復活RAV4の強みとは何か?新型と旧型の比較から分析する
日本市場から一時的に姿を消していたトヨタ RAV4が復活したことを知り、購入を検討している方もいるのではないでしょうか。そこでこの記事では、新旧RAV4の違いやライバルSUV車との比較、グレード別の中古車価格相場についてご紹介します。
旧型から大幅に進化した新型RAV4の改良点をライバルSUV車と比較することで、新型RAV4の魅力がより引き立つでしょう。ネクステージでも新旧肩を並べて、店頭を賑わせています。RAV4の魅力を最大限生かすためにも、自分に適したモデルやグレードを選択しましょう。
※目次※
・2019年4月に復活した新型RAV4は、旧型に比べて大幅に進化している
・復活後にSUVカテゴリーで販売台数1位を獲得した新型RAV4は、ライバル車と比較してもバランスがよく優秀
・ネクステージでは登録済未使用の新型RAV4も在庫があるため、売り切れる前に手に入れよう
復活したRAV4!新型のその実力は?
2016年に国内市場での販売を終了したRAV4ですが、2019年4月に5代目として復活し、人気モデルとして販売台数を伸ばしています。
SUV全体の人気が高まっている日本市場でSUVの選択肢は豊富ですが、新型RAV4はさまざまなユーザーのニーズに対応する汎用性が魅力です。新型RAV4復活の経緯や、エクステリアと燃費性能の魅力について見ていきましょう。
国内生産終了でもSUV人気で復活
3代目のRAV4は2016年に国内生産を終了しました。4代目は海外市場向けにのみ販売していましたが、5代目RAV4は2019年に日本市場で復活を果たしています。
2016年当時は現在ほどSUV自体の人気が高くなく、3代目RAV4は販売不振による日本市場撤退を余儀なくされました。世界戦略車である4代目RAV4は全世界で大いに売れ、特に北米市場での人気は爆発的とも言えるものでした。
日本市場のSUVブームに乗って復活した5代目RAV4は、ライバル車種を抑えてSUVカテゴリーで販売台数1位を獲得しました。
オフロードと都会的仕様、2タイプの外観
多くのSUVは想定する走行シーンがオフロードか街乗りかで、選ぶべき車種が変わってきます。しかし5代目RAV4はオフロード仕様と都会的仕様という2種類のエクステリアが存在するため、いずれのニーズにも対応できるのが特徴です。
「Adventure」グレードはオフローダーを思わせるフロントマスクで、高い悪路走破性を生かした走りに向きます。「G」あるいは「X」グレードはエッジの効いた都会的なフロントマスクで、オンロードにも対応する高い操舵性や快適性を生かせる仕様です。ボディカラーは12色から選べ、幅広いニーズに対応します。
SUV主力の中で納得の燃費
5代目RAV4は競合車種の中でも燃費がよく、維持費の面でも優秀です。5代目RAV4と同じミドルサイズの人気SUVモデルには、日産 エクストレイルが挙げられます。いずれもガソリン車とハイブリッド車を用意していることも共通点です。
5代目RAV4「ハイブリッド X 2WD」グレードの燃費(メーカー公表値)は、JC08モードで25.2km/L、WLTCモードで21.4km/Lとなっています。これに対し、エクストレイルの「20Xi ハイブリッド」グレードはJC08モードで20.8km/Lです。5代目RAV4は、燃費の面でもユーザーが選びやすいクオリティと言えるでしょう。
新型RAV4と旧型RAV4の違いは?
2020年の日本市場で手に入るRAV4は、世界戦略車である4代目を除く新型の5代目あるいは旧型の3代目以前です。海外市場を意識して大型化を続けたRAV4は、日本市場からいったん姿を消した後、2019年4月に復活しました。旧型の3代目との比較を交えながら、5代目RAV4の特徴を見ていきましょう。
まずは歴史から紐解く
1994年にデビューした初代RAV4は、当時主流だったラダーフレーム構造のクロスカントリー車とは異なるモノコックボディの街乗りSUVとして登場しました。
当初は3ドアのみのラインアップでしたが、1995年にロングボディの5ドアを追加、2000年にはひと回り大きな2代目とバトンタッチします。2代目は欧米市場での売れ行きが好調だったため、2005年に登場した3代目はさらに海外市場を意識、3ドアを廃止して大型化を図りました。
2013年には記録的な大ヒット車種となる4代目を海外市場向けに発売し、2016年には3代目の販売が終了します。日本市場で姿を消していたRAV4は、2019年に5代目として復活しました。
新型の燃費は格段に改良
5代目RAV4のハイブリッド車は電気式AWDシステム「E-Four」を採用し、前後輪のトルク配分を走行状態に合わせて最適化します。燃費性能も旧型に比べて格段に向上し、FFはJC08モードで25.2km/L、4WDは25.0km/Lを誇ります。
これに対して、3代目RAV4のFFは12.2km/L、4WDは11.8km/Lでした。ハイブリッド車の設定がない3代目より燃費性能が向上した5代目は、維持費を抑えたいユーザーのニーズにもフィットします。
パワーを感じる新型のエクステリア
3代目RAV4は全体的に丸みを帯びたデザインです。オンロードでの使いやすさを意識させる代わりに、アクティブでスポーティな印象は薄まっています。
一方、5代目RAVは野性味のあるスクエアなデザインで、ミドルサイズSUVらしいアグレッシブな印象が特徴です。大型ながら引き締まったボディで、3代目RAVより充実したドライブフィールを予感させます。
ラゲッジ バックドアは跳ね上げ式に
3代目RAV4のバックドアは、スペアタイヤを装着した横開き式でした。従来の「SUVらしさ」を象徴するスタイルのひとつで、女性や高齢者でも開閉しやすいという利点もあります。しかし、ドアを全開にするには車両の後に十分なスペースが必要でした。そのため、車両との間隔や壁との距離が近い駐車場では荷物の出し入れに不便な点ありました。
5代目RAV4は跳ね上げ式となり、開口部が傾斜していることもあって扱いやすさが向上しています。さらに「ハンズフリーパワーバックドア」を装備すれば、足の甲をリアバンパーの下にかざすだけで自動開閉が可能です。
RAV4とライバル車を比較する
2019年にはすでにライバル車も多く存在していましたが、5代目RAV4はSUVカテゴリーで販売台数1位を獲得するほどの旋風を巻き起こしました。5代目RAV4のクオリティは旧型を大きく上回るばかりか、他社の人気SUVモデルにも引けを取りません。5代目RAV4の魅力をより深く知るため、ライバル5車種との比較を見ていきましょう。
日産 エクストレイル
2013年に登場した3代目が最新モデルの日産 エクストレイルは、RAV4の有力なライバル車です。しかし、最新設計の5代目RAV4に比べれば見劣りする点もあります。どちらも2.0Lエンジンを搭載していますが、力強さは5代目RAV4に軍配が上がります。日産 エクストレイルの最高出力は147PSですが、5代目RAV4は171PSです。
ただし、3列目シートが選択できるのは日産 エクストレイルの強みです。やや落ち着いた印象のエクステリアは、ファミリー層などに向いているでしょう。新車価格は248万円~391万円ほどです。
マツダ CX-5
2016年発表の2代目が最新モデルのマツダ CX-5は、2.2Lディーゼルターボエンジン搭載車のドライビングが魅力です。オフロードを疾走するイメージは乏しいかもしれませんが、オンロードの安定感は乗る人をうならせるでしょう。
エクステリアは都会的な落ち着いた雰囲気で、インテリアは前席重視の設計となっています。後席の快適性やラゲッジスペースの広さは、5代目RAV4に軍配が上がります。新車価格は320万円~374万円ほどです。
スバル フォレスター
2018年発表の5代目が最新モデルのスバル フォレスターは、2.5Lの水平対向4気筒エンジンを搭載したガソリン車、「e-BOXER」を搭載した2.0Lのハイブリッド車をラインアップしています。独自の4WDシステムや総合車両制御技術「X-MODE」の採用で、悪路走破性も優秀です。
高速域の伸びのよさが印象的ですが、CVTの設計はやや古く、中・低速域の安定性は5代目RAV4が勝るかもしれません。デザインは5代目RAV4ほどではないもの、ほどよくスポーティです。新車価格は300万円~320万円ほどで、コストパフォーマンスにすぐれています。
ホンダ CR-V
RAV4と同じく5代目で復活を果たしたホンダ CR-Vは、1995年のデビュー以来、名実ともにRAV4のライバル車です。2018年に日本市場で発売した5代目CR-Vは悪路もさることながら、高速域の走行性能が光ります。
5代目RAV4との走行性能の違いはわずかですが、重厚感のある丸みを帯びたエクステリアは大きく異なる印象です。装備内容や居住性はどちらの車種もハイレベルで、デザインなどが好みを分けるかもしれません。新車価格は330万円~440万円ほどで、5代目RAV4の上をいきます。
トヨタ ハリアー
2020年6月発表の4代目が最新モデルのトヨタ ハリアーは、オンロードの走りを重視したラグジュアリーなSUVです。2.0Lハイブリッドエンジン搭載車の最高出力は178PSと十分パワフルですが、オフロードの取り回しは5代目RAV4のほうが楽かもしれません。
4名での乗車を想定した室内設計で、豪華なインテリアはラグジュアリーサルーンを思わせます。高級感のあるデザインは魅力的ですが、SUVとしての使い勝手は5代目RAV4のほうがよいでしょう。新車価格は300万円~480万円ほどと高価になっています。
RAV4のグレード別中古車価格相場を見る
5代目RAV4が日本市場に投入されたのは2019年4月ですが、ネクステージではすでに各グレードの豊富な在庫を取りそろえています。オプション込みで走行距離も短く、新車価格より数十万円安い個体が目白押しです。
登録済未使用の在庫もあるため、売り切れる前にお得な5代目RAV4を手に入れましょう。2021年6月30日時点で、ネクステージで販売している中古車のグレード別価格相場は以下のとおりです。
グレード名 |
中古車価格相場 |
G |
60万円~339万円ほど |
X |
230万円~306万円ほど |
G Zパッケージ |
280万円~375万円ほど |
アドベンチャー |
270万円~370万円ほど |
ハイブリッドG |
335万円~398万円ほど |
ハイブリッドX |
280万円~339万円ほど |
PRRAV4の最新在庫情報をチェック!
252.9 万円

G Zパッケージ
4WD 禁煙車 純正9型ナビ バックカメラ 衝突軽減 レーダークルーズ 電動リアゲート パワーシート 前席シートヒーター LEDヘッド フルセグ Bluetooth ドラレコ ETC
294.9 万円

G
TRDエアロ 純正9型ナビ バックカメラ レーダークルーズ ブラインドスポットモニター 電動リアゲート LEDヘッド オートハイビーム シートヒーター クリアランスソナー ETC 純正18アルミ
289.7 万円

ハイブリッドX
9型メモリーナビ バックカメラ 衝突軽減装置 レーダークルーズ ドラレコ コーナーセンサー スマートキー LEDヘッドライト ETC オートハイビーム 車線逸脱警報 オートライト フロントフォグランプ
264.9 万円

X
禁煙車 8型DA バックカメラ 衝突被害軽減システム レーダークルーズ コーナーセンサー 純正18インチアルミ LEDヘッド ルーフレール ETC2.0 オートハイビーム 車線逸脱警報 スマートキー
299.9 万円

G
4WD 純正9型ナビ BSM パワーバックドア 禁煙車 セーフティセンス レーダークルーズコントロール バックカメラ Bluetooth接続 フルセグ ETC シートヒーター パワーシート
382.9 万円

ハイブリッドG
禁煙車 TRDエアロ 背面ラダー BIG-X11型型ナビ バックカメラ 寒冷地仕様 レーダークルーズ クリアランスソナー 電動リアゲート シートヒーター デジタルインナーミラー 100V電源 ETC
402.9 万円

G Zパッケージ
禁煙車 TRDエアロ 純正10.5型ディスプレイ 全周囲カメラ 電動リアゲート デジタルインナーミラー ブラインドスポットモニター シートベンチレーション LEDヘッド 純正19インチAW ETC
342.9 万円

G Zパッケージ
モデリスタ パノラマルーフ デジタルインナーミラー ブラインドスポットモニター 禁煙 9型ナビ バックカメラ パワーバックドア シートヒーター レーダークルーズ セーフティセンス ステアリングヒーター
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※価格は支払総額
まとめ
SUV全体の人気が上昇している日本市場において、5代目RAV4は特に注目の的です。ライバル車と比べてもデザイン性や走行性能のバランスがよく、あらゆるシーンに対応する汎用性の高さを誇ります。
ネクステージは全国で「SUV LAND」を展開しており、SUVの在庫数は日本一です。SUVの活用シーンを体験できる遊び心あふれた店内で、5代目RAV4の魅力に触れましょう。5代目RAV4をお求めなら、登録済未使用車の取り扱いも豊富なネクステージをご利用ください。