CX-30の自動車税種別割はいくら?金額の目安やグリーン化特例について解説
マツダ CX-30は、その洗練されたデザインと上質な走り心地が魅力のコンパクトSUVです。CX-30をすでに所有されている方、またはこれから購入を検討されている方にとって、毎年かかる「自動車税種別割」は気になる出費のひとつではないでしょうか。
この記事では、CX-30の自動車税種別割の目安やグリーン化特例による税額の変化について詳しくご紹介します。また、支払い方法や納付書が届かない場合の対処法についても触れていますので、スムーズな納税にお役立ていただければ幸いです。
※目次※
2.CX-30の自動車税種別割が変動するのはどのようなとき?
4.CX-30の自動車税種別割の納付書が届かないときの対処法
・自動車税種別割の税額は排気量で決まり、現行CX-30はガソリン車もディーゼル車も同じ1.5L超~2L以下に該当する(2025年7月現在)。
・CX-30の自動車税種別割の税額は、グリーン化特例の適用によって変化することがある。
・CX-30の自動車税種別割の納付期限は、一般的に5月末日に設定されている。
CX-30の自動車税種別割の税額はいくら?
CX-30の自動車税種別割は、所有している車の排気量で税額が変わります。2025年7月時点で発売されているCX-30の排気量を見ると、ハイブリッドのガソリン車が1.997L、ディーゼル車が1.756Lでした。
そして、自動車税種別割は次の通りの金額となります。
|
営業用 |
自家用:令和元年10月1日以後初回新規登録 |
自家用:令和元年9月30日以前初回新規登録 |
1.5L超~2L以下 |
9,500円 |
3万6,000円 |
3万9,500円 |
(2025年7月時点の情報)
CX-30のガソリン車とディーゼル車は、どちらも1.5L超~2L以下の排気量に分類されるため、自動車税種別割の基本的な税額は同じです。しかし、車の環境性能によっては「グリーン化特例」が適用され、税額が変わる場合があります。
CX-30の自動車税種別割が変動するのはどのようなとき?
自動車税種別割の金額は車の排気量によって定められていますが、グリーン化特例という制度が適用されることで、その税額が変わることがあります。これは、地球環境保護を目的とした制度で、環境性能に優れた車は税金が安くなり、そうでない車は税金が高くなる仕組みです。
税額が安くなるケース
グリーン化特例は、環境に優しい車の普及を促進するための制度です。この特例に該当する車は、自動車税種別割が軽減されます。具体的には、以下に該当する車が減税の対象となり、初回新規登録の翌年度に限り税額が安くなります。
軽課の対象 |
・排出ガス基準及び燃費基準が軽減基準の条件を満たす営業用乗用車 ・電気自動車(燃料電池自動車を含む。) ・天然ガス自動車(平成30年排出ガス基準適合又は平成21年排出ガス基準NOx10%低減) ・プラグインハイブリッド自動車 |
残念ながら2025年7月現在、現行のCX-30のラインアップには、このグリーン化特例の対象となるモデルはありません。そのため、この減税の恩恵を受けることは難しいでしょう。
税額が高くなるケース
グリーン化特例には、環境性能が低い古い車に対して税金を高くする「重課」という仕組みもあります。これは新車登録から一定年数が経過した車に適用され、自動車税種別割が増額されます。
ただし、電気自動車やハイブリッド車のような環境に優しい車は、重課の対象外とされています。
重課の対象 (4月1日時点の初回新規登録後) |
・ディーゼル自動車:11年を超える車 ・ガソリン自動車やLPG自動車:13年を超える車 |
CX-30のラインアップにはハイブリッド車とディーゼル車があるため、ディーゼル車を所有する場合は初回登録から11年以上経過すると自動車税種別割が高くなるでしょう。
重課の対象車はおおむね15%税額が高くなるため、排気量1.5L超~2L以下で自動車税種別割が通常3万9,500円の車両の税額は、重課対象になると約4万5,400円です。
CX-30の自動車税種別割を支払う方法
自動車税種別割は毎年発生する維持費のひとつなので、計画的に準備しておきたいところです。ここでは、いつ頃支払うことになるのか、そして支払い方法について詳しくご紹介します。
納付期限は5月末が一般的
CX-30の自動車税種別割の納付期限は、通常、毎年5月31日です。もし5月31日が土日祝日にあたる場合は、翌営業日が期限に設定される傾向があります。
納税通知書は、例年5月上旬頃に、車検証に登録されている住所へ送られてくるのが一般的です。お住まいの地域によっては6月末が納付期限の場合もあるので、正確な期日は手元に届く納税通知書で確認しましょう。
さまざまな支払い方法に対応している
CX-30の自動車税種別割の支払い方法はいくつかあり、ご自身のライフスタイルに合わせて選べます。一般的な方法のひとつは、金融機関、郵便局、またはコンビニエンスストアでの現金払いです。納税通知書を持参して支払うだけなので手軽に支払いが行えます。
最近では、スマートフォン決済アプリを使った支払いも便利です。また、インターネットバンキングを利用したペイジー納付や、クレジットカード決済も選択できます。
もし納付忘れが心配なら、一度手続きをすれば自動的に引き落としされる口座振替が便利です。ご自身に最適な方法を選んで、計画的に納税しましょう。
CX-30の自動車税種別割の納付書が届かないときの対処法
自動車税種別割の納付書が届かず、ご心配されている方もいらっしゃるかもしれません。もし5月末の支払い期限が迫っているのに納付書が見当たらない場合は、速やかに状況を確認することが大切です。期限を過ぎてしまうと、延滞金が発生するなどの不都合が生じる可能性があるため、早めの対処をおすすめします。
納付書が届かないときに考えられること
自動車税種別割の納付書は、CX-30を含め、車の所有者全員に毎年送られる税金の請求書です。通常は5月上旬に各都道府県から発送されますが、中には届かないケースもあります。
CX-30の自動車税種別割の納付書が届かない主な理由としては、郵便事故で紛失してしまった場合や、車検証に記載された住所が現在の住所と異なる場合が考えられます。特に、引っ越しをしたのに車検証の住所変更手続きをしていないと、以前の住所に納付書が送られてしまい、手元に届かないことになります。
もし納付書が届かない場合は、できるだけ早くお住まいの都道府県のお問い合わせ窓口に連絡して確認するようにしましょう。
支払い期限を超過するリスク
CX-30の自動車税種別割は、多くのケースで毎年5月31日が納付期限です。この期日を過ぎてしまうと、さまざまなペナルティーが発生します。納付が早ければ延滞金は少なくて済みますが、放置するほど金額は増えてしまうので注意が必要です。
また、自動車税種別割が未納のままだと、CX-30の車検を通すことができません。車検の更新には納税証明書が必要になるため、支払いが済んでいないと手続きが進められないのです。
さらに、滞納状態が続くと、最終的には財産の差し押さえにまで発展する可能性もあります。こうした事態を避けるためにも、自動車税種別割は期限内に納めるようにしましょう。
まとめ
現行モデルのCX-30は、排気量1.5L超~2L以下に該当するため、自動車税種別割の基本的な税額は年間3万6,000円です(2025年7月時点)。
この自動車税種別割には「グリーン化特例」が適用され、環境に優しい車ほど税額が安くなります。一方で、ガソリン車やディーゼル車は、新規登録から11年もしくは13年が経過すると税金が高くなる「重課」の対象となることを覚えておくことが大切です。
自動車税種別割の納付が遅れると、延滞金が発生したり、車検を受けられなくなったりといったデメリットが生じます。納付期限をしっかり確認し、納税義務が発生したら速やかに支払いましょう。
【この記事の執筆者】
福沢知留
フリーランスとして2017年から活動するライター兼エディター。豪雪地帯で約10年間FRセダンを走らせた経験を持ち、現在は子育てに適したファミリーカーを愛用する3児の母。車への深い愛情と豊富な経験を生かし、複数の車関係メディアで編集を担当するなど数々の記事制作に携わっている。
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