【最新版】セレナ 中古の価格相場と後悔しない選び方|プロが教える注意点
中古のセレナはファミリー層に人気ですが、価格や状態はさまざまで、どのモデルを選べば良いか迷っていませんか?この記事では、C27型やC26型といった歴代モデルの最新中古価格相場を、e-POWER・ガソリン車別に詳しく解説します。
さらに、購入で後悔しないための選び方7ステップから、注意すべき弱点・故障箇所、年間維持費までプロの視点で網羅しました。セレナの中古車は年式や走行距離、修復歴といったポイントを正しく見極めれば、新車同様の満足度を低予算で得られる賢い選択肢です。この記事を最後まで読めば、あなたの家族にぴったりの一台が必ず見つかります。
セレナの中古車がファミリー層に人気の理由
日産セレナは長年支持され、中古車市場ではC27型(2016〜2022年式)を中心に安定した人気を誇ります。特に子育て世代のファミリーから選ばれる理由は大きく5つあります。
・広い室内空間と自在なシートアレンジ
C27セレナはクラスNo.1の室内長と高さを持ち、3列目でも大人が快適に座れます。さらに、8人乗り仕様で採用されている「スマートマルチセンターシート」は前後スライドが可能で、ウォークスルーやベンチシート、アームレスト兼収納など多彩なアレンジができ、子供の送迎や荷物の多い外出に柔軟に対応します。
・子育て世代に嬉しい便利装備
C27後期から採用された、足をかざすだけで開閉できる「ハンズフリースライドドア」は、両手がふさがっている時に大活躍。さらに狭い駐車場でも上半分だけ開く「デュアルバックドア」で荷物の出し入れがスムーズです。
・長距離運転を支える先進安全技術
高速道路でアクセル・ブレーキ・ステアリングをアシストする「プロパイロット」を搭載したモデルが多く、渋滞やロングドライブでもドライバーの疲労を軽減。家族旅行や帰省時に安心です。
・e-POWERによる燃費と静粛性
C27中期から追加されたe-POWERモデルは、発電用エンジンとモーター走行の組み合わせで、ガソリン代を抑えつつ力強く滑らかな走りを実現。静粛性も高く、車内での会話や子供の睡眠を妨げません。
・中古ならではのコストパフォーマンス
人気車種ゆえ流通量も豊富で、希望のグレードや装備を新車より手頃な価格で選べます。ワンランク上の「ハイウェイスター」やe-POWER搭載車も射程圏内で、中古市場ではC27型を中心に選択肢が充実しています。
このようにセレナは、広さ・快適性・安全性・経済性・価格のバランスに優れた中古ミニバンとして、今も多くの家族に選ばれ続けています。
現行のC28型では内装デザインやシート構造が見直され、プロパイロットやドア機能などの装備もさらに進化しています。ただし、装備内容はグレードによって異なるため、自分のライフスタイルに合った一台を選びましょう。
【年式・グレード別】セレナ 中古の価格相場一覧
日産セレナの中古車価格は、年式や走行距離、車両の状態によって大きく変動します。特に、どの世代のモデルを選ぶかによって予算は大きく変わってきます。
ここでは、人気の5代目(C27型)から、手頃な価格が魅力の4代目(C26型)、そして最新の6代目(C28型)まで、世代別の価格相場を詳しく解説します。ご自身の予算や使い方に合ったセレナを見つけるための参考にしてください。
※本記事内の中古車相場は2025年9月時点のものです。
5代目セレナ(C27型)の中古価格相場
2016年から2022年まで販売された5代目セレナ(C27型)は、中古車市場で最も流通台数が多く、人気の中心となっているモデルです。先進安全技術「プロパイロット」が初めて搭載され、2018年には電動パワートレイン「e-POWER」が追加されたことで、幅広い層から支持されています。2019年のマイナーチェンジを境に前期型と後期型に分かれ、デザインや装備が異なります。
前期型は、e-POWER登場前のマイルドハイブリッドのガソリン車(S-HYBRID)と、2018年以降に追加されたフルハイブリッドのe-POWERが混在しています。電動フィールを味わえ好燃費のe-POWERは人気が高いのですが、ガソリン車(S-HYBRID)であれば、流通台数が豊富で価格もこなれてきているため、コストパフォーマンスを重視する方におすすめです。特に人気の「ハイウェイスター」は多くの選択肢から選べます。
パワートレイン |
主要グレード |
中古車価格相場 |
S-HYBRID(ガソリン車) |
X / G / ハイウェイスター |
約120万円~250万円 |
e-POWER |
e-POWER X / e-POWER ハイウェイスター |
約160万円~280万円 |
後期型(2019年〜2022年)の価格
後期型は、フロントマスクのデザインが大幅に変更され、よりシャープで近代的な印象になりました。また、360°セーフティアシスト(全方位運転支援システム)が全車標準装備となり、安全性能がさらに向上しています。高年式なため価格は高めですが、充実した装備と新しいデザインを求める方に最適です。
パワートレイン |
主要グレード |
中古車価格相場 |
S-HYBRID(ガソリン車) |
XV / G / ハイウェイスターV |
約180万円~320万円 |
e-POWER |
e-POWER XV / e-POWER G / e-POWER ハイウェイスターV |
約220万円~350万円 |
4代目セレナ(C26型)の中古価格相場
2010年から2016年まで販売された4代目セレナ(C26型)は、100万円以下の予算でも十分に狙える、コストパフォーマンスに優れたモデルです。2012年のマイナーチェンジで簡易的なハイブリッドシステム「S-HYBRID」が搭載されました。広々とした室内空間と使い勝手の良さは健在で、とにかく安くミニバンを手に入れたいファミリー層から根強い人気があります。
主要グレード |
中古車価格相場 |
20S / 20X / ハイウェイスター |
約40万円~150万円 |
6代目セレナ(C28型)の中古価格相場
2022年11月に登場した現行モデルが6代目セレナ(C28型)です。中古車市場では、まだ登録済未使用車や走行距離の少ない極上車がほとんどで、価格は新車に近い水準です。第2世代に進化した「e-POWER」や、高速道路でのハンズオフも可能になった「プロパイロット2.0」(グレード別設定)など、最新技術が満載です。新車の納期を待たずに、すぐに最新モデルに乗りたいという方には魅力的な選択肢となります。
パワートレイン |
主要グレード |
中古車価格相場 |
ガソリン車 |
X / XV / ハイウェイスターV |
約280万円~380万円 |
e-POWER |
e-POWER X / e-POWER XV / e-POWER ハイウェイスターV / e-POWER LUXION |
約350万円~480万円 |
e-POWERとガソリン車の中古価格の違い
セレナの中古車を選ぶとき、多くの方が悩むのが「e-POWER」と「ガソリン車(S-HYBRID)」のどちらを選ぶかという点です。同じ年式・走行距離・グレードで比較した場合、中古車市場でもe-POWER搭載車の方がガソリン車よりも30万円~50万円ほど高くなる傾向にあります。
この価格差は、新車時の価格設定に加え、e-POWERならではのモーター駆動による滑らかで静かな走り、そして優れた燃費性能への評価が反映されたものです。初期費用を抑えたい場合はガソリン車が有利ですが、静粛性や日々の燃料費を重視するならe-POWERが魅力的です。
ご自身の運転スタイルや年間の走行距離を考慮し、トータルコストで判断することをおすすめします。
後悔しないセレナ中古車の選び方 7つのステップ
日産セレナはファミリー層から絶大な支持を得ているミニバンですが、中古車となると状態は千差万別です。価格だけで選んでしまい、「すぐに故障した」「思っていた装備が付いていなかった」といった後悔をしないために、購入前に踏むべき7つのステップを具体的に解説します。この手順通りに進めれば、あなたとご家族にぴったりの一台を見つけられるでしょう。
ステップ1 予算と希望条件を決める
中古車探しを始めるときは、まず「予算」と「希望条件」をはっきりさせることが欠かせません。ここが曖昧だと、多くの在庫車を見て迷い、本当に必要な一台を見失いがちです。
予算は車両本体価格だけでなく、自動車税や保険、登録費用といった諸費用を含めた「支払総額」で考えるのが基本で、本体価格の1~2割程度が目安です。次に、家族構成や主な使用用途、必要な装備、ボディカラー、燃費性能など希望条件を整理します。
さらに条件に優先順位をつけておけば、数多くの候補から効率的に絞り込みやすくなり、納得できる一台に出会いやすくなるでしょう。
ステップ2 年式とモデルを選ぶ
セレナは長い歴史を持つモデルであり、どの年式・モデル(型式)を選ぶかによって、価格、デザイン、搭載されている機能が大きく異なります。予算と希望条件に合わせて、最適なモデルを選びましょう。
特に中古車市場で中心となっているのは、5代目(C27型)と4代目(C26型)です。先進の運転支援システム「プロパイロット」を求めるなら、2016年以降に登場した5代目(C27型)が選択肢となります。家族での高速を使った遠出が多いのであれば「プロパイロット」装備のものを選びたいところです。
一方、使用範囲は近所が大半で、予算を抑えつつも広い室内空間と使い勝手の良さを重視するなら、4代目(C26型)も依然として魅力的な選択肢です。最新の6代目(C28型)も徐々に中古車市場に流通し始めていますが、まだ価格は高めです。それぞれの特徴を理解し、自分のカーライフに合ったモデルを見極めましょう。
ステップ3 グレードを選ぶ
セレナを選ぶときは、モデルだけでなく「グレード」と「パワートレイン」にも注目しましょう。
人気の高い「ハイウェイスター」は、スポーティな外観と高いリセールバリューが魅力です。標準の「X」や「XV」、上級の「G」などもあり、装備内容はそれぞれ異なります。たとえば両側パワースライドドアやLEDヘッドランプは、グレードによって標準かオプションかが変わります。欲しい装備が標準で付くグレードを選べば、後から追加するよりお得です。
パワートレインは「e-POWER」と「S-HYBRID(ガソリン車)」の2種類があります。e-POWERは静かで滑らかな走りが特徴ですが、価格はやや高めで、バッテリー搭載の関係から荷室の積載スペースが少し狭くなります。S-HYBRIDは購入費用を抑えやすく、荷室も広めです。ただし燃費や静粛性ではe-POWERに劣ります。用途と予算に合わせて選ぶことが大切です。
ステップ4 走行距離と修復歴を確認する
中古車を選ぶときに最も重視すべきは「走行距離」と「修復歴」です。
走行距離は1年あたり1万kmが目安で、たとえば5年落ちなら5万km前後が標準的といえます。大きく超える車は部品の消耗が進みやすく、逆に極端に少ない車も長期放置による劣化のリスクがあります。そのため、年式とのバランスが取れた一台を選ぶことが大切です。
また、修復歴とは骨格部分を修理した履歴のことで、軽い傷の板金塗装は含まれません。骨格修復車は安全性や走行性能に不安が残るため、基本的には「修復歴なし」を選びましょう。購入時は販売店に確認し、第三者機関の鑑定書で状態を確かめるのが安心です。
ステップ5 実車でチェックすべきポイント
気になる車を見つけたら、必ず販売店で実車を確認しましょう。写真では分からない細部を自分の目で確かめることが、後悔しないための大切なステップです。以下のチェックリストを参考にすると安心です。
項目 |
確認ポイント |
外装 |
傷・へこみ・サビ、塗装の色あせ、パネルの隙間の不自然さ |
内装 |
シートや天井の汚れ・破れ、臭い、荷室の状態 |
電装品 |
ナビ・エアコン・窓・ミラーの動作、両側スライドドアの開閉 |
エンジン |
異音や振動、オイル漏れ、冷却水の状態 |
足回り |
タイヤの溝やひび割れ、試乗での異音やハンドルのぶれ |
特にセレナはスライドドアやエアコンなど電装系の修理費が高額になりがちです。気になる点は必ずスタッフに確認しましょう。
ステップ6 保証内容を確認する
中古車は新車と違い、故障のリスクを予測しにくいため、購入後の「保証」が重要です。ディーラー系の「認定中古車保証」は手厚く、大手販売店では独自の「販売店保証」が用意されていることもあります。さらに最近では、外部の保証会社が提供する「第三者保証」も増えており、販売店に依存せず全国で修理を受けられるのが特徴です。
中古車を購入するときは、保証の内容を必ず確認しましょう。期間は「1年・無制限」など条件は販売店ごとに異なります。次に、対象範囲がどこまでかをチェックします。エンジンやエアコンなど主要部品は対象でも、タイヤやバッテリーなど消耗品は保証範囲に含まれないのが一般的です。
さらに修理条件も大切です。自己負担金の有無や、全国の工場で対応できるかも確認しましょう。保証内容は必ず書面で確認し、不明点は説明を受けることが大切です。保証なし車両は安価ですがリスクが高く、基本的には避けるのが安心です。
ステップ7 信頼できる販売店を選ぶ
中古車は車両の状態だけでなく、どこで買うかによっても満足度が大きく変わります。安心してカーライフを送るためには、信頼できる販売店を見極めることが欠かせません。
販売店は大きく「ディーラー系」「大手中古車販売店」「地域密着型販売店」の3つに分けられ、それぞれに特徴があります。選ぶときは、車両状態評価書や整備記録簿をきちんと提示してくれるか、デメリットも隠さず説明してくれるかを確認しましょう。
また、スタッフが丁寧で分かりやすい説明をしてくれるか、諸費用の内訳が明確かどうかも重要です。さらに、レビューサイトや知人の口コミで評判をチェックするのも有効です。信頼できる販売店を選ぶことで、セレナの中古車選びで後悔するリスクを大幅に減らせます。
【注意】購入前に知っておきたいセレナ中古の弱点
多くのファミリーに愛されるセレナですが、中古車として購入するときには、事前に知っておくべき弱点や注意点が存在します。特に年式やモデルによって発生しやすいトラブルには傾向があります。購入後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、セレナ特有の弱点と、購入後の維持費について詳しく見ていきましょう。
モデル別の故障しやすい箇所
セレナはモデルチェンジを重ねるごとに性能が向上していますが、中古市場で多く流通するC27型とC26型には注意すべきポイントがあります。
モデル |
主な注意点 |
5代目 C27型 |
e-POWERの始動時の異音・振動/プロパイロットやセンサーの不具合/CVTのジャダー |
4代目 C26型 |
サブバッテリー寿命が短い/オルタネーター故障が多い/エアコンの効き不良 |
C27型は電子制御系やCVT関連、C26型は電装品やバッテリー系統に弱点が見られます。購入前には試乗し、エンジン音や加速の滑らかさ、エアコンの効きなどを必ず確認しましょう。
中古セレナの年間維持費
車両本体価格だけでなく、購入後に毎年かかる維持費も把握しておくことが重要です。セレナの中古車にかかる年間の維持費は、主に「税金」「保険料」「メンテナンス費用」「燃料代」で構成されます。ここでは、e-POWER車とガソリン車の代表的なモデルを例に、年間の維持費の目安をシミュレーションします。
下記の表は、年間走行距離10,000km、ガソリン価格170円/L、車検費用や任意保険はあくまで平均値での一例です。お住まいの地域や運転スタイル、駐車場代の有無によって費用は変動します。
項目 |
C27型 e-POWER ハイウェイスターV |
C26型 ハイウェイスター S-HYBRID |
自動車税 |
30,500円(1.2L) |
36,000円(2.0L)※ |
車検費用(2年ごと)の年割 |
約50,000円 |
約60,000円 |
任意保険料 |
約40,000円 |
約45,000円 |
燃料代 (年間10,000km走行) |
約89,500円(燃費19.0km/L) |
約121,400円(燃費14.0km/L) |
メンテナンス費用 (オイル交換など) |
約20,000円 |
約30,000円 |
合計(年間) |
約230,000円 |
約292,400円 |
※C26型は初年度登録から13年が経過すると自動車税が重課(約45,400円)となります。
※2025年9月時点
上記の表から分かるように、e-POWER車は自動車税と燃料代が安く、年間の維持費を抑えられる傾向にあります。一方で、ガソリン車は車両本体価格が安いというメリットがあります。
ご自身のライフスタイルや年間の走行距離を考慮し、トータルコストでどちらがお得になるかを判断することが賢明です。また、年式が古い車両は予期せぬ修理費用が発生する可能性も考慮し、少し余裕を持った資金計画を立てておくことをおすすめします。
セレナの中古車はどこで買うのがお得?
セレナの中古車を購入しようと考えたとき、多くの人が悩むのが「どこで買うか」という問題です。
購入先は大きく分けて「ディーラー」「大手中古車販売店」「地域密着型販売店」の3つがあり、それぞれにメリット・デメリットが存在します。それぞれ解説します。
ディーラー認定中古車|安心感がある
日産の正規販売店が扱う「認定中古車」は、品質と保証の手厚さが大きな魅力です。修復歴がなく、厳しい評価基準をクリアした車両のみが販売されるため、車両状態の安心感は他の中古車に比べて格段に高いといえます。
また、納車前には専門メカニックによる点検・整備も行われるため、信頼性は非常に高くなります。さらに「日産ワイド保証」などメーカー独自の保証が付帯し、主要部品だけでなく、エアコンやナビなどの電装品まで幅広く保証対象となります。万一の故障も全国のディーラーで対応してもらえるため、旅行先や引越し先でも安心です。
一方で、整備や保証が手厚い分、価格は割高な傾向があります。また、在庫が日産車に限られ、選択肢は大手中古車販売店に比べ少なめです。
とはいえ中古車購入に不安がある人や、購入後も安心して長く乗りたい人にとって、ディーラー認定中古車は最も信頼できる選択肢のひとつといえるでしょう。
大手中古車販売店|価格と選択肢が豊富
ネクステージをはじめとする大手中古車販売店は、全国に広がる店舗網と豊富な在庫が大きな強みです。セレナの年式やグレード、カラーなど幅広い条件から選べるため、希望に合った一台を効率よく探すことができます。
大量仕入れによるスケールメリットから価格も抑えられやすく、セールやキャンペーンが実施される点も魅力です。さらに、他メーカーのミニバンとも比較しながら検討できるため、購入前に選択肢を広げられるのもメリットでしょう。
一方で、在庫が膨大な分、車両の品質にはばらつきがあり、修復歴車が含まれるケースもあります。保証の内容や期間も店舗によって異なるため、事前の確認は欠かせません。また、車両価格は安く見えても整備費用や保証料などの諸費用が上乗せされ、最終的な総額が高くなる場合もあります。
豊富な選択肢と価格面のメリットを活かしつつ、品質や保証をしっかり見極めたい方に、大手中古車販売店は適した選択肢といえるでしょう。
地域密着型販売店|掘り出し物が見つかる
昔ながらの中古車販売店や整備工場が運営する小規模店舗は、大手にはない独自の魅力があります。地元顧客からの下取りや独自ルートによる仕入れから、思わぬ「掘り出し物」に出会えることも少なくありません。
さらに経営者との距離が近いため親身に相談でき、価格交渉や購入後の車検・修理なども柔軟に対応してくれる点は、長く付き合えるパートナーとして大きなメリットです。
一方で、在庫数が限られるため希望条件に合うセレナが見つからない場合もあります。保証も店舗独自の内容にとどまることが多く、範囲や期間が限定的なケースも少なくありません。近年は、第三者保証を導入する販売店も増えており、保証面の不安を補えるようになってきているものの、信頼できる店舗かどうかを自分で見極める必要があります。たとえば、長年の営業実績や認証工場の資格を持っているかどうかは重要な判断材料になります。
特定の条件にこだわらず良質な車を探したい方や、購入後も気軽に相談できるお店と付き合いたい方にとって、地域密着型販売店は魅力的な選択肢といえるでしょう。
まとめ
この記事では、日産の人気ミニバン「セレナ」の中古車について、価格相場から後悔しないための選び方、購入前の注意点まで解説しました。
セレナは広い室内空間と優れた使い勝手でファミリー層から絶大な支持を得ています。中古市場では特に人気の5代目(C27型)を中心に、予算や用途に応じて幅広い選択肢から選べるのが大きな魅力です。
後悔しない一台を見つけるためには、本記事で紹介した7つのステップを着実に踏むことが重要です。特に、走行距離や修復歴といった車両情報だけでなく、ご自身の目で内外装や機関系の状態をチェックする実車確認は欠かせません。また、モデルごとの故障しやすい箇所や年間の維持費を事前に把握しておくことで、購入後の想定外の出費を防ぐことができます。
購入先は、手厚い保証で安心感を重視するならディーラー認定中古車、価格と選択肢の豊富さを求めるなら大手中古車販売店がおすすめです。全国に店舗を展開するネクステージでは、豊富な在庫の中からお客様に最適な一台をご提案します。
中古車探しでお悩みの方はぜひお気軽にネクステージにご相談ください。あなたの家族にぴったりのセレナを見つけ、快適なカーライフを実現するお手伝いをいたします。