ジャガーXEの魅力は?歴史や特徴・ラインアップ・売買価格を詳しく紹介
ジャガーXEは、流線型のボディが特徴のスタイリッシュなDセグメントセダンです。セダンが好きな方や走りを楽しみたい方から支持されていることもあり、どの部分が魅力的なのか気になっている方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ジャガーXEの歴史や性能、魅力を詳しく紹介します。これからマイカーとして購入しようと考えている方は、自分に合った1台を選ぶためにもこの機会に一通り確認しておきましょう。
※目次※
・ジャガーXEは2015年に発表されたDセグメントセダンで、すでに生産が終了している。
・スポーティーなデザインと機敏な走りを楽しめる車で、長距離ドライブを楽しみたい人にも向いている。
・中古車価格は年式や走行距離・コンディションによって異なるが、100万円台から購入できる。
ジャガー・XEの歴史とラインアップ
ジャガーXEは2015年に日本で発売されてから生産終了するまで、約10年間にわたって販売されていました。期間中にフルモデルチェンジはありませんでしたが、マイナーチェンジは行われています。ここでは、ジャガーXEが発売されてからの歴史を詳しく見ていきましょう。
2015年:Dセグメントセダンとして日本国内販売を開始
ジャガーXEは2014年に発表されたDセグメントセダンで、かつて販売していたXの後継車種に位置付けられています。日本国内では翌2015年に発売されました。
アルミニウム製のモノコックボディを採用しているのが特徴で、これは発売当時新たに開発されたアーキテクチャを使用することで実現しています。全体的に曲線を主体としたスポーティーなエクステリアデザインが魅力で、高級感がある1台です。
グレード構成は「S」「SE」「HSE」の3種類で、ベースグレードの「S」でも装備や機能が充実しています。
2020年:マイナーチェンジでデザイン・装備を一新
2019年8月にXEのマイナーチェンジが実施され、日本国内では2020年から新モデルが販売されました。
このマイナーチェンジでは、エクステリア・インテリアのデザインや装備を更新しています。フロントライト・テールライトのデザインをよりスタイリッシュなものに変更したり、バンパーを改良したりすることで、全体の印象が大きく変化しました。
さらに、エンジンがランドローバーと共同開発したインジニウムエンジンに変更されたのも特徴です。2.0L4気筒のガソリンターボエンジンとディーゼルエンジンがラインアップされたことで、購入時の選択肢が広がりました。
(参考:『スポーティなジャガーXEに乗りたい!マイナーチェンジ後の改良点や特徴まとめ|中古車の【ネクステージ】』)
2025年:新車受付を終了
さまざまな魅力があるジャガーXEですが、2025年8月時点ではすでに新車の製造・販売が終了しています。これはジャガーが電動化を進めていることに伴うもので、今後はEVとして新たな車が製造・販売される予定です。従って、これからXEを購入したい方は中古車市場で探す必要があります。
ジャガー・XEの特徴・魅力
世の中に数多くあるDセグメントセダンの中で、ジャガーXEが選ばれる理由にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、デザイン面や性能面など、さまざまな観点からジャガーXEの魅力を紹介します。
これから購入しようと考えている方は、この機会に特徴をチェックして好みの1台を選ぶとよいでしょう。
シンプルで美しいエクステリアデザイン
ジャガーXEのエクステリアデザインはシンプルで、複雑な装飾やパーツはありません。全体として流線型をベースにしたシンプルかつスタイリッシュな仕上がりです。ジャガーが販売するスポーツカーである「F-TYPE」に近いデザインといえるでしょう。
マイナーチェンジではJブレードデザインのヘッドライトが採用され、より上品かつ高級感があるデザインになりました。スポーティーなセダンを探している方にとって魅力的です。
さまざまなシーンで十分な走行性能を発揮
走りを楽しみたい方にとっても、ジャガーXEは魅力的な選択肢です。機関は2.0Lの4気筒ガソリンエンジン・ディーゼルエンジンと一般的なものですが、ターボエンジンであるため十分なパワーを発揮してくれます。
走行性能も高く、直進やコーナリングなどのさまざまなシーンで安定した走りを楽しめるのも特徴です。日常利用でもロングドライブでも、走行性能に不満を感じることは少ないでしょう。
アルミ素材を活用した軽量な車体
ボディにアルミニウムを使用することで、軽量化を実現したのもジャガーXEの特徴です。車両重量は1,660kg~1,730kgで、同じDセグメントセダンのメルセデス・ベンツ Cクラス(1,690kg~2,080kg)と比較すると、最大で約300kgの差があります。
単純に軽量化しただけでなく、リブボンディング工法を採用することで強度を高めて安全性を確保しているのも特徴的なポイントです。
ディーゼル車は燃費性能が良好
ジャガーXEにはガソリン車とディーゼル車がラインアップされていて、その中でもディーゼル車は燃費性能が高い傾向です。燃料消費率はJC08モードで17.1km/Lですが、使用する環境によってはそれを上回る数値が出るケースもあります。
場合によっては20km/Lを超えるケースもあり、走行距離が長く燃費性能を重視したい方にとって魅力的な1台といえるでしょう。日本国内における軽油の販売価格はガソリンより安価なため、ディーゼル車は経済的な選択肢です。
(参考:『XE(ジャガー)の燃費(WLTCモード)情報(モデル・グレード別)|中古車の【ネクステージ】』)
運転支援装備・安全装備が充実
走行時の快適性・安全性を高める装備が充実しているのも魅力のひとつです。ADASと呼ばれる運転支援システムを全車に標準搭載していて、衝突警告や自動ブレーキ、速度警告などの機能を利用できます。
アダプティブクルーズコントロールやレーンキープアシストもあり、長距離ドライブ時の負担を大幅に軽減可能です。さらに、パーキングアシストやリバーストラフィックディテクションなどの、日常利用であるとうれしい機能も充実しています。
ジャガー・XEのグレードごとの特徴
ジャガーXEには「R-DYNAMIC」と「300 SPORT」の2グレードがラインアップされていて、それぞれに異なる特徴があります。ここでは、自分に合ったグレードを選べるように、それぞれの違いと魅力的なポイントを見ていきましょう。
XE R-DYNAMIC
R-DYNAMICはスポーティーさを重視したグレードです。よりスポーティーなデザインを採用しているものの全体として落ち着いていて、さまざまなシーンで使いやすく仕上がっています。
ヒーター・メモリ付きの電動フロントシートやMERIDIANサウンドシステムなど、利便性が高くドライブの快適性に直結する装備を搭載しているのもR-DYNAMICの魅力です。
機関面に目を向けると、ガソリン車とディーゼル車の両方がラインアップされていて、好みに応じて選べます。搭載しているホイールは19インチのアロイホイールです。
(参考:『ジャガー XEに「R-DYNAMIC」が登場!豊富なラインアップや魅力に迫る!|中古車の【ネクステージ】』)
XE 300 SPORT
300 SPORTはより走行性能を重視したグレードで、十分なパワーやトルクを発揮するために2.0Lクラスの直列4気筒ターボエンジンを搭載しているのが特徴です。最高出力は221kWで、R-DYNAMICの184kWより約20%向上しました。
また、エクステリアがブラックベースになっていたりホイールが20インチにサイズアップされていたりするなど、デザイン面にも違いがあります。なお、300 SPORTはパワーテールゲートを搭載していて、細かい部分の利便性も考慮した1台です。
(参考:『XE(ジャガー)のモデル・グレードカタログ一覧|中古車の【ネクステージ】』)
ジャガー・XEの価格
2025年8月時点でジャガーXEの生産は終了していて、これから購入する場合は中古車市場で探す必要があります。
ここでは、購入を検討している方に向けてジャガーXEの販売価格を詳しく見ていきましょう。併せて、ネクステージにおける中古車の買取相場も紹介します。
新車価格
生産終了時点におけるジャガーXEの販売価格をグレード別にまとめると、以下の通りです。
グレード |
販売価格 |
R-DYNAMIC SE P250 |
754万円 |
300 SPORT P300 |
881万円 |
両グレードは搭載しているエンジンやデザインなどが異なり、販売価格にも127万円の差があります。差額分の魅力を感じられるか、予算が用意できるかなどを総合的に考慮し、どちらを購入するか選ぶとよいでしょう。
中古車価格
2025年8月時点でネクステージで販売している車両から、中古車価格がどの程度か見ていきましょう。全体の価格はおおむね148万円~400万円で、モデルチェンジ前後で分けると以下の通りです。
モデル |
販売価格 |
前期型(~2019年) |
148万9,000円~278万1,000円 |
後期型(2020年~) |
499万9,000円 |
後期型の在庫は少なく、前期型の販売がメインです。実際の価格は同じ車でも年式や走行距離、全体の状況によって異なります。中古車を購入するときは、現車を確認して納得できるものを選びましょう。
(参考:『XE(ジャガー)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
売却価格
買い替えなどでジャガーを中古車店に売却する場合、相場はどの程度なのでしょうか。2025年8月時点のネクステージにおける買取実績の一部を紹介すると、以下の通りです。
グレード |
年式 |
走行距離 |
買取価格 |
XE 20t プレステージ |
2016 |
4万5,000km |
55万1,000円 |
R-DYNAMIC SE |
2021 |
5万9,000km |
168万4,000円 |
R SPORT |
2017 |
4万5,000km |
81万2,000円 |
中古車の状態は1台1台異なるため、実際の売却価格を知るには現車の査定が必要です。売却を考えている方は、ぜひネクステージに査定をご依頼ください。
(参考:『XE(ジャガー)のクルマ査定・買取相場|中古車の【ネクステージ】』)
ジャガー・XEの購入はネクステージへ!
今からジャガーXEを購入する場合、新車の生産が終了しているため中古車を探すことになります。コンディションが良い中古車を探している方は、ぜひネクステージでの購入をご検討ください。ここでは、ネクステージでジャガーXEの中古車を購入する2つのメリットを紹介します。
こだわり品質の車両をご用意
ネクステージで販売している車両はプロのメカニックが1台1台きちんと検査・整備し、良好なコンディションを維持しています。また、修復歴車や水没車など、品質に問題がある車は販売していません。
また、公式Webサイト上で車の状態を評価する車両状態評価書を公開しています。現車確認する車を選定するのに役立つため、気になる車を発見したらぜひこちらもご確認ください。
納車後の有料・無料保証が充実
ネクステージでは中古車にありがちなトラブルに対処できるよう、充実した保証を提供しているのも魅力です。ジャガーを含めた輸入車の中古車に対しては、年式・走行距離を問わず機関系やトランスミッション、ステアリングなどの主要設備を納車から1か月間保証しています。
さらに、初度登録から13年以内で走行距離も10万km以下であれば、有料のサービスサポートも利用可能です。加入すると一部の消耗品や電装品も保証対象になるため、ぜひご検討ください。
まとめ
ジャガーXEはスポーティーさを意識して開発されたDセグメントセダンで、走行性能や安定性が高く、さまざまな場面で走りを楽しみたい方におすすめです。ただし、2025年8月時点ではすでに生産が終了していて、これから購入するなら中古車を探す必要があります。
新たにジャガーXEの購入を検討している方は、高品質な車をそろえているネクステージの利用をご検討ください。ネクステージは購入後の保証も充実しているため、長く乗りたいと考えている方にもおすすめです。
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