生産終了したボルボV40に乗ろう!種類ごとの特徴や中古車相場と選ぶコツ

ボルボV40はスウェーデンに本社を置くボルボ・カー・コーポレーション、通称ボルボ・カーが生産・販売しているモデルです。近年トレンドのコンパクトカーであることからも、どのような車なのか気になっている方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ボルボV40の特徴やスペック、中古車情報についてご紹介します。中古車市場の価格を知れるので、ボルボV40の魅力に触れつつ購入の決断もできるでしょう。
※目次※
7.ボルボV40を購入する時におすすめの中古車販売店の選び方
・ボルボV40はスタイリッシュなデザインや質の高いインテリアが特徴のハッチバック型乗用車。2019年に生産終了している。
・街乗りが苦にならないボディサイズや手ごろな価格から人気を博している。ディーゼル車とガソリン車から選択可能!
・ガソリンエンジンは静粛性や安定性に優れており、ディーゼルエンジンは燃料代が安くパワーが強いという特性がある。特性を把握してエンジンを選ぶことが重要!
生産終了したボルボV40に乗りたい!

2019年に惜しまれながらも生産終了となったボルボV40は、多彩なラインナップがあるボルボの中でも、エンジンや内装などに独創的な特徴や魅力があり、多くのグレードが設定されている車です。ここでは、初代発売から25年間、ユーザーに支持され続け、生産終了後も人気のあるV40についての概要を説明していきます。
ボルボV40とは?
ボルボV40は、1995年に初代が発売された5ドアハッチバックタイプの車です。標準モデルのほかに、スポーツタイプの「Rモデル」やクロスカントリータイプの「V40クロスカントリー」が設定されていました。
V40の最大の特徴は、ボルボのすべてのラインナップの中でも、ボディサイズが最小であったことです。それでいて、大型車が多いボルボの特徴や機能を、小型車のボディサイズであるV40に取り入れることをコンセプトとして開発されました。その結果、コンパクトながら力強く安定感のある走りを実現できている一台となったのです。
ボルボV40の生産終了までの歴史

1995年に初代モデルが発売されて人気車種となって以降、25年にわたって愛され続けてきたV40ですが、2019年で生産終了となりました。現在V40は生産されておらず、新車では手に入りにくくなっています。
生産終了している車を購入したい時は、中古車市場に注目しましょう。中古車なら新車が販売されていない過去のモデルも購入できます。
V40は、クーペスタイルのスタイリッシュなデザインや上品な内装が大きな魅力といえるでしょう。モダンなスカンジナビアンデザインを取り入れたインテリアは3つのテーマが用意されており、個性豊かな彩りを見せます。ボディも運転しやすいコンパクトサイズで、日本の道路事情とマッチしているところも人気の理由のひとつです。
ボルボV40のスペック

ボルボV40のスペックが気になる方もいるのではないでしょうか。ここでは、新車価格・ボディサイズ・エンジン・燃費などの基本的な情報をご紹介します。ボルボV40の購入を検討している方は、ぜひ車選びの参考にしてください。
300万円代から購入できる!新車価格
ボルボV40は、比較的手ごろな価格であることも魅力のひとつです。「T2キネティック」の車両本体価格は304万5,371円、「T3 キネティック」は345万2,778円に設定されています。
「D4 キネティック」が375万8,334円、「T3モメンタム」も391万1,112円と300万円台のモデルが多く見られることが特徴です。
上位モデルの「D4モメンタム」「T3インスクリプション」の車両本体価格は421万6,666円、「D4 インスクリプション」は452万2,222円に設定されています。
上位モデルでも500万円未満であるため、手ごろな価格で購入できる外車を探している方におすすめの車種といえるでしょう。
街乗りしやすいサイズ
道幅が狭い車道でも運転がしやすいコンパクトなボディサイズも人気の理由のひとつです。以下に、V40のスペックを紹介します。
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V40 |
T3 |
D4 |
T5 |
|
全長(mm) |
4,370 |
4,370 |
4,370 |
|
全幅(mm) |
1,800 |
1,800 |
1,800 |
|
全高(mm) |
1,440 |
1,440 |
1,440 |
|
ホイールベース(mm) |
2,645 |
2,645 |
2,645 |
|
最低地上高(mm) |
135 |
135 |
135 |
|
車両総重量(kg) |
1,755 |
1,815 |
1,785 |
|
定員(名) |
5 |
5 |
5 |
街乗りしやすいサイズは日本の道路事情にも適しており、外車でありながらも国内で使いやすいモデルです。「外車はサイズが大きいため日本では運転しにくい」というイメージをもっている方でも安心して乗れるでしょう。
JC08モードのカタログ燃費
搭載しているエンジンはモデルごとに異なり、「T2 キネティック」「T3 キネティック」「T3 モメンタム」「T3 インスクリプション」にはDrive-Eガソリンエンジンが搭載されています。
「D4 キネティック」「D4 モメンタム」「D4インスクリプション」にはDrive-Eディーゼルエンジンが搭載されていて、エコカー減税の対象となる点もポイントです。それぞれの燃費について、以下の表にまとめます。
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|
T3 |
D4 |
T5 |
|
JC08モード燃費 |
16.5 |
20.0 |
15.9 |
ネクステージで取り扱っているボルボV40

中古車市場ではどのようなボルボV40が売りに出されているのでしょうか。車ごとに年式や走行距離、車の状態は異なります。ネクステージでは状態がよいV40を多く取りそろえているので、ぜひご覧ください。こちらでご紹介するボルボV40は一例です。
ボルボ V40 T2 キネティック

T2キネティックはそれまで最安モデルだったT3キネティックのさらなる廉価版モデルです。装備や機能を限定することで、従来のモデルからのコストダウンに成功しました。T3と比較すると最高出力や最大トルクが抑えられており、エクステリアやインテリアもシンプルなものに変更されています。
ネクステージでは、2021年12月時点で販売中の車両はありませんでした。
ボルボ V40 T5 クロスカントリー

V40 T5 クロスカントリーはベース車のV40と比較して、全高が30mm、最低地上高が10mmアップしています。
フロントグリルのデザインも変更し、頼りがいのあるタフなイメージを押し出しているのが特徴です。降雪地帯やアウトドアレジャーのシーンでも持ち前の走破性を生かして活躍してくれるでしょう。
中古車は155万円~196万前後が相場です。ネクステージでは、139.9万円~198.9万円で販売中です(2021年12月現在)。
ボルボ V40 T4 SE

V40 T4 SEはV40 T4の上位グレードに位置付けられているモデルです。V40 T4との違いは、フルセグ地デジ付HDDナビ、レザー・パッケージ、パノラマ・ガラスルーフといった追加装備のほか、ホイールを16インチから17インチに変更している点が挙げられます。
ネクステージでは、89.9万円~129.7万円で販売中です(2021年12月現在)。セーフティ・パッケージやナビゲーション・パッケージを装備した車両が多く、オプションが充実している車が多く見られます。
ボルボ V40 D4 モメンタム

「D4 モメンタム」はDrive-Eディーゼルエンジンを搭載した「D4 キネティック」の上位グレードであり、ハイエンドグレードモデルであるインスクリプションとの中間の位置づけです。
ネクステージでは、2021年12月時点で販売中の車両はありませんでした。
ボルボ V40 D4 ダイナミックエディション
「D4 ダイナミックエディション」はボルボV40のDシリーズをベースとした特別限定車です。インテリアやエクステリアを特別仕様に変更しているうえ、パワーシートなどの上級装備も搭載した豪華なモデルといえるでしょう。
ネクステージでは、2021年12月時点で販売中の車両はありませんでした。
PRコンパクトで扱いやすいV40
※価格は支払総額
ボルボ V40 T3 インスクリプション
「T3インスクリプション」は、特別仕様車を除くとT3シリーズでは最上モデルです。上位グレードであるため装備が充実しており、シートには本革が使用され助手席にもパワーシートが採用されています。高級感がある車を探している方におすすめのモデルといえるでしょう。
ネクステージでは、2021年12月時点で販売中の車両はありませんでした。
ボルボV40を選ぶならどのエンジンが良いの?

ボルボ V40には、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの2タイプが用意されています。エンジン形式の選択は車選びの第一歩ともいえる重要な項目ですが、それぞれの特性や違いが分からなければ自分に適したエンジンを選ぶことはできないでしょう。ここでは、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンについて解説します。
ガソリンエンジンとディーゼルエンジンモデルの違い
ガソリンエンジンとディーゼルエンジンは燃焼方式や出力制御方法が異なるため、どちらを選ぶかによって乗り心地も変わります。
ディーゼルエンジン車は低・中速域で分厚いトルク感があり、速度が乗った時の高速巡航も楽に感じられるでしょう。ガソリンエンジン車も街乗り中心であれば十分な動力性能をもち、軽快な走りを見せてくれます。
ガソリンエンジンとディーゼルエンジンモデルの特性の違い
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ガソリンエンジン |
・燃料にガソリンを使用 ・構造上エンジンの圧縮比は高くできない ・スムーズに高回転できるため高出力を出せる ・点火装置で点火するため静粛性が高い ・エンジンが軽量 ・環境性能が不利 |
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ディーゼルエンジン |
・燃料に軽油を使用 ・エンジンの圧縮比が高く、低回転でも強力なトルクを得られる ・回転数を高くできないため出力は低い ・空気を爆発させるためエンジン音や振動が大きい ・エンジンが重くなりやすい ・環境に優しく減税を受けられる |
エンジンの特性を理解して選ぼう
ディーゼルエンジンは、ガソリンよりも安価な軽油を燃料としているので、維持費を抑えられるのがメリットです。
しかしディーゼルモデルは車両価格が高価でメンテナンス費用が高いため、一概に車の費用を抑えられるとはいえません。どの程度の期間乗るつもりなのかも考慮して選ぶ必要があるでしょう。
性能面を比較すると、ガソリンエンジンは出力や安定性が優れています。また、構造が単純なため、故障時の手間や修理費が安いのも長所といえるでしょう。一方ディーゼルエンジンは燃費が良いので、長距離移動の機会が多い方におすすめです。パワーも強く、日常的に坂道を走る方にもマッチしています。
ボルボV40を探している人におすすめの他車種

中古車市場にはボルボV40以外にも、魅力的な外車が多数存在します。視野を広げてさまざまな車に目を向ければ、より気に入る1台が見つかるかもしれません。ボルボV40を探している方におすすめの他車種をご紹介します。
メルセデス・ベンツ Aクラス A180 スタイル AMGライン レーダーセーフティPKG
メルセデス・ベンツは高級車を販売していることで知られるドイツの自動車メーカーです。ベンツはアルファベットでクラスがわけられ、Aクラスは比較的安価に購入できるエントリーモデルとされています。
ネクステージでは、95.8万円~378.9万円で販売中です(2021年12月現在)。
BMW1シリーズ 118d Mスポーツ

1シリーズは価格が抑えられていることに加えて、サイズがコンパクトな点もボルボV40との共通点といえます。
Mスポーツはスポーツ性を重視するBMWの伝統的な流れを色濃く受け継いでいるモデルです。2016年式で走行距離3万1,000kmの中古車を本体価格209万9,000円で販売しています(2020年11月23日現在)。
ネクステージでは、68.9万円~437.9万円で販売中です(2021年12月現在)。
アウディ A1スポーツバック 1.4TFSIシリンダーオンデマンドスポーツ
アウディのA1スポーツバックは、コンパクトなサイズでありながらスポーティーな高いポテンシャルが人気の理由といえます。
加速性や最高時速といった走行性能に優れた車です。長時間の走行を想定して内装が整えられているため、コンパクトカーのデメリットともいえる車内空間の狭さを感じさせません。
ネクステージでは、99.7万円で販売中です(2021年12月現在)。
ボルボV40を購入する時におすすめの中古車販売店の選び方

納得のいく買いものをするためには、車を購入する業者の選び方にも気を配りましょう。どのようなことに目を向ければよいのかを事前に確認し、賢く車を購入できるように知識を深めることが大切です。ここでは、とくに注目したい3つのポイントをご紹介します。
車がきちんと整備されている
販売されている車がきちんと整備されているかは重要なポイントのひとつです。車を購入する上で、購入後すぐに壊れて乗れなくなってしまうことは避けたい事態でしょう。販売価格が安くても、高額な修理費用がかかるのであれば結果的に損をすることもあります。
ネクステージでは法定点検整備を実施しているため、お客様に安心して購入いただけることが強みです。あわせて第三者機関による品質鑑定も行うことで、品質のよい車をそろえています。
輸入車保証がしっかりしている
輸入車は不具合が出やすいといわれることがあり、通常の保証が受けられないケースがあります。保証の有無や内容から輸入車の購入をためらっている方もいるのではないでしょうか。
ネクステージでは輸入車へ向けた保証プランを用意しており、33機構320項目にわたる充実した範囲をカバーしています。保証期間は1年・2年・3年の中から、好みに応じて選択可能です。
在庫が豊富
購入したい車種があっても、在庫がなければ手に入れられません。中古車販売業者を選ぶ際には、在庫数にも注目するのがポイントです。在庫を豊富に確保している業者であるほど、選択肢が広がります。
ネクステージでは全国に300店舗以上展開し、総在庫数は3万台です。各店舗間で取り寄せが可能なので、欲しい車が見つかるでしょう。国産車・外車を問わず豊富な車種を取り扱っているので、ぜひ1度足を運んでみてください。
まとめ

ボルボV40は、近年人気のコンパクトカーにクーペのスタイリッシュさと質のよいインテリアを取り入れたことが特徴の人気車種です。エクステリアの優れたデザイン性も高い評価を得ており、街乗りしやすいサイズや比較的手ごろな価格でも人気を集めています。
ネクステージでは様々なグレードのボルボV40を取り扱っており、多くの選択肢の中から選べるのが強みです。
ボルボV40をお探しの際は、輸入車の保証が充実していて在庫が豊富なネクステージをご利用ください。車に関する相談も受け付けており、専門スタッフが疑問や質問に丁寧にお答えします。
よくある質問
Q.ボルボの中古車が安い理由は何ですか?
A.ボルボの中古車が安い主な理由は、流通量の多さと日本市場での需要の低さにあります。例えば人気モデルのXC40は、2018年の発売以降多くの台数が販売されました。初回車検や買い替えのタイミングで中古市場に大量に流入したため、相場が下落しています。 また、日本ではドイツ車ブランドに比べてボルボの注目度が低く、輸入車としての再販需要も限定的です。
Q.ボルボは高級車ですか?
A.現在のボルボは高級車に分類されるプレミアムブランドです。かつては「安全性が高い実用車」というイメージが強かったものの、2010年以降のブランド戦略の刷新により、洗練された北欧デザインと上質な内外装、安全性能を兼ね備えた高級車として再評価されています。 特に「スカンジナビアンデザイン」に基づいた落ち着きのあるインテリアや、先進の運転支援システムを標準装備するモデルが多く、欧州の他の高級車と肩を並べる存在です。
Q.ボルボは壊れやすいですか?
A.一般的に「ボルボは壊れやすい」といわれることがありますが、実際には輸入車の中では比較的故障率が低い車種とされています。ただし、国産車に比べると日本の気候や走行環境に合わない部分もあり、定期的な点検やメンテナンスが必要です。高温多湿の環境や経年劣化が原因で、不具合やパーツ交換が必要になることがあります。
Q.ボルボは何万kmまで乗れる?
A.ボルボは耐久性に優れた設計が特徴で、定期的にメンテナンスを行えば20万km以上の走行も十分に可能とされています。長く乗るには、オイル交換やブレーキ点検などの基本的な整備を怠らず、部品の経年劣化にも適切な対応を心がけましょう。
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