼ばれ、動力を完全に遮断しないAT車ならではの特性です。信号待ちでブレーキを踏む力が弱いと、徐々に進んでしまい衝突事故の原因になることもあります。

 

上り坂でギアをドライブにしたままアクセルペダルを離し、バックするのも避けましょう。ギアと反対方向に進むと、ブレーキが効きにくくなる・ハンドルが重くなるなど不具合の原因になります。下り坂でギアをリバースにして前進すると、同様の不具合につながるので注意が必要です。

 

また、Pには車が完全に停止してから切り替えます。車が急停止すると、トランスミッションに負荷がかかるためです。

 

MT車のギアチェンジ

MT車ではクラッチペダルを踏み込みながら、シフトレバーを操作してギアを切り替えます。エンジンの回転数と速度を意識し、適切なタイミングでクラッチを切る・つなぐ操作を行いギアチェンジすることが重要です。

 

急なギアチェンジやクラッチ操作のミスは、車の故障や安全性に影響するため、慎重に行う必要があります。坂道発進時は半クラッチを活用し、バック時には周囲の安全確認を怠らないようにしましょう。

 

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車のギアにトラブルが起きたらどこをチェックする?

トランスミッション内部のギア

車のギアが動かないというトラブルもまれに起こりますが、その原因はさまざまです。可能性のある箇所をひとつずつ確認することで、問題の特定と早期解決につながります。以下のポイントをチェックしてみましょう。

 

エンジンをチェック

ギアが動かない原因のひとつはエンジンです。AT車は、エンジンをかけなければシフトレバーは動きません。反対に、MT車はエンジンがかかっていなくてもシフトレバーが動きます。

 

普段MT車に乗っている場合は混同することがあるため、まずは焦らずにエンジンをかけてみましょう。また、エンジンがかからない場合はガソリンが切れている可能性もあります。給油してから再度チェックしましょう。

 

バッテリーをチェック

ギアが動かない場合は、バッテリーもチェックしましょう。MT車は、バッテリーが上がっていてもシフトレバーは動きます。しかしAT車の場合はバッテリーが上がっているとエンジンがかからないため、必然的にシフトレバーも動きません。

 

正常な車のバッテリーとケーブルでつないで起動する、ガソリンスタンドで充電する、バッテリーを交換するなどの処置が必要です。

 

ハンドルロックがかかっていないかをチェック

盗難防止のため、ハンドルロック(ステアリングロック)を搭載している車種やグレードもあります。ロックをかけている状態だと、AT車もMT車もエンジンがかかりません。

 

AT車の場合はシフトレバーも動かせなくなるため、ハンドルロックがかかっていないか確認します。車両の取り扱い方法に従ってロックを解除し、エンジンがかかるか、ギアが動くかを再度チェックしましょう。無理に動かすと故障の原因となるため、慎重な操作が求められます。

 

ペダルを踏んでいるかをチェック

車を発進させるためには、ブレーキペダルまたはクラッチペダルを踏んでギアを動かす必要があります。AT車の場合、シフトレバーがPの状態にあるときには、ブレーキペダルを踏まなければギアが動かせません。

 

MT車の場合は、クラッチペダルを踏んでシフトレバーをLに動かし、アクセルペダルを踏みながらクラッチペダルを緩めることで前進します。ペダルをきちんと踏めているか確認しましょう。

 

ヒューズをチェック

AT車は、ブレーキが正常に作動していなければギアチェンジもできません。ブレーキ自体の故障ではなく、ブレーキランプの球切れやヒューズが飛ぶなどの不具合でも、シフトレバーが動かせなくなります。

 

ブレーキランプのヒューズは、ダッシュボード下にあるヒューズボックスで確認可能です。ヒューズが飛んでいる場合は断線しているため、交換する必要があります。ブレーキランプを交換しても点かない場合は、整備工場にヒューズの交換を依頼しましょう。

 

トランスミッション自体が故障しているケースも

シフトレバーは動くものの、動かしたときに異音や衝撃がある場合は、トランスミッション自体が故障している可能性もあります。

 

トランスミッションが故障する原因は、トルクコンバーターの中にある「ATF(オートマチック・トランスミッション・フルード)」というオイルの漏れです。

 

また、このオイルが劣化するとギアがスムーズに動かせなくなります。劣化であれば交換で済みますが、オイル漏れや故障の場合は修理が必要です。燃費が悪くなったりうまく加速しなくなったりするため、早めに修理を依頼しましょう。

 

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車のギアが故障したときはどうすればいい?

エンジンの修理風景

「ギアが動かない」「異音がする」といった故障は、誰にでも起こり得ます。その際、どう対処すればいいのか分からない人も多いのではないでしょうか。

 

ギアが故障する原因や対処方法を把握することで、適切な対処が可能です。故障を放置すると走行に支障をきたすだけでなく、重大な事故の危険もあるため、速やかに対応しましょう。

 

故障の理由は経年劣化にある

ギアの故障の主な原因は、長年の使用による部品の摩耗や経年劣化です。走行距離が10万kmを超えると、どうしてもギアが劣化してしまいます。また、運転の仕方によってもギアの劣化が早まるため、普段の運転を見直しましょう。

 

トランスミッションの内部機構は常に高い負荷がかかっているのに加え、急加速を繰り返すとギアにさらに大きな負荷がかかるため、劣化が早まってしまいます。負荷がかからないよう少しずつ加速し、無理のない運転を心がけることが大切です。

 

故障した場合は修理が必要

ギアが故障した場合は修理が必要です。しかし、ギアの修理は難しく簡単にはできません。ギアが故障した場合は、トランスミッションの交換かオーバーホールの必要があります。

 

オーバーホールとは、劣化部品の交換、各部調整、洗浄などの作業です。ギアは交換かオーバーホールによって直りますが、オーバーホールは20万円以上、交換ならさらに高額の修理費がかかります。そのため、修理ではなく廃車や車の買い替えを選ぶのも選択肢のひとつです。

 

故障する前に定期的なオイル交換を行う

ギアの故障を防ぐためには、定期的にミッションオイルを交換しましょう。トランスミッションはギアやベアリング(エンジンを動かすときの摩擦を減らす部品)など、大量の金属部品で構成されています。

 

ミッションオイルで金属部品の潤滑を保っていれば、さびの防止が可能です。オイル交換を怠っていると金属部品の摩耗が進むため、経年劣化も早まります。また、オイルの漏れがあるとギア自体が故障してしまうので、注意が必要です。

 

ミッションオイルは、車種や使用条件によっても異なりますが、多くの場合2万km~3万kmごとの交換が推奨されています。車を長く運転したいのであれば、定期的に交換しましょう。

 

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まとめ

インパネシフトのセレクトレバー

車のギアは路面状況に応じた走行に不可欠な存在です。特にMT車は、ギアを切り替えないと速度の調整ができません。ギアの役割や仕組みを把握することで、効率的な走行が可能になるでしょう。

 

AT車は、必要最低限のギアを知っているだけでも走行は可能です。しかし、ギアの役割を正しく把握しておけば、坂道や高速道路を走る際に役立ちます。

 

AT車・MT車それぞれのギアの種類や仕組みなどをしっかり理解し、日頃からメンテナンスを心がけることで、安全に運転を楽しめるでしょう。

 

▼ライタープロフィール

車のギアの種類や仕組みを解説!役割や正しい使い方、注意点も確認

五十嵐巧

大手出版社での書籍編集を皮切りに、25年以上にわたり書籍・雑誌・Webメディアの編集・ライティングに携わる。現在はフリーランス編集者・ライターとして活動し、複数の自動車メディアでもコンテンツの編集・執筆に取り組む。豊富な取材経験と専門知識を活かし、読者に信頼される情報を提供し続けている。

 

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