アウディとVWの関係性は?アウディ車の特徴や魅力・人気車種をご紹介
アウディと言えば、フォーシルバーリングスのエンブレムが特徴的ですよね。シンプルながらも存在感のあるエンブレムに象徴されるように、アウディブランドの車は今もなおプレミアムカーブランドとして、世界中のドライバーたちを魅了し続けています。
今回はそんなアウディ車にスポットを当て、関わり深いフォルクスワーゲンとの歴史からアウディならではの特徴的な装備、人気車種まで詳しくご紹介します。アウディにまつわる知識を深めたい方、アウディ車の購入を検討されている方は、ぜひ最後までチェックしてください。
※目次※
1.アウディとは?VW(フォルクスワーゲン)グループに入った流れ
5.今さら聞けない…外国産車と国産車の大きな違いであるvinコードについて
・アウディはバーチャルコックピットやVARTAのバッテリーなど高性能な標準装備が魅力!
・アウディはホイール交換やスマホ操作も可能なカーセキュリティなど、カスタマイズも自在!
・輸入中古車を購入する際は、車体のVINコードを必ずチェック!
アウディとは?VW(フォルクスワーゲン)グループに入った流れ
まずは、アウディとフォルクスワーゲンとの関係性について詳しくご紹介しましょう。
1909年にドイツで生まれた自動車メーカー、アウディ。世界恐慌が勃発した1929年、経済危機を乗り切るためにアウディは他3社との連合体であるアウト・ウニオンを発足。アウディの特徴的なフォーシルバーリングスのエンブレムは、アウディを含むこの4つのブランドを意味するものなのです。
その後アウディは吸収や合併などいくつもの大きな波を乗り越え、1964年にフォルクスワーゲンの傘下に入ります。翌年の1965年からは、フォルクスワーゲン傘下においてアウディブランド自動車の生産が再開。
フォルクスワーゲン・グループ内における中~上級クラスにあたるブランドとして成長を果たし、1985年には社名としてのアウディが復活。デザインと技術に特化したプレミアムカーブランドとして、現在に受け継がれています。
アウディの車に特徴的な装備
アウディと言えばデザイン性だけでなく、最先端のテクノロジーを積極的に取り入れる高い技術力が魅力です。ここからは、アウディブランドの乗用車における特徴的な標準装備についてご紹介しましょう。
バーチャルコックピット
まずはバーチャルコックピットについてです。デジタルテクノロジーの集大成であるAudiバーチャルコックピットは、2015年よりデビューし、以後アウディの新モデルには必須のアイテムとなりつつあります。
12.3インチの高解像度液晶画面を有するバーチャルコックピットは、コンテンツ画面を広く鮮やかに映し出すことが可能です。速度・回転計からマップ情報、インターネットに接続できるアウディコネクト、メディア情報などドライバーのニーズに合わせて情報をフレキシブルに表示します。
アウディコネクトとは、インターネット回線を介してスマートフォンなどのデバイスと連結し、様々な情報をリアルタイムに取得・表示させる、いわばカーナビの進化系と呼ぶ最新機能のことを指します。
最先端の技術を取り入れたバーチャルコックピットは、ドライバーの快適な運転をアシストしてくれる強力なツールと言えるでしょう。
VARTAのバッテリー
アウディを語るうえで欠かせない装備品のひとつが、VARTA(バルタ)のバッテリーです。バルタとは、ベンツやBMW、ロールスロイスなど名だたる高級車に純正採用されている信頼のカーバッテリーブランドです。ヨーロッパ社の純正装着率はNo.1を誇ります。
中でもバルタのテクノロジーが終結したAGMバッテリーの欧州におけるシェア率は、他社の追随を許さないほどです。アイドリングや充電制御など、スマートでエコなドライブを叶えるAGMバッテリーは今や世界中から注目されています。
AGMとは【Absorbent Glass Mat(アブソード グラスマット)】の略で、特殊ガラスのことを指します。特殊なガラス繊維を使用することで、従来のバッテリーと比べて3倍ほどのスターティングパワーを実現。スムーズでスマートな始動力は、AGMバッテリーならではの強みと言えるでしょう。
カスタムやアレンジできるのも魅力
アウディはそのままでも美しいルックスが魅力ですが、自分なりにカスタマイズしたりアレンジしたりすることももちろん可能です。
カスタムパーツとしてホイールの交換はもちろん、マフラーや車体の印象を大きく変えるエアロパーツ、エンジンチューンやコンピューターチューンなど、膨大な数のパーツが存在します。ここでは、特におすすめのカスタムパーツをいくつかピックアップしてご紹介しましょう。
VOSSENのホイール
アウディとの相性が良いホイールメーカーとして人気なのが、VOSSEN(ヴォッセ)です。ヴォッセとは2006年、ジャブ・アザディ氏がアメリカ・フロリダ州にて設立したホイールブランド。
斬新なデザインのホイールを次々にリリースする中で、大ヒット作となったのがコンケーブデザインのホイールです。日本語で逆反りホイールと呼ばれるコンケーブホイールは、中心部を意識的に凹ませて立体的な構造を持たせたもの。
ヴォッセのホイールの魅力とは、個性的なルックスながらも、どんな車体やスタイルにもマッチしてしまう適応性の高さにあります。カラーやサイズ展開などオプション選択の幅も広く、1mm単位でホイールの大きさをカスタム・オーダーできます。ドライバーの細かなニーズに対応してくれるのはうれしいポイントですよね。
スタイリッシュで無駄のないデザインは、車体のファッション性と特異性を高めてくれるためヴォッセ最大の強みと言えるでしょう。
VIPER
次にご紹介するのは、カーセキュリティシステムとして人気のVIPER(バイパー)です。バイパーとは、世界で最も売れているアメリカのカーセキュリティブランド。
バイパーの特徴は、自動車関連犯罪を検知する様々なセンサーや防犯装置が標準装備されている点です。堅牢性と精度の高いセキュリティレベルを確保しながらも、比較的安価なのでコストパフォーマンス性にも優れています。
最新モデルの中には、スマートフォンで車体の動作制御を行える革新的なものもあります。本体にBluetoothが内蔵しており、専用のアプリを介して車体のロック・アンロック、エンジンスタートやトランクオープンなどの動作が可能です。
VIM
ドライブの途中にテレビの操作をしたい場合には、VIMのロック解除が有効です。VIMとは【video in motion】の略で、アウディ車には標準装備されているMMIナビゲーションの設定画面からロック解除の操作が可能です。
VIMのロックを解除すると、走行していてもテレビやDVDの視聴が可能になるので、待機時間や同乗者の暇つぶしなどにも便利でしょう。
個人でロック解除することも可能ですが、やや難易度が高い作業が必要となるので失敗したくない方は、専門の業者に依頼するのが無難でしょう。
アウディの人気車種は?
ここからは、アウディの数ある車種の中でも特に人気の高いモデルをいくつかご紹介します。気になっている車種があれば、ぜひチェックしてみてください。購入を検討している方は、それぞれの車種の特徴や違い、良さをしっかり理解しましょう。
Q3
アウディ独自の4WDテクノロジーであるquattro®(クワトロ)を終結させた人気車種であるSUVの中でも、特に支持率が高いモデルがQシリーズのQ3です。QシリーズはQ2からQ8までのラインがそろっており、数字が大きくなるにつれ車体が大きくなります。
Q3は、Qシリーズの中ではコンパクトなサイズ感ながらも、車内は広々としているのが特徴的と言えます。また車高も高いので、運転席からの見晴らしも良好です。街中や狭い路地でも小回りが利くコンパクトなボディで、どんなハードな道でもスムーズなハンドリングで快適なドライブを叶えてくれるモデルです。
A1
現在、A1の名を冠するモデルは「Sportback」と「Sportback 1st edition」の2モデルがあります。アウディ車の中では最もコンパクトなモデルである「Sportback」です。先進的で力強くシャープなデザインや優れた走行性能など、アウディらしい魅力が凝縮されたモデルと言えるでしょう。
エンジンには25TFSI(1.0L)に加えて、新開発の35TFSI(1.5L)の2種類を搭載しています。パワフルながらも、途切れのないスムーズで軽快な走行性を実現しました。
従来モデルと比べてさらに広くなったラゲッジスペースで、毎日の通勤やショッピング、趣味やアウトドアなど様々なシーンで存分にフル活用できます。
A4
アウディの数ある車種の中でも、ベストセラーを誇るモデルであるA4。現在A4には、「35 TFSI」「35 TFSI advanced」「35 TFSI S line」「45 TFSI quattro advanced」「45 TFSI quattro S line」の5グレードがそろっています。
全幅は1,845mmと幅広く、どっしりとした佇まいが印象的です。驚くほどなめらかで安定感抜群の走行性は、アウディ独自のquattro®(クワトロ)システムだからこそ。室内は広々としているので、ドライバーだけでなく同乗者もストレスなく快適なドライブを楽しむことができます。
アウディの最新テクノロジーであるバーチャルコックピットは、もちろん標準装備しています。また渋滞中、先行車に合わせて運転をアシストしてくれるトラフィックジャムアシストや緊急時に自動ブレーキを作動させるアウディプレセンスシティが標準装備されているなど、安全運転に配慮したこだわりが感じられます。
A4は、アウディらしい走りを存分に楽しみたい方にはぴったりのモデルと言えるでしょう。
今さら聞けない…外国産車と国産車の大きな違いであるvinコードについて
国産車と外国産車とでは、実は年式の捉え方が異なります。国産車の場合であれば車検証の初年度登録を年式と考える人が多いかもしれませんが、輸入車の場合は年式とはモデル年式を指す場合が大半です。正式な車体の年式を調べるには、VINコードを知ることが最も有効と言われています。
年式を正しく理解しておけば、輸入車の故障時や、修理などで部品の注文をする際にも未然にトラブルを防ぐことができるのです。ここでは、VINコードについて詳しくご説明します。
vinコードとは
VINコードとは、【Vehicle Identification Number】の略で外国産車の個体識別番号のことです。日本における車体番号を指すもので、該当する車両を特定するなどの目的で設けられています。
アメリカやヨーロッパにおいて車体にはVINコードが広く採用されており、コード情報の中には車体に関する重要な情報が多く含まれています。
中古の輸入車の購入を検討している場合、年式も判断材料のひとつとして考慮すべきでしょう。年式が古すぎると、購入後に不具合が起きたりパーツの交換頻度が高くなったりと、トラブルのリスクが高まります。安全性を求めるなら、少しでも年式が新しい車を選ぶと良いでしょう。
vinコードをデコードする方法
車体に関する重要な情報が含まれるVINコードは、車内のいくつかの場所に刻印または印刷されていますが、その場所はメーカーによってまちまちです。例えばアメリカで生産された車両の多くは、フロントガラスの内側やダッシュボードに記載されています。ちなみに車検証でも、車体のVINコードは確認できます。
VINコードをデコード(解読)する場合、一桁ずつ情報を照らし合わせていく方法もありますが、最近ではデコード専用のウェブサイトやアプリなどもリリースされています。デコードの手間を省きたいという方は、ぜひチェックしてみてください。
vinコード検索でわかる情報
17桁からなるVINコードから得られる情報には、車体の製造年、組み立て工場、ボディータイプコード、エンジンタイプコード、製造番号があります。メーカーにより若干の差異はありますが、VINコードが表す情報の配列は以下のようなものになります。
1~3桁目 |
生産国やメーカー、製造部門など |
4~8桁目 |
車体のグレードやオプション、装備など |
10桁目 |
モデル年式 |
11桁目 |
組み立て工場 |
12~17桁目 |
製造連番 |
アウディの中古車購入を検討する場合は、VINコードの情報から得られるモデル年式をあらかじめ確認することをお勧めします。年式が古すぎる、または年式不明の車は購入後のトラブルの元にもなりかねないため、できるだけ避けた方が良いでしょう。
まとめ
今回は、アウディブランドを深堀りして詳しくご紹介しました。歴史あるドイツの自動車開発技術が生んだアウディの車は、想像以上に快適なドライバーライフを提供してくれるはずです。
ネクステージでは、国産車だけでなく輸入車の中古車在庫も豊富に取りそろえており、もちろんアウディの人気車種であるA1、A4、Q3なども充実しています。
中古輸入車の購入をご検討の際は、ぜひ一度ネクステージにご相談ください。
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