C-HR の買取ポイント
C-HRの人気は?
C-HRは、コンパクトSUV市場に新たなスタイルを提案したモデルです。先進的なデザインと高い基本性能を両立し、発売翌年の2017年にはSUV新車販売台数で第1位を記録しました。
一般社団法人日本自動車販売協会連合会によると、2017年1月~12月におけるC-HRの販売台数は11万7,299台です。
クーペスタイルの外観、TNGAプラットフォームによる優れた走行安定性、充実した安全装備から人気を博しました。
リセールバリューの傾向は?
コンパクトSUVは世界的に人気があるため、リセールバリュー全体的に高い傾向にあります。しかし、個性的なデザインのC-HRは評価が分かれやすく、近年はリセールバリューが下降気味です。
C-HRは、フルモデルチェンジを行わないまま2023年7月に生産が終了しました。そのため、リセールバリューは「年式」によって大きく変わります。エンジンタイプに関しては、デビューした2017年式から最後までハイブリッド車が人気です。
C-HRのリセールバリューは残価が高いグレードで見ると1年落ちが約76%、3年落ちが約60%、5年落ちが約58%がひとつの目安です。
高く評価されるには?
C‑HRの買取価格を上げるポイントは、人気グレードやボディカラー、走行距離です。ハイブリッド車の「G」は特に人気が高く、走行距離が少ないほど評価が上がります。
また、GR SPORTや特別仕様車「G-T Mode-Nero Safety Plus」も人気があり、状態が良ければ高く評価されるでしょう。
ボディカラーで評価されやすいのは、需要が高い白や黒などの定番カラーです。
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C-HRは、クーペスタイルのデザインと高い機能性を有するコンパクトSUVです。TNGAプラットフォームがもたらす優れた走行性能や安全装備により、幅広い層から支持を集めました。
愛車を少しでも高い値段で売却するには、信頼できる業者を選ぶことが第一歩です。ネクステージの「フルスイング買取」は、中間マージンのない高額査定が可能です。店舗の他、自宅への無料出張も承っていますので、ぜひご利用ください。
C-HR の歴代モデルを紹介
C-HR 初代モデル(NGX10型・NGX50型)2016年式
コンパクトSUVに属するC-HRは、2016年12月に販売されました。トヨタが進める車づくりの構造改革「TNGA(Toyota New Global Architecture)」の第2弾となり、第1弾のプリウスとプラットフォームを共有しています。
デザインコンセプトの「センシュアル スピードクロス」は、スピード感あふれるキャビンやボディ、SUVの力強い走りを意味します。グレードは異なる4タイプが用意され、ライフスタイルに合わせた選択が可能です。
さらに、さまざまな路面条件下でテストを実施し、「レスポンス」「リニアリティ」「コンシステンシー」などの主要特性を強化することで優れた操縦安定性を実現しました。
全車に衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」、電動パーキングブレーキを標準装備しています。「G」および「G-T」には、ブラインドスポットモニターやクリアランスソナー&バックソナーが標準で装備されました。
また、全ての光源をLED化した特別仕様車「LED Edition」を、2017年11月に新たに追加しています。
2018年5月の一部改良では、1.2Lターボ車に新たに2WD車が追加されました。また、全ての光源をLED化した大型ヘッドランプを標準搭載しています。
2018年12月には、2種類の特別仕様車を新たに発売しました。ブラック基調の「Mode-Nero」はスポーティーでクール、ブラウン基調の「Mode-Bruno」は上質さと落ち着きのあるデザインが特徴です。バックカメラとリヤクロストラフィックアラートが特別装備として追加され、安全性が強化されました。
2019年10月のマイナーチェンジでは、ヘッドランプなどエクステリアデザインの変更を行うとともに、「GR SPORT」を新たに追加しています。
スマートフォンとの連携を可能にしたディスプレイオーディオや車載通信機を標準搭載し、静止物を検知して衝突被害を軽減するインテリジェントクリアランスソナーなどの安全装備がオプションで提供されました。
2020年8月の一部改良では、Toyota Safety Senseの機能を拡充しています。夜間歩行者や自転車運転者、交差点右折時に直進してくる対向車や歩行者を検知可能にしました。また、低速時加速抑制機能や緊急時操舵支援機能、ロードサインアシストなども全車に標準搭載しています。
2021年6月に「Mode-Nero Safety PlusII」、2022年8月に「Mode-Nero Safety PlusIII」と、2年連続で特別仕様車を追加しました。
C-HRは発売開始から約7年後の2023年7月に国内の生産・販売を終了しています。
C-HRの買取価格は、2016年式~2019年式までのモデルが5万7,000円~271万5,000円、2019年式~2024年式までのモデルが36万8,000円~320万円です(2025年9月時点の情報です)。
C-HR のトリビア
C-HRの概要
C-HRは、2016年に国内販売を開始したコンパクトSUVです。当時としては珍しい、クーペフォルムを有したクロスオーバーモデルとして誕生しました。
トヨタが掲げるTNGAという新しい設計思想に基づき、デザイン性と走行性能、燃費性能を高次元で実現しています。また衝突回避支援パッケージ Toyota Safety Sense Pなど先進的な安全機能を備えている点も特徴です。
発売翌年の2017年にはC-HRの販売台数が11万7,299台となり、SUV新車販売台数第1位を獲得しています。高い人気を得たにもかかわらず、2023年7月にC-HRの日本国内での販売を終了しました。
C-HRの魅力
C-HRの魅力は、洗練されたデザインと優れた走行性能です。クーペフォルムのSUVは今でこそ一般化してきましたが、C-HRがデビューした当時はまだ珍しい存在でした。
そこにトヨタのグローバルデザイン「キーンルック」と「アンダープライオリティ」が加わることで、他のSUVにはない存在感を醸し出しています。
走行性能の特徴は、TNGAプラットフォームによる優れた乗り心地と操縦安定性、欧州で鍛えた運動性能です。チューニングモデル「GR SPORT」は、通常モデルよりもスポーティーな走りを楽しめます。
また、ハイブリッド車には高効率・小型・軽量なハイブリッドシステムが搭載され、クラストップレベルの燃費性能を実現しました。
全車に先進予防安全装備「Toyota Safety Sense P」を標準搭載しているため、安全性能も優れています。
C-HRのデザイン
C-HRのエクステリアは、デザインコンセプト「センシュアル スピードクロス」に基づくクーペのような躍動感、SUVの力強さを融合させた独創的なスタイルが特徴です。
外観はダイヤモンドをモチーフにしたデザインで、絞り込まれたボディと力強く張り出したホイールフレアにより、先進性と存在感を備えています。
はっきりとしたボディラインや艶やかな面質が光を美しく反射し、大人の感性に響く上質な存在感を放つスタイルです。コンパクトSUVでありながら、スタイリッシュさと個性を備えています。
C-HRのスペック
C-HRのボディサイズは、グレードによって異なります。全長は「GR SPORT」が4,390mm、それ以外は4,385mmです。全幅は全グレード共通して1,795mmとなっています。
全高はガソリン車4WDの「S-T」と「G-T」が1,565mmと他より少し高く、ガソリン車2WDと「GR SPORT」、ハイブリッド車は同じ1,550mmです。最低地上高もそれぞれ155mmと140mmで、4WDの「S-T」「G-T」が15mm高く設定されています。
なお、一般的な機械式立体駐車場(標準ルーフ)の上限は1,550mm以下が目安です。この条件の機械式立体駐車場であれば、最も背が高いハイブリッド車も駐車できます。
室内サイズは全グレード共通で、室内長1,800mm×室内幅1,455mm×室内高1,210mmです。ライバル車である「ホンダ ヴェゼル」の室内サイズは、室内長2,020mm×室内幅1,445mm×室内高1,225mm~1,240mmと、C-HRよりも少し余裕があります。
・ボディサイズ:全長4,385mm~4,390mm×全幅1,795mm×全高1,550mm~1,565mm
・室内サイズ:室内長1,800mm×室内幅1,455mm×室内高1,210mm
・ホイールベース:2,640mm
・最低地上高:140mm~155mm
・最小回転半径:5.2m
・車両重量:1,390kg~1,480kg
C-HRのグレード
C-HRにはハイブリッド車とガソリン車(1.2Lターボ)があり、ハイブリッド車のS・G、ガソリン車のS-T・G-Tの4グレードで構成されています。
「S」は、ハイブリッドのベースグレードです。Toyota Safety Sense Pや電動パーキングブレーキなどを標準装備していますが、オートレベリング機能付LEDヘッドランプなどは装備されていません。
「G」は、Sの上位グレードです。本革+上級ファブリックのシート、18インチアルミホイール、ブラインドスポットモニターを標準装備し、快適性・上質さを高めています。
「S-T」は、ガソリン車のベースグレードです。2WDと4WDがあり、2WDのトランスミッションはCVTに加え6速iMTも用意されています。
「G-T」は、S-Tの上位グレードです。18インチアルミホイールやLEDフロントフォグランプ、上級ファブリックや本革のインテリアが採用されています。
「GR SPORT」は、TOYOTA Gazoo Racingのチューニングを施したスポーティーモデルです。専用サスペンション、19インチアルミホイール、専用フロントデザイン、GRエンブレム、スポーティーシートなどが装備されています。
【ガソリン車】
・S-T(2WD CVT)
・S-T(2WD 6速iMT)
・S-T(4WD CVT)
・G-T(2WD CVT)
・G-T(2WD 6速iMT)
・G-T(4WD CVT)
・S-T GR SPORT(2WD CVT)
・S-T GR SPORT(4WD CVT)
・S-T GR SPORT(2WD 6速iMT)
【ハイブリッド車】
・S(2WD)
・G(2WD)
・S GR SPORT(2WD)
C-HRのエンジン
ガソリン車は、全グレード共通で1.2L 直列4気筒インタークーラー付きターボエンジン「8NR-FTS」を搭載しています。エンジンスペックは最高出力116PS/5,200~5,600rpm、最大トルク185N・m/1,500~4,000rpmです。
ハイブリッド車は、1.8L直列4気筒エンジン「2ZR-FXE」を搭載しています。エンジンスペックは最高出力98PS/5,200rpm、最大トルク142N・m/3,600rpmです。
モーターは交流同期電動機「1NM」で、最高出力は53kW(72PS)、最大トルクは163N・mを発揮します。
C-HRの燃費性能
C-HRのWLTCモード燃費は、ガソリン車が14.3km/L~15.4km/L、ハイブリッド車が25.0km/L~25.8km/Lです。ガソリン車は駆動方式とトランスミッションで燃費性能が変わり、ハイブリッド車はグレードで異なります。
燃費性能が最も高いのはGとSの25.8km/Lです。S GR SPORTは25.0km/Lと少し劣ります。
ガソリン車の中で最も燃費が良いのは、2WDの6速iMT車で15.4km/Lです。最も燃費が悪いのは4WDの14.3km/L、次いで2WDのCVTの14.9km/Lとなっています。
ライバル車の「ホンダ ヴェゼル」はガソリン車(4WDのみ)が15.0km/L、ハイブリッド車が21.3km/L~26.0km/Lとなるため、燃費性能は同等です。
C-HRのボディカラー展開
C-HRのボディカラーは、モノトーンカラー8種類、ツートンカラー8種類の全16色が用意されています。
モノトーンカラーのラインアップは、「ホワイトパールクリスタルシャイン」「メタルストリームメタリック」「ブラックマイカ」「センシュアルレッドマイカ」「ダークブラウンマイカメタリック」「イエロー」「ラディアントグリーンメタリック」「ブルーメタリック」です。
ツートンカラーは、「ホワイトパールクリスタルシャイン&ブラック」「メタルストリームメタリック&ブラック」「ブラックマイカ&ホワイト」「センシュアルレッドマイカ&ブラック」「ダークブラウンマイカメタリック&ホワイト」「イエロー&ブラック」「ラディアントグリーンメタリック&ホワイト」「ブルーメタリック&ホワイト」が用意されています。
