レトロデザインのかわいい車25選!国産車や輸入車、生産終了モデルの人気車を紹介
モダンでスタイリッシュなデザインの車種に人気がある一方で、レトロでかわいらしいデザインの車種も時代を超えて愛されています。丸目ヘッドライトや曲線を生かしたフォルム、ポップなカラーリングなど、レトロな車には特別な魅力が多彩に詰まっています。
そこでこの記事では、「レトロでかわいい車」をお探しの方に向け、国産車から輸入車、中古で手に入る希少車まで、懐かしさと新鮮さを併せ持つ個性豊かな25台を紹介します。
※目次※
2.新車で買えるレトロデザインのかわいい車5選【国産普通車】
・昔懐かしいデザインなのにどこか新鮮さを感じさせるレトロデザインのかわいい車は、その魅力から大人気。
・レトロデザインのかわいい車は、軽自動車・国産普通車・輸入車それぞれ多様な車種がある。
・すでに生産終了となったレトロデザインのかわいい車でも、中古車市場では見つけられる。
新車で買えるレトロデザインのかわいい車5選【軽自動車】
まずは、レトロ感あふれる丸目ヘッドライトや、懐かしさを感じる丸みを帯びたフォルムが魅力の軽自動車を5つピックアップしました。
シャープさや流麗さを前面に出すデザインの車は少なく、丸さや四角さからかわいさを感じさせるデザインのタイプが集まりました。それぞれの車の魅力と特徴を詳しく見ていきましょう。
ホンダ N-ONE
N-ONEは、飽きのこない長く使えるデザインが特徴です。安定感を感じさせる台形フォルムとリング型に点灯する丸目のヘッドライト、ダブルリング型の四角いリアコンビネーションランプから、ひと目でN-ONEと分かる存在感を示しています。
「丸・四角・台形」を基本の形にした、タイムレスでレトロ感のあるデザインがN-ONEの魅力といえるでしょう。
(参考:『N-ONE(ホンダ)|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スズキ ラパン
フランス語で「うさぎ」を意味するラパンは、女性をターゲットにした軽自動車です。シンプルな四角いフォルムに盛り込まれた丸いディテールや隠れたラパンマーク、花をイメージしたホイールなど、随所にかわいらしい要素を取り入れています。
また、自分の部屋のようにくつろげるナチュラルなインテリアも魅力のひとつでしょう。グレードによって装備は異なりますが、ウッド調のインパネ、ライトブラウンやライトグリーンのシートは、より一層レトロ感を感じさせるデザインのポイントとなります。
ダイハツ コペン
コペンは、2ドア・2シーターのオープンスポーツカーです。コンパクトサイズでありながらレスポンスが良く、コーナーでの接地性能、高速での直進安定性も優れています。3つのドライブモードがあるため、思いのままのドライブを楽しめるでしょう。
ボディデザインは、立体的な弧を描いた「Robe」、親しみやすいデザインの「Cero」、スポーティーな「GR SPORT」の3種類から選べます。
ダイハツ ムーヴキャンバス
ムーヴキャンパスは、角のない長方形と柔らかさが特徴の軽自動車です。現行モデルにはかわいらしさと洗練されたスッキリ感を表現した「ストライプス」、上品で落ち着いた大人の価値観・持論を表現した「セオリー」があります。
ストライプスで選択できる2トーンカラーは、優しく淡い色合いが設定されているため、よりレトロでかわいい雰囲気を楽しめるでしょう。
(参考:『ムーヴキャンパス(ダイハツ)|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スズキ ハスラー
ハスラーは、遊び心のある軽クロスオーバーSUVです。四角いフォルムと丸いヘッドライトが特徴で、かっこ良さとかわいさを兼ね備えています。
ボディカラーの色味も、レトロさを感じさせる要素です。シンプルなモノトーンカラーには、カーキパールメタリック、スチールシルバーメタリックなどのクールな色が設定されています。2トーンカラーは、オフブルーやバーミリオンオレンジなどの華やかなラインアップです。
(参考:『ハスラー(スズキ)|新車・中古車の【ネクステージ】』)
新車で買えるレトロデザインのかわいい車5選【国産普通車】
ここからは、国産普通車、そして現在も新車で手に入るレトロデザインのかわいい車を紹介します。丸型ヘッドライトやクラシカルなフォルムを持つ車種から、職人の手作業による逸品まで、ただ移動するだけの道具ではなく、乗る人の個性やセンスを表現できる魅力的なモデルをピックアップしました。
昔懐かしいデザイン要素を現代に取り入れた特徴的なモデルから、新しい時代のレトロ感を表現した個性派まで、さまざまなタイプの車を確認しましょう。
スズキ クロスビー
クロスビーは、ワゴンとSUVを合体させた新ジャンルの小型クロスオーバーワゴンです。ワゴンに求められる広い室内空間と使いやすさが四角いフォルムに、SUVのタフさや力強さが車体下部のデザインに生かされています。
ボディカラーはモノトーン、2トーン、3トーンの3種類です。色の組み合わせによって、レトロでモダンな雰囲気を楽しめるでしょう。
(参考:『クロスビー(スズキ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
光岡 ビュート ストーリー
ビュート ストーリーは、英国車風のデザインをモチーフにした魅力的でかわいい車です。丸形ヘッドライトやハート型グリルといったレトロな意匠が特徴で、職人による手作りならではの温もりある仕上がりが魅力といえます。
カラーは多彩な選択肢があり、ピスタチオカーキやウォッシュデニムブルーなどの淡い色合いもそろっています。
光岡 ヒミコ
ヒミコは、ロングノーズ&ショートデッキの2シーター・オープンカーです。現代の車では珍しい立体的で彫りの深いボディは、特有のレトロ感を放っています。
翼断面形状のフロントアンダーカバーとフェンダーサイドパネル内部、クラシカルなグリルとヘッドランプも特徴です。
手足のように反応するシフトノブとパドルシフト、厳選された肌触りの良いレザーシートで、スポーティーなオープンドライブを存分に楽しめます。
トヨタ アクア
アクアは、丸みを帯びたフォルムとレトロモダンなインテリアが魅力の車です。街乗りに適したコンパクトなサイズながら、優れた燃費性能を実現し、エコカーとしての価値も兼ね備えています。
取り回しの良さだけでなく、ロングドライブも快適にこなせる、高い実用性を誇る1台といえるでしょう。
(参考:『アクア(トヨタ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
ホンダ フィット
フィットは、愛くるしい丸みのあるボディデザインが特徴的なかわいい車です。2001年の初代から続く人気車種で、コンパクトなサイズながら優れた室内空間を実現しています。
現行モデルは5つのグレードを用意し、それぞれのライフスタイルに合わせた選択が可能です。特に「HOME」グレードは女性に人気で、愛犬のようにかわいらしいフロントフェイスは、どこへでも連れて行きたくなる魅力があります。
(参考:『フィット(ホンダ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
新車で買えるレトロデザインのかわいい車4選【輸入車】
ここからは、輸入車ならではのレトロデザインとかわいらしさを備えた車を紹介します。個性的な4台は、それぞれの国の文化や歴史を反映したデザインが魅力です。
イギリスのクラシカルさ、イタリアのあいらしさ、フランスの実用的センス、アメリカのたくましさを継承したデザインに注目です。
MINI クーパー
MINIは、BMW傘下のコンパクトカーブランドです。ワイドトレッドとショートオーバーハングの組み合わせによる躍動感、ダイナミックなボディラインとかわいさをかもし出す楕円形ヘッドライトなど、独創的なデザインを採用しています。
インテリアのポイントはなんといっても高品質ガラス製の240mmのセンター・ディスプレイです。環境に優しいレザーに代わるリサイクルニット素材のシートはモダンさと高級感もプラスしています。
フィアット 500
フィアット 500は、イタリア仕立ての独創的なデザインが特徴の3ドアコンパクトカーです。インテリア・エクステリアともに丸みを意識したデザインは、おしゃれで華やかな雰囲気があります。
ボディカラーは、シンプルなホワイトの他に、レトロ感の強いパソドブレレッドやシチリアオレンジから選択可能です。インパネもボディと同色になるため、ボディカラーによってインテリアの雰囲気も変わります。
ルノー カングー
ルノー カングーは、1998年にフランスで誕生した小型バンです。アーモンド型ヘッドランプや光沢のあるブラックグリルバーなど、随所にブラックのアクセントが施されています。大きなフロントウインドーとダブルバックドアも特徴で、親しみあふれる独創的なエクステリアデザインです。
天井が高く広々としたラゲッジルームや前席のオーバーヘッドコンソール、後席の3連式オーバーヘッドボックスなど、収納スペースが豊富に用意されています。
(参考:『カングー(ルノー)|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ジープ レネゲード
レネゲードは、丸目ヘッドライトと伝統的な7スロットグリルを備えた、アメリカンレトロな魅力にあふれたコンパクトSUVです。都市部での取り回しの良さと本格的なオフロード性能を両立させており、日常使いからアウトドアまで幅広く活躍します。
インテリアは機能的で直感操作できるシステムを採用し、Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応しています。見た目のレトロかわいさと実用性を兼ね備えた、個性的なSUVを求める方におすすめの1台です。
(参考:『ジープ・レネゲード(クライスラー・ジープ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
生産終了したレトロかわいい車も中古車なら手に入る!
生産が終了したレトロデザインのかわいい車も、数多く存在します。これらの車種は独自の魅力と個性を持ち、希少価値が高まっているのが現状です。中には、時代を超えて愛されるアイコン的存在となっている車もあります。
ここでは、特に人気の11車種をピックアップしました。中古車市場で多く流通しているものもあれば、なかなか手に入らないものもありますが、気になる車種があった場合は探してみるとよいでしょう。
ホンダ Honda e
Honda e(ホンダ イー)は、丸みのある台形フォルムにかわいい丸目ヘッドライト、シンプルなデザインが特徴です。
インテリアは、5つのスクリーンを水平配置した世界初のワイドビジョンインパネを採用しています。シンプルでレトロ感のあるデザインながら、先進的な要素も含まれた独特の雰囲気を持つコンパクトEVです。
日産 フィガロ
フィガロは、1991年に登場した限定生産のレトロモダンな2ドアオープンカーです。初代マーチをベースに開発されたパイクカーシリーズの第3弾として誕生し、1960年代を思わせる丸みを帯びたボディラインと丸目ヘッドライトが特徴です。
手動開閉式のホワイトレザー仕上げのソフトトップと、メッキが効果的に使われたインテリアがかわいらしさのポイントです。生産終了から30年以上が経過し、現存している車体が少なくなっていることもあり、中古車市場では高騰している個体もあります。
日産 パオ
パオは、1989年~1991年に販売されていたレトロテイストのパイクカーです。「リゾート気分を感じさせるアドベンチャー感覚あふれる車」をコンセプトに開発されました。
パオの大きな特徴は、曲線基調のエクステリアデザインです。あえて露出させたヒンジ・ビスや開閉式三角窓、上下2分割式リアサイドウインドーから、ビンテージ感を味わえるでしょう。インテリアは、象牙をイメージしたステアリングや鉄板むき出しのインパネが特徴です。
日産 ラシーン
日産ラシーンは、カクカクとした直線的なフォルムが特徴的なクロスオーバーSUVで、1994年に登場しました。「羅針盤」からインスパイアされた名前と「新・ぼくたちのどこでもドア」というキャッチコピーが示す通り、冒険心をくすぐるレトロかわいい車です。
特にサンドベージュカラーは自然環境と調和し、キャンプ場での存在感は抜群といえます。木製ハンドルや茶色のパネルでカスタムを楽しむオーナーもいれば、カセットテープしか聴けない純正オーディオを愛するオーナーもいるなど、さまざまな楽しみ方ができるのも魅力です。
シトロエン 2CV
シトロエン2CVは、第二次世界大戦後のフランスで「卵を割らずに畑を走れる車」をコンセプトに開発された国民車です。丸みを帯びた愛らしいボディラインと独創的なキャンバストップが特徴で、約40年もの長期間にわたり愛され続けました。
シンプルでレトロな魅力は今も健在で、中古車市場では高値で取引されています。その柔らかいサスペンションによる快適な乗り心地や独特の運転感覚を求めて、今でも熱狂的なファンが存在する1台です。
フォルクスワーゲン タイプ2
タイプ2は、1950年代に登場した革新的なバンで、「ワーゲンバス」の愛称で親しまれる1台です。特徴的な分割フロントウィンドウを持つ初期モデル「スプリットスクリーン」は、現在コレクターズアイテムとして高い人気を誇ります。
1960年代~70年代のヒッピームーブメント時代には、自由と平和の象徴として若者たちに愛され、カラフルなペイントやカスタマイズが施されました。中古市場では状態によって価格に大きな幅があり、レトロかわいい車の代表格として今も多くのファンを魅了しています。
フォルクスワーゲン ビートル
ビートルは、世界中で愛され続けている丸みを帯びたデザインが特徴的な車です。独特の流線型ボディと丸目ヘッドライトは、時代を超えて多くの人を魅了し続けています。
初代のタイプ1から2019年に生産終了した「ザ・ビートル」まで、基本的なデザイン哲学を守りながら進化してきました。
中古車市場では、年式や状態によって幅広い価格帯で取引されており、コレクターアイテムとしての価値も高まっています。レトロデザインのかわいい車の代表格として、今も色あせない魅力を放つ1台です。
(参考:『ザ・ビートル(フォルクスワーゲン)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
フィアット パンダ
フィアット・パンダは、カーデザインの巨匠ジウジアーロがデザインした、四角いボディが特徴的なイタリアンコンパクトカーです。1980年に登場したこのレトロなかわいい車は、シンプルさと実用性を追求しながらも、イタリア人特有の自動車への「愛」が感じられる魅力的な1台といえるでしょう。
初代のモデルは、四角いスタイリングが独自の存在感を放っています。内装には簡素でありながら便利な布張りの収納スペースを備え、コンパクトなボディではあるものの室内空間は広々としています。
ルノー トゥインゴ
トゥインゴは、丸みを帯びたコンパクトなフォルムと個性的なデザインで人気を博したフランス生まれのかわいい車です。遊び心あふれる外観と抜群の乗り心地、街中での取り回しの良さが魅力といえます。
適度な硬さの足回りがコーナリングも難なくこなし、ワインディングロードで真価を発揮するフレンチホットハッチとして、今でも熱狂的なファンが存在している1台です。
(参考:『トゥインゴ(ルノー)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
アルファロメオ・ミト
アルファロメオ・ミトは、8Cコンペティツィオーネの要素を取り入れた印象的なデザインで、レトロと現代を融合させたかわいい車です。盾型のフロントグリルと丸みを帯びたボディラインが特徴的で、イタリアンスポーツカーならではの走りの楽しさを小さなボディに凝縮しています。
欧州では2008年から2019年まで生産され、1.4Lマルチエアエンジンとアルファ専用TCTの組み合わせが日本でも人気でした。9色のボディカラーと豊富なホイールオプションで、個性的なレトロかわいい1台を見つけられるでしょう。
スマート フォーツー
フォーツーは、都市部で活躍する2人乗りのコンパクトカーで、独創的なデザインが魅力的なレトロモダン車です。全長わずか2.7m程度のサイズということで、狭い道や駐車スペースでの取り回しも苦労しません。
中古車市場では状態の良い個体が人気で、エンジン車よりEVのほうが維持費は安くなる傾向があります。かわいい車でありながら実用性も兼ね備えた、都会派におすすめの1台です。
まとめ
昨今はシャープでラグジュアリーなデザインの車が多い傾向にありますが、レトロ風のデザインを取り入れた車も人気です。軽自動車から輸入車などの数多くのラインアップから、レトロでかわいい車を探してみましょう。
また、すでに生産終了となったレトロ風デザインの車は、中古車市場で見つけられます。それぞれに異なった魅力があるので、予算や好みに合わせて、自分だけの1台を見つけてみてはいかがでしょうか。
▼ライタープロフィール
五十嵐巧
大手出版社での書籍編集を皮切りに、25年以上にわたり書籍・雑誌・Webメディアの編集・ライティングに携わる。現在はフリーランス編集者・ライターとして活動し、複数の自動車メディアでもコンテンツの編集・執筆に取り組む。豊富な取材経験と専門知識を活かし、読者に信頼される情報を提供し続けている。
豊富なラインアップのネクステージ中古車情報をチェック!
いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。
ネクステージでは、他店に負けない数多くの中古車をラインアップしていますので、中古車の購入を検討されている方は、ネクステージの公式Webサイト上で最新の在庫状況をチェックしてみてください。また中古車購入に際して、ネクステージ独自の保証もご準備しております。お気軽にお問い合わせください。