CX-8の自動車税はいくら？金額の目安や支払期限をチェック
車の維持費の中でも、避けて通れないのが毎年支払いが必要な自動車税種別割です。CX-8を所有している方や、購入をご検討中の方にとって、その税額は大きな関心事ではないでしょうか。
この記事では、CX-8がどれくらいの自動車税種別割になるのか、具体的な金額から、税額が変わるケースまで徹底解説します。また、納税の手順や、万が一納税通知書が届かない場合の対処法もご紹介しますので、ぜひこの記事を読んで税金に関する疑問を解消してください。
※目次※
2.CX-8の自動車税種別割はガソリン車とディーゼル車で変わる？
4.CX-8の自動車税種別割の納付書が届かないときはどうする？
・CX-8の自動車税種別割は排気量によって異なり、例えば1.5L超~2L以下は税額3万6,000円に該当する。
・CX-8にはガソリン車とディーゼル車があり、それぞれ特定の年数を超えると重課の対象になる。
・自動車税種別割の支払い方法は自治体によって異なり、複数の選択肢が用意されている。
CX-8の自動車税種別割の目安
自動車税種別割は、車の排気量で税額が決まります。2025年7月時点のCX-8の発売モデルには総排気量2.488Lのガソリン車と総排気量2.188Lのディーゼル車が主なラインアップです。
そして、自動車税種別割は以下の金額です。
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営業用 |
自家用：令和元年10月1日以後初回新規登録 |
自家用：令和元年9月30日以前初回新規登録 |
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1.5L超~2L以下 |
9,500円 |
3万6,000円 |
3万9,500円 |
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2L超~2.5L以下 |
1万3,800円 |
4万3,500円 |
4万5,000円 |
（2025年7月時点の情報）
CX-8は2023年に生産終了を迎えており、最終モデルは2022年に行われた大幅商品改良後の車両です。2022年発売モデルのCX-8の総排気量で見ると、ガソリン車は税額4万3,500円、ディーゼル車は税額3万6,000円に該当します。
これはあくまで基本的な税額で、車の環境性能や年式によっては税額が変わることがあります。また、自動車税種別割の金額は、車の初回新規登録時期によっても変わるため、もし所有しているCX-8が令和元年9月30日よりも前に登録されている場合は、それ以降に登録された車よりも税額が高くなります。
CX-8の自動車税種別割はガソリン車とディーゼル車で変わる？
自動車税種別割の基本的な税額は車の排気量で決まりますが、「グリーン化特例」という制度によって、環境性能が良い車は税額が優遇されます。CX-8はガソリン車とディーゼル車があり、どちらを所有しているかによって受ける影響が異なるため、ここで詳しく見ていきましょう。
グリーン化特例の対象車はない
環境負荷の低い車を選ぶと、「グリーン化特例」という制度で自動車税種別割が減税されます。この特例の対象となるのは以下に該当する車両で、これらの車両を購入すると翌年度の自動車税種別割が大幅に軽減されます。
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軽課の対象 |
・排出ガス基準及び燃費基準が軽減基準の条件を満たす営業用乗用車 ・電気自動車（燃料電池自動車を含む。） ・天然ガス自動車（平成30年排出ガス基準適合又は平成21年排出ガス基準NOx10%低減） ・プラグインハイブリッド自動車 |
残念ながら、CX-8はガソリン車とディーゼル車のみの展開のため、この減税制度の対象外となります。
年式が古くなると重課の対象になる
グリーン化特例は、環境に優しい車の税金を安くするだけでなく、実は環境への負荷が大きいとされる車には、税金を高くする仕組みも持っています。
以下の条件に当てはまる車が対象となり、通常の自動車税種別割よりも税金が高くなる可能性があるため、車を選ぶ際や税額をチェックする際にはこのポイントを忘れないようにしましょう。
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重課の対象 （4月1日時点の初回新規登録後） |
・ディーゼル自動車：11年を超える車 ・ガソリン自動車やLPG自動車：13年を超える車 |
CX-8の場合、初回新規登録から11年を超えたディーゼル車と、13年を超えたガソリン車がこの重課の対象になります。
重課されると、おおよそ15%の税金が上乗せされます。例えば、排気量1.5L超~2L以下で自動車税種別割が通常3万9,500円の車両の税額は、重課対象になると約4万5,400円です。排気量2L超~2.5L以下で通常4万5,000円の車両は、約5万1,700円となります。
CX-8の自動車税種別割はいつ支払う？
車を所有する上で、自動車税種別割は毎年発生する大切な費用です。CX-8の税金を滞納することのないよう、いつ、どのような方法で支払うことができるのか、ここでしっかりと確認しておきましょう。
支払うタイミングは5月頃
CX-8の自動車税種別割は、毎年5月上旬に届く納税通知書を使って支払うのが一般的です。納付期限は基本的に5月31日までで、通知書が届いてから約1か月間の期間が設けられています。
この期間内であれば、コンビニエンスストアや金融機関、インターネットバンキングなど、多様な方法で支払いが可能です。もし期限が土日祝日と重なる場合は、翌営業日まで延長される傾向があります。
自動車税種別割の納付期間は短く感じるかもしれませんが、事前に支払い方法を決めておけば、余裕を持って対応できるでしょう。
複数の支払い方法が用意されている
自動車税の支払い方法は、昔ながらの現金払いに加えて、今の暮らしに合わせたさまざまな選択肢があります。一般的なのは、納税通知書を持って銀行や郵便局、またはコンビニエンスストアで現金で支払う方法です。
忙しい方には、口座振替による自動引き落としがすごく便利です。一度申し込んでしまえば、翌年以降も自動で引き落とされるので、支払い忘れを防げます。また、クレジットカード決済も可能です。手数料はかかりますが、カードのポイント還元を受けられるといったメリットもあります。
さらに、最近ではスマートフォン決済アプリや、ペイジーに対応したATM、インターネットバンキングでの支払いもできるようになりました。ただし、お住まいの自治体によって対応状況が違うので、事前に確認しておくことが大切です。
CX-8の自動車税種別割の納付書が届かないときはどうする？
納税通知書が届かないまま自動車税種別割の納付期限が近づいている場合は、すぐに確認が必要です。 期限を過ぎてしまうと、いくつかのデメリットがあるので、迅速に対応しましょう。
納付書が届かないときに考えられること
まず、郵便事故の可能性が考えられます。郵便配達中の紛失や、誤って別の場所に配達されてしまい、お手元に届かないケースがあるのです。
次に多いのが住所の記載間違いで、車検証に登録されている住所が間違っていると、通知書が正しく届かないことがあります。また、引っ越し後に住民票の変更は済ませたのに、車検証の住所変更を忘れてしまっている場合も、通知書が届かない原因となるでしょう。
もし納税通知書が届かない場合は、何かしらのトラブルが起きている可能性があります。納付期限が近づいても納税通知書が届いていないことに気づいたら、すぐにお問い合わせ窓口へ連絡して、納税通知書の再発行を依頼しましょう。
支払い期限を過ぎるとさまざまなデメリットがある
自動車税種別割は、もし期限までに支払わないと、いくつかの厄介な問題が起きる可能性があります。まず、支払いが遅れると延滞金が発生する恐れがあるでしょう。この延滞金は、支払いが遅れるほど増えていき、自治体によって利率は異なりますが、滞納期間が長引くほど金銭的な負担は大きくなってしまいます。
さらに困るのは、車検に必要な納税証明書が発行されなくなることです。これがなければ車検が受けられず、結果として公道を走れなくなる可能性が出てきます。そして、最も避けたいのは、滞納が長期にわたると、最終的には財産の差し押さえといった法的措置が取られることもあり得る点です。こうした予期せぬトラブルに巻き込まれないためにも、納税は期限内に行いましょう。
まとめ
CX-8の自動車税種別割は、所有する車の排気量によって税額が異なります。2022年に行なわれた大幅商品改良後のモデルであれば、税額は多くの場合3万6,000円または4万3,500円に該当することが考えられます。
また、知っておきたいのは、新車登録からガソリン車は13年、ディーゼル車は11年を超えると自動車税種別割が重課されて税額が高くなる点です。もしCX-8に長く乗り続ける予定なら、この増税も考慮に入れておくと良いでしょう。
自動車税種別割の納付期限は、毎年5月末日が一般的です。うっかり忘れてしまわないよう、期限までにしっかり納税を済ませましょう。
【この記事の執筆者】
福沢知留
フリーランスとして2017年から活動するライター兼エディター。豪雪地帯で約10年間FRセダンを走らせた経験を持ち、現在は子育てに適したファミリーカーを愛用する3児の母。車への深い愛情と豊富な経験を生かし、複数の車関係メディアで編集を担当するなど数々の記事制作に携わっている。
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