【調査レポート】中古車探しで利用するWeb上の情報への不満と期待に関する調査|調査レポート

ネクステージのサイトを検索お気に入りを見る

【調査レポート】中古車探しで利用するWeb上の情報への不満と期待に関する調査

【調査レポート】中古車探しで利用するWeb上の情報への不満と期待に関する調査

 

はじめに

中古車を探すとき、多くの人が注目するのは価格やデザインだけではありません。インターネットで豊富な情報が手に入る現代では、中古車探しにおいて求める情報も多様化しています。一方、車内のにおいや感覚的要素を把握するには、実車の確認が必要です。

 

そこで今回の調査では、中古車探しにおいてインターネット上と店舗で知りたい情報に違いがあるのか、情報に対してどのような不満や要望があるのかに加え、中古車購入の決め手となる要素についても調査しました。

 

調査概要

  調査名:ライフスタイルに関するアンケート

  調査方法:インターネットリサーチ

  調査期間:2025年9月17日~18日

  有効サンプル数:男女1,092名

 

調査結果のサマリー

今回の調査では、中古車探しにおいてWEBサイトは欠かせない情報源として定着している一方で、情報量や使い勝手に不満があることが分かりました。全体の約8割がWEBサイトを利用して情報収集を行っており、ネット検索は中古車探しにおいて欠かせない手段となっています。

 

また、インターネットを通して修復歴や保証内容などの詳細を確認したい一方で、臭いや音などの実車を確認しなければ分からない感覚的な要素については、多くの方が自分の目で確かめることを重視する傾向です。

 

中古車探しにおける情報収集は、インターネットと実車確認のどちらも欠かせないこと、最終的な購入の決め手としては「車両の状態」と「総支払額」が中心という結果となりました。

 

約8割が中古車探しでWEBサイトを活用

【調査レポート】中古車探しで利用するWeb上の情報への不満と期待に関する調査

調査では、中古車を購入検討した際のWEBサイト(中古車検索サイト・販売店のホームページなど)の利用について尋ねました。その結果、「数回参考にした」40.0%、「何度もサイトを訪れて積極的に情報収集した」39.0%となり、あわせて約8割がインターネット上で情報収集を行っていることが分かりました。

 

一方で「利用していない」は10.0%、「サイトは見たがあまり参考にしなかった」は8.0%にとどまっています。中古車探しにおいてWEBサイトは欠かせない情報源として定着していると言えるでしょう。

 

中古車サイトは「文字情報ばかりで読むのが大変」との声が最多

【調査レポート】中古車探しで利用するWeb上の情報への不満と期待に関する調査

中古車サイトの情報量に対する不満を尋ねたところ、最も多かったのは「文字情報ばかりで読むのが大変(17.0%)」でした。次いで「車の特徴やセールスポイントの説明が少ない(15.0%)」、「専門用語が多く意味が理解しにくい(13.0%)」「車両(内外装など)画像の枚数が少ない(13.0%)」など、情報量が多すぎても少なすぎても知りたい情報を得にくいと感じていることが分かりました。

 

一方で「特に不満はない」と回答した人も一定数おり、全ての利用者が不満を抱えているわけではありません。ただし、全体としては「情報の多さ」と「説明不足」が同時に課題として浮かび上がっており、分かりやすく整理された情報が求められています。

 

中古車サイトには情報量だけでなく使い勝手の向上が求められている

【調査レポート】中古車探しで利用するWeb上の情報への不満と期待に関する調査

中古車サイトの「見やすさ・わかりやすさ」に関する不満に関する調査では、「必要な情報がどこにあるのか分かりにくい(16.0%)」という回答が最多です。次いで「検索や絞り込み機能が使いづらい(15.0%)」や「車両情報の比較がしにくい(14.0%)」と、中古車サイトの使い勝手に課題があることが浮き彫りとなりました。

 

検索機能や絞り込み機能、比較機能など、目的の情報を取得するために苦労していることが分かります。こうした結果から、情報量だけでなく分かりやすさや操作性にも敏感であり、WEBサイトの使い勝手の向上が求められていると言えるでしょう。

 

購入後の安心につながる情報を重視

【調査レポート】中古車探しで利用するWeb上の情報への不満と期待に関する調査

インターネットを通して特に知りたい情報として、最も多かったのは「修復歴やキズ・ヘコミの有無(19.0%)」です。他にも「保証の内容(14.0%)」や「装着オプションや機能の詳細(9.0%)」など、中古車購入後の安心感に直結する項目の割合が高くなっています。

 

一方、「故障しやすい箇所(17.0%)」「将来のリセールバリュー(12.0%)」「車種に対するオーナーレビュー(8.0%)」などが求められていることも分かりました。

 

中古車固有の情報だけでなく車種全体としての情報を得ることで、重要機関にトラブルが多い車種やリセールバリューが落ちやすい車種は避けたいといった心情が伺えます。

 

臭いや音などの実車を確認しなければ分からない感覚的な要素を重視

【調査レポート】中古車探しで利用するWeb上の情報への不満と期待に関する調査

販売店を訪れた際に確認したいポイントとして多く挙げられたのは、「車内やエアコンの臭い(16.0%)」や「エンジン音・振動(15.0%)」でした。臭いや音は実車を確認しなければ分からない感覚的な要素と言えるでしょう。

 

この他にも「ガラスの小さなキズ」「下回りのサビ」「タイヤの劣化状態」なども重視したい項目としてあがりました。これらは一般的に中古車情報として提供されますが、インターネット上の情報を過信せず、自分の目で確かめたいという気持ちが現れていると考えられます。

 

中古車サイトの機能には利便性向上が求められている

【調査レポート】中古車探しで利用するWeb上の情報への不満と期待に関する調査

中古車サイトにあったら便利だと思う機能には「購入後のリセールバリューをシミュレーションできる機能(16.0%)」と「装備やグレードの違いを画像や表で比較できる機能(16.0%)」が同じ割合で挙がりました。

 

この他「よくある質問に答えるQ&Aコミュニティ(14.0%)」「利用者に合わせた条件自動提案(12.0%)」など、情報を効率的に整理・理解できるサポートが求められています。

 

さらに「短い車種紹介動画」や「オンラインでのローン申請」など、デジタルならではのサービスにも一定のニーズが見られました。利用者は単に情報量の多さを求めるのではなく、理解しやすさと便利さを両立する仕組みを期待していることが分かります。

 

中古車探しの情報収集においても多くの方がSNSを活用している

【調査レポート】中古車探しで利用するWeb上の情報への不満と期待に関する調査

中古車の情報収集におけるSNSの利用について調査したところ「よく活用している」「時々参考にしている」と答えた人の合計は約7割と、SNSが情報源のひとつとして浸透していることが分かりました。

 

一方で「見たことはあるが参考にはしていない」「全く利用していない」という回答も一定数あります。SNSは情報収集の補助的な役割を果たしつつも、状況によって利用度合いに差があることが分かります。

 

SNS情報は信ぴょう性に不安がある一方で参考にする方も少なくない

【調査レポート】中古車探しで利用するWeb上の情報への不満と期待に関する調査

SNSから得た中古車情報について印象の調査では「信ぴょう性が分かりにくい(29.0%)」「好意的な投稿が多くて参考にならない(21.0%)」との声が多く、情報の正確さに疑問を持つ傾向が伺えました。

 

一方で「実際の利用者の声が参考になる(19.0%)」「批判的な情報が多くて不安になる(15.0%)」など、SNS情報を参考にしている方も少なくありません。「ポイントを押さえた内容でわかりやすい(9.0%)」といった肯定的な意見も一定数あります。

 

この結果から、SNSは中古車探しにおいて補助的な情報源として一定の価値を持つものの、最終判断に直結するものではないと言えるでしょう。

 

検索サイトや口コミが購入判断の大きな支えに

【調査レポート】中古車探しで利用するWeb上の情報への不満と期待に関する調査

直近の中古車購入において最も参考にした情報源として「中古車検索サイト(17.0%)」がトップに挙げられました。膨大な在庫情報から条件に合う車を探せる利便性が多くの利用者に支持されています。

 

次いで「口コミ・レビューサイト(16.0%)」や「比較・まとめサイト(15.0%)」、「販売店のホームページ(14.0%)」が並び、大きく偏ることなくさまざまな情報源が活用されていることが分かりました。

 

この結果から、ひとつの情報源に限定するのではなく、そのとき必要な情報に適した情報源を選択していると捉えられます。

 

最終的な決め手は「車両の状態」と「総支払額」

【調査レポート】中古車探しで利用するWeb上の情報への不満と期待に関する調査

直近の中古車購入において最終的な決め手となったポイントには「走行距離・修復歴などの車両状態(24.0%)」に次いで「本体価格+諸費用の総支払額(18.0%)」が重要視されていました。購入者は長く安心して乗れるかどうかを重視しており、品質の良し悪しと価格が意思決定に直結していることが分かります。

 

また「デザイン(15.0%)」「装備の充実度(12.0%)」「保証やアフターサービス(10.0%)」といった要素も重視されていることが分かりました。この結果から、多くの人にとって中古車購入は「価格」だけでなく「安心して乗れる状態」であるかが最優先事項であり、次いで見た目や快適性、安心感を重視していると捉えられます。

 

まとめ

今回の調査から、中古車探しにおいてWEBサイトは欠かせない情報源として定着している一方で、情報量や使い勝手に不満があることが分かりました。また、リセールバリューの試算や比較機能などサービス向上への期待が高いことも伺えます。

 

また、インターネットを通して修復歴や保証内容などの詳細を確認したい一方で、臭いや音などの実車を確認しなければ分からない感覚的な要素については、多くの方が自分の目で確かめることを重視していました。

 

中古車探しにおいては、インターネット上での情報収集と実車確認を行うことで、満足度の高い購入につながると言えるでしょう。

 

ネクステージについて

【調査レポート】中古車探しで利用するWeb上の情報への不満と期待に関する調査

ネクステージは全国に300店舗以上展開し、総在庫数3万台を誇る中古車販売店です。ご来店いただく全てのお客さまに満足していただけるよう「お客様ファースト」をモットーにサービスの提供、情報の提供を続けています。

 

ネクステージでは第三者機関による車両品質検査やOBD故障診断を積極的に導入し、店頭やホームページで出来る限りの情報を公開することで、誰もが安心して車選びを楽しめる環境の実現に取り組んでいます。「自分に合った車が分からない」というお悩みにもしっかりと寄り添いますので、中古車購入をお考えの方はぜひご相談ください。

 

ページトップへ
シェアページトップへ