軽自動車の寿命はどれくらい?判断するポイントや長く乗るメンテナンス術

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軽自動車の寿命はどれくらい?判断するポイントや長く乗るメンテナンス術

軽自動車の寿命はどれくらい?判断するポイントや長く乗るメンテナンス術

軽自動車は、利便性に優れた普段使いに最適といえる車です。自動車のジャンルの中でも人気があり、さまざまな車種が多くのメーカーから販売されています。すでに軽自動車を所有している方や、これから購入しようとしている方の中には、軽自動車の寿命について気になる方もいるでしょう。

 

そこでこの記事では、軽自動車の寿命の目安を紹介します。また、寿命を判断するポイントや手放す際のおすすめのタイミング、高額査定のコツについても解説するので、軽自動車に乗っている方や購入を検討している方は必見の内容です。

 

※目次※

1.軽自動車の寿命はどのくらい?

2.軽自動車の寿命を判断するポイント

3.寿命が近い?軽自動車を手放すタイミング

4.寿命が近い軽自動車に乗る際の注意点

5.軽自動車の寿命を延ばすためにできること

6.軽自動車の寿命を感じたら考えるべきこと

7.寿命が近い軽自動車を高く査定してもらうコツ

8.まとめ

 

■POINT

・軽自動車の平均使用年数は、約16年と、以前よりも長くなっている。

・軽自動車の寿命を判断するには、車の状態を把握することが大切。

・軽自動車を手放す場合は、車検前やモデルチェンジ前など、タイミングを意識しよう。

 

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軽自動車の寿命はどのくらい?

疑問を抱えた様子の女性

軽自動車は、普通車よりも寿命が短いとされていますが、どの程度なのでしょうか。ここでは、軽自動車検査協会の資料をもとに、軽自動車の平均使用年数を紹介します。

 

また、法定耐用年数や、走行距離の観点からの寿命についても解説するので、「そろそろ寿命かな」と気になる方はチェックしてみましょう。

 

平均使用年数は約16年

軽自動車検査協会では、軽自動車に関する統計情報を公開しています。その中の「軽自動車の平均使用年数」のデータによると、2024年の自家用乗用車の平均使用年数は、16.21年です。また、自家用貨物車は18.11年となっています。

 

対して約20年前の2005年の平均使用年数は、自家用乗用車が11.49年で、自家用貨物車は12.85年です。比較すると5年程度使用年数が伸びていることが分かります。

 

ただし、これは平均であり、実際の寿命は使用者や整備状況により変動します。走行距離が多かったり、メンテナンスが適切に実施されていなかったりした場合は、平均寿命よりも短くなってしまうでしょう。

 

法定耐用年数は4年

業務用で車を購入する場合、減価償却の対象になります。車には車種や用途で法定耐用年数が定められており、特殊自動車以外の普通自動車は6年で、軽自動車は4年です。つまり、軽自動車は4年かけて経費を計上します。ちなみに、法定耐用年数は初度登録からの期間です。

 

中古車の場合は、法定耐用年数を計算して算出する必要があります。例えば、中古の軽自動車が初度登録から4年を過ぎている場合、「4年×0.2」が法定耐用年数です。初度登録から4年経過していない場合は、まず法定耐用年数から経過年数を引き、そこに経過年数×0.2を足します。

 

ただし計算した結果が2年未満の場合、法定耐用年数は2年とみなされることになっているので、その点も押さえておきましょう。

 

一般的な寿命は走行距離10万km~15万kmくらい

車の寿命を判断する上で、年数以外にも走行距離が目安となる場合があります。軽自動車の場合、一般的に10万km~15万km程度で手放すことが多いでしょう。この程度の走行距離になると、オルタネーターやスターターモーター、ラジエーター、エアコンなど高額な修理が増えてくるためです。

 

ただし、これはあくまでも目安であり、良好なコンディションを維持できれば20万km以上走行することも可能です。つまり、事故などで大破しない限り、コストをかけてでも乗ろうと思えば乗れるため、その場合は走行距離で寿命を判断する必要はありません。

 

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軽自動車の寿命を判断するポイント

車の小物とチェックリスト

平均使用年数も参考にできますが、車の状態は個々で異なります。ここからは、軽自動車の寿命を判断するポイントを解説します。

 

判断ポイントを重点に日ごろからチェックしておけば、思わぬトラブルや故障のリスクを回避できる可能性が高くなります。主な5つのポイントは下記の通りです。

 

タイミングベルトの状態を見る

タイミングベルトは、10万kmで交換することが推奨されています。タイミングベルトの役割は、ガソリンの燃焼を効率よく行うことです。エンジンにとって重要なパーツであるため、多くの車にはカバーがあり、タイミングベルトが表から見えないようになっています。

 

タイミングベルトは、耐久性があるものの、素材がゴムであるため長期使用により劣化してゆるみや亀裂が生じ、切れることがあります。タイミングベルトが切れるとエンジンがストップしたりエンジン内部にダメージを与えたりするため、タイミングベルトの状態に合わせて交換または買い替えを検討しましょう。

 

エンジンの状態を見る

長く同じ車に乗っていると、エンジンの故障や不具合が生じることがあります。パーツ交換や修理で対応できない場合は、エンジン本体を交換しなければなりません。エンジンは車の重要なパーツであるため、「エンジン交換が必要=寿命が尽きた」と考える方もいます。

 

エンジンの不具合に見られるのは、「異音がする」「白煙が出る」「オイルが減りやすい」などの症状です。エンジンの状態に不安がある場合は、そのままにせずにできるだけ早く対処しましょう。

 

バッテリーの状態を見る

車の寿命を考える目安のひとつが、バッテリーの状態です。バッテリー交換は、2年~3年に一度行うことが推奨されています。バッテリー交換の主なサインは「エンジンのかかりが悪い」「バッテリー液の減りが早い」「ヘッドライトが暗い」などです。

 

バッテリーの状態が悪くなると、発電部品の故障やバッテリー上がりの原因となります。バッテリー交換が必要なタイミングは、車の寿命や買い替えの判断材料のひとつといえるでしょう。

 

部品供給の終了もある

タイミングベルトやエンジン、バッテリーなどの状態に関わらず、部品供給が終了するケースがあります。メーカーから部品が供給されなければ、修理を依頼してもできない状態になり、新しい車を探さなければなりません。

 

ちなみに、部品を供給する期間は一律に定められているわけではなく、メーカーの判断に委ねられています。主要パーツの補修に関する部品供給であれば、10年程度が目安です。メーカーによって多少の違いがあるため、情報をよく確認しておきましょう。

 

車本体や部品から異音が聞こえる

経年劣化により車や部品に不具合が発生することで異音が発生してきます。例えば走行中に段差を乗り越えたときに発生する異音は足回りに何らかの異常があると考えられます。

 

また、エンジンをかけるときに「キュルキュル」という音が出たらファンベルトの異常が考えられ、その他にもエンジンに異常がある場合は何らかの異音が発生します。

 

これらの異音が聞こえるようになったら寿命が近づいているというサインです。部品交換や修理で収まることもありますが、また別のところで異音が発生する可能性もあります。突然動かなくなってあわてないように、乗り換えを検討してみましょう。

 

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寿命が近い?軽自動車を手放すタイミング

車の小物とカレンダー

軽自動車を手放そうと検討している方は、どのタイミングを選べばいいのか気になるところでしょう。

 

ここでは、軽自動車を手放すおすすめのタイミングとして、車検を受ける前、モデルチェンジが行われる前、走行距離が大台を超える前、税金が高くなる前の4つをピックアップしました。それぞれの詳しい理由がこちらです。

 

車検を受ける前

所有している軽自動車の車検が近い場合、受ける前に手放すことをおすすめします。車検では、依頼先に支払う基本料金の他に、自動車重量税や自賠責保険料、印紙代がかかってくるため高額になりがちです。

 

廃車ではなく売却して手放す場合でも、車検を受けたとして査定額が大幅に上がるなどのメリットはほとんどありません。

 

また、車検では保安基準に通るかどうかが重要であり、不適合の場合は整備費用がかかります。オイル漏れや警告灯の点灯などの不具合があると、整備費用は高額になるでしょう。そのため、車検は受けずに手放すことがおすすめです。

 

モデルチェンジが行われる前

自動車は、ある程度売れ続けている車種であれば、多くの場合フルモデルチェンジして商品力を強化します。また、型式はそのままでマイナーチェンジすることもあるでしょう。

 

このような変化は、中古車相場に影響します。そしてフルモデルチェンジやマイナーチェンジ後の前モデルの相場価格は、下がる傾向にあることを覚えておきましょう。

 

つまり、モデルチェンジ実施前に売却することで、査定額に低下を避けられます。まれにモデルチェンジ前のモデルが評価されて、相場が上がることもありますが、多くはないでしょう。

 

あくまでも参考程度ではありますが、モデルチェンジの情報がないか随時検索してみることをおすすめします。

 

走行距離が大台を超える前

中古車を買取査定に出す場合、年式や車の状態だけでなく、走行距離も評価に影響します。走行距離が多いほど査定額は下がりますが、なるべく高額査定を狙うのであれば大台を超えないことが大切です。例えば、5万kmや8万km、10万kmが大台といえます。

 

これらの走行距離に達すると、買取業者としては売りづらい車と判断される傾向にあるため、査定額が下がりやすくなります。保有している軽自動車の走行距離が4万kmや7万km、9万kmなどの場合は早めの売却を検討しましょう。査定額は依頼先によっても変わるので、複数社に査定を依頼して比較することがポイントです。

 

税金が高くなる前

軽自動車税や自動車重量税は、ある程度時間経過すると高くなることをご存じでしょうか。軽自動車税の場合、初度登録から13年経過で税額がアップします。また、自動車重量税は、初度登録から13年経過で上がるだけでなく、18年経過するとさらに増額されます。

 

軽自動車の場合、これらの税金は普通車よりも安いため、大幅に増額されるわけではありません。ただ、売却を検討している場合は、税金がアップする前に手放すことも検討材料にしましょう。軽自動車税の場合、毎年4月1日に納税義務が発生するため、手放すなら3月中がおすすめです。

 

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寿命が近い軽自動車に乗る際の注意点

ボンネットを開けて腕を組む女性

自分好みの車やさまざまな思い入れがある車は、できるだけ長く乗り続けたいと思うものです。同じ車に長く乗り続ける場合は、同時に注意点を押さえておくことが大切です。

 

同じ車に長く乗り続けるデメリットを把握しておけば、早めの対処が可能です。ここからは、代表的な注意点である燃費性能・安全性能・税金面についての注意点をチェックしてみましょう。

 

燃費は悪化していく

燃費性能に優れた軽自動車でも、経年劣化により、燃費性能が悪化する可能性が高くなることは避けられません。これは、エンジン内部のパーツが摩耗し、抵抗が大きくなるためです。

 

また、近年燃費性能に優れた軽自動車が各自動車メーカーから発売されています。従来はラインアップになかったハイブリッド車や電気自動車なども登場し、格段に燃費性能が高くなっています。

 

年々ガソリン代も上昇している傾向にあります。10年以上前に販売されていたモデルと今のモデルでは燃費性能が大きく異なる点も、しっかり考慮しておきましょう。

 

必要な安全性能が搭載されていない場合がある

安全技術の向上も目覚ましいものがあります。各自動車メーカーが独自開発している安全技術により、事故の被害を軽減するだけではなく、未然に事故を防ぐ機能を搭載している車も増えてきました。運転ストレスを軽減するための運転支援技術搭載モデルも数多くラインアップしています。

 

最新の安全性能が搭載されているということは、安全運転にもつながります。古い車に乗り続けたい場合は、愛車にどのような安全性能が搭載されているかを確認し、未搭載である点のリスクを事前に想定してみるとよいでしょう。

 

税金が高くなる

軽自動車の所有者には、毎年4月1日時点を基準とした軽自動車税種別割が課税されます。2015年4月1日以降に新規登録した軽自動車自家用乗用車タイプであれば、年額1万800円です。

 

ただし、環境負荷低減のグリーン化施策を進めるべく、2016年度分以降「経年車重課」が導入されました。最初の新規検査から13年経過した軽自動車には、おおむね20%の税率が上乗せされます。愛車に長く乗り続けることは、税金面でも負担がかかることも覚えておきましょう。

 

部品の耐久性が低い

軽自動車の特徴として、車体が小さく軽量であること、そして価格も安いことが挙げられますが、これらは寿命が短くなることに大きくかかわってきます。

 

軽量であるということはそれぞれの部品も軽量に作られるということです。また、価格を抑えるために部品のコストも低く抑えています。

 

これらは部品の耐久性に影響しており、製品として十分な耐久性は確保されているとはいえ、普通車と比べるとやや不利であることには否めません。そのため、部品の交換でかかる費用と乗り換えにかかる費用を比較することも大切です。

 

車両価値が低い傾向にある

寿命が近いということは、年式も古くなっていることでもあり、乗り換え時の査定額は安くなります。また、同じ年式であっても車両の状態によって査定額は変わり、劣化している部分が多ければさらに査定額は安くなり、値段が付かないという可能性もあります。

 

ただし、最近は旧車の人気が高まっており、注目されている車種であれば劣化が進んでいても修復をすることで価値が高まることもあります。そのような場合は高値で売却できるケースもあるでしょう。

 

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軽自動車の寿命を延ばすためにできること

洗車をする女性

軽自動車にかかわらず、車のコンディションを良好に保つことが寿命を延ばすために重要です。適切なメンテナンスを適切な時期に実施することで、車の寿命を伸ばすことが可能です。ここでは、メンテナンスにおける重要なポイントや車に優しい運転方法について紹介します。

 

最重要項目はエンジン回り

車にとってエンジンは非常に重要な部分です。エンジンのメンテナンスで一番基本的かつ実行しやすいのがオイル交換です。

 

エンジンオイルは潤滑以外にも冷却や洗浄、防錆(ぼうしょう)などさまざまな役割があり、エンジンオイルが劣化した状態で放置しないことがエンジンを長持ちさせるためのポイントです。

 

特にターボ車はターボの潤滑や冷却にもエンジンオイルを使うため、劣化が早くなる傾向にあります。高価なオイルでなくてもかまわないので、定期的な交換を心がけましょう。

 

デフオイル交換は状態次第で行う

車がカーブする際、タイヤの内輪と外輪に生まれる回転差を調整し、スムーズに曲がれるようにするために必要なのがディファレンシャルギアです。ディファレンシャルギア用のオイルがデフオイルと呼ばれ、ディファレンシャルギアをできるだけ滑らかにかみ合わせる役割があります。

 

デフオイルは、使用期間が2年もしくは5万kmの走行距離などの目安で交換が必要です。カーブを多く走行する場合は早めの交換が必要になるため、状態に合わせて適切なタイミングで交換しましょう。

 

車に優しい運転を心がける

車に優しい運転というのは、主にエンジンに負担をかけない運転という意味で、急発進や急加速を避けることです。また、急ブレーキも車に負担をかけるので、やむを得ない場合以外は避けたほうが無難です。

 

特に冬など寒い時期に、エンジンが温まらないうちに走り出すのも控えたほうがよいでしょう。昔の車のような暖機運転までは必要ありませんが、水温計の針が動き出すか、水温計がない車は低温ランプが消えるまでは発進しないようにすると、車への負担を抑えられます。

 

定期的に洗車をする

豪雪地や海沿いに住んでいる方は、塩害に注意が必要です。海沿いに住んでいる方の場合、常に車に塩分が付着している状態です。塩分の付着によって金属部分のさびや、腐食のリスクがあるため、定期的に洗車をすることが大切です。

 

また、豪雪地では道路上の雪を溶かすために融雪剤がまかれています。融雪剤のまかれた道路を頻繁に走行すると、下回りやボディ部分に融雪剤の塩分が残り、さびの原因になります。これらの被害を避けるためにも、小まめな洗車を心がけましょう。

 

なるべく屋内で保管する

プライベートでの使用を目的に車を所有している場合、走っている時間よりも駐車している時間のほうが長いでしょう。車は雨や紫外線などの影響で、ボディやタイヤなどが劣化していきます。そのため、なるべく屋内で保管することが、寿命を延ばす上で重要です。

 

ただし、屋根付きの駐車場を用意するのが難しい場合も多いでしょう。そこで、おすすめなのが自動車用のカバーです。特に休日しか車を使わない場合は、カバーを使用してボディなどを保護することで、劣化の進行を遅らせられるでしょう。ボディをきれいに保てる他、洗車の頻度を少なくすることにもつながります。

 

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軽自動車の寿命を感じたら考えるべきこと

ミニカーを虫眼鏡で見る様子

愛車に乗り続ける中で何らかの違和感を覚えたら、寿命が近い可能性もあります。その際は、修理に出す、廃車を検討する、売却を視野に入れるといった3つのポイントを考慮してみましょう。

 

突然故障やトラブルが生じた場合でも正しい判断ができるよう、置かれている状況と照らし合わせて事前に考えておくことは大切です。

 

修理に出す

ひとつの選択肢が修理です。乗り続けたい愛車の走行距離が大台を超えてもまだまだ走れそうであれば、修理やメンテナンスで維持する方法があります。ただし状況によっては、車検に通らない可能性も視野に入れておきましょう。

 

車検は自動車が安全に走行できるかを検査するものです。部品の劣化で安全性に不安がある場合は通らないこともあります。

 

廃車を検討する

長い期間、長い距離を走ってきた車だからこそ「愛車を手放したくない」と思う方も多いのではないでしょうか。しかし、修理や交換の見積もり金額があまりに高額になったときには、思い切って廃車にする決断も必要です。

 

場合によっては、海外輸出用としてお得に廃車買取してもらえる場合もあるため、査定に出しておおよその金額を調べて検討してみるのもよいでしょう。

 

売却を視野に入れる

メンテナンスや修理にかかる費用や維持費があまりに高い場合、または運転していて不便を感じ始めたときには、売却を視野に入れるのがおすすめです。

 

過走行車は値が付かないことも多いですが、査定額は業者によって異なります。売却であれば処分にかかる費用が少なくて済む上、多少の値が付いて利益になることも少なくありません。

 

ネクステージの独自アンケートの調査によると、回答者全体の4分の1が、車を所有していた期間が「9年以上」との回答でした。車の寿命を迎える前なら、売却時の査定額も大幅に下がりにくいため、売却時期のひとつの判断材料となります。

 

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寿命が近い軽自動車を高く査定してもらうコツ

軽自動車の横に立つ女性と犬

寿命が近くなった軽自動車は査定をしても値段が付かず、廃車にするしかないと考える方もいるかもしれません。しかし、走行不能や安全性に問題がある状態でなければ、査定で値段が付く可能性はあります。ここでは、寿命が近い軽自動車でも高い査定額を得られるためのポイントを3つピックアップしました。

 

事前準備を万全にしておく

値段が付かないかもしれないという場合は、通常の車以上に査定の前の準備をしておきましょう。少しでもいい状態で査定してもらうために、メンテナンスや清掃をしっかりと行いましょう。同じ車種、年式、走行距離でも、見た目がきれいでメンテナンスもされている車であれば、査定士の印象もアップします。

 

また、最近は買取店や査定サービスではネット上で査定ができるツールが公開されています。車種や年式など必要事項を入力すると査定金額が分かるので、事前にチェックしておくことでおおよその金額が把握できるでしょう。

 

サービス内容や見積もりを比較する

同じ状態の車でも、買取する店舗によって査定額は変わってきます。ひとつの店舗だけでなく、複数の店舗の見積もりを比較すると、より高い査定金額を期待できる可能性もあります。

 

また、査定額が付かずに廃車にするしか方法がないという際は、廃車を買い取るサービスを展開している店舗に問い合わせてみるのもよいでしょう。通常は廃車をする際には廃車費用がかかります。買取をしてもらえれば出費がなくなる上に、少額であっても売却代金を得られます。

 

売却時期を調整する

車の査定金額が決まる要因として、車の状態以外のものもあります。それが売却の時期です。中古車価格は需要と供給のバランスで決まるので、需要が高まる1月~3月、そして9月は売却には絶好のタイミングです。

 

その一方で、12月は需要が落ち込むので、できるだけ売却は避けたほうがいいかもしれません。なお、普通車と違い、軽自動車の場合は4月になった時点で1年分の軽自動車税(1万800円)を支払わなければなりません。高く売却できる時期を狙って3月に売却を検討している場合は、3月中に売却を決めることも忘れないようにしましょう。

 

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まとめ

軽自動車から手を振る女性

軽自動車は、子どもの送迎や買い物など、普段使いに適した車です。軽自動車の寿命は普通車よりも短いとされていますが、平均使用年数は16年程度です。

 

ただし、寿命は運転方法やメンテナンスで大きく変わります。車に優しい運転を心がけ、オイル交換などのメンテナンスは定期的に実施することが大切です。また、手放す場合は、タイミングを意識するとよいでしょう。

 

▼ライタープロフィール

軽自動車の寿命はどれくらい?判断するポイントや長く乗るメンテナンス術

小波津健吾
高山自動車短期大学を卒業とともに国家2級整備士資格を取得。その後、整備士として実務経験を積み重ね自動車検査員資格を取り、民間工場で検査員として従事した経歴を持つ。現在はメカニックや検査員の知識と経験を活かし、主に車系のメディアで執筆している。

 

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よくある質問

 

Q. 車の乗りつぶしは何年目ですか?

A.一概にはいえませんが、一般的な寿命の目安は10年です。しかし走行距離と同様、日本車の耐久性の高さと技術の進歩により、10年を超えても多くの車が十分に走れます。車の寿命は、環境や走行距離も影響します。
クラシックカーはメンテナンスを繰り返して今もなお走り続けています。「何年まで乗る」と決めず、故障頻度やメンテナンス費用、車検時期などを考慮して買い替えを検討しましょう。

 

Q. 車は何キロ走ったら買い替えすると良いですか?

A. 目安は、走行距離10万kmといわれています。これは車のエンジンに使用されているタイミングベルトの寿命が影響しています。また、タイミングベルト以外の部品交換も必要な時期であるため、10万kmが寿命と考えられてきました。
実際、日本車は耐久性が高いため、10万kmを超えても多くの車が十分に走れます。最近では、金属製のタイミングチェーンが搭載されている車種もあり、その寿命は20万kmくらいといわれています。

 

Q. 車は20年乗れますか?

A. 車の寿命は延びている傾向にあり、15年~20年所有している人も増えています。車の寿命が延びている理由のひとつは製品の向上です。パーツの耐久性が向上しており、故障リスクが減っています。

 

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