5人乗りに適した車選びのポイントを解説!おすすめの車種をチェックしよう
大切な家族や友人を乗せる車を選ぶときに、5人乗りの車がちょうどよいと考える方は多いのではないでしょうか。
5人が乗れるという条件を満たす車は、5人乗りの車だけでなく、6人以上が乗れる車も選択肢に含められます。そのため、車種選びで迷ってしまう方も少なくないでしょう。
そこで本記事では、5人が乗車するのに適した車選びのポイントやおすすめ車種を紹介します。
※目次※
・5人乗りの車を選ぶ際に押さえておきたいポイントは「購入する目的」「先進技術の内容」「維持費」の3つ。
・5人乗りの車を選ぶ際は好みの一台を見つけやすいよう、車の種類(ボディタイプ)を先に決めるのがおすすめ。
・5人乗りするための車選びでは、広い室内空間を持つ6人以上が乗れる車を選択肢に含めることも検討しよう。
5人乗りに適した車選びのポイント
5人乗りの車を選ぶ際は、見た目の好みだけでなく、さまざまな観点から自分に適した一台を見つけることが大切です。実用性や安全面、維持に関わる部分についても考えておくと、後悔のない買い物ができるでしょう。
ここでは、5人乗りの車を選ぶ際に押さえておきたいポイントを3つ紹介します。
5人乗りの車を購入する目的を明確にする
5人乗りの車は、さまざまな車種が販売されているため、豊富な選択肢があります。SUV、コンパクトカー、ステーションワゴンなどのジャンルで多数展開されており、選ぶ車によって走行性能や燃費、使い勝手が異なるため自分に合った車を選ぶことが大切です。
例えば、5人乗りの車といっても「燃費性能が良い車を選びたい」「趣味のキャンプやレジャーを楽しむために、道具をたくさん積める車を選びたい」「スライドドアを搭載した車を選びたい」など、何を重視するかは人によって異なります。
先進技術の内容を確認する
5人乗りの車に大切な家族や友人などを乗せて外出するなら、安全面には十分に気を配りたいところです。安全技術は進化を続けており、事故の被害を軽減するだけでなく、事故を未然に防ぐ技術が高くなっています。
また、数年落ちの中古車でも、最新モデルに標準搭載される安全装備が搭載されていないかもしれません。そのため、どのような先進技術が搭載されているかを確認しておきましょう。
維持費がどのくらいかかるか確認する
5人乗りの車を選ぶ際は、燃費性能や排気量を確認しておきましょう。
燃費性能に優れた車を選べば燃料代を抑えられるため、年間走行距離の多い人ほど維持費の負担が軽くなります。少ない給油回数で済むため、手間や時間も削減できるでしょう。
また、排気量の少ない車を選べば自動車税が安く済むため、年間の維持費を抑えられます。例えば、2.5LのCX-5が年額4万3,500円であるのに対し、1.5Lのソリオでは3万500円です。同じ5人乗りの車でも、1万3,000円の違いがあることが分かります。
5人乗りの車を選ぶ際は種類(ボディタイプ)を決めよう!
5人乗りの車はラインアップが多いため、車種選びで迷ってしまうこともあるでしょう。そこで、5人乗りの車を選ぶ際は好みの一台を見つけやすいよう、車の種類(ボディタイプ)を先に決めるのがおすすめです。
ここでは、5人乗りの車を選ぶ際の種類(ボディタイプ)について解説します。
コンパクトカー
コンパクトカーは、狭いスペースでも駐車できるだけでなく、小回りしやすいのが特徴です。最大乗車定員は5人で、小型・軽量・小排気量で燃費性能に優れた車種が多く展開されています。
軽自動車よりも後部座席が広いため、少人数で使用する際にも圧迫感なく座ることが可能です。5人乗りする場合でも、買い物程度の荷物であれば問題なく積めるでしょう。
ミニバン
ミニバンは、子育て世代にうれしい要素が詰まった車です。広々とした空間が確保されているため、5人乗りでの長距離ドライブも快適に過ごせます。抜群の収納力があるため、旅行など荷物が多いときでも問題なく積み込むことが可能です。
大きく分類するとコンパクトサイズ、ミドルサイズ、ラージサイズの3つに分けられ、5人乗りから8人乗りまで展開されています。5人乗りする場合でも、乗車定員に余裕を持った選択が可能です。
SUV
SUVはオフロード走行を得意とすることから、アウトドアを楽しみたい方に人気です。キャンプや釣りなどのアウトドアレジャーでは、未舗装路を走行することも少なくありません。5人乗りでも、道具がたくさん積み込める積載力を持つ車種を選ぶと良いでしょう。
悪路走行を本格的に極めた「クロスカントリー」と舗装路での快適性とオフロードの走破性を併せ持つ「クロスオーバー」があります。5人乗りから8人乗りまで展開されているため、乗車定員に余裕を持った選択が可能です。
セダン
セダンは、高級感のあるデザインと高い走行性能や快適性が魅力の車です。乗員の快適性が追求されたセダンは、騒音や振動を最小限に抑える工夫が施されています。車両重心が低いことで安定感があり、空気抵抗が少ないことで燃費性能に優れた車が多い傾向です。
セダンは5人乗りに対応しているものの、旅行などの宿泊時に人数分の荷物が積めるかどうかも考慮しましょう。
ステーションワゴン
ステーションワゴンは、セダンをベースにしているため走行性能や快適性が高く、ラゲージの積載力が高いのが特徴です。セダンよりも積載力が高く5人乗りでもたくさんの荷物を積めるため、実用性を求める方にも適しています。
多くの機械式駐車場で採用されている全高1.55mの制限があっても、ステーションワゴンなら問題なく利用可能です。
5人乗りに適したおすすめの車種9選
5人が乗れるという条件を満たす車は、5人乗りの車だけでなく、6人以上が乗れる車も選択肢に含められます。
5人乗りの車は後部座席に座る方が快適に過ごせるよう配慮されていますが、遠出する機会が多い方は、室内空間が広い7人乗りや8人乗りの車も検討してみてはいかがでしょうか。
ここでは、5人乗る場合に適したおすすめの車種を紹介します。車種選びで迷った際は、ぜひ参考にしてください。
トヨタ アクア
アクアは、優れた燃費性能が魅力の5人乗りコンパクトカーです。WLTCモード燃費で34.6km/Lを実現しているため、月々の燃料代が抑えられます。非常時給電機能を全車に標準装備しているため、災害時の備えとしても活用可能です。
後部座席の足元空間が広いため、コンパクトなボディながらも快適に過ごせるでしょう。
(参考:『アクア(トヨタ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
日産 ノート
ノートは、5人乗りのコンパクトカーです。WLTCモード燃費で28.4km/Lを実現しているため、月々の燃料代が抑えられます。自動車安全性能JNCAPで最高評価となる「ファイブスター賞」を獲得したモデルです。
後部座席の足元空間が広いため、コンパクトなボディながらも快適に過ごせるでしょう。
(参考:『ノート(日産)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
ホンダ フィット
フィットは、5人乗りのコンパクトカーです。好みに合わせて選べるタイプが用意されており「BASIC」「HOME」「RS」「CROSSTAR」「LUXE」5種類のバリエーションから選べます。e:HEV BASICでは、WLTCモード燃費で30.2km/Lです。
後部座席の足元空間が広いため、コンパクトなボディながらも快適に過ごせるでしょう。
(参考:『フィット(ホンダ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
トヨタ ヤリスクロス
ヤリスクロスは、5人乗りのコンパクトSUVです。スタックからの脱出時に役立つTRAILモードや、積雪路での安定走行をサポートするSNOWモードを標準装備しています。WLTCモード燃費で30.8km/Lと、走行性能と優れた燃費性能を両立したモデルです。
ラゲージスペースが広いため、荷物が多いときでも問題なく積み込めるでしょう。
(参考:『ヤリスクロス(トヨタ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
ホンダ ヴェゼル
ヴェゼルは、5人乗りのクロスオーバーSUVです。スポーティーなデザインと優れた走行性能、使い勝手の良さを兼ね備えています。
リアルタイムAWDによって、路面や車両状態に応じて駆動力の配分を最適化する他、急勾配の下り坂で役立つヒルディセントコントロール搭載です。
後部座席のヘッドレストに厚みがあり、広い足元空間が確保されているため、ゆったりと過ごせるでしょう。
(参考:『ヴェゼル(ホンダ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
日産 エクストレイル
エクストレイルは5人乗りと7人乗りを展開するクロスオーバーSUVで、たくましいデザインやオフロードにも対応する走行性能が特徴です。深雪や未舗装路で高い走破性を発揮するe-4ORCEは、市街地でも快適な走行を実現しています。
ミドルクラスSUVクラストップの広いラゲージのため、後部座席を使用していても十分に5人分の荷物を積み込めるでしょう。
(参考:『エクストレイル(日産)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
スズキ ソリオ
ソリオは、5人乗りのコンパクトハイトワゴンです。取り回ししやすいサイズ感ながら、広々とした室内空間を確保しています。スライドドアを搭載しているため、子どもや年配者も、楽に乗り降りが可能です。
後部座席に座る方も快適に過ごせるよう、さまざまな工夫が施されています。スリムサーキュレーターによって空気を循環する他、リヤヒーターダクトによって後席の足元へ効率よく温風を送り込むことが可能です。
(参考:『ソリオ(スズキ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
ホンダ ステップワゴン(7・8人乗り)
ステップワゴンは、モダンでありながらも親しみやすいデザインのミニバンです。7人乗りと8人乗りモデルが展開されています。全てのシートに快適な座り心地を求め、一部グレードには2列目シートにオットマンを設定した他、3列目シートからの眺めも良好です。
5人乗りの車よりも広い室内空間が確保されているため、ロングドライブでも快適に過ごせるでしょう。
(参考:『ステップワゴン(ホンダ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
トヨタ ノア(7・8人乗り)
ノアは、7人乗りと8人乗りモデルを展開するトヨタのミニバンです。クラストップレベルの広い室内空間を持ち、ロングドライブでも快適に過ごせます。スライドドア搭載で乗り降りしやすく、5人が乗ってもたくさんの荷物を積み込むことが可能です。
ハイブリッドモデルでは、WLTCモード燃費で23.4km/Lを実現しているため、月々の燃料代も負担にならないでしょう。
(参考:『ノア(トヨタ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
まとめ
5人乗りの車は選択肢が多いため、車種選びで迷ってしまうかもしれません。まずは、5人乗りの車を購入する目的を考え、実用性や安全性の高い車を選ぶのがおすすめです。
また、5人乗りの車にフル乗車すると、人数分の荷物を十分に積み込めないこともあるでしょう。6人以上が乗れる車なら荷物をたくさん積み込めるだけでなく、5人乗っても室内空間が広いため快適に過ごせます。
【この記事の執筆者】
松田 莉乃
過去の愛車は32GT-R、180SX、33Z。車の構造に興味を持ち「自分の車は自分で作りたい」という気持ちから自動車整備工場に勤務した経験を持つ。中古車買取査定員やタウン情報誌の編集部として仕事をした経験を活かし、主に車・タイヤ関係のメディアを対象に2020年からフリーランスのライター兼エディターとして活動中。
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いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。
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