CX-8 の買取ポイント
CX-8の人気は?
マツダ CX-8は、国内市場における3列シートSUV人気の火付け役と呼べる存在で、高い人気を誇りました。2017年の登場以来、流麗なデザインと7人乗車を可能にする実用性が、幅広い層から支持されています。
SUVブームが続く中で、中古車市場においてもSUV人気は高い状態が維持されているのが現状です。CX-8は2023年まで販売されていた比較的新しいモデルのため、年式が新しく走行距離が短い車両も多く、安定した買取価格が見込めます。
リセールバリューの傾向は?
CX-8のリセールバリューは、比較的良好な傾向にあります。一般的に、発売から日が浅いモデルはリセールバリューが高いものですが、CX-8は生産終了後もその人気が保たれており、状態の良い車両であれば安定したリセール価格が期待できるでしょう。
ただし、グレードや走行距離によって価格は大きく異なります。走行距離が延びれば延びるほど段階的に下落する傾向です。
高く評価されるには?
CX-8のリセール時に高く評価されるグレードは、「XD エクスクルーシブモード」や「XD Lパッケージ」という傾向があります。
ボディカラーに関してはホワイト、ブラック、グレーなどの定番色は需要が高く、高評価につながりやすいでしょう。また、純正のカーナビや安全装備などのメーカーオプションは、後付けが難しいためプラス査定の対象となりやすい要素です。
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CX-8 の歴代モデルを紹介
CX-8初代モデル(KG2P型)2017年式
マツダ CX-8は、2017年12月に販売が開始された、マツダ初の国内向け3列シートSUVです。北米市場で販売されていた大型SUV「CX-9」をベースに、日本の道路事情や市場のニーズに合わせてサイズを最適化しました。全幅を抑えながらも、大人7人が快適に座れる室内空間を実現したことが最大の特徴です。
デザインは、マツダのデザインテーマ「魂動」を深化させ、「TIMELESS EDGY」というコンセプトのもと、普遍的な美しさとエッジの効いた刺激的な表現が融合されています。
特に、前席から3列目まで一体感のある、流れるようなルーフラインと、SUVらしい力強さを兼ね備えたプロポーションは、従来の3列シート車にありがちな「箱型」のイメージを払拭し、高い評価を得ました。
年次改良が頻繁に行われた点も初代CX-8の特徴です。ユーザーからのフィードバックや市場のニーズに応え、毎年何かしらの改良が加えられ、常に商品力を向上させました。大幅な改良が行われたのは、2018年と2022年です。
2018年11月の一部改良では、ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.5」とガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」が追加され、パワートレインの選択肢が広がりました。
ハンドル制御技術である「G-ベクタリング コントロール(GVC)」を「G-ベクタリング コントロール プラス(GVC プラス)」に進化させ、より高い操縦安定性と乗り心地を実現しました。さらに、マツダコネクトが「Apple CarPlay」や「Android Auto」に対応し、利便性も向上しています。
2022年12月にはエクステリアデザインを刷新し、新ヘッドライトや新リアコンビネーションランプを採用するなどの大幅改良が行われています。サスペンションやシートも改良され、運転支援機能も進化しました。
2023年末に生産が終了したCX-8ですが、その美しいデザインや上質な乗り味、7人乗車が可能な実用性から、現在でも中古車市場で高い人気を誇るモデルです。
買取価格の相場は、2022年~2023年式が166万7,000円~446万4,000円、2018年~2022式は21万9,000円~419万円、2017年式では88万7,000円~289万7,000円です。(2025年7月時点の情報です)
CX-8 のトリビア
CX-8の概要
CX-8は、マツダの国内向けSUVラインアップにおけるフラッグシップモデルとして、2017年12月に登場しました。
3列シートを備え、最大7名までの乗車を可能とする多人数乗りSUVでありながら、マツダが掲げる「魂動」デザインを体現した、流麗でスタイリッシュなエクステリアが特徴です。
単なる多人数車としての機能性だけでなく、上質な内外装、優れた走行性能、高い安全性能を兼ね備え、全ての乗員が快適に移動できる空間を提供することを追求しています。
CX-8の魅力
CX-8の最大の魅力は、スタイリッシュなデザインと多人数乗車の両立です。3列シートSUVでありながら、流れるような美しいフォルムは、従来のミニバンやSUVのイメージを覆し、所有する喜びを与えてくれます。また、高い走行性能と快適な乗り心地を両立している点も魅力です。
室内空間は、3列目まで含めて大人がゆったりと座れる広さが確保されました。6人乗り仕様は2列目にキャプテンシートの選択も可能で、より高い快適性が得られます。
上質な素材を惜しみなく使用したインテリアは、細部にまでこだわりが感じられ、高い質感と高級感を演出しています。長距離移動でも疲れにくいシートや、静粛性の高い車内空間も、同乗者全員が快適に過ごせる重要な要素です。
CX-8は単なる移動手段ではなく、家族や友人と過ごす時間を豊かにする「上質な移動空間」として多くのユーザーを魅了しました。
CX-8のデザイン
CX-8のデザインは、マツダのデザインテーマである「魂動」をベースに、フラッグシップSUVとしての風格と上質さを追求しています。
エクステリアは、水平基調でワイド感を強調したフロントグリルと薄型のヘッドライトが特徴で、精悍かつ洗練された印象です。特に、マツダの共通デザイン要素である「シグネチャーウイング」は、ヘッドライトと一体となり、力強い表情を創り出しています。
サイドビューは、後方に向かって緩やかに下降するルーフラインと、力強く張り出したフェンダーが、SUVらしいダイナミズムとクーペのような流麗さを両立しています。
実際の車幅は日本の道路事情に配慮したサイズでありながら、視覚的なワイド感を巧みに演出しているのが特徴です。リアデザインも、フロント同様に水平基調で、左右に伸びる細身のテールランプが上質さを際立たせます。
CX-8のスペック
CX-8の最終モデル(2022年12月発売)のボディサイズは、全長4,925mm、全幅1,845mm、全高1,730mmと、日本の道路事情に配慮しながらも、堂々とした存在感を放っています。
ホイールベースは2,930mmと長く、これにより広々とした室内空間と優れた走行安定性を実現しました。最低地上高は200mmあり、SUVとしての走破性も確保しており、日常使いからアウトドアまで幅広いシーンに対応可能です。
車両重量は、グレードや駆動方式、搭載エンジンによって異なりますが、おおむね1,700kg台~1,900kg台前半です。最小回転半径は5.8mで、このボディサイズとしては取り回しについてもしっかり考慮されています。燃料タンク容量は、2WD車が72L、4WD車が74Lです。
これらのスペックは、CX-8が単なる大型SUVではなく、日本のユーザーの使い勝手と快適性を追求して設計されたことを示しています。
・ボディサイズ:全長4,925mm×全幅1,845mm×全高1,730mm
・室内サイズ:室内長2,690mm×室内幅1,540mm×室内高1,250mm
・ホイールベース:2,930mm
・最低地上高:200mm
・最小回転半径:5.8m
・車両重量:1,730kg~1,930kg
CX-8のグレード
CX-8の最終モデルのグレード構成は、ユーザーの多様なニーズに応えるために、エンジンタイプ(ガソリン、ディーゼル)と装備レベルに応じて多岐にわたります。
基本的なグレードとして「XD(2.2Lディーゼル)」「25S(2.5Lガソリン)」「25T(2.5Lガソリンターボ)」があり、それぞれに装備内容の異なるサブグレードが設定されています。
サブグレードとしては、充実した標準装備を持つ「スマートエディション」、最上級の素材と装備で極上の空間を提供する最上位グレード「エクスクルーシブモード」、スポーティーな外観と専用装備を持つ「スポーツアピアランス」、黒を基調とした内外装が特徴の「ブラックトーンエディション」が挙げられます。
また、専用の外装による堅牢なイメージながら柔和な表情をデザインした、アウトドア志向の「グランドジャーニー」が特別仕様車として設定されていました。
シート素材(ファブリック、合成皮革、本革、ナッパレザーなど)、シートアレンジ(6人乗り・7人乗り)、ホイールデザイン、安全装備の充実度などの違いによってグレードが分かれ、予算やライフスタイルに合わせて最適な1台を選べました。
【ディーゼル】
・XD(2.2L・2WD/4WD・7人乗り)
・XD スマートエディション(2.2L・2WD/4WD・6人乗り/7人乗り)
・XD ブラックトーンエディション(2.2L・2WD/4WD・6人乗り/7人乗り)
・XD グランドジャーニー(2.2L・4WD・6人乗り/7人乗り・特別仕様車)
・XD スポーツアピアランス(2.2L・2WD/4WD・6人乗り/7人乗り)
・XD エクスクルーシブモード(2.2L・2WD/4WD・6人乗り/7人乗り)
【ガソリン】
・25S(2.5L・2WD/4WD・7人乗り)
・25S スマートエディション(2.5L・2WD/4WD・6人乗り/7人乗り)
・25S ブラックトーンエディション(2.5L・2WD/4WD・6人乗り/7人乗り)
・25S グランドジャーニー(2.5L・4WD・6人乗り/7人乗り・特別仕様車)
・25S スポーツアピアランス(2.5L・2WD/4WD・6人乗り/7人乗り)
・25S エクスクルーシブモード(2.5L・2WD/4WD・6人乗り/7人乗り)
・25T ブラックトーンエディション(2.5Lターボ・2WD/4WD・6人乗り)
・25T エクスクルーシブモード(2.5Lターボ・2WD/4WD・6人乗り)
CX-8のエンジン
CX-8の最終モデルには、大きく分けて3種類のパワートレインがラインアップされていました。
まず、基幹となるのが「SKYACTIV-D 2.2」と呼ばれる2.2L直列4気筒クリーンディーゼルターボエンジンです。発売当初から設定され、最高出力は147kW(200PS)を誇ります。最大トルクは450N・m(45.9kgf・m)と、大排気量自然吸気ガソリンエンジンに匹敵する力強さを持ち、優れた燃費性能を両立しているのが特徴です。
次に、「SKYACTIV-G 2.5」と呼ばれる2.5L直列4気筒ガソリンエンジンです。自然吸気ならではのリニアな加速感が魅力で、最高出力は140kW(190PS)、最大トルクは252N・m(25.7kgf・m)を発揮します。静粛性にも優れており、滑らかな走りを求めるユーザーに適しています。
そして、「SKYACTIV-G 2.5T」と呼ばれる2.5L直列4気筒ガソリンターボエンジンです。最高出力169kW(230PS)、最大トルク420N・m(42.8kgf・m)という圧倒的なパワーとトルクを持ち、多人数乗車時や高速道路でも余裕のある加速を実現します。
CX-8の燃費性能
CX-8最終モデルの燃費性能は、搭載されるエンジンや駆動方式によって異なりますが、SUVとしては良好な数値を達成しています。
最も燃費性能に優れるのは、クリーンディーゼルターボエンジン「SKYACTIV-D 2.2」搭載モデルです。WLTCモード燃費で2WD車が15.8km/L、4WD車が15.4km/Lをマークし、大トルクと低燃費を両立しています。
軽油はガソリンよりも燃料費が安いため、ランニングコストを抑えたいユーザーにとって大きなメリットです。
ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.5」搭載モデルのWLTCモード燃費は、2WD車で12.4km/L、4WD車で12.2km/Lという数値を記録しています。ガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」搭載モデルのWLTCモード燃費は、2WD車で12.0km/L、4WD車で11.6km/Lです。
パワフルな走りを実現しつつも、同クラスのSUVと比較しても優れた燃費性能を誇るため、CX-8はどのエンジンを選んでも長距離移動を快適に、そして経済的に楽しめる1台といえるでしょう。
CX-8のボディカラー展開
CX-8のボディカラーは、マツダのデザインコンセプト「魂動」デザインを際立たせる多彩なラインアップが特徴です。
特に、マツダ独自の塗装技術「匠塗(TAKUMINURI)」による特別色「ソウルレッドクリスタルメタリック」と「マシーングレープレミアムメタリック」、そして最終モデルで追加された「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」は、光の当たり方によって表情を変えてCX-8の持つ上質さと塊感を際立たせることから非常に高い人気を誇りました。
これらの特別色に加え、定番色である「ジェットブラックマイカ」や落ち着いた輝きを持つ「プラチナクォーツメタリック」、深みのある「ディープクリスタルブルーマイカ」、ゴールドにも見えるブラウン系の「チタニウムフラッシュマイカ」、ブルー寄りの大人っぽいグレーである「ポリメタルグレーメタリック」も設定されています。