レクサスRXの自動車税や重量税、その他の維持費はどのくらいかかる?
レクサスRXは、高級セダンのような乗り心地と上質な室内空間を兼ね備えたラグジュアリーSUVです。車を所有すると維持費がかかりますが、レクサスRXはどのくらいかかるのか、購入前に把握しておきたい方もいるのではないでしょうか。
本記事では、主な維持費として自動車税や重量税、保険料、メンテナンス費用や燃料代についてまとめました。レクサスRXの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
※目次※
2.レクサスRXを購入するなら重量税と保険料も把握しておこう
5.レクサスRXへの買い替えは自動車税で損をしないタイミングを狙おう
・現行のレクサスRXは、どのグレードを選んでも自動車税の年額は一律で4万3,500円。
・RX450h+のみグリーン化特例の対象となっており、翌年度の自動車税が優遇される。
・レクサスRXを購入するなら、登録日は月初のほうが自動車税の負担を抑えられる。
レクサスRXの自動車税はいくら?
レクサスRXに限らず、車の購入時や所有時には自動車税が課せられます。ここでは、レクサスRXの購入を検討している方に向けて、具体的な自動車税額を解説しますので、ぜひ参考にしてください。グレードによって、自動車税に違いがあるかどうかも分かります。
レクサスRXの購入・所有時に課せられる税金
自動車税は、4月1日時点で車を所有している方に課せられる地方税です。自動車税額は排気量によって異なり、排気量が大きい車ほど自動車税の負担が大きくなります。納税通知書は5月初旬ごろに送付されるため、通知書が手元に届いたら速やかに納付しましょう。
レクサスRXの購入時に納める自動車税は月割りで算出され、登録月の翌月から翌3月分までの残り月数分を支払います。その後は毎年、1年分をまとめて納める仕組みです。
なお、割賦販売などによって、車検証上の所有者がディーラーやローン会社になっている場合、所有権留保中は使用者が自動車税を支払う必要があります。
レクサスRXの自動車税額
自動車税は、排気量の大きさによって決定します。現行のレクサスRXには、2.4Lエンジン搭載車と2.5Lエンジン搭載車がありますが、どのグレードを選んでも自動車税は一律で4万3,500円です。
レクサスRXのグレード別の自動車税額は、下記の通りです。
|
排気量 |
税額(自家用) |
RX500h (ガソリンターボ × ハイブリッド車) |
2.393L |
4万3,500円 |
RX450h+ (プラグインハイブリッド車) |
2.487L |
|
RX350h (ハイブリッド車) |
||
RX350 (ガソリンターボ車) |
2.393L |
※2025年8月時点の情報です。
RX450h+のみグリーン化特例の対象となっており、購入翌年度の自動車税が優遇されるため、約1万1,000円に軽減されます。
レクサスRXを購入するなら重量税と保険料も把握しておこう
レクサスRXを所有すると毎年自動車税の支払いが発生しますが、この他にも継続的に納め続けなければならない維持費があります。ここでは、車検時に支払う重量税と自賠責保険、自分で契約が必要な自動車保険についてまとめました。
レクサスRXを所有すると、どのくらいの税金や保険料がかかるのか、事前に把握しておきたい方はぜひ参考にしてください。
レクサスRXの重量税額
重量税は車両重量ごとに決められており、車検の有効期間分をまとめて支払います。
自動車税のように毎年支払うのではなく、レクサスRXの購入時は3年分、その後は車検毎に2年分を支払う仕組みです。なお、グレードによって重量税の区分が異なり、税額に違いがあるため注意しましょう。
また、エコカー減税の適用によっても、グレードごとに金額が異なります。グレード別の重量税額は、下記表を参考にしてください。
|
取得時 |
初回車検時 |
RX500h “F SPORT Performance” AWD |
約3万7,500円 (減税なし) |
約2万5,000円 (減税なし) |
RX450h+ “version L” AWD |
0円 (約3万7,500円減税) |
0円 (約2万5,000円減税) |
RX350h “version L” 2WD |
0円 (約3万円減税) |
約2万円 (減税なし) |
RX350h “version L” AWD |
約1万8,700円 (約1万8,800円減税) |
約2万5,000円 (減税なし) |
RX350 “version L” 2WD |
約4万9,200円 (減税なし) |
約3万2,800円 (減税なし) |
RX350 “version L” AWD |
約4万9,200円 (減税なし) |
約3万2,800円 (減税なし) |
RX350 “F SPORT” AWD |
約4万9,200円 (減税なし) |
約3万2,800円 (減税なし) |
※2025年8月時点の情報です。
レクサスRXの取得時から初回車検時までの重量税を比較すると、RX450h+とRX350では約8万2,000円の差があることが分かります。グレード選びでは、車両本体価格だけでなく、減税額も考慮して選択するのがおすすめです。
レクサスRXの保険料額
レクサスRXにかけるべき保険は、2種類あります。ひとつは法律で加入が定められている「自賠責保険」、もうひとつは保険会社が取り扱う「自動車保険」です。
自賠責保険は新車購入時と車検時に支払い、自動車保険は月額もしくは年額をまとめて支払うのが一般的といえます。自動車税のように1年分の保険料をまとめて支払うことで、割引が適用される保険会社が多い傾向です。
自賠責保険は、その性質上「強制保険」と呼ばれることも少なくありません。レクサスRXの新車購入時に支払う自賠責保険料は、2万3,690円(36か月)もしくは2万4,190円(37か月)です。その後は車検時に1万7,650円(24か月)もしくは1万8,160(25か月)を支払います。
自動車保険は法的な強制力がないため「任意保険」とも呼ばれますが、自賠責保険だけでは補償が不足するため、任意保険の加入も必須です。補償内容は自由に変更でき、同じ内容でも保険会社や加入者の条件によって保険料が異なるため見積もりしましょう。
レクサスRXの燃料代
レクサスRXの燃料代がどれほどかかるかは、年間の走行距離によっても大きく異なります。レクサスRXの使用燃料は、全グレードにおいて無鉛プレミアムガソリンです。
下記表では、1年間に1万kmの走行かつ燃料価格が181円と仮定して、年間の燃料代を計算しました。
グレード |
WLTCモード燃費 |
年間1万km走行の場合 |
レクサスRX500h |
AWD:14.3km/L |
12万6,573円 |
レクサスRX450h+ |
AWD:18.7km/L |
9万6,791円 |
レクサスRX350h |
2WD:20.3km/L AWD:18.7km/L |
8万9,162円 9万6,791円 |
レクサスRX350 |
2WD:11.8km/L AWD:11.2km/L |
15万3,389円 16万1,607円 |
※年間1万km走行 ÷ WLTCモード燃費 × 燃料価格181円で算出。
※2025年8月時点の現行モデル。
このように、ハイブリッドシステムを搭載したレクサスRX350hとガソリンターボエンジン搭載のレクサスRX350では、1年間に6万5,000円ほどの差があります。年間走行距離が多い方ほど、ハイブリッドシステムのメリットを感じられるでしょう。
レクサスRXのメンテナンス費用
レクサスRXの安全性を保つためには、メンテナンスが欠かせません。定期的なエンジンオイルの交換やタイヤローテーションなど、推奨されるタイミングでメンテナンスを行いましょう。
また、車検に合格するための点検・整備だけではなく、1年ごとに実施が義務付けられている法定点検(定期点検)も実施しましょう。この定期点検は専門知識や技術が必要になるため、整備工場に依頼して実施するのが一般的です。
レクサスRXには、うれしいサービスが用意されています。初度登録日から3年間はレクサスケアメンテナンスプログラムによって、点検およびメンテナンスを無料で実施してもらえるサービスです。つまり、初回車検を迎えるまでメンテナンス費用がかかりません。
(参考:『レクサスケア メンテナンスプログラム』)
レクサスRXの購入時は自動車税で損をしないタイミングを狙おう
レクサスRXの購入を決めたところで、タイミングに迷う方もいるでしょう。購入時に支払う自動車税は月割りで算出されるため、損をしないタイミングを把握した上で自分に合った時期を決めるのがおすすめです。
新車購入時の自動車税は、登録をした月の翌月から年度末までの残り月数に対して課税されます。そのため、レクサスRXの新車登録日が月初になるようスケジュールを組めば、ほぼ1か月分の自動車税がかかりません。
例えば、レクサスRXを3月31日に登録すると4月から課税対象となるため、12か月分の自動車税の支払いが必要です。一方、4月1日に登録手続きを行うと、その翌月の5月からが課税対象となり、11か月分のみの支払いで済みます。なお、どの月でも変わりません。
月末よりも月初のほうが自動車税の負担を抑えられることを念頭に置いて、スケジュールを立ててみてはいかがでしょうか。
まとめ
現行のレクサスRXは、どのグレードを選んでも自動車税の年額は一律で4万3,500円です。ただし、RX450h+はグリーン化特例の対象となっており、購入した年の翌年度の自動車税が優遇されます。
レクサスRXを購入するなら、自動車税の負担を抑えられる月初を登録日に選ぶのがおすすめです。中古車は納車までの期間が短いため、購入契約から納車まで、自分に合ったスケジュールを立てやすいでしょう。
【この記事の執筆者】
松田 莉乃
過去の愛車は32GT-R、180SX、33Z。車の構造に興味を持ち「自分の車は自分で作りたい」という気持ちから自動車整備工場に勤務した経験を持つ。中古車買取査定員やタウン情報誌の編集部として仕事をした経験を活かし、主に車・タイヤ関係のメディアを対象に2020年からフリーランスのライター兼エディターとして活動中。
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いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。
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