エブリイワゴン の買取ポイント
エブリイワゴンの人気は?
スズキ エブリイワゴンは、商用軽バンのエブリイをベースにし、快適な居住空間と広い荷室など、日常における使い勝手を追求した結果生まれたワンボックスタイプの軽乗用車です。
日常使いからレジャーやアウトドアまで幅広い用途に対応できるため、ファミリー層や仕事で使う方に高い人気を誇っています。軽自動車ならではといえる維持費の安さも、人気の要因のひとつです。
現行モデルはもちろん、過去のモデルにも根強い人気があり、中古車市場でも安定した需要があります。
リセールバリューの傾向は?
エブリイワゴンのリセールバリューは、軽自動車の中でも比較的安定している傾向です。特に、年式の新しいモデルや走行距離の少ない車両は高いリセールバリューが期待できます。
人気の高いグレードや両側パワースライドドアなどの快適装備が充実している車両は、さらに高値で取引される傾向です。
買取価格の相場は、全体で見ると3万5,000円~203万7,000円です。年式ごとに比較すると、2024年式は145万7,000円~203万7,000円、2021年式は80万2,000円~170万2,000円、2018年式は15万2,000円~147万1,000円、2015年式は4万4,000万円~114万6,000円 と、古くなるにつれて金額が下がっていきます(2025年7月時点の情報です)。
高く評価されるには?
エブリイワゴンの売却時に高額査定を得られるかどうかは、グレードが深く関係しています。高値が付く傾向のあるグレードを見てみましょう。
PZターボスペシャルの4WD は6万円~203万7,000円、2WDは4万4,000円~193万円、PZターボの4WDは4万円~179万3,000円、2WDは3万5,000円~160万2,000円というのが買取価格の相場です(2025年7月時点の情報です)。
またボディカラーは、ホワイトとブラックの定番色が、査定時に有利に働く傾向があります。
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エブリイワゴン の歴代モデルを紹介
エブリイワゴン3代目モデル(DA17W型)2015年式
3代目エブリイワゴンは、2015年2月のフルモデルチェンジを受けて誕生しました。荷室長・荷室幅・荷室高・荷室床面長が延長されたことで、荷室が拡大しました。
商用車としての高い実用性に、乗用車としての快適性や安全性を高いレベルで融合させたモデルとして、幅広い層から支持されています。特に子育て中のファミリー層やアウトドアを楽しむ層にとって、その広い室内空間と積載能力、そして充実した安全装備は大きな魅力です。
特に注目すべきは、クラストップの室内空間を実現した点でしょう。後席の足元スペースは大幅に拡大され、大人4人がゆったりと座れる居住性を確保しています。また、荷室の広さも向上し、さまざまな用途に対応できる積載能力を備えています。
両側スライドドアは前モデルから引き続き採用され、特に一部のグレードに標準装備されている両側電動スライドドアは、狭い場所での開閉や子どもの乗り降りにも便利です。
スライドドアの開口幅も拡大され、荷物の積み下ろしも容易になりました。低床設計も徹底され、高齢者や子どもでも乗り降りしやすいように配慮されています。
エンジンは、R06A型660cc直列3気筒DOHC VVTターボエンジンが搭載されました。このエンジンは自然吸気エンジンにも採用されているVVT(可変バルブタイミング)に加え、ターボチャージャーを組み合わせることで、低回転域から力強いトルクを発揮し、高回転域までスムーズに加速します。
これにより、街乗りから高速道路まで、あらゆるシーンで余裕のある走りを実現しました。トランスミッションは全車に4速ATが採用され、スムーズな変速と燃費性能の両立が図られました。2WD(FR)と4WDが用意され、多様な路面状況に対応できる高い走破性を誇ります。
インテリアは、上質さと機能性を両立したデザインになりました。視認性の高いメーターや操作しやすいエアコンスイッチなど、ドライバーにとって使いやすいコックピットが構築されています。
シートは座り心地を追求した新設計となり、長時間のドライブでも快適です。収納スペースも豊富にあり、スマートフォンや小物などの収納に便利に使えます。多彩なシートアレンジは健在で、フルフラットモードやウォークスルーモード、リアシートを格納して広大な荷室を確保するなど、用途に応じて自由に空間をアレンジできます。
安全装備も大幅に強化され、「スズキセーフティサポート」というスズキの予防安全技術が導入されました。デュアルカメラブレーキサポート(衝突被害軽減ブレーキ)をはじめ、誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能、ハイビームアシストなどが搭載され、ドライバーの安全運転をサポートします。
3代目モデルの買取価格は、2020年式以降のモデルは60万円台から200万円台、それ以前の年式だと4万円台から150万円台程度で取引されるのが一般的です(2025年7月時点の情報です)。
エブリイワゴン2代目モデル(DA64W型)2005年式
2代目エブリイワゴンは、2005年8月のフルモデルチェンジを受けて誕生しました。初代で築いた乗用軽ワゴンとしての基盤をさらに進化させ、軽ミニバンとしての地位を確立したモデルです。
実用性と快適性を高次元で融合させた車として、幅広いユーザーから支持を集めました。
両側スライドドアは引き続き採用され、特に右側にもパワースライドドアが設定されたことで、使い勝手が飛躍的に向上しています。
また開口部の拡大により、荷物の積み下ろしや後席への乗り降りもよりスムーズに行えるようになりました。ボディサイズは初代から変わらず軽自動車規格いっぱいながら、ハイルーフ仕様のモデルも設定され、さらに室内空間の有効活用が図られました。
エクステリアは、フロントマスクにワゴンRのイメージを残しつつ、ボンネットが存在感を主張するボクシーなスタイリングが特徴です。サイドウィンドウはピラーがブラックアウトされ、一枚板の大きなガラスに見えるようなスタイリッシュな外観に生まれ変わりました。
インテリアは初代よりもさらに質感が高まり、乗用車らしい快適な空間が演出されました。インパネデザインは一新され、操作しやすいスイッチ類や視認性の高いメーターが配置されています。
シートのクッション性やホールド性が向上し、長距離ドライブでの疲労軽減にも配慮されました。多彩なシートアレンジも引き続き採用され、フルフラットモードやウォークスルーモードなど、用途に応じた使い方が可能です。
エンジンは、660cc直列3気筒DOHCエンジンが引き続き採用されましたが、後期モデルでは自然吸気エンジンが廃止され、全車ターボエンジン搭載となりました。ターボエンジンのセッティングが見直され、中低速トルクが向上し、ストップ・アンド・ゴーが多い街中での走りやすさが追求されました
トランスミッションは、当初は3速AT、4速AT、5速MTが用意されていましたが、後期モデルでは4速ATのみという設定に変更され、滑らかな変速フィールと燃費性能のバランスが図られました。駆動方式はFRと4WDから選べます。
安全装備としては、運転席・助手席SRSエアバッグ、ABS、セキュリティアラームが全車に標準装備されました。また、衝突安全性の高い軽量衝撃吸収ボディ「TECT」を採用することで、万が一の衝突時における乗員の保護性能も向上しています。
さらに、一部グレードには、後方障害物センサーやバックモニターなどの駐車支援システムも設定され、狭い場所での取り回しが容易になりました。
エブリイワゴン初代モデル(DA52W型)1999年式
初代エブリイワゴンは、1999年6月に生まれました。商用軽バンであるエブリイをベースとしながら、乗用ワゴンとしての機能を充実させたモデルにエブリイワゴンという呼称が与えられた形です。
軽自動車規格による限られたスペースの中で、最大限の室内空間を確保することを目指しました。フロントにボンネットを設け、前輪を運転席より前方に配置するセミキャブオーバー型のデザインを採用したことで足元空間が広がり、フロアも低く抑えられたことで優れた乗降性が保持されています。
室内高も十分に確保され、大人4人がゆったりと座れる居住性を実現しています。特に後席はスライドドアの採用により乗り降りがしやすく、子どもの乗降性にも配慮されました。リアシートの格納機構が充実し、広い荷室を確保できるなど、レジャー用途にも対応できる積載能力も魅力でした。
初代エブリイワゴンのグレード展開は、登場当初は「ジョイポップターボ」「ジョイポップエアロターボ」の2種類でしたが、のちに「ジョイポップ」「ジョイポップターボL」「ジョイポップターボS」「ジョイポップターボPZ」「スポーツ」などが設定され、多岐にわたりました。
エンジンは、当初は660cc直列3気筒DOHCターボエンジンのみでしたが、2001年の一部改良でターボなしのグレードも追加されます。ターボエンジン搭載モデルは、軽自動車ながらも高速走行や坂道でも十分なパワーを発揮し、快適なドライブを可能にしました。
トランスミッションは当初は3速ATと5速MTという設定でしたが、のちに3速ATが4速ATに変更されます。駆動方式はFRと4WDが用意されました。FRは後輪駆動ならではといえる走行安定性があり、4WDは雪道や悪路での走破性に優れていました。
内装は、商用バンからの派生モデルとは思えないほど乗用車らしい雰囲気を持ち、シート生地の質感やインパネのデザインにも配慮されていました。
利便性を高める装備として、集中ドアロックやパワーウィンドウ、エアコンなどが標準装備またはオプションで設定されました。安全装備としては、運転席エアバッグが全車に標準装備され、一部グレードでは助手席エアバッグもオプションで選択可能でした。
初代エブリイワゴンはそれまでの軽バンベースのワゴン車とは一線を画し、乗用車としての魅力と実用性を兼ね備えたモデルとして、当時の軽ワゴン市場において確固たる地位を築いた存在といえます。
特に子育て世代やアウトドア愛好家など、多用途に使えるクルマを求めるユーザーから高い支持を得ました。
エブリイワゴン のトリビア
エブリイワゴンの概要
スズキ エブリイワゴンは、商用バンであるエブリイをベースに、乗用車としての快適性や利便性を追求して生まれたワンボックスタイプの軽乗用車です。
1999年に登場した初代モデル以降、広い室内空間と高い積載能力、そして軽自動車ならではの維持費の安さから、ファミリー層やアウトドア愛好家、さらには個人事業主など幅広い層から支持を集めています。
特に両側スライドドアの採用や低床設計、多彩なシートアレンジなど、利便性を追求した設計が特徴で、日常生活からレジャーまで、多岐にわたるシーンで活躍するオールマイティーな1台として人気を博しています。
エブリイワゴンの魅力
エブリイワゴンの最大の魅力は、広大な室内空間と高い積載能力にあります。軽自動車でありながら、大人4人がゆったりと座れる居住性を確保し、後席を格納すれば自転車やキャンプ用品といった大きな荷物も積載可能です。
両側スライドドアは、狭い場所での乗り降りや荷物の積み下ろしに便利で、特に子どものいる家庭には重宝されます。また低床設計により、小さな子どもから高齢者まで乗り降りしやすい点も魅力です。
軽自動車ならではの経済性も大きなポイントで、税金や保険料、燃費などの維持費が安く抑えられるため、家計に優しい1台といえるでしょう。最小回転半径が小さく、狭い道や駐車場でも取り回しがしやすいなど、日常使いでの運転のしやすさも魅力のひとつです。
これらの要素が高次元でバランスされており、多用途に使える万能な軽ワゴンとして幅広い層に支持されています。
エブリイワゴンのデザイン
エブリイワゴンのデザインは、実用性と機能性を追求したキャブオーバースタイルが特徴です。歴代モデルを通じて、最大限の室内空間を確保するためにスクエアなボディ形状を基本としています。
しかし単なる機能美に留まらず、各世代で乗用車らしいスタイリングも取り入れられてきました。例えば現行の3代目モデルでは、大きなヘッドライトやメッキグリルを採用することで、親しみやすさの中に力強さと存在感を表現しています。
また、サイドのキャラクターラインやリアのデザインも、洗練された印象を与えます。カラーリングも、定番色から個性的な色まで幅広く展開されており、ユーザーの好みに合わせて選べる選択肢の多さもデザイン面での魅力といえるでしょう。
エブリイワゴンのスペック
エブリイワゴンの現行モデル(3代目)のスペックは、軽自動車規格いっぱいのボディサイズを最大限に活用し、広大な室内空間と取り回しの良さの両立を考慮したものです。
ボディサイズは全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,815mm(ハイルーフ車は1,910mm)で、軽自動車の上限に設定されています。特にハイルーフ車は、クラストップレベルの室内寸法を実現しており、室内長2,240mm×室内幅1,355mm×室内高1,315mm(ハイルーフ車)と、大人4人がゆったり過ごせる広さを誇ります。
2,430mmという比較的長いホイールベースは、直進安定性に寄与する要素です。一方で、最小回転半径は4.5mと小さく、狭い路地でのUターンや駐車時の取り回しに優れ、日本の運転環境に最適化されています。
最低地上高は150mmあるため、日常使いにおいては段差などを気にすることなく走行できるでしょう。車両重量は980kg~1,050kgと、広いボディながらも軽量化が図られており、燃費性能にも貢献します。
これらのスペックは、エブリイワゴンが単なる商用バンの派生車ではなく、乗用車としての快適性と実用性を高次元で融合させた、優れたパッケージングを持つことを示しています。
・ボディサイズ:全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,815mm(ハイルーフ車は1,910mm)
・室内サイズ:室内長2,240mm×室内幅1,355mm×室内高1,315mm(ハイルーフ車は1,420mm)
・ホイールベース:2,430mm
・最低地上高:150mm
・最小回転半径:4.5m
・車両重量:980kg~1,050kg
エブリイワゴンのグレード
エブリイワゴンの現行モデル(3代目)のグレード構成は、「PZターボ」と「PZターボスペシャル」の2つを基本としており、比較的シンプルです。
「PZターボ」は、2024年3月に廃止された「JPターボ」の上位グレードで、ベースグレードの「JPターボ」と比較して、快適装備がさらに充実しています。
両側パワースライドドアが標準装備となることに加え、アルミホイールやフォグランプなども追加され、外観の質感も向上しました。また、オートエアコンやキーレスプッシュスタートシステムなども採用され、利便性が格段に向上します。
「PZターボスペシャル」はエブリイワゴンの最上級グレードです。「PZターボ」の装備に加え、LEDヘッドランプや本革巻ステアリングホイール、助手席シートアンダーボックスなど、さらに上質で快適な装備が追加されています。
シート生地の質感も向上しており、よりプレミアムな乗り心地を求める方におすすめのグレードです。
「PZターボ」「PZターボスペシャル」のそれぞれに標準ルーフとハイルーフが用意され、また2WDと4WDから選べます。
・PZターボ(0.66L・2WD/4WD・標準ルーフ/ハイルーフ)
・PZターボスペシャル(0.66L・2WD/4WD・標準ルーフ/ハイルーフ)
エブリイワゴンのエンジン
エブリイワゴンの現行モデル(3代目)に搭載されているのは、R06A型660cc直列3気筒DOHC インタークーラーターボエンジンです。このエンジンは、総排気量658ccの軽自動車用エンジンで、スズキの多くの軽自動車に採用されています。
特徴は、吸気側にVVT(可変バルブタイミング)機構を採用し、ターボチャージャーを組み合わせることで、低回転域から豊かなトルクを発生させる点です。これにより、街中での発進や加速、高速道路での合流など、さまざまな走行シーンでスムーズかつパワフルな走りを提供します。
具体的な性能としては、最高出力47kW(64PS)/6,000rpm、最大トルク95N・m(9.7kgf・m)/3,000rpmです。広い室内空間を持つエブリイワゴンをストレスなく走行させるための、十分な動力性能を備えています。
エブリイワゴンの燃費性能
エブリイワゴンの現行モデル(DA17W型)の燃費性能は、その広い室内空間とターボエンジンを搭載していることを考慮すると、優れた数値といえるでしょう。
WLTCモード燃費は全グレード・全駆動方式に共通で15.1km/Lです。これは街乗り、郊外、高速道路の各モードを平均した実走行に近い燃費を示すもので、日常使いからレジャーまで幅広いシーンでの燃料消費量を把握するのに役立ちます。
一方JC08モード燃費では、2WD(FR)車が19.4km/L、4WD車が19.2km/Lという数字が記録されています。FFの乗用軽自動車に比べるとやや劣る数値ではあるものの、荷物を積載することも想定されたFRベースのキャブワゴンとしては高い水準といえるでしょう。
実用性を重視した設計とエンジンの高効率化によって、このクラスの車両としては良好な燃費性能を実現しています。
エブリイワゴンのボディカラー展開
エブリイワゴンの現行モデルで設定されているボディカラーは、実用性と市場における需要を反映した展開が特徴です。
「パールホワイト(有償色)」「ブルーイッシュブラックパール3」「シルキーシルバーメタリック」といった定番色をはじめ、「アイビーグリーンメタリック」「モスグレーメタリック」のように、落ち着いた色味ながら個性を打ち出せる色も展開されています。
さらに、「デニムブルーメタリック」「ツールオレンジ」のように個性を演出できる特徴的な色味も用意されているため、用途に合わせたこだわりの一台を選べるでしょう。