車の安全装備を徹底解説!先進技術や安全性評価の上位車種を紹介
シートベルトの義務化やABSから始まった車の安全技術は、今や衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報装置など高度なシステムへと進化し、私たちの命を守る頼もしい存在になりました。
そこで本記事では、車の安全装備の歴史や最新技術など、車の安全を支える技術について徹底解説します。また「自動車安全性能2024」で高評価を得た車種も確認しましょう。
※目次※
・車の安全装備は、シートベルトやABSに始まり、現在では予防安全、衝突安全、走行安全、0次安全、コネクテッド技術など飛躍的な進化を遂げている。
・日本では「JNCAP」という自動車安全性能評価制度が実施されており、その結果が毎年「自動車安全性能」として公表されている。
・「自動車安全性能2024」では、トヨタ クラウン セダンがファイブスター大賞を、マツダ CX-80、ホンダ シビック、ホンダ WR-Vもファイブスター賞を獲得した。
車の安全装備の歴史
車の安全装備は、時代とともに進化を遂げてきました。単純な機構から始まり、現在では高度な電子制御システムへと発展しています。私たちが日常的に使っている安全装備がどのように生まれ、発展してきたのか確認しましょう。
シートベルトが全ての始まり
車の安全装備に関して大きな転機となったのは、ボルボが1959年に世界で初めて市販車に標準装備した3点式シートベルトです。
それまでの安全装備といえば、腰だけを固定する2点式シートベルトが主流でしたが、高速走行時の事故では上半身が自由に動いてしまうため、頭部がフロントガラスに衝突する危険性がありました。
注目したいのは、ボルボがこの特許を「安全は独占されるべきではない」という哲学のもと無償公開したことです。この決断により、3点式シートベルトは世界中に広まり、ボルボの試算によると「これまでに100万人以上の命を救った」とされています。
ABSから始まった電子制御システム
車の安全技術の歴史において、ABS(アンチロックブレーキシステム)の登場は革命的な転換点です。急ブレーキ時にタイヤがロックしハンドル操作ができない状態を防ぐこの技術は、1978年にメルセデス・ベンツ Sクラスに世界で初めて搭載されました。
それまでのドライバーは、急制動時にタイヤロックを防ぐため「ポンピングブレーキ」という高度なテクニックを習得する必要がありましたが、ABSはこれを自動化しました。ブレーキを強く踏み込んでも、システムが自動的にブレーキ圧を制御し、タイヤのロックを防止します。
ABSの登場により、パニック時でも車の操縦性が確保されるようになり、危険回避能力が格段に向上しました。この技術は後に、タイヤの空転を防ぐトラクションコントロール(TCS)や横滑りを防止するESCなど、より高度な電子制御安全装備の基盤になりました。
現在では、車速・舵角・横Gなどさまざまなセンサーが連携して車の挙動を常に監視し、危険を察知すれば自動的に介入する統合安全システムへと進化しています。こうした安全装備の進化により、かつては熟練ドライバーのみが可能だった高度な運転操作が、誰もが享受できる技術になったのです。
車の安全装備のカテゴリー
昨今の車の安全装備は多岐にわたり、その機能や役割によって複数のカテゴリーに分類されます。年々進化を続ける車の安全装備がどのように事故防止や被害軽減に貢献しているのか、各カテゴリーの特徴や代表的な装備を詳しく見ていきましょう。
予防安全
予防安全技術は、事故を未然に防ぐための技術の総称です。かつては単純なブレーキ性能の向上が中心でした。現在はカメラやセンサー、レーダーを搭載し、高度なコンピューター制御を行う時代に突入しました。
車の周囲を常に監視し、危険を察知した場合はドライバーに警告し、さらに危険が迫れば自動的に回避行動を取る技術へと進化しています。代表的な予防安全装備として、以下のようなものが挙げられます。
・衝突被害軽減ブレーキ
・車間距離制御装置
・誤発進抑制制御機能
・車線逸脱警報装置
・横滑り防止装置
・リアビークルモニタリングシステム
衝突安全
衝突安全技術とは、事故が発生した際に乗員や歩行者の被害を最小限に抑えるための技術です。代表的な装備として、シートベルトやヘッドレスト、SRSエアバッグが挙げられます。
SRSエアバッグは、衝突時に火薬を爆発させ、発生したガスでバッグを膨らませることで、乗員を保護する仕組みです。最近の車では、前面からの衝突だけでなく側面や膝を守るエアバッグも装備されています。
さらには、歩行者保護エアバッグや衝突時に衝撃を吸収・分散して乗員を保護する衝突安全ボディなどの技術も重要です。代表的な衝突安全装備として、以下のようなものが挙げられます。
・シートベルト
・ヘッドレスト
・SRSエアバッグ
・歩行者用エアバッグ
・チャイルドシート
・衝突安全ボディ
・衝撃吸収バンパー
走行安全
走行安全装備は、さまざまな路面状況でも車の「走る・曲がる・止まる」という基本性能を確保する技術の総称です。急な雨や雪道、高速コーナーなど、運転環境は刻々と変化するため、これらに対応する装備が重要といえます。
代表的な装備が走行安定性統合制御(VDC)で、滑りやすい路面や急なハンドル操作時に車の挙動を安定させるシステムです。また4WDシステムは、路面状況に応じて最適な駆動力配分を行い、安定した走行を実現します。
0次安全
0次安全とは、事故が発生する前の段階で、ドライバーが事故を起こしにくい環境を作り出す技術を指します。車の基本設計の段階から安全を追求するアプローチです。
具体的には、運転席からの視界を確保するためのAピラー設計や死角を減らすドアミラーの配置が挙げられます。また、長時間運転しても疲れにくいシート設計も重要な要素です。
さらに、エアコンやオーディオの操作がしやすいインターフェース設計も、運転中に視線を前方から逸らす時間を減らすことで安全性向上に貢献します。
コネクテッド技術
近年の車の安全装備で注目したいのが、コネクテッド技術です。この技術は、車両が外部と通信することで事故の防止に貢献します。特に、車車間通信と路車間通信が重要な柱です。
車車間通信は、周囲の車両と位置や速度などの情報をリアルタイムで共有することで、カメラやレーダーでは捉えきれない死角の車両や前方の急ブレーキなどを事前に検知できます。
路車間通信は道路インフラと車両をつなぎ、信号情報や交差点の状況をドライバーに知らせる技術です。例えば、見通しの悪い交差点で対向車の接近を知らせる機能などが実用化されています。
これらのコネクテッド技術は、自動運転技術と連携することで、将来的な交通事故の削減に大きく貢献するでしょう。
車の安全装備に関する先進技術
近年の車にはさまざまな先進安全技術が搭載されており、事故防止や被害軽減に貢献しています。これらの技術は年々進化し、センサーの性能や制御の精度が向上することで、より多くの危険を事前に察知し回避できるようになりました。
車の安全性を高める代表的な先進技術について、その仕組みや特徴、効果について詳しく解説します。
衝突被害軽減ブレーキ
衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)は、車の安全装備の中でも特に重要な技術です。このシステムは、カメラやレーダー、センサーを使って前方の状況を常に監視し、車両や歩行者との衝突の危険を検知すると、まず警告音や表示でドライバーに注意を促します。
それでも回避操作がない場合は、自動的にブレーキを作動させて衝突を回避または被害の軽減に貢献します。
2021年11月からは国内の新型車への搭載が義務化され、今後、継続生産車にも拡大される予定です。検知対象も進化を続けており、初期は前方の車両のみでしたが、現在では歩行者や自転車、さらには夜間の検知性能も大幅に向上しています。
車間距離制御装置
アダプティブクルーズコントロール(ACC)は、長距離ドライブの疲労軽減に貢献する先進技術です。従来のクルーズコントロールが単に設定速度を維持するだけだったのに対し、ACCはレーダーやカメラを用いて先行車との距離を常に監視し、適切な車間距離を自動的に維持します。
先行車がいない場合は設定速度で走行し、先行車を検知すると自動的に加減速して追従します。ドライバーはアクセルやブレーキの操作から解放されるため、長時間にわたる運転の負担が大幅に軽減されるでしょう。
ACCは主に高速道路や自動車専用道路での使用を想定しており、一般道では周囲の状況が複雑なため誤作動のリスクがあります。また悪天候時やカーブが多い道路では、センサーの検知性能が低下する場合もあるため、注意が必要です。
誤発進抑制制御機能
誤発進抑制制御機能は、アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故を防ぐ重要な安全装備です。特に駐車場での発進時や、低速走行時(約10km/h以下)に効果を発揮します。
車載センサーやミリ波レーダーが前方の障害物を検知している状態で急にアクセルを強く踏み込むと、踏み間違いと判断します。警告音やメーター表示でドライバーに注意を促すとともに、エンジン出力を自動的に抑制して、クリープ走行程度の速度に制限されます。
これは、特に高齢ドライバーの事故防止に効果を発揮する安全装備です。加齢に伴う認知機能や反射神経の機能低下によるペダル操作ミスが減少し、駐車場などでの建物や人への衝突事故を未然に防げます。
2025年6月には国際的な性能基準が発効し、日本でも新車への搭載義務化が予定されているほど重要な安全装備です。
車線逸脱警報装置
車線逸脱警報装置(LDW)は、ドライバーが意図せずに車線をはみ出しそうになった際に警告を発する安全装備です。
カメラセンサーが道路上の白線や黄線を常時監視し、ウインカー操作なしで車線を越えそうになると、警告音やステアリング振動、ディスプレイ表示などでドライバーに注意を促します。
より進化した車線逸脱防止支援システム(LKA/LDP)は、警報だけでなくドライバーが修正操作を行わない場合に自動的にステアリングを制御したり、片側の車輪にブレーキをかけたりして車を車線内に戻す機能を持つのが特徴です。
横滑り防止装置
横滑り防止装置(ESC)は、車の走行安定性を高める安全装備です。滑りやすい路面やカーブでの急ハンドル時に発生する横滑りを防止するシステムで、事故防止に大きく貢献します。
ESCは、各車輪の回転センサーやステアリングセンサー、車体にかかる力を検知するGセンサーなどからの情報に基づき、車両の挙動を常時監視する仕組みです。横滑りの危険を検知すると、4輪のブレーキを個別に制御しながらエンジン出力も調整し、車体の姿勢を安定させます。
日本では新車への装備が義務化されており、普通乗用車は2012年から、軽自動車は2018年から全ての新型車に搭載されています。
リアビークルモニタリングシステム
リアビークルモニタリングシステムは、運転中にサイドミラーやルームミラーでは確認しづらい死角に他の車両がいることを検知し、ドライバーに知らせる安全装備です。車の後部側方に設置されたセンサーが、斜め後方から接近する車両を常時監視しています。
システムが死角に車両を検知すると、サイドミラー付近のインジケーターが点灯し、ドライバーに注意を促す仕組みです。さらに、その状態でウインカーを出すなど車線変更の意思を示すと、警告音やステアリング振動などで危険を知らせます。
最新の発展形は単なる警告だけでなく、危険な車線変更を自動的に抑制する機能も登場しました。これにより、ミラーでは見えない位置にいる車両との接触事故リスクが大幅に低減します。
車の安全性を評価する仕組み
日本には、車の安全性を評価する仕組みがあり、消費者の安全な車選びをサポートしています。
これは予防安全性能や衝突安全性能などを細かく検証し、客観的な数値として公表するシステムです。実際にどのような基準で車の安全装備が評価されているのか、詳細を確認しましょう。
自動車安全性能評価とは?
「JNCAP(Japan New Car Assessment Program)」は、国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)が共同で実施する自動車安全性能評価制度です。
交通事故の被害軽減を目的とし、新型車の安全性を公正に評価・公表することで、消費者の安全な車選びをサポートしています。
主に3つの分野が評価対象です。「予防安全性能」では衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全装備を評価し、「衝突安全性能」では乗員保護性能や歩行者保護性能を検証します。さらに「事故自動緊急通報装置」も重要な評価項目です。
各テスト項目は細かく点数化され、総合得点に応じて「★」~「★★★★★」の5段階でランク付けされます。最高評価の「★★★★★」を獲得した車種には「ファイブスター賞」が授与されます。
ファイブスター賞は安全性の証明
ファイブスター賞は、自動車安全性能評価における最高ランクであり、車の安全性の証明として高い信頼を得ています。この評価を獲得するためには、衝突安全性能と予防安全性能の両方でAランクを取得し、さらに事故自動緊急通報装置を搭載していることが条件です。
2024年度の基準では、「★★★★★」を獲得するためには、193.8点満点に対して154.07点以上の獲得が必要とされています。この評価は各メーカーにとって重要な開発目標となっており、安全技術のさらなる向上を促す効果もあるでしょう。
消費者は車選びの際に自動車安全性能評価を参考にすることで、科学的根拠に基づいた安全な車を選択できます。メーカーの宣伝文句ではなく、第三者機関による客観的評価という点で、安全装備を重視するドライバーにとって信頼できる指標です。
「自動車安全性能2024」評価ランキング
ここからは、「自動車安全性能2024」で評価された車種を紹介します。どの車も、高性能の安全機能が搭載されているので、車を購入する際に安全装備を重視したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
【ファイブスター大賞】トヨタ クラウン セダン
「自動車安全性能2024」では、トヨタ クラウン セダンが「ファイブスター大賞」を獲得しました。ファイブスター大賞は、ファイブスター賞を獲得した車種の中で最高得点を獲得した車種に贈られる称号です。
予防安全性能で83.78点(85.8点満点)、衝突安全性能で92.52点(100点満点)、事故自動緊急通報装置で満点の8点を記録し、合計184.3点を獲得しました。
クラウン セダンには最新の「Toyota Safety Sense」が搭載され、歩行者や自転車を検知するプリクラッシュセーフティや交差点での右直事故対策機能など、先進の安全技術が充実しています。
2023年度にはクラウン クロスオーバーやスポーツもファイブスター賞を受賞しており、クラウンシリーズ全体が高い安全性を持つことが分かるでしょう。
(参考:『クラウン(トヨタ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
【ファイブスター賞】マツダ CX-80
マツダ CX-80は「自動車安全性能2024」において、ファイブスター賞を獲得しました。予防安全性能が82.99点、衝突安全性能が92.01点でともにAランク、事故自動緊急通報装置は8点満点を獲得し、総合評価では183.0点という高得点を得ています。
CX-80の安全装備で特筆に値するのは、テーパー形状を採用したリアフレームです。この革新的な構造により、後方からの衝撃を効率的に吸収し、エネルギー吸収効率を従来の2倍に向上させました。さらに車体の軽量化も実現しています。
マツダの車づくりは「死亡・重傷者ゼロ」を目指すという明確な安全哲学に基づいています。実際の事故データを徹底的に分析し、100種類以上のモードで衝突実験を行うなど、安全性能の向上に注力しているメーカーです。
(参考:『CX-80(マツダ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
【ファイブスター賞】ホンダ シビック
ホンダ シビックも「自動車安全性能2024」において、最高評価のファイブスター賞を獲得しました。予防安全性能では84.80点、衝突安全性能では89.64点、事故自動緊急通報装置では8点満点を獲得し、総合評価で182.44点という高得点を記録しています。
シビックの安全性を支える中核技術が「Honda SENSING」です。広い水平画角を持つフロントワイドビューカメラと8つのソナーセンサー、レーダーを組み合わせることで、車両や歩行者、自転車などを高精度に検知します。
特筆すべきは「衝突時のGコントロール技術」で、独自のボディ構造により乗員への衝撃を効果的に制御します。また歩行者の保護にも配慮し、衝突時にボンネットフードを持ち上げる「ポップアップフードシステム」が特徴的です。
シビックは8つのエアバッグシステムを標準装備しており、多様な衝突状況から乗員を守る優れた安全設計が高く評価されています。
(参考:『シビック(ホンダ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
【ファイブスター賞】ホンダ WR-V
ホンダ WR-Vは、「自動車安全性能2024」においてファイブスター賞を獲得したコンパクトSUVです。予防安全性能では82.22点、衝突安全性能では86.01点、事故自動緊急通報装置では8点満点を獲得し、総合評価で176.23点を記録しました。
WR-Vの衝突安全技術は独自の衝撃制御技術を採用し、乗員だけでなく相手車両の乗員への衝撃も抑制する先進的なボディ構造が特徴です。また、さまざまな衝突シナリオに対応する6つのエアバッグシステムを搭載し、全方位からの衝撃に備えています。
予防安全面では全タイプに先進運転支援システム「Honda SENSING」を標準装備し、特にブレーキとアクセルの踏み間違いを防ぐ「急アクセル抑制機能」が高く評価されました。さらに衝突軽減ブレーキの作動範囲を拡大し、より幅広い状況での事故回避をサポートします。
(参考:『WR-V(ホンダ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
ホンダ フリード
ホンダ フリードは、コンパクトなボディサイズながら優れた安全性能を誇るミニバンです。「自動車安全性能2024」では総合評価175.07点という高い得点で、「★★★★」評価を獲得しました。
予防安全性能は84.52点、衝突安全性能は82.55点、事故自動緊急通報装置は8点満点で、特に予防安全性能では98%という驚異的な数値を記録しています。
フリードに搭載されている「Honda SENSING」は、フロントワイドビューカメラと前後8つのソナーセンサーを組み合わせた、高性能な予防安全システムです。
被害軽減ブレーキの性能は歩行者検知(昼間・夜間)や自転車、交差点での検知において最高レベルを獲得し、誤発進抑制機能も高評価を得ています。
(参考:『フリード(ホンダ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
スズキ フロンクス
スズキ フロンクスは、「自動車安全性能2024」では総合評価163.75点を獲得し、「★★★★」評価という結果でした。予防安全性能は79.42点でAランク、衝突安全性能は76.33点でBランク、事故自動緊急通報装置は8点満点を記録しています。
フロンクスの特徴は、全車に標準装備された先進の安全装備「スズキ セーフティ サポート」です。自転車や自動二輪も検知対象に含む新開発の衝突被害軽減ブレーキや、道路端も検知する車線逸脱抑制機能、ハイビームアシストなどが搭載されています。
衝突安全面では、衝撃を効率的に吸収・分散する軽量衝撃吸収ボディ「TECT」や6つのエアバッグが全車に標準装備です。フロントボディの周辺に衝撃吸収構造を持つ歩行者傷害軽減ボディも採用されています。
(参考:『フロンクス(スズキ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
まとめ
車の安全装備は、シートベルトやABSを起点として、現在に至るまで飛躍的な進化を遂げてきました。
近年では予防安全、衝突安全、走行安全、0次安全、コネクテッド技術という多様なカテゴリーに分類され、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報装置などの先進技術が普及しています。
日本では、国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)が共同で、「JNCAP」という自動車安全性能評価制度を実施しています。毎年公表される「自動車安全性能」は、第三者機関によって厳格に評価された安全性の証明といえるでしょう。
「自動車安全性能2024」では、最高得点を出したトヨタ クラウン セダンがファイブスター大賞を獲得しました。マツダ CX-80、ホンダ シビック、ホンダ WR-Vもファイブスター賞に選ばれ、その安全性が高い評価を得ています。
【この記事の執筆者】
五十嵐巧
大手出版社での書籍編集を皮切りに、25年以上にわたり書籍・雑誌・Webメディアの編集・ライティングに携わる。現在はフリーランス編集者・ライターとして活動し、複数の自動車メディアでもコンテンツの編集・執筆に取り組む。豊富な取材経験と専門知識を活かし、読者に信頼される情報を提供し続けている。
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