冬に車のバッテリー上がりが起きやすいのはなぜ?原因や対策を紹介

真冬の朝、急いで出勤しようとしたのに車のエンジンがかからなくて困った経験はないでしょうか。冬になると車のバッテリー上がりのトラブルが増える傾向があります。
この記事では、冬に車のバッテリー上がりが起きやすい理由やバッテリー上がりを防ぐための対策を紹介します。また、バッテリー上がりが起きたときの対処法についても触れていますので、ぜひお役立てください。
※目次※
・車のバッテリー上がりは、バッテリーの電気が不足しエンジンが始動できなくなる状態のことを指す。
・冬にバッテリー上がりが起こりやすい理由は、バッテリーの容量低下や充電効率の低下、電装品の使用量の増加などが挙げられる。
・冬のバッテリー上がりを防ぐためには、容量の多いバッテリーへの交換や定期的な走行、日頃からの点検が大切。
冬は車のバッテリー上がりが起こりやすい季節

車のバッテリーは、エンジンの始動や電装品の使用などで電力を供給するために、充電と放電を繰り返すものです。まずは、「バッテリー上がり」と呼ぶ現象がどのようなものなのかを確認しましょう。
バッテリー上がりとは
バッテリー上がりとは、車のバッテリーに蓄えられた電気が不足し、エンジンを始動できなくなる状態のことです。電力の使い過ぎでバッテリー上がりが起こる主な原因として、ライトやエアコンなどの電装品の消し忘れが挙げられます。
エンジンが停止している間に電装品を使い続けると、バッテリーは充電されず電気を消費し続けるためです。また、長期間車を運転しない場合も、自然放電によってバッテリー上がりを起こす可能性があります。
車のバッテリー上がりは寒い季節に多い
車のバッテリー上がりトラブルは、暖かい季節よりも寒い季節に多いと言われています。実際にJAF新潟支部のバッテリー上がりの救護件数を見ると、12月から3月にかけて増加傾向があり、冬はバッテリー上がりを起こしやすいことが分かります。
そのため。冬は他の季節と比べて格段にバッテリー上がりのリスクが高まることを念頭に置いて、お出かけの前にしっかりと備えておくことが大切です。
(参考:『【JAF新潟】寒い日のバッテリー上がりにご注意を! | JAF』)
冬に車のバッテリー上がりが起こりやすいのはなぜ?

なぜ、車のバッテリー上がりは気温が低くなる冬に起こりやすくなるのでしょうか。ここでは、寒い季節にバッテリー上がりが起こりやすくなる主な理由を3つご紹介します。
バッテリーの容量が少なくなる
冬にバッテリー上がりが頻発する主な原因として、バッテリーの容量低下があります。バッテリーは内部で希硫酸が化学反応を起こすことで電気の供給を行いますが、この反応は気温に大きく影響されるのです。
内部の温度が下がると化学反応が鈍り、バッテリー性能が下がってしまいます。そのため、気温が低い冬場はバッテリー性能が低い傾向があるのです。
充電されにくくなる
冬に車のバッテリー上がりが起こりやすくなる理由として、充電効率の低下も大きな要因となります。
バッテリーは電気を蓄える際にも化学反応が必要なため、内部の温度が下がれば充電されにくくなります。そのため特に短距離運転が多い場合、充電が追いつかずにバッテリー上がりを起こしやすくなるでしょう。
多くの電気を使用するようになる
冬にバッテリー上がりが起こりやすくなる3つ目の理由として、電装品の使用量増加があります。寒い季節になると暖房の使用が必要となり、日照時間の短縮によってヘッドライトの点灯時間も長くなります。
さらに雪や雨の日が多くなることで、ワイパーなどのさまざまな電装品を同時に使用する機会が増えるでしょう。これらがバッテリー上がりを招く原因となるのは、バッテリーの容量や充電効率が低下している状況で、電気の消費量だけが増加するためです。
冬の車のバッテリー上がり対策

冬に車のバッテリー上がりで困らないためには、事前の対策でトラブル回避を目指すことが大切です。ここでは、冬の車のバッテリー上がり対策につながる3つの方法をご紹介します。
容量の多いバッテリーを搭載する
冬のバッテリー上がり対策として最も効果的な方法のひとつが、容量の多いバッテリーへの交換です。バッテリー容量が大きいであれば、冬の厳しい条件下でも十分な電力を供給できます。
現在使用しているバッテリーが2年~3年経過している場合は寿命が近いことを考慮し、冬本番を迎える前の交換を検討するとよいでしょう。
定期的に車を走らせる
冬のバッテリー上がり対策において、定期的な走行は欠かせません。1週間または2週間に1回くらいの頻度で1時間以上走行し、バッテリーを充電しておきましょう。
エンジン回転数が低いアイドリング状態では発電量が少ないため、実際に道路を走行することが大切です。短距離運転が多い方は、週末などに意識的に長距離ドライブを取り入れるなどの工夫をして、バッテリー上がりのリスクを軽減しましょう。
定期的に点検する
冬のバッテリー上がり対策では、日頃からの点検が欠かせません。バッテリー液量が最高液面線と最低液面線の間に保たれているか、プラスとマイナスの端子に腐食や緩みがないかを定期的に確認しましょう。
また、エンジン始動時のセルモーターの回転が弱くなったり、ライトの明るさがエンジン回転数によって変わったりする症状が現れたら、バッテリーの寿命が近づいている可能性があります。
冬に車のバッテリー上がりを起こしたらどうする?

できる限りの対策を行っていても、突然バッテリー上がりに見舞われることがあるかもしれません。万が一バッテリー上がりが原因で車のエンジンがかからなくなってしまったときは、ジャンピングスタートを試したり、ロードサービスを呼んだりする必要があります。
ジャンピングスタートをする
冬のバッテリー上がりには、ジャンピングスタートが一般的な対処法です。この方法では他の車からブースターケーブルを使用して電気を分けてもらい、エンジンを始動させます。
作業には危険が伴うため、ケーブルの点検や正しい手順を守ることが重要です。自信がない場合や適切な機器がない場合は、無理をせずロードサービスに依頼することをおすすめします。
ロードサービスを呼ぶ
冬のバッテリー上がりで自力でのジャンピングスタートが困難な場合、ロードサービスを利用するのが確実な解決策です。
ロードサービスの利用料は会員になっているか、どのような契約をしているかなどによって異なります。未会員の場合は出費が高くなる可能性がありますが、迅速で専門的な対応が受けられます。
まとめ

車のバッテリーは内部の化学反応が気温に大きく影響されるため、寒い冬は性能が低下し、充電効率も悪くなります。さらに、暖房やライトなど電装品の使用が増えることも、バッテリー上がりのリスクを高める大きな原因です。
万が一バッテリーが上がってしまった場合は、他の車から電気を分けてもらうジャンピングスタートを試みるか、迅速で確実な対応のためにロードサービスを利用しましょう。冬のドライブを快適に楽しむためにも、事前の対策でバッテリー上がりのリスクを抑えることが大切です。
【この記事の執筆者】

福沢知留
フリーランスとして2017年から活動するライター兼エディター。豪雪地帯で約10年間FRセダンを走らせた経験を持ち、現在は子育てに適したファミリーカーを愛用する3児の母。車への深い愛情と豊富な経験を生かし、複数の車関係メディアで編集を担当するなど数々の記事制作に携わっている。
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