デミオ の買取ポイント
デミオの人気は?
4代目デミオは走行性能の高さに加え、ディーゼル車が設定されていたことから人気があります。また、4代目より採用された「魂動デザイン」による美しいエクステリアも人気の理由といえるでしょう。
マツダが2014年10月30日に発表した4代目デミオの予約台数は、2014年9月11日~2014年10月26日までで1万9,233台となり、月間販売計画台数の5,000台を大きく上回りました。
MAZDA2のディーゼルモデルは2024年9月をもって終了しているため、デミオのディーゼル車は中古車市場で注目されています。
リセールバリューの傾向は?
デミオは2019年に車名が「MAZDA2」に変わりました。デミオの最終モデルでも6年落ちとなるため、人気車種ではあるものの、リセールバリューは下降傾向にあります。
デミオの買取価格は、6年~8年落ちが約19%、9年落ち以上が約4%です。4代目の後期モデル、かつ車両状態が良ければ、40%近くのリセールバリューで売却できるケースもあります。
高く評価されるには?
デミオの名前で販売されているモデルは「2019年式」が最終となるため、2019年に近い年式の車両は高く評価されるでしょう。パワートレーンでは、ディーゼル車よりガソリン車のほうが高く評価される傾向にあります。
また、装備が充実している「15S Touring L Package」や「XD Touring L Package」も評価の対象となるでしょう。ボディカラーは、マツダの象徴ともいえる「ソウルレッドクリスタルメタリック」の他、「ジェットブラックマイカ」「スノーフレイクホワイトパールマイカ」が人気です。
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デミオは「MAZDA2」の前身で、2019年まで販売されていました。マツダらしい艶やかなエクステリア、キビキビとしたハンドリング、扱いやすいサイズ感から根強いファンがいます。
MAZDA2へ変わったことでリセールバリューが下がりつつあるため、早めの売却がおすすめです。ネクステージの「フルスイング買取」は、納得のいく金額を査定後最短30分で提示します。経験豊富な専門スタッフがお客さまの愛車をしっかりと評価しますので、ぜひご利用ください。
デミオ の歴代モデルを紹介
4代目モデルの特徴
4代目デミオ(DJ系)は、2014年9月に発売されました。モデルによって発売月が異なり、ガソリン車の2WDが9月、ディーゼル車の2WDが10月、4WDが12月です。4代目デミオには、マツダの次世代技術「SKYACTIVテクノロジー」、新デザインテーマ「魂動 -Soul of Motion」が採用されました。
SKYACTIVテクノロジーは、マツダのビジョンでもある「走る歓び(よろこび)」と優れた環境・安全性能の両立をイメージしており、車の基本性能を改良した上で、ハイブリッドシステムなどを採用しています。
デミオには、新開発エンジン「SKYACTIV-G 1.3」「SKYACTIV-D 1.5」の他、「SKYACTIV-CHASSIS(シャシー)」「SKYACTIV-BODY(ボディ構造)」「i-ELOOP(減速エネルギー回生システム)」が採用されました。
グレード構成はガソリン車3グレード、ディーゼル車3グレードの計6グレードです。13S・13S L Package・XD Touring・XD Touring L Packagの4車種にMT車が設定されています。
2015年9月には、モータースポーツのベース車両に最適な装備を備えた「15MB」が追加されました。通常グレードのガソリン車は1.3Lエンジンですが、15MBには1.5Lの「SKYACTIV-G 1.5」が搭載されています。
同年12月の一部改良では、シャークフィンアンテナやシートヒーターが標準装備(グレード別)され、新グレード「13S Touring」も追加されました。この他、ディーゼル車へ「ナチュラル・サウンド・スムーザー」を、ガソリン車にフロントウインドシールド遮音ガラスとトノカバーを採用することで、静粛性を向上させています。
2016年10月の一部改良では、SKYACTIVテクノロジーのひとつ「SKYACTIV-VEHICLE DYNAMICS(新世代車両運動制御技術)」として、G-ベクタリング コントロール・アダプティブ・LED・ヘッドライトなどを全車に標準装備しました。
この他、衝突軽減ブレーキやレーダー・クルーズ・コントロールなどがセットになった「セーフティクルーズパッケージ」を一部グレードに設定しています。
2017年の一部改良では、運転支援システム「i-ACTIVSENSE」を全車に標準装備しました。i-ACTIVSENSEには、先進技術の「スマート・シティ・ブレーキ・サポート(前進時)」「AT誤発進抑制制御(前進時)」が搭載されています。
同年11月には、i-ACTIVSENSEに「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート」「車線逸脱警報システム」「ハイビーム・コントロール・システム」が新たな機能として追加されました。
2018年8月の一部改良では、ガソリン車のエンジンを「SKYACTIV-G 1.5」に変更し、それに伴い1.3Lモデルを廃止しています。2019年7月のフルモデルチェンジを機に、デミオからグローバルネームの「MAZDA2」に変更されました。4代目デミオの買取価格は、15万2,800円~98万9,500円です。
デミオ 3代目モデル (DE系) 2007年式の特徴
3代目デミオ(DE系)は、2007年7月に発売されました。「パーソナル・スマート・コミューター」をコンセプトに、走行性・機能性・安全性・快適性を向上させています。
初代・2代目デミオは背の高いワゴンスタイルでしたが、3代目からは背を低くしたハッチバックに変わりました。ボディサイズは、全長3,885mm~3,895mm×全幅1,695mm×全高1,475mmです。全長は前モデルから30mm~40mm短くなり、全高は55mm低くなっています。
搭載エンジンは「1.3L MZRエンジン」「1.3L MZR ミラーサイクルエンジン」「1.5L MZRエンジン」の3種類となり、1.3L MZR ミラーサイクルエンジンのみCVTが組み合わされます。その他のエンジンは、従来通り4ATと5MTの2種類です。
2011年6月のマイナーチェンジでは、SKYACTIV技術を取り入れた1.3Lの新エンジン「SKYACTIV-G 1.3」搭載グレードを追加しました。SKYACTIV-G 1.3は、クールドEGRやデュアル S-VT(可変バルブタイミング機構/マツダ初)、i-stop(アイドリングストップ機能)により、25.0km/L(JC08モード)の低燃費を実現しています。
また、SKYACTIV-G 1.3搭載グレードにはエンジンアンダーカバー、リアルーフスポイラーなどの空力パーツが採用されているため、高速道路走行時の操縦安定性もアップしました。
2012年5月の一部改良では、中間グレードの「13C-V」を廃止し、特別仕様車の「13C-V スマートエディション」を通常グレードに設定しています。また同年5月には「13C-V スマートエディション」を「13C-V スマートエディション II」へグレード名を変更しました。
3代目デミオの買取価格は、2007年~2011年までのモデルが3万5,800円~20万9,200円、2012~2013年までのモデルが3万6,000円~32万3,000円です。
デミオ 2代目モデル (DY系) 2002年式の特徴
2代目デミオ(DY系)は、2002年8月に発売されました。「心地よいインテリアと走る楽しさがもたらす解放感」をテーマに、デミオのらしさを継承しながら新たな魅力を生み出しています。
そのひとつが、コンセプトの異なる3タイプ(Cozy・SPORT・Casual)で構成されるグレード体系です。Cozyは明るく開放感のある空間が特徴で、内装色も3色のキーカラーを選べます。上質な装備を備えた「Super Cozy」をオプションで設定可能です。
SPORTは、15インチアルミホイールやエアロバンパーなどの専用装備を採用したスポーティーグレードです。Casualはシンプルなデザインが特徴で、ボディカラーが7色用意されています。
搭載エンジンは、CozyとCasualは1.3L DOHCと1.5L DOHCの2種類、SPORTは1.5L DOHCのみです。
2003年11月の一部改良では、全グレードのAT車に4WDモデルを設定しました。デミオに搭載される4WDシステムは、モーターアシスト方式の「電気4WD(e-4WD)」です。通常は2WDで走行し、滑りやすい路面などでの発進時には4WDに切り替わります(任意での切り替えも可能)。
2005年のマイナーチェンジでは、グレードごとに内外装の変更が行われました。なお、このマイナーチェンジで「Cozy」はCasualのオプションパッケージとなり、代わりに1.3Lエンジンのスポーティーモデル「Casual Aeroactive」が追加されています。
2代目デミオの買取価格は、2005年~2006年までのモデルが3万6,500円~9万3,500円です。
デミオ 初代モデル (DW系) 1996年式の特徴
初代デミオ(DW系)は、1996年8月に発売されました。全長3,800mmのコンパクトボディでありながら、自転車を2台積載できるパッケージングが注目を集め、大ヒットを飛ばします。搭載エンジンは、1.3L SOHCエンジン・1.5L SOHCエンジンの2種類です。
1999年のビッグマイナーチェンジでは、安全装備を拡充するとともに、内外装をリフレッシュしました。このマイナーチェンジで全車標準装備となったのは、助手席SRSエアバッグやABS(アンチ・ロック・ブレーキシステム)EBD(電子制御制動力配分システム)、ブレーキアシストです。
2000年9月の一部改良では、新グレード「アレッタ」を追加しました。アレッタには1.5L SOHCエンジンが搭載され、専用エアロパーツ・デカール・メッシュタイプグリルなど、スポーティーな装備が内外装に採用されています。
2001年6月には、異なる魅力を持つ2つのグレード「ピュアレ」と「エアロアクティブ」を追加しました。ピュアレは外板色と内装色のカラーコーディネートが楽しめる質感を高めたグレード、エアロアクティブはエアロパーツを装着したスポーティーなグレードです。どちらも、1.3L SOHCエンジンが搭載されます。
同年11月には、LX-G・アレッタ・GLの3グレードに「スペシャル・シリーズ」を追加しました。スペシャルシリーズはベース車にはない装備が採用されているにもかかわらず、ベース車よりも価格が安くなるというお得なグレードです。この変更に伴い、ベース車はグレードラインアップから除外されました。
デミオ のトリビア
デミオの概要
デミオは、1996年に発売されたコンパクトカーです。初代モデルがデビューした当時はミニバンがブームとなっており、5ナンバーサイズのデミオは流行に少々逆らっている部分がありました。
しかし、ワゴンスタイルのデミオはコンパクトながら室内が広く、ミニバンが抱える立体駐車場問題もクリアをすることから、爆発的なヒット商品となりました。
3代目モデルからは全高が低くなり、ワゴンスタイルからハッチバックへとボディフォルムを変化させています。2019年のモデルチェンジ時にデミオから「MAZDA2」へ車名が変わったため、デミオとしての販売は4代目が最後です。
デミオの魅力
4代目デミオの魅力は、優れた走行性能と美しいデザインです。
現在のコンパクトカーは、室内の広さを重視する傾向にあります。ワゴンスタイルの初代・2代目デミオは室内の広さ、後席や荷室の使い勝手の良さが何よりの魅力でしたが、3代目以降は全高を下げ、走りに重きを置いたハッチバックにスタイルを変更しました。
4代目モデルからは、SKYACTIV技術により運動性能をさらにアップさせています。パワートレーンは従来のガソリンエンジンに加え、ディーゼルエンジンが搭載されました。
また、MT車をガソリン車・ディーゼル車両方に設定したり、アクセルペダルにオルガン式ペダルを採用したりするなど、運転を楽しめる装備が採用されている点もデミオならではの魅力です。
デミオのデザイン
コンパクトカーのデザインは、日常に溶け込む親しみのあるもの、もしくは走りに振り切ったスポーティーなものの2つに大きく分けられます。4代目デミオのエクステリアは、そのどちらにも当てはまらない「美しさ」が大きな特徴です。
4代目デミオには、車に魂を吹き込んだような躍動感のある「魂動デザイン」が採用されています。前に進む力を感じさせる骨格、踏ん張り感のあるタイヤ配置、野生動物の目を思わせる鋭いヘッドライトなど、従来のコンパクトカーにはないエネルギッシュなデザインです。
魂動デザインのイメージカラー「ソウルレッドプレミアムメタリック」を組み合わせることで、美しさと強さにより磨きがかかります。
デミオのスペック
デミオのボディサイズは、全長4,060mm×全幅1,695mm×全高1,500mm~1,550mmとなり、全高だけがグレードにより変わります。
「15C(2WD)」「15MB」の全高は1,500mm、「15C(4WD)」「15S(2WD)」「15S Touring(2WD)」「15S Touring L Package(2WD)」「XD(2WD)」「XD Touring(2WD)」「XD Touring L Package(2WD)」の全高は1,525mmです。
「15S(4WD)」「15S Touring(4WD)」「15S Touring L Package(4WD)」「XD(4WD)」「XD Touring(4WD)」「XD Touring L Package(4WD)」全高は1,550mmとなります。
室内サイズは、全グレード共通の室内長1,805mm×室内幅1,445mm×室内高1,210mmです。当時のライバル車「トヨタ ヴィッツ」の現行車「ヤリス」と比較した場合、わずかながらデミオのほうが狭くなります。ヤリスの室内サイズは、室内長1,845mm×室内幅1,430mm×室内高1,190mmです。
・ボディサイズ:全長4,060mm×全幅1,695mm×全高1,500mm~1,550mm
・室内サイズ:室内長1,805mm×室内幅1,445mm×室内高1,210mm
・ホイールベース:2,570mm
・最低地上高:145mm
・最小回転半径:4.7m~4.9m
・車両重量:1,020kg~1,220kg
デミオのグレード
4代目デミオはガソリン車とディーゼル車があり、それぞれ装備内容がグレードにより変わります。
「15C」はガソリン車のベースグレード、「XD」はディーゼル車のベースグレードです。マニュアルエアコンやハロゲンヘッドライトが標準装備されます。
「15S」は「15C」の上位グレードで、これに該当するディーゼル車のグレードはありません。フルオートエアコンとLEDヘッドライトがオプションで選べるようになります。
「15S Touring」「XD Touring」は中間グレードです。「アクティブ・ドライビングディスプレイ」やアナログタコメーター、フルオートエアコンが標準装備されます。
「XD Touring」「XD Touring L Package」は最上級グレードです。装備がどのグレードよりも充実しています。
「15MB」は、ガソリン車に設定されているモータースポーツベース車両として開発されたグレードです。エンジンにチューニングが施されており、燃料も「ハイオク」となります。また、15MBのみ6MTと4WDが設定されていません。
【ガソリン車】
・15MB(2WD/6AT)
・15C(2WD/6AT)
・15C(4WD/6AT)
・15S(2WD/6AT)
・15S(4WD/6AT)
・15S(2WD/6MT)
・15S Touring(2WD/6AT)
・15S Touring(4WD/6AT)
・15S Touring(2WD/6MT)
・15S Touring L Package(2WD/6AT)
・15S Touring L Package(4WD/6AT)
・15S Touring L Package(2WD/6MT)
【ディーゼル車】
・XD(2WD/6AT)
・XD(4WD/6AT)
・XD(2WD/6MT)
・XD Touring(2WD/6AT)
・XD Touring(4WD/6AT)
・XD Touring(2WD/6MT)
・XD Touring L Package(2WD/6AT)
・XD Touring L Package(4WD/6AT)
・XD Touring L Package(2WD/6MT)
デミオのエンジン
4代目デミオの搭載エンジンはガソリン車とディーゼル車で変わります。
ガソリン車に搭載されているエンジンは、1.5L 水冷直列4気筒DOHC16バルブの「P5-VPS型エンジン」です。15MBにも同じエンジンが搭載されていますが、圧縮比が異なります(15MBは14.8、15Cなどは12.0)。
エンジンスペックは、15MBが最高出力116PS/6,000rpm、最大トルク148N・m/4,000rpm、15MB以外が最高出力110PS/6,000rpm、最大トルク141N・m/4,000rpmです。
ディーゼル車の搭載エンジンは、AT車とMT車で変わります。AT車の搭載エンジンは水冷直列4気筒DOHC16バルブ直噴ターボの「S5-DPTR型エンジン」、MT車は水冷直列4気筒DOHC16バルブ直噴ターボの「S5-DPTS型」です。AT車とMT車で「最大トルクの数値」が変わります。
エンジンスペックは、AT車が最高出力77PS/4,000rpm、最大トルク250N・m/1,500rpm -2,500rpm、MT車が最高出力77PS/4,000rpm、最大トルク220N・m/1,400rpm -3,200rpmです。
デミオの燃費性能
4代目デミオは従来の1.3Lエンジンを廃止し、全グレードが1.5Lエンジンとなりました。排気量が増えると燃費性能は落ちますが、マツダは排気量を増やすことで実燃費の向上を図っています。
ガソリン車のWLTCモード燃費は、2WDが19.0km/L~19.8km/L、4WDが17.2km/Lです。「15S」「15S Touring」「15S Touring L Package」のMT車は、ガソリン車の中で最も数値が高くなっています。15MBはJC08モードでの計測となり、数値は19.2km/Lです。
ディーゼル車の燃費計測も、15MBと同じくJC08モードで行われています。2WDが26.4km/L~30.0km/L、4WDが22.8km/L~23.0km/Lです。ガソリン車と同じく、MT車の燃費性能が高くなっています。
デミオのボディカラー展開
4代目デミオの最終モデルは、グレードにより選べるカラーとカラー数が変わります。
15Cは「ディープクリムゾンマイカ」「エターナルブルーマイカ」「ソニックシルバーメタリック」「ダイナミックブルーマイカ」「ジェットブラックマイカ」「チタニウムフラッシュマイカ」「マシーングレープレミアムメタリック」「ディープクリスタルブルーマイカ」「スノーフレイクホワイトパールマイカ」の9種類から選択可能です。
15S・XD・15S Touring・XD Touring・15S Touring L Package・XD Touring L Packageは、10種類から選べます。
カラーラインアップが「ディープクリムゾンマイカ」「エターナルブルーマイカ」「ソニックシルバーメタリック」「ダイナミックブルーマイカ」「ジェットブラックマイカ」「チタニウムフラッシュマイカ」「マシーングレープレミアムメタリック」「ディープクリスタルブルーマイカ」「スノーフレイクホワイトパールマイカ」「ソウルレッドクリスタルメタリック」です。
15MBには、6種類が用意されています。カラーラインアップは「ディープクリムゾンマイカ」「ダイナミックブルーマイカ」「ジェットブラックマイカ」「ソウルレッドクリスタルメタリック」「マシーングレープレミアムメタリック」「スノーフレイクホワイトパールマイカ」です。