ハイブリッドが選べるメルセデス・ベンツの車種とその特徴
高級自動車ブランド、メルセデス・ベンツにはハイブリッドを選べる車種がいくつか存在しています。環境性能を重視している人や燃費のよい車を探している人にとって、ハイブリッド車は有力な選択肢になるでしょう。
メルセデス・ベンツでハイブリッドを選べる車種にはどのようなものがあるのか、またどのような仕組みが採用されているのかが気になるという方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ハイブリッドを選べるメルセデス・ベンツの車種について詳しくご紹介します。特徴も解説するので、メルセデス・ベンツのハイブリッド車に興味がある人は参考にしてください。
※目次※
4. 「外車の中古車の維持費が高い」はお店選びに失敗している可能性がある
・メルセデス・ベンツのハイブリッドには7種類のラインアップがある。
・ハイブリッドの仕組みはクリーンディーゼルハイブリッドとマイルドハイブリッドの2種類がある。
・中古車の購入を検討している場合はランニングコストがかさみがちなので、輸入車保証が充実している販売店で購入しよう。
ベンツでハイブリッド車種を選べる車種は7車種
メルセデス・ベンツが販売している車のなかで、ハイブリッド車をラインアップしているのは7車種です。セダンタイプやステーションワゴン、SUVなどさまざまな車種があるので、自分好みの車を選べます。
ここでは、それぞれの車種の特徴を詳しくご紹介しますので、自分のカーライフに合う車を見つけてください。
ベーシック車種である「メルセデス・ベンツ Cクラス セダン」
Cクラス セダンはベンツの主力車種のひとつで、スポーティなデザインが特徴的なセダンタイプの車です。高級感のある造りが、ベンツらしい上質な車を求めている人にピッタリといえるでしょう。
大型ホイール搭載で走破性に優れているため、走りにも満足できる仕上がりです。ベンツのほかの車種に比べて、ややコンパクトな仕上がりになっているというポイントも見逃せません。生活範囲に狭い道がある場合や、運転がしやすい車を探している人にもおすすめです。
(参考:『Cクラス(メルセデス・ベンツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ミドルクラスの「メルセデス・ベンツ Cクラス ステーションワゴン」
Cクラス ステーションワゴンは、Cクラス セダンよりもやや高めの価格です。2ボックスなので、積載性が高く多くの荷物を載せられます。荷物を積む機会が多い人や、日常生活におけるさまざまな用途で使える車を探している人におすすめといえるでしょう。
ベンツらしいスポーティなデザインはそのままに、使いやすさも考えられています。セダンタイプの車は実用性の面で問題があると感じている場合や、ファミリーカーを探している人は、Cクラス ステーションワゴンを検討してみるのはいかがでしょうか。
(参考:『Cクラスステーションワゴン(メルセデス・ベンツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
4ドアクーペの先駆けとなった「メルセデス・ベンツ CLS」
「クーペは2ドア」という従来のイメージを覆したのがCLSです。曲線主体の流線型デザインなので、高級車らしさが際立つ美しいデザインといえるでしょう。
側面を見てみると、Cクラス セダンやステーションワゴンには存在していたキャラクターラインが廃止されていることがわかります。この変更によって、CLSはよりシンプルなデザインになりました。
車高が低いので安定性が高く、運転しやすいのもCLSならではのメリットといえるでしょう。デザインを重視している人や、走行時の安定性を重視している人におすすめです。
(参考:『CLSクラス(メルセデス・ベンツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
最上級セダン「メルセデス・ベンツ Sクラス セダン」
ベンツの最上級車種がSクラス セダンです。前述のCクラス セダンと比べてより重厚感のある造りになっており、走行性能も高いという特徴があります。
最先端を走り続けることをコンセプトに開発され、最高の安全性と快適性、走行性能を追求しているため、ベンツならではの走りを楽しみたい人におすすめです。
Sクラス セダンは全車4WDを採用しています。「S400d」ではディーゼルターボエンジンを搭載し、「S500」ではガソリンターボエンジンと48V電気システムを組み合わせたものを搭載しました。燃費や環境性能を重視する人にもおすすめできます。
(参考:『Sクラス(メルセデス・ベンツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
プレミアムSUVの「メルセデス・ベンツ GLE」
GLEはベンツが製造するSUVの上位モデルにあたるプレミアムSUVです。オフロード走破性が高く、さまざまな路面状況に対応できます。
市街地での走行で重要なオンロード性能も高いので、快適なドライビングを楽しめるでしょう。さらにGLEは7人乗りであるため、大人数で乗車する際にも最適です。安全性能はSクラスと同等で、高度な運転サポート機能が運転をアシストしてくれるでしょう。
SUVらしいエクステリアでありながら上質な印象のある車種なので、走行性能とデザイン性を両立させたいと考えている人におすすめです。
(参考:『GLE(メルセデス・ベンツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ミドルクラスの乗りやすいセダン「メルセデス・ベンツ Eクラス セダン」
Eクラス セダンは、最初にご紹介したCクラス セダン同様、ベンツの主力車種です。コンパクトなCクラス セダンに比べると、Eクラス セダンはやや大きめの造りになっています。
Cクラス セダンよりさらに高級感があるので、より上質な車を求めている人におすすめです。ほかのグレードでは見られないディーゼルプラグインハイブリッドをラインナップしているので、ディーゼルエンジンを搭載したハイブリッド車を探している人はチェックしてみましょう。
(参考:『Eクラス(メルセデス・ベンツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
快適性と収納に優れる「メルセデス・ベンツ Eクラス ステーションワゴン」
Eクラス ステーションワゴンは、Cクラス ステーションワゴンよりもやや大型の車種で、より重厚な造りなのが特徴です。大型化している分、居住性と積載性に優れており、日常生活から旅行までさまざまなシーンで活躍するでしょう。
Eクラス ステーションワゴンのハイブリッドは、3.0Lのガソリンエンジンとの組み合わせになっています。
さまざまな場面で快適に車を利用したい人や、大型の荷物を積む機会が多い人におすすめです。Eクラスの購入を考えていて、セダンタイプでは積載性に問題があると感じている人は、ステーションワゴンを検討してみましょう。
(参考:『Eクラスステーションワゴン(メルセデス・ベンツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ベンツでハイブリッドを選べる車種のスペック一覧表
車種 |
Cクラス セダン |
Cクラス ステーションワゴン |
CLS |
Sクラス セダン |
GLE |
Eクラス セダン |
Eクラス ステーションワゴン |
エンジン |
DOHC 直列4気筒 ターボチャージャー付 |
DOHC 直列4気筒 ターボチャージャー付 |
DOHC 直列4気筒 ターボチャージャー付 |
DOHC 直列6気筒 ターボチャージャー付 |
DOHC 直列4気筒 ターボチャージャー付 |
DOHC 直列4気筒 ターボチャージャー付 |
DOHC 直列4気筒 ターボチャージャー付 |
最高出力 |
150kW |
150kW |
270kW |
320kW |
200kW |
135kW |
135 kW |
トランスミッション |
9速AT |
9速AT |
9速AT |
9速AT |
9速AT |
9速AT |
9速AT |
燃費(WLTC) |
14.5 km/L |
- |
10.6 km/L |
10.9 km/L |
13.6 km/L |
12.8 km/L |
12.4 km/L |
車体サイズ(mm) |
4,755×1,820×1,435 |
4,751×1,820×1,455 |
4,995×1,895×1,425 |
5,180×1,920×1,505 |
4,930× 1,950× 1,770 |
4,940×1,850×1,455 |
4,955×1,850×1,465 |
車両重量 |
1,660 kg |
- |
1,950 kg |
2,050 kg |
2,350 kg |
1,720 kg |
1,790 kg |
乗車人員 |
5人 |
5人 |
5人 |
5人 |
7人 |
5人 |
5人 |
燃料タンク容量 |
50L |
66L |
66L |
76L |
85 L |
66L |
66L |
今回ご紹介した車種の特徴を一覧でまとめると上記の表のとおりです。どのような車を購入すればよいのか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。
ベンツで使われているハイブリッドの仕組み
次に、ベンツで使われているハイブリッドの仕組みについて、詳しくチェックしていきましょう。
今回ご紹介するのは、主にクリーンディーゼルとプラグインハイブリッドの組み合わせと、マイルドハイブリッドです。それぞれのシステムがどのように異なるのかを知りたい人は、確認しておきましょう。
クリーンディーゼルとプラグインハイブリッドという組み合わせ
クリーンディーゼルは、従来のディーゼルエンジンに比べて大気汚染物質の排出量が削減できるエンジンで、現在のディーゼル車の主流です。クリーンディーゼルにプラグインハイブリッドを組み合わせることによって、航続距離の長期化を実現しています。
EV走行を基本にしつつも、必要なときにエンジンを利用するといった使い方もできるため、燃費性能の向上に役立つ技術といえるでしょう。ハイブリッドモードに設定すると、ディーゼルエンジンとモーターを適切に組み合わせて快適に走行します。
マイルドハイブリッドシステム
ベンツにおけるマイルドハイブリッドとは、BSG(ベルトドリブン・スターター・ジェネレーター)と48VのEVシステムを組み合わせたハイブリッドシステムです。回生ブレーキなどを利用して発電した電力をバッテリーに蓄電して、走行に必要なときに利用できるのでより燃費性能が向上しています。
モーターがエンジンをアシストすることにより、よりスムーズに加速できるのも特徴です。マイルドハイブリッドはスムーズな走行をするために役立つシステムなので、燃費性能の向上だけでなくドライビング性能の向上にも役立っています。
クリーンディーゼルハイブリッドとマイルドハイブリッドの比較
クリーンディーゼルハイブリッドとマイルドハイブリッドでは、どちらが環境性能や燃費性能に優れているのか気になるという人もいるのではないでしょうか。
ディーゼルエンジンに使われる軽油の小売価格は、レギュラーガソリンよりも安価です。燃料1Lで走行できる距離が大幅に変わるわけでもないため、クリーンディーゼルハイブリッドのほうが燃費性能に優れています。
環境性能を比較した場合でも、クリーンディーゼルエンジンは一般的なガソリンエンジンよりも大気汚染物質の排出量が少量です。全体としてみても、クリーンディーゼルハイブリッドのほうが優れているといえるでしょう。
一方でクリーンディーゼル搭載車は、車両価格が高くなる傾向にあります。燃費性能や環境性能、販売価格を比較検討して、どちらを購入するかを決めるのがおすすめです。
ベンツのハイブリッド車種のおすすめ5車種
ベンツのハイブリッド車の中でも、とくにおすすめの車種についてみていきましょう。Cクラス3車種とSクラス2車種をご紹介します。
メルセデス・ベンツのハイブリッド車を購入したいものの、どれを選べばよいのかよくわからないという人は、これからご紹介するポイントをチェックしてください。
メルセデス・ベンツ Cクラスステーションワゴン
Cクラス ステーションワゴン ハイブリッドは積載性に優れているため、荷物を積む機会が多い人やファミリーカーとしての利用を検討している人におすすめです。比較的購入がしやすい価格帯で販売されているのも、魅力的といえるでしょう。
セダンやSUVよりステーションワゴンが好みという人、荷物をたくさん積む予定がある人などは、Cクラス ステーションワゴンを検討するのがおすすめです。ベンツらしい高級感と実用性を兼ね備えています。
メルセデス・ベンツ Cクラス C200
ベンツの主力車種であるCクラス セダンを探している人におすすめなのが、C200です。安定した走行性能はもちろん、安全性にも優れているので乗りやすい車といえるでしょう。
ベンツの中では比較的手が届きやすい価格で販売されているのも、大きなメリットです。セダンに乗りたい人、手頃な価格で購入できる車を探している人はC200を検討してみましょう。
メルセデス・ベンツ Cクラス C350
C350は、前述したC200よりハイグレードな車種です。C200より排気量が高いエンジンを搭載しているため、より安定したパワフルな走行を楽しめます。
中古車を視野に入れることで、より手頃な価格で購入できるでしょう。手の届く範囲でグレードが高いセダンを購入したいと考えている人は、C350の検討がおすすめです。
メルセデス・ベンツ Sクラス S400
ベンツを購入するならSクラスがよいという人もいるでしょう。そのような人におすすめなのがS400です。Cクラスのセダンより大型で重厚感がある造りになっているため、さまざまな路面状況において安定した走行ができます。
販売価格が高めなので、リーズナブルなS400を探している人は中古車市場もチェックしてみましょう。
メルセデス・ベンツ Sクラス S300h
Sクラスセダンの中でもクオリティが高い車が欲しいという人におすすめなのが、S300hです。クリーンディーゼルハイブリッドを搭載している、燃費性能と環境性能に優れた車です。
走行性能や安定性にも優れているため、長距離のドライビングでも快適に過ごせるでしょう。日頃から頻繁に車を利用する人、旅行などで長距離使用が多い人におすすめです。
「外車の中古車の維持費が高い」はお店選びに失敗している可能性がある
ベンツが欲しいけれど新車は高くて手が出せない、と考えている人もいるでしょう。そのような場合におすすめなのが、中古車です。
しかし、中古車を購入すると整備などのランニングコストがかさむのではないかと、不安に感じるかもしれません。中古車のランニングコストが気になる人は、中古車保証が充実している販売店で購入しましょう。ここからは、輸入中古車のコストと保証の大切さを説明します。
外車の部品は確かに高額
基本的に、輸入車の部品は国産車に比べて高い傾向があります。これが輸入車のランニングコストが高いと感じる一番の原因でしょう。
たとえば、ラジエーターの小売価格は3万円~10万円、オルタネーターは3万円~5万円で販売されているものが多い印象です。ベンツであれば、いずれも国産車の部品よりも高くなることが多いため、コストがかさむといえるでしょう。
外車だからこそ手厚い「輸入車保証」のある店を選ぼう
前述のとおり、ベンツの部品は国産車よりも高いことが多く、交換が必要になった場合にコストがかかります。中古車は新車よりも故障のリスクが高いことを考えると、輸入中古車に対する保証が充実している販売店で購入することが大切です。
中古車販売店のなかには最長で3年間の保証が受けられるところもあるため、そのような販売店を利用しましょう。ネクステージでも3年間の輸入車保証を提供しています。
ネクステージの輸入車保証
ネクステージの輸入車保証は、エンジンやブレーキ、トランスミッション、パワーステアリング、ハイブリッド機能など、さまざまなシステムの不具合に対応可能です。1年保証・2年保証・3年保証のいずれかを選択でき、期間中は走行距離無制限で保証しています。
また、ユニバースの保証プランに加入すると保証期間中に無料点検を受けられるため、より安全・快適に利用できるでしょう。保証が充実した販売店を選びたい方や、輸入中古車に安心して乗りたい方は、ぜひネクステージにご相談ください。
まとめ
メルセデス・ベンツのハイブリッド車は、クリーンディーゼルハイブリッドとマイルドハイブリッドがラインアップされているので、燃費性能や環境性能、走行性能などを総合的に判断して選ぶのがおすすめです。
価格が高いために新車を購入するのが難しいと感じている人は、中古車を検討してみましょう。輸入車保証が充実している店舗であれば、中古車でも安心して購入できます。
ネクステージでは、最大で3年間の輸入車保証を提供しています。保証が充実した販売店で車を購入したいと考えている方は、ぜひご相談ください。最適な車をご提案します。
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