パッソ の買取ポイント
パッソの人気は?
トヨタ パッソは、日本の道路事情や暮らしにフィットしたコンパクトカーとして幅広い層に支持されてきました。手軽なサイズ感と優れた燃費性能、サイズ感に反して広い室内空間、充実した装備が魅力で、初めての車選びや日常使いに最適なモデルです。
生産終了していますが、最終モデルは2023年式の2年落ちなので比較的新しい車種が流通しており、過去の買取実績では150万円以上の査定額が付いたケースもあります。
リセールバリューの傾向は?
パッソが販売されていたのは2004年~2023年です。100万円を超える買取価格が付く可能性があるのは、2016年~2023年に発売されていた3代目モデルとなっています。
相場が最も高いのは特別仕様車の「モーダ チャーム」で、直近の6か月では2021年式に124万2,000円の買取価格が付いた事例があります。それに続くのが「X Lパッケージ」「モーダ」「モーダ Gパッケージ」です(2025年7月時点の情報です)。
高く評価されるには?
買取価格は、年式が古くなるにつれて低くなっていくのが一般的で、パッソもその傾向は同様です。年式ごとの査定価格の相場を確認してみましょう。
2023年式は89万2,000円~150万1,000円、2022年式は39万2,000円~139万円、2021年式は34万2,000円~127万4,000円、2020年式は43万5,000円~122万2,000円、2019年式は24万2,000円~116万6,000円です。
1年経過するごとに10万円以上価格が下がる可能性もあるため、パッソの売却を検討している場合は、早めに査定を受けたほうが高値が付きやすいでしょう。
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パッソ の歴代モデルを紹介
パッソ 3代目モデル(M700A型)2016年式
2016年4月のフルモデルチェンジを受けて登場した3代目パッソは、「街乗りスマートコンパクト」をテーマに、内外装の質感向上が実施されました。上質なインテリアや豊富なカラーバリエーションの実現により、より多様なユーザーにアプローチするモデルです。
ボディサイズは2代目とほぼ同じではあるものの、前席と後席の間隔が75mm拡大しています。
パワートレインは、2代目まで設定されていた1.3Lモデルは廃止され、全モデルが1.0Lに一本化されました。先代と同じ1.0L直列3気筒DOHCエンジン「1KR-FE」を採用し、軽量ボディと組み合わせることで、燃費性能の向上に寄与しています。
JC08モード燃費は最高28.0km/L(2WD)と、コンパクトカーの中でもトップクラスの低燃費です。安全性能では衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報機能などの「スマートアシストII」を搭載し、安全・安心の運転をサポートします。
エクステリアデザインは選べる2つの小粋なスタイルを採用し、シンプルと上品をテーマとした「X」系統と「モーダ」系統のグレードに分けられました。
「X」にはシンプル装備中心の「Lパッケージ」「Sパッケージ」などが、「モーダ」には専用デザインや上級装備を備えたバリエーションがそろいます。また、4WD仕様も用意され、雪国や悪路でも安心して使える点も評価ポイントといえるでしょう。
Xはシンプルな印象で、モーダは丸型ヘッドランプやメッキ加飾で上質さを強調しているのが特徴です。ボディカラーも豊富で、ツートーン設定もあり、ユーザーの好みに応じて選べる楽しさがあります。
インテリアは、ベージュやブラウンを基調とした、明るく開放的な雰囲気が特徴です。視認性の高い大型メーター、収納スペースの工夫、フルフラットにできる後席など、実用性と居住性の高さが光ります。
シートは着座位置が高めに設定され、乗り降りのしやすさと視界の良さを両立しました。荷室容量もクラストップクラスで、日常使いからレジャーまで幅広いニーズに対応します。
2018年の一部改良で安全装備がさらに充実し、LEDヘッドランプやオートエアコンなど快適装備もグレードアップしました。衝突回避支援システムも「スマートアシストIII」に進化し、歩行者検知機能付きの衝突回避支援や先進の安全機能が追加されます。これにより、より一層安心して運転できるモデルとなり、幅広い世代からの支持が続きました。
パッソ 2代目モデル(KGC30型)2010年式
2代目パッソは、初代モデルの「使いやすさ」をさらに進化させたコンパクトカーとして開発され、2010年2月に登場しました。
女性目線での車づくりが徹底され、商品企画段階から女性スタッフを中心に改良が進められました。フロントピラーの形状が変更され視界が良好になり、運転席から手の届く範囲に収納スペースを設置することで、運転のしやすさや使い勝手が向上しています。
基本的なコンセプトは踏襲されており、全長がわずかに伸びた以外、プラットフォームもホイールベースも初代と同じ仕様です。コンパクトなボディによる取り回しの良さと余裕のある室内空間を両立しています。
エクステリアは丸みを帯びた柔らかいシルエットが特徴で、親しみやすく、かわいらしさを感じさせるデザインに仕上げられています。カラーバリエーションも豊富で、シンプルなものから個性的なものまで選択肢が幅広く、若年層や女性にも高い人気を誇りました。
インテリアは、シンプルで分かりやすい操作系統や多彩な収納スペース、フラットになるリアシートなど、日常の利便性が重視されています。コラムシフトや広い開口部、低床設計なども相まって、老若男女問わず乗り降りしやすい室内空間です。
エンジンは、1.0Lモデルは1KR-FE型が踏襲され、1.3Lモデルには新たに開発されたDUAL VVT-iを搭載した1NR-FE型が採用されました。トランスミッションは全モデルでCVTに変更され、燃費の向上に貢献しています。
安全面では、VSC&TRCやSRSエアバッグ、衝突安全ボディなどの基本性能が装備されています。上級グレードにはサイドエアバッグやカーテンエアバッグも用意されており、安全性の高さが評価されました。
グレードは、ベーシックな「X」、装備が充実した「X Lパッケージ」、一部の装備を簡略化した「X Vパッケージ」、1.3Lモデルの「G」、上質なモデルである「プラスハナ」「プラスハナ Cパッケージ」という構成です。
2010年9月には特別仕様車「1.0X ユルリ」が発表されます。ベンチシートやドア施錠・開錠、エンジンの始動が楽なイモビライザー機能付きのキーフリーシステム、リヤワイパーなどを装備し、使い勝手が高められました。
2014年4月にはマイナーチェンジが行われ、1.0L車のエンジンに改良が施されたことで燃費が向上しました。さらに、アイドリングストップ機能など、多数の燃費向上技術も採用されています。
パッソ 初代モデル(KGC10型)2004年式
初代パッソは「マイ・パートナー・コンパクト」をコンセプトに開発され、2004年6月に「プチトヨタ」のキャッチフレーズとともに、トヨタ最小のコンパクトカーとして誕生しました。
エンジンは、1.0L直列3気筒の「1KR-FE」と1.3L直列4気筒の「K3-VE」の2種類が用意され、トランスミッションは4速ATです。1.0Lには、2WDだけでなく4WDの選択肢も設定されていました。
コラムシフトと足踏み式パーキングブレーキが採用され、運転席と助手席の間の足元スペースが広く使え、前席から後席への移動もスムーズです。さらに、小物を収納できるスペースがダッシュボードにも設けられるなど、女性ユーザーを強く意識して設計されています。
取り回しのしやすいコンパクトなボディサイズながら、室内空間の広さと快適性を両立している点が大きな魅力です。当初はダイハツとの共同開発車として登場し、コストパフォーマンスと信頼性の高さで市場に新風を巻き起こしました。
デザインは丸みを帯びたボディと大きなヘッドランプが特徴で、親しみやすさと可愛らしさを強く打ち出しています。ボディカラーも多彩で、ユーザーの個性に合わせて選択肢が豊富に用意されていました。
インテリアはシンプルかつ機能的で、広い室内空間を効率的に使えるレイアウトが特徴です。フルフラットになるリアシートや多彩な収納スペース、低床設計による乗り降りのしやすさなど、日々の利用に便利な工夫が詰まっています。
安全装備として運転席・助手席SRSエアバッグやEBD付きABS、衝突安全ボディGOAなどを標準装備し、コンパクトカーとして十分な安全性能です。マイナーチェンジでは装備やデザインの見直しが行われ、使い勝手の向上が図られました。
発表当初のグレードは、スタンダードな「X」と上級の「G」の2種類でしたが、2004年12月にスポーティーな「レーシー」が追加されました。2005年4月には、グレーの専用シート表皮などをあしらった特別仕様車の「X HID リミテッド」が発売されます。
2006年12月のマイナーチェンジでは、フロントのバンパー・グリルとリヤのコンビネーションランプのデザイン変更や電動格納式ドアミラーの設定拡大などが行われました。
初代パッソの特徴は、低価格帯ながらも十分な快適装備と経済性、そしてトヨタならではの信頼性を兼ね備えている点です。
パッソ のトリビア
パッソの概要
パッソはトヨタが誇る5ドアハッチバック型のコンパクトカーで、2004年の登場以来、長きにわたり幅広いユーザーから愛されてきました。
取り回しの良いサイズ感、経済的な燃費、必要十分な装備、そしてリーズナブルな価格設定が特徴で、都市部を中心とした日常使いに最適な車種といえるでしょう。
モデルチェンジのたびにデザインや装備、安全性能を着実に進化させ続けてきたことで、使い勝手の良さと親しみやすさを特徴とする人気のコンパクトカーです。
パッソの魅力
パッソの最大の魅力は、コンパクトカーとしての扱いやすさと実用性の高さを両立している点です。全長3,600mm前後という小回りのきくボディサイズは、狭い路地や駐車場でもストレスなく運転でき、初心者や女性にも人気があります。
加えて、室内空間は広々としており、特にリアシートや荷室の使い勝手が良好で、日常の買い物や家族でのドライブにも最適です。
また、低燃費かつ維持費が安いのも大きなメリットで、経済的にカーライフを楽しみたい層からも支持されています。豊富なカラーバリエーションやグレード展開があり、自分らしい1台を選べる楽しさも魅力です。
さらに、衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全装備も充実し、安心して乗れる車種として高く評価されました。耐久性や信頼性の面でもトヨタならではの安心感があり、初めてのマイカーとしてもおすすめできる1台です。
パッソのデザイン
3代目パッソのデザインは、丸みを帯びた親しみやすいシルエットが特徴で、女性や家族連れにも高く評価されています。大きなフロントグリルと張り出したフェンダーに加え、バンパー下部には八の字型の台形シルエットがあしらわれ、安定感のあるフロントフェイスです。
「モーダ」グレードは、さらに大きく開いたフロントグリルとL字型のフォグランプベゼルでワイド感が強調されており、大胆かつ上質な印象を与えます。
インテリアについては、明るく開放的なカラーリングや空間設計、使い勝手を考えた配置など、快適性とデザイン性を両立させている点がポイントです。
パッソのスペック
3代目パッソのボディサイズは全長3,650mm×全幅1,665mm×全高1,525mmで、「モーダ」シリーズだけは全長が3,680mmとわずかに長い仕様です。ホイールベースは全モデル共通で2,490mmと、コンパクトカーとして理想的なサイズ感を持っています。
このボディサイズながら、最小回転半径は4.6mと軽自動車並みの数字を記録しており、パッソの小回り性能を明確に示しています。また、車両重量は2WDと4WDで異なり、前者は910kg、後者は960kgと軽量に設計されている点が特徴です。
室内寸法は全モデル同じ数字で、室内長1,975mm×室内幅1,420mm×室内高1,270mmです。
・ボディサイズ:全長3,650mm~3,680mm×全幅1,665mm×全高1,525mm
・室内サイズ:室内長1,975mm×室内幅1,420mm×室内高1,270mm
・ホイールベース:2,490mm
・最低地上高:150mm
・最小回転半径:4.6m
・車両重量:910kg~960kg
パッソのグレード
3代目パッソの最後期には、大きく分けて「X」系統と「モーダ」系統の2つのグレード体系が用意されていました。「X」はシンプルかつ実用的な装備を重視しており、「Lパッケージ」などのバリエーションも展開されています。
一方「モーダ」は、専用フロントグリルや丸型ヘッドランプ、メッキ加飾など、上質感を強調したエクステリアに特徴があり、内装にも専用色やステッチが施されています。
さらにグレードごとに装備の違いがあり、Xの上位グレードである「X Lパッケージ」にはオートエアコン、スマートキー、プッシュスタート、LEDヘッドランプなどの快適装備が充実しています。
モーダ系の最上位グレードである「モーダ Gパッケージ」は、外観の上質さだけでなく内装も高い質感に仕上げられており、より快適なドライブを楽しめます。
さらに、特別仕様車の「モーダ チャーム」では、ドレスアップ仕様の合成皮革とファブリックのシート、運転席シートヒーター、パノラミックビュー対応ナビなどの特別装備が設定されました。
【2022年8月発売モデル】
・X(1.0L・2WD)
・X(1.0L・4WD)
・X Lパッケージ(1.0L・2WD)
・X Lパッケージ(1.0L・4WD)
・モーダ(1.0L・2WD)
・モーダ(1.0L・4WD)
・モーダ Gパッケージ(1.0L・2WD)
・モーダ Gパッケージ(1.0L・4WD)
・モーダ チャーム(1.0L・2WD)
・モーダ チャーム(1.0L・4WD)
パッソのエンジン
3代目パッソに搭載されるエンジンは、グレードを問わず全て1.0L直列3気筒DOHC「1KR-FE」型です。このエンジンは、優れた燃費性能と取り回しやすい出力特性を持ち、街乗りから高速道路まで幅広いシーンで扱いやすさを実感させてくれます。
最高出力は51kW(69PS)/6,000rpm、最大トルクは92N・m(9.4kg・m)/4,400rpmとなっており、軽量ボディとの組み合わせによって、キビキビとした走行フィーリングを味わえるでしょう。
振動や騒音の抑制にも配慮されているエンジンであり、静粛性も高いのが特徴です。
パッソの燃費性能
パッソの燃費性能は、コンパクトカーの中でもトップクラスを誇っていました。最終モデルのカタログ燃費は、2WD車ではJC08モードで28.0km/L、実際の使用環境に近いWLTCモードでも21.0km/L前後を記録しています。
4WD車でもJC08モードで24.4km/L、WLTCモードで19.0km/Lと優れた燃費性能を発揮していました。
燃費向上のため、1.0Lエンジンの効率化やCVTの改良、軽量なボディ設計、アイドリングストップ機能など、さまざまな先進技術が積極的に導入されました。また、エコドライブアシスト機能や燃費表示など、運転者が省エネ運転しやすいサポートも充実しています。
これにより、ガソリン代を抑えられ、環境負荷も低減できる点が評価されています。経済性重視のユーザーから長年支持されてきた理由といえるでしょう。
パッソのボディカラー展開
パッソは、ボディカラー展開の豊富さもその魅力のひとつです。2022年8月発売モデルでは、モノトーンとして9色の設定があり、ツートーンカラーが4色設定されていたため、全部で13種類から選べました。
定番のホワイトやブラック、シルバーの他、明るいレッドやブルーなど個性をアピールできる色も多数用意されています。
ツートーン仕様はルーフにアクセントカラーを配し、よりスタイリッシュな印象です。グレードによって選べるカラーが異なるため、デザインや好みに合った1台を探す楽しみも大きいでしょう。
【モノトーン】
・ターコイズブルーマイカメタリック
・ダークエメラルドマイカ
・ファイアークォーツレッドメタリック
・ブライトシルバーメタリック
・バウンダリーベージュメタリック
・ブラックマイカメタリック
・プラムブラウンクリスタルマイカ
・パールホワイトIII
・ホワイト
【ツートーン】
・ダークエメラルドマイカ×ブラックマイカメタリック
・ファイヤークォーツレッドメタリック×ブラックマイカメタリック
・バウンダリーベージュメタリック×ブラックマイカメタリック
・パールホワイトIII×ブラックマイカメタリック
