中古車「三菱 FTO」の賢い購入方法や探し方を徹底解説！

三菱のFTOは、2ドアスポーツクーペで、中古車の中でも人気があります。FTOにはいくつかのモデルがあり、満足のいく買い物をするためには、しっかり特徴を把握した上で選ぶことが大切です。

 

本記事では、FTOのモデルの種類や特徴について解説します。FTOを購入する際に比較対象となる車種についても触れるので、ニーズにマッチした車を購入できるように参考にしてみてください。

 

※目次※

1.中古車「FTO」のおすすめモデル

2.中古車「FTO」のシリーズモデル紹介

3.中古車「FTO」の特徴

4.中古車購入時にFTOと比較したい車種5選

5.FTOの中古車相場

6.まとめ

 

 

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中古車「FTO」のおすすめモデル

 

GTOの弟分として登場

FTOはギャランGTOの後継車として1994年10月に登場しています。気楽にスポーツカーを楽しんで欲しいという思いで制作され、周囲から一目置かれるクーペとなりました。当初は国内専用車として販売されていましたが、2000年代に入ると日本から海外に輸出されはじめます。

 

ボディラインには珍しい曲線が描かれており、当時の三菱のイメージを覆すデザインが特徴です。ロングデッキやワイドトレッド、ショートホイールベースのプロポーションも独特で、誰もがスポーツカーと実感できます。

 

FTOの由来はイタリア語

FTOの由来はイタリア語の「Fresco Tourismo Omologare（フリスコ･ツーリスモ･オモロガーレ）」の頭文字をとったもので、意味は“新鮮なクーペスタイルのツーリングカー”です。1971年に登場したギャランクーペFTOは、クラス最高の室内幅を誇っており、一際低い全高ながらヘッドクリアランスが最大で快適な空間設計になっていました。

 

また、ネプチューンエンジンでハイカムシャフトを採用していたため、エンジンの耐久性がアップし、安全性が高い前後衝撃吸収型の構造がギャランクーペFTOの魅力です。このことから、FTOが快適なツーリングを実現するために作られたことが分かります。

 

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中古車「FTO」のシリーズモデル紹介

 

ギャランFTO

FTOの初期モデルは1971年に登場したギャランFTOで、FTOの先駆けのような存在です。ファストノッチスタイルの採用によって後方視界とトランク開口部の解消に成功し、ユニークなデザインと相まって注目を集めました。

 

スタイリングは本格派クーペを基調のデザインになっており、室内空間も広々としているのも特徴です。ギャランGTOの弟分的な存在として販売されていました。

 

FTO-EV

「FTO-EV」はFTOをベースにした電気自動車で、1998年に製造されていました。電気自動車といえば2010年代後半から盛り上がりを見せているジャンルですが、実は1873年にイギリスで実用的電気自動車が制作されており、1880年代に入って本格的な製造が始まっています。

 

三菱が制作したFTO-EVは、リチウムイオン二次電池の採用によって最高出力70kW、最高速度が186km/hに到達し、1回の充電で市街地であれば150km走行することができました。FTO-EVの開発で得たデータや技術は、後に登場する「i-MiEV（アイ・ミーブ）」に引き継がれています。

 

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中古車「FTO」の特徴

 

V6 2.0L MIVECエンジンを搭載

FTOはグレードによって搭載されているエンジンが異なり、1.8Lの直列4気筒DOHCエンジン、2.0LのV型6気筒DOHCエンジン、可変バルブタイミング機構「MIVEC」搭載の2.0LのV型6気筒エンジンがあります。特にV6 2.0L MIVECエンジンの走行性能は極めて高く、当時は最速マシンとして注目されました。

 

FTOはライバル他社のモデルに劣らない走行性能があり、快適なドライブを求める人を中心に愛用された車種です。爽快な走りや高い運動性能もFTOの持ち味といえるでしょう。

 

当時は珍しいデザイン

FTOは当時では珍しい近代的なデザインで注目を集めたことも有名です。フロントとリヤのオーバーハングを必要最小限に切り詰めており、ロー&ワイドでロードハガー感を体現するために全高が抑えられています。

 

また、先ほど述べたように三菱には珍しい曲線を多用したデザインになっており、スポーツカーとしての存在感のあるプロポーションが高い人気の理由です。当時主流だったデザインとは一線を画す「日本車離れ」したエクステリアに多くの人が魅了されました。

 

マニュアルモード付き4速AT

FTOはマニュアルモード付き4速ATと、5速MTをラインアップしていました。当時の車では珍しい学習機能&マニュアルモード機能付きオートマチックトランスミッションを採用しており、マイナーチェンジ後は5速にグレードアップされています。

 

ドライバーの運転のクセを学習して最適にシフト制御を行う機能によって安全性能がアップし、MT車が苦手な人でもシフトチェンジを楽しめる操作性がヒットしました。その結果、「1994‐1995日本カー・オブ・ザ・イヤー」受賞という快挙を果たしています。

 

なお、FTOはMT車よりもAT車の販売実績が良かったため、中古車市場ではAT車のほうが多く流通しています。

 

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中古車購入時にFTOと比較したい車種5選

 

トヨタ 86

 

トヨタ86はスバルと共同開発したFRレイアウトのスポーツカーで、スポーツ800以来の水平対向エンジンのスポーツカーです。スバルのBRZと姉妹車の関係にあり、小型・軽量・低重心・低慣性をコンセプトに開発されました。

 

モータースポーツのフィードバックから生まれた走行性能を秘めており、低重心かつワイドスタンスな外観とドライビングに集中できる室内が特徴です。また、低い車高に合わせて設計されており、安心・安全にドライブを楽しむことができます。非日常を体感させるメカニカルなコックピットと日常使いを意識した収納機能も人気です。

(参考：『86（トヨタ）の中古車一覧』)

 

マツダ ロードスターRF

 

マツダのロードスターRFは、スポーツカーの美しさとオープンエアの開放感が売りの車種です。人馬一体の走りを体現するキネマティック・ポスチャー・コントロールが搭載さいており、市街地からワインディングまで快適に走行できます。

 

エクステリアも追求しており、命が宿っているかのような流動的なデザインから生まれる躍動感も魅力のひとつです。また、室内空間は大人の品格を感じられるカラーコーディネーションが用意されており、シート周りは収納機能が整っています。安全性能も高く上質な空間を楽しめるため、心地よい走りを楽しみたい方にぴったりです。

(参考：『ロードスターRF（マツダ）の中古車一覧』)

 

トヨタ GRヤリス

 

トヨタのGRヤリスはハッチバッククーペ型のスポーツカーで、トヨタが独自に開発した車種です。ワイド&ローの躍動感あふれるデザインが特徴で、ダイナミックな走りを実現します。操作性にもこだわっており、ハンドル操作のしやすさが魅力です。

 

また、スポーツ4WDシステムのGR-FOURを搭載しており、あらゆる路面状況でも車体を自在にコントロールできます。スポーツ性能が高いにもかかわらず普段使いも意識しており、荷物に応じて収納スペースもアレンジ可能です。安全性能も高く、スポーツカーの中でもハイスペックといえます。

(参考：『GRヤリス （トヨタ）の中古車一覧』)

 

日産 フェアレディZ

 

日産のフェアレディZは、日産車を代表するフラグシップモデルで、日本のスポーツカーの中でも知名度は抜群です。「伝統と最新技術の融合から生まれた美しいスタイリング」が売りで、伝統的な後輪駆動スポーツカーのデザインを継承しています。エアロダイナミクスや冷熱システム、衝突安全などの最新テクノロジーを投入しており、洗練されたデザインも特徴です。

 

歴代の室内レイアウトを継承しつつ、近代的なコックピットや優れた機能性が多くの人に人気があります。運転してワクワクするようなエクステリアや走行性能を持つスポーツカーです。

(参考：『フェアレディZ（日産）の中古車一覧』)

 

トヨタ スープラ

 

トヨタのスープラはスポーツカーの中でも上級グレードで、究極の走る愉しさを感じられる車種です。アクティブディファレンシャルによって思い通りに曲がり、安定した力強い走りを実現します。微細な動きまでコントロールできるサスペンションや、軽量化と制動力を高次元で両立するブレーキシステムにより、高度な運転が可能です。

 

エクステリアも考え抜かれたデザインになっており、2シーターに振り切って生まれたショートホイールベースや黄金比を追い求めたワイドトレッド、限界に挑戦した低重心が理想の形を体現しています。スポーツドライビングのために設計された室内空間になっているため、運転に集中できる点も魅力です。

(参考：『スープラ（トヨタ）の中古車一覧』)

 

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FTOの中古車相場

FTOの中古車はスポーツカーの中でも流通量が少ないため、小まめに市場をチェックすることが大切です。なかなかめぐり合えないのであれば、ライバル車も視野に入れつつ購入を検討するとよいでしょう。なお、ネクステージでは2022年8月時点で、FTOの中古車の取り扱いはありません。

 

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まとめ

 

FTOはスポーツクーペの中でも希少性が高く、人気のある車種です。なかなか中古車市場で見かけることはないため、今回紹介したライバル車も含めながら中古車市場をチェックしてみてください。

 

ネクステージでは全国200店舗以上、3万台もの在庫をご用意しています。修復歴車の取り扱いはしていないため、安心してご利用ください。また、国家資格を有する専門メカニックが納車前にしっかり整備を行っている点も強みです。スポーツクーペの中古車をお探しの方は、お気軽にご相談ください。

 

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