【伝説】ベンツ300SLを購入する方法は?おすすめの方法と注意点を解説

「ベンツ300SLを手に入れる方法はあるのか」「買うにはいくらかかるのか」このような疑問を感じていませんか。
ベンツ300SLはもう製造されていない非常に希少な車のため、価格やスペックなどの情報が少なく悩んでいる方も多いと思います。なんとか手に入れたいと考えている人もいるかと思いますが、どのような手段があるのか分からないでしょう。
そこでこの記事では、ベンツ300SLの入手方法について詳しく解説していきますので、検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
※目次※
・レースで活躍したプロトモデルをもとに製造
・独自のフォルムに対応するためガルウィングドアを使用
・希少価値が高いが、中古なら手に入れられる可能性がある
ベンツのスペックと歴史を解説
ベンツ300SLのスペックは以下のとおりです。
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エンジン |
直列6気筒DOHC |
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総排気量(cc) |
2,996cc |
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最高出力 kw(ps)/rpm |
158(215)/5800 |
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トランスミッション |
4速MT |
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値段(オークション価格) |
1億以上 |
ベンツ300SLは、ドイツの「ダイムラー・ベンツ」(現ダイムラー)が開発し、1954〜1963年まで製造・販売されたスポーツカーです。もともとは、レース向けの車として開発されていました。
ベンツ300SLでは、ボッシュ社と共同開発した燃料噴射装置をキャブレターに代わって使用しています。
キャブレターとは、燃料供給装置のことです。今は電子制御のインジェクション(エンジン内にあり、燃料を噴射する装置)が主流ですが、かつては機械制御のアナログなキャブレターでエンジンへ燃料を供給していました。
ベンツ300SLの発売当時は燃料直接噴射装置を使用している車がありませんでした。そのためベンツ300SLは、世界初の燃料噴射装置を採用したガソリンエンジン車です。
ベンツの特徴

ベンツ300SLは、1954〜1963年の間に生産されていた古い車です。そのため現代の車ではあまり見られない特徴を持っています。具体的には、以下3つです。
・外装にガルウィングドアを使用
・独自のチューブラー・スペースフレームを採用
・レースで活躍していたプロトモデルを改良
順番に見ていきましょう。
【特徴1】外装にガルウィングドアを使用
ベンツ300SLは、外装にガルウィングドアを使用しています。ガルウィングドアとは、ルーフ上に跳ね上がるドアで、手前ではなく上に向かって開いていきます。
なぜガルウィングドアを使っていたかというと、レーシングカーとしてのシャシー(車の足回り)デザインで軽量化と強度を両立するためです。
ベンツ300SLでは、軽量化と強度を高めるために通常のドア位置にもパイプを入れてフレーム強度を高めていました。
それによってサイドシル(ドアの下の敷居部分)も高くなり、通常の横開きのドアでは降りられなくなったことから、ガルウィングドアを採用していたのです。
【特徴2】独自のチューブラー・スペースフレームを採用
ベンツ300SLは、新設計された独自のチューブラー・スペースフレームを採用しています。チューブラー・スペースフレームとは、鋼鉄製のチューブ(パイプ)を鳥かご状につなぎ合わせて作られた車体骨格のことです。
チューブラー・スペースフレームを使うのは、軽量化しつつ車体の強度を確保するためです。300SLプロトタイプでは、これにアルミニウム製のパネルで継ぎ目なく成型された、流線型のボディが組み合わされていました。
【特徴3】レースで活躍していたプロトモデルを改良
ベンツ300SLは、レースで活躍していたプロトモデルを改良したモデルです。プロトモデルでは、フロントにダブルウィッシュボーンというものを使用していました。
ダブルウィッシュボーンとは、F1などのレーシングカーやハイパフォーマンスカーに使われるサスペンション方式のことです。Λ字型で鳥の胸骨のような形をしており、上下二本のアームで構成されています。
サスペンション自体が丈夫なので、エンジンのピストンが動く時やキャンバー変化(タイヤの角度が走行中に変化すること)が少ないです。また、エンジンやサスペンション内で発生する摩擦も少なく、それによって燃費効率が上がっています。
さらに重量が860kgと軽いこともあって240km/hもの速度で走行でき、数々のレースで表彰台を飾っていました。このプロトモデルをもとに1953年に第2次プロトタイプが作られ、そこから生産化へと移行していったのです。
ベンツを手に入れる方法

ベンツ300SLは50年以上前に製造された車で現在は販売されていません。もう手に入れる手段はないのではないかと感じている人もいるかもしれません。
入手方法が限られているものの、ベンツ300SLを購入する手段は残っています。方法は、以下の2つです。
・中古で手に入れる
・2022年モデルを購入する
順番に見ていきましょう。
【方法1】中古で手に入れる
ベンツ300SLは、中古だと入手可能です。ただ、ベンツ300SLは50年以上前にクーペが1,400台・ロードスターが1,858台の計3,258台しか製造されていません。
中古車市場に出ることが少ないですし、運よく販売されたとしても非常に人気が高い車のため、すぐ完売してしまいます。
2018年1月に行われたオークションでは、4台が1億円を超える値段で落札されたこともありました。販売されても手に入れるのは非常に困難ですが、現状最も確実な方法が中古での購入です。
PRベンツで人気の中古車
GLC

GLC200 スポーツ
281.4 万円
GLC

GLC220d 4マチック クーペスポーツ(本革仕様)
394.5 万円
CLAクラス シューティングブレーク

CLA180 シューティングブレーク AMGライン
319.9 万円
Cクラス

C220dアバンギャルド AMGライン
557.9 万円
Eクラスステーションワゴン

E220d ステーションワゴン スポーツ
532.8 万円
Cクラス

C200アバンギャルド AMGライン
204.9 万円
Cクラス

C220dアバンギャルド AMGライン
169.9 万円
Cクラスステーションワゴン

C200 ステーションワゴン アバンギャルドAMGライン
283.1 万円
もっと見る >
※価格は支払総額
【方法2】2022年モデルを購入する
ベンツ300SLを手に入れる方法として有効なのが、SLクラスの2022年モデルを購入することです。2022年モデルは、ベンツ300SLから意匠を継承するためです。
新型なので当然別の車ですが、意匠を継承したモデルのため300SLに限りなく近い車であることが考えられます。
ベンツ300SLは希少かつ高額なので、近いモデルである2022年モデルを購入するのもひとつの手です。
中古でベンツを購入する場合の注意点

ベンツ300SLを中古で購入する機会ができた場合、以下のことに注意する必要があります。
・整備できる店が限られている
・保証期間の有無・長さを確認する
・納車前整備をケチらずやっておく
・レプリカモデルの可能性がある
気をつけておかないと、購入後に苦労することになります。ひとつずつ詳しく解説します。
【注意点1】整備できる店が限られている
ベンツ300SLは、整備できる店がかなり限られています。すでに生産が終了しているため、修理に必要な部品をそろえられる店舗がほとんどないためです。
基本的には購入した店舗にお願いするのですが、ベンツ300SLはかなりのレア車なので部品を取りそろえられず対応できない可能性があります。
購入した店舗に対応してもらえない場合は、自動車雑誌やインターネットなどでショップを探してみてください。
【注意点2】保証期間の有無・内容を確認する
中古で購入する場合は、保証期間の有無と内容を確認しましょう。保証が受けられれば、故障してしまったとしても修理費を保証してもらえます。
ベンツ300SLのような輸入車は、日本車と比べると故障が多いです。中古車ならさらにその傾向が強くなり、修理費用がかさんでしまうかもしれません。
もし修理が必要になったとしても、保証を受けられれば自分で修理費を支払わなくてよくなります。
また、どの部分が対象かといった保証の内容も重要です。エンジンやブレーキといった重要な箇所が保証に含まれていなければ、万が一の際に多額の費用が必要になります。
中古車は保証が手厚く、幅広い箇所に対応している店舗で購入しましょう。
【注意点3】納車前整備をケチらずやっておく
中古で購入する際は、納車前の整備をケチらずにやっておきましょう。もし故障している部品があった場合、交換しておかないと後で余計な出費になってしまうからです。
軽微なものだからと整備をしないでおくと、その後悪化してさらに大きな故障になってしまう可能性があります。すると余計に修理費がかかってしまい、結果的に損をしてしまうのです。
こういったことを防ぐために、納車前に車の各部品が問題なく動くかどうかの確認と替えておくべき消耗部品の交換はやっておきましょう。
【注意点4】レプリカモデルの可能性がある
ベンツ300SLを中古で安く買えた場合、レプリカモデルの可能性があります。レプリカモデルはベンツ300SLをベースにして再現された車で、2,500万円ほどで購入できます。
それでも高いのですが、ベンツ300SLが1億円以上かかることを考えると破格の値段です。
ただ、レプリカモデルは製造・販売元であるダイムラーが、2012年に許可なくレプリカモデルの製造・販売した企業を訴えたことがあります。
公式に認められたものではないため、レプリカを購入し運転することは推奨できません。あまりに安い金額のベンツ300SLがあった場合は、レプリカであることを疑い、購入は避けておきましょう。
ベンツを中古で手に入れるならネクステージがおすすめ

中古車の販売を行っている店舗は、数多くあります。その中でも、ベンツ300SLを手に入れるならネクステージがおすすめです。ネクステージがおすすめの理由は、以下の4つです。
1.業界最大級の保証がついてくる
2.365日ベストプライスで販売している
3.修復歴のある車は扱わない
4.全国の在庫を最寄店に取り寄せてくれる
順番に見ていきましょう。
【理由1】業界最大級の保証がついてくる
ネクステージでは、輸入車に対して保証がついてきます。保証内容は業界最大級の33機構320項目で、期間は最大で3年間です。
輸入車は日本車と比べて故障しやすい車です。修理費がかさむ可能性がありますが、保証がついていれば自分で負担する必要がなくなります。
仮にギアチェンジに故障が起きてオートマミッションを交換しないといけなくなると、修理費が約40万円必要です。しかしネクステージの保証がついていれば、0円で交換することができます。
ネクステージの保証があれば、万が一大きな故障があったとしても修理費がかからないので安心です。
【理由2】365日ベストプライスで販売している
ネクステージでは、365日ベストプライスで販売しています。毎日他社の販売価格を調査しており、どこよりも安い販売価格を保っているのです。
同じ車種の場合、少しでも安い店舗で中古を購入したのではないでしょうか。その場合、ネクステージを確認していれば、他社よりも安い価格で購入できます。
中古車を安く買えれば車両価格だけでなく、車にかかる消費税も抑えられます。中古で少しでも安く買いたいなら、ネクステージの利用がおすすめです。
【理由3】修復歴のある車は扱わない
ネクステージでは修復歴のある車は販売していません。カーライフにおける不安やリスクの排除をめざしているため、粗悪な車は徹底的に排除しています。
そのため徹底した品質管理とともに第三者機関の品質管理も行い、安心して車を選べる環境を整えています。
修復歴のある車は故障などのトラブルが起きやすく、満足していただける商品ではありません。そのため修復歴のある車は一切取り扱っていないのです。
また、購入後に傷などが見つかると、お客様が残念な思いをされてしまいます。そのようなことがないよう、購入時に車の状態を詳細に伝えています。
【理由4】全国の在庫を最寄店に取り寄せてくれる
ネクステージは全国の在庫を最寄店舗に取り寄せられます。欲しい車が遠くの店舗にあったとしても、最寄店舗に運んでもらい直接での確認が可能です。
全国展開している店舗でも、最寄店まで車を運んでくれることはほとんどありません。そのため全国の在庫からの取り寄せは、ネクステージならではの強みといえます。
最寄店への取り寄せに車種の制限はありません。ベンツ300SLが見つかった場合は、取り寄せてもらって確実に入手しましょう。
まとめ

最後に、ベンツ300SLについての情報をまとめます。
・ベンツ300SLの原型はレース車両として使われていた車
・50年以上前に製造された3,258台しか存在しない
・あまりに価格が安い場合、レプリカの可能性があるので注意
ベンツ300SLを手に入れたいのなら、可能性は低いものの中古車がおすすめです。ネクステージをご利用いただくと業界最大級の保証もついてくるためお得となります。中古での購入する場合は、ぜひご相談ください。

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