サイドブレーキの凍結を解除するには?凍結しやすい状況や対策を解説

厳しい冬の朝など、車に乗り込んでいざ出発しようとしたときに、サイドブレーキが解除できないトラブルに見舞われたことはないでしょうか。寒冷地で車を使用する際、予期せぬトラブルのひとつがサイドブレーキの凍結です。
この記事では、もしサイドブレーキが凍結してしまった場合の具体的な解除方法と、凍結を防ぐために役立つ事前対策について詳しく解説します。突然の凍結トラブルに慌てないよう、予防策と対処法を事前に理解しておきましょう。
※目次※
2.寒冷地ではサイドブレーキは凍結しないように解除しておくのがベスト
・サイドブレーキの凍結解除の基本は、凍結箇所を温めて溶かすこと。
・寒冷地での駐車は、サイドブレーキを使わずに輪留めを使用するのが最善の凍結対策。
・自分で対処が難しい場合や部品破損の心配がある場合は、無理せずロードサービスに連絡することが大切。
サイドブレーキが凍結したときの解除方法

サイドブレーキの凍結を解除する主な方法は、凍結箇所を温めて溶かすことです。エンジンをかけて車内を温めても、すぐに凍結が解消するわけではないため、凍結している部分を溶かす必要があります。
凍っているワイヤーやキャリパーなどの部品に、50℃~60℃のお湯や解氷剤をかけると解消できるケースがあります。ただし、お湯は高温すぎると部品を傷め、低温すぎると再凍結を招く可能性があるため気を付けましょう。
自分で対処するのが難しい場合や、部品を破損させる心配がある場合などは、無理せずロードサービスに連絡することをおすすめします。
寒冷地ではサイドブレーキは凍結しないように解除しておくのがベスト

サイドブレーキの凍結は突然起こるハプニングですが、事前に凍結が予測できる場合はサイドブレーキの解除で困らないように対処しておくことが大切です。ここでは、事前にできるサイドブレーキの凍結対策をご紹介します。
輪留めを使用して平坦な場所に駐車する
サイドブレーキの凍結が予測される場所での駐車は、サイドブレーキを使わずに輪留めを使用することが基本的な対策となります。
サイドブレーキを使用しない代わりに、輪留めを使用しましょう。車両をしっかりと固定するために、輪留めは車体の対角線上に位置する前後の2箇所に設置することが大切です。
AT車はギアをPレンジに入れます。MT車は1速に入れますが、下り坂のときはバックに入れて駐車します。
寒冷地ではサイドブレーキ以外の凍結対策も必要
寒冷地で車を駐車する際は、サイドブレーキ以外にもさまざまな凍結が予測されます。例えばフロントやリアのウインドウやワイパーなどが挙げられるでしょう。
ウインドウの凍結対策では、撥水剤の塗布や専用のカバーの使用などが有効です。万が一凍結したときのために、氷を取り除く際に役立つスノーブラシを用意しておくと良いでしょう。
また、ワイパーを寝かせた状態で駐車するとガラスに凍り付いてしまう可能性があるため、駐車する際に立てておくことも大切です。
サイドブレーキが凍結しやすい状況とは?

サイドブレーキの凍結を予想するのは難しいことかもしれませんが、どのようなときに凍結する可能性があるのかを理解しておくと、事前の対策が行いやすくなります。ここでは、サイドブレーキが凍結しやすい状況について確認しましょう。
氷点下を下回ると凍結する可能性がある
サイドブレーキの凍結は、気温が氷点下を下回ると発生するリスクがあります。これは、サイドブレーキのワイヤーやブレーキ部分に付着した水分が凍りつくためです。
凍結しやすいのは単に気温が低いときだけでなく、ワイヤーに水分が付着している場合や氷点下に近い気温と強い風が重なった場合、日陰に駐車している場合なども挙げられます。
これらの状況に当てはまりそうなときは、車が凍結する可能性があると考えておくと良いでしょう。
電動パーキングブレーキの場合も凍結に気を付けよう
サイドブレーキには、電動パーキングブレーキという電動化したものを搭載した車両があります。電動パーキングブレーキは自動で作動しますが、マニュアルモードにすることも可能です。
電動パーキングブレーキも寒冷時には凍結するリスクがあるため、解除したまま駐車することが多くのメーカーで推奨されています。マニュアルモードにする際の操作は車両によって異なるため、前もって確認しておきましょう。
まとめ

サイドブレーキが凍結した場合はワイヤーなどの凍結箇所を温めることが対処法のひとつですが、自力での対処が難しい場合は無理せずロードサービスを頼ると故障リスクが軽減できるでしょう。
寒冷地で車を駐車する際は凍結リスクを考慮し、サイドブレーキを使用せずに輪留めを使うと良いでしょう。車の凍結トラブルはサイドブレーキ以外の部分でも起こるため、事前に対策を行うことが大切です。
【この記事の執筆者】

福沢知留
フリーランスとして2017年から活動するライター兼エディター。豪雪地帯で約10年間FRセダンを走らせた経験を持ち、現在は子育てに適したファミリーカーを愛用する3児の母。車への深い愛情と豊富な経験を生かし、複数の車関係メディアで編集を担当するなど数々の記事制作に携わっている。
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