日産SUVの人気車種と新型車を徹底解説!
自動車業界全体で人気を高めているSUVですが、近年はとくに日産のSUVに注目度と勢いが増しています。新型車や次世代型のコンセプトカーを多数発表して、日産自身もSUVを重要視していることを鑑みれば明らかです。
しかし日産SUVにはどんな特徴があるのか、新型車にはどのようなテクノロジーが採用されるのかをご存じない方が多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、現行車種から次世代型モデルまで、おすすめの車種を一挙にご紹介していきます。
※目次※
・日産にはエクストレイルやキックスeパワーなど、現行の車種で人気のSUVが多数ラインナップに加えられている
・すでに発表済みの新型SUVのほか、SUVの次世代コンセプトカーも多く、日産は今後もSUVに力を注ぎ続ける可能性が高い
・ネクステージでは、現行モデルから旧モデルまで、さまざまな日産SUVを比較して購入を検討できる
日産SUV現行人気車種5選
まずは現行モデルとして販売されている日産SUVについて紹介します。日産によるSUVの種類は非常に多いため、ここでは人気車種を5つに絞って特徴をお伝えします。
長く人気を保持している「エクストレイル」なども、日産が誇るSUVの一種です。それぞれの車種にはどんな特徴があるのか、基本的なスペックと合わせてチェックしましょう。
日産 エクストレイル
最先端の運転支援技術が搭載されていることが最大の特徴です。車間距離や車線中央をキープする「プロパイロット(ProPILOT)」機能を採用しています。2台前の車や夜間でもしっかりと車両を検知する評価がとくに高く、速やかに衝突回避操作を支援します。
SUVの特徴である走破性を高めるために、世界初となる車体振動抑制システム「インテリジェント ライドコントロール」も組み込まれています。小さなデコボコ道に対してエンジントルクを細やかに制御しながら、車両姿勢を均整に維持することが可能です。
仲間や荷物に合わせたシートアレンジができることも強みで、防水フレキシブルラゲッジの採用により汚れたままの荷物でも自在に積み込めます。両手がふさがっていてもオープンできるリモコンオートバックドアも非常に便利です。
日産 エクストレイル 20Xiのスペックは以下のとおりです。
車体寸法:4,690×1,820×1,740mm
車両重量:1,540kg
乗車定員:5人
シート列数:2列
最小回転半径:5.6m
JC08燃費:15.6km/L
中古相場:160万~280万円
日産 キックスeパワー
「電気で走るSUV」として売り出し中の車種が「キックスeパワー」です。電気自動車と変わらないようなレスポンスと加速性を楽しめることに加え、エンジンの作動時間を短縮したこともポイントになります。エンジン始動の際の音を制御し、静粛性を確保しました。
アクセルペダルを戻すだけで強く減速する機能を備えており、渋滞時やカーブの多い道路などでペダルの踏み変え回数を減らすことも可能です。コンパクトSUVクラスではトップの最低地上高を持ち、雪道でも力強いドライブを実現しています。
デザインのメリハリがないという印象を持たれることもある電気自動車ですが、キックスwパワーはその印象を一変させる存在です。強い個性を放ちながらも、王道のパワフルさを兼ねたデザイン性の評価も高く、ボディカラーも13種類が用意されています。
日産 キックスeパワー Xの基本的なスペックは以下のようになります。
車体寸法:4,290×1,760×1,610mm
車両重量:1,350kg
乗車定員:5人
シート列数:2列
最小回転半径:5.1m
JC08燃費:30.0km/L
日産 ジューク
前述したキックスの前継モデルとなるコンパクトSUVです。ツートーンなどの個性的な色使いを用いたエクステリアが特徴的で人気を博しました。丸みを帯びながらも稲妻が走ったかのようなデザインも、ジュークならではの魅力となっています。
上位グレードには1.6Lターボエンジンが搭載されています。強い加速感を実現させることに加えて、アクセルを踏み切らなくても俊敏なレスポンスを感じられる上、燃焼効率を向上させるDIG機構の搭載によって低燃費性の確保も達成しています。
インテリジェント4×4採用車の場合は、さらに俊敏なコーナリングを実感できます。ステアリング操作のレスポンスが良く、思いのままにターゲットラインをトレースできることがメリットで、スペック以上の小回りの良さを感じられるはずです。
日産 ジューク 15RXの代表的なスペックは以下のようになります。
車体寸法:4,135×1,765×1,565mm
車両重量:1,200kg
乗車定員:5人
シート列数:2列
最小回転半径:5.3m
JC08燃費:18.0km/L
中古相場:40万~140万円
日産 ムラーノ
「モダンアート」をコンセプトにしたデザインが人気のモデルです。美しく計算された曲線は光と影のコントラストを生み、時間の経過とともにさまざまな表情を見せてくれます。後席まで包み込むようなサンルーフの存在も際立ち、高い評価を受けました。
モダンな雰囲気はインテリアからも漂います。日産がイメージし、実現させたテーマは「くつろぎとドライビングプレジャーの混在」。シート地は本革とクロスのいずれかから選択することが可能で、カラーコンビネーションも豊富にそろえられています。
走行性能では油圧制御方式を取り入れ、きめ細やかな制御を可能にしています。高速走行時にはとくに力を発揮し、思いのままダイレクトに操れるハンドリングを実現。低速時にもアシスト量を増やし、SUVの常識を覆すほどスムーズな切り返しを行うことも可能です。
日産 ムラーノ 250XVの基本的なスペックは以下のようになります。
車体寸法:4,845×1,885×1,730mm
車両重量:1,700kg
乗車定員:5人
シート列数:2列
最小回転半径:5.7m
JC08燃費:10.6km/L
中古相場:70万~110万円
日産 デュアリス
惜しまれつつも生産中止となり、現在は中古車市場でしか見られないモデルがデュアリスです。SUVらしさを感じられる、力強く欧米的な雰囲気が漂うエクステリアが魅力といえます。ロボットに変形するテレビCMも一部で話題になりました。
エンジンには2.0LのMR20DE型を採用。軽量なエンジンを搭載することによって、当時のSUVとしては良好な低燃費性を実現させていることも特徴的です。動力効率も高く、安定感のある軽快な走行が可能なSUVとして、現在も一定以上の評価を得ています。
インテリアに注目すると、リクライニングのほかにリフト調整を可能にしていることから、基準となる高さに合わせにくい背格好の方でも楽に運転ができます。ナビやスピードメーター等の配置場所も計算され尽くされていて、疲労を感じない工夫が凝らされています。
日産 デュアリス 20Gの代表的なスペックは以下のとおりです。
車体寸法:4,315×1,780×1,615mm
車両重量:1,420kg
乗車定員:5人
シート列数:2列
最小回転半径:5.3m
10.15燃費:13.2km/L
中古相場:50万~80万円
魅惑の新型日産SUV
ここまでは、すでに販売されている現行型の日産SUVや、生産が終了した日産SUVの紹介をしてきました。これらの車種はいずれも中古車販売店で取り扱いがあります。
それでは、今後発売が予定されている日産のSUVはどのようなモデルになるのでしょうか。買い時を正確に判断するためにも、新型日産SUVに関する情報もつかんでおきましょう。
日産 アリア
2021年中頃に発売が予定されている、日産のまったく新しいクロスオーバーEVです。日産が誇る、インテリジェントモビリティの象徴して位置付けられており、新時代の到来を予感させます。デザインは「日本の伝統美」がテーマで、気品と優しさが漂っています。
EVならではのレスポンスと加速性能を備えつつ、低重心で高い算定性を発揮する「e-4ORCE」を採用することも注目の的になっています。人の目の瞬きの3倍以上という速さで自動的にトルク制御を行うため、意のままのハンドリングが実現可能です。
インテリアには、ひとクラス上に匹敵する広々とした空間を持たせています。とくに前席足元の広さには特筆すべきものがあり、ラウンジにいるような感覚で過ごせることも魅力です。
マグナイト
アリアとは違い、まだ正式発表にはいたっていませんが、同じく日産の新しいSUVとして登場が予定されているモデルがあります。「NISSAN NEXT」において公表されたコードは「M」。これを頭文字にした「マグナイト」という名前の車種になると予想されています。
日産SUVとしては前衛的でシャープなデザインになると考えられ、どちらかといえば若年層をメインターゲットにした、キックスeパワーの弟分としての存在になりそうです。海外では2020年中に販売が開始される予定との情報もあります。
インテリジェントモビリティとして、日産が現時点で持ち合わせている最新のテクノロジーを余すことなく搭載されるといわれています。詳細の発表が待ち遠しい新型車のひとつであることは間違いありません。
新型日産SUVの次世代型コンセプトカー
現在販売中のSUVのみならず、近い将来に発売が予定されているSUVにも注目すべき車種が多い日産。これだけではなく、さらに3種類のコンセプトカーも公表されています。
細かなスペックに関しては未知数ですが、以下の3車種は近未来的な次世代型SUVとして要注目です。コンセプトカーの概要を通じて、国産車の未来予想図を描いてみましょう。
IMx KURO
2017年10月に行われた東京モーターショーで公開された「ニッサンIMx」。そのテーマを「黒」に一新して磨き上げたコンセプトカーが「IMx KURO」です。こちらはEVの全自動運転を目指す、まさにインテリジェントモビリティの未来を体現したモデルになります。
遮るものが一切なく、車と一体化したかのようなインテリアも特徴的です。コンパクトでこそありますが、障害を感じるような要素がすべて排除されているため、乗車した人全員がリラックスした状態でドライブを楽しめます。
さらに、日産が独自開発した「Brain to Vehicle(B2V)」を搭載することも話題になりました。これは脳波測定を活用した運転支援技術であり、マニュアル運転時にもドライバーが意図したとおりの運転を実現するためのサポートを行う機能です。
Xmotion
Xmotion(クロスモーション)は、大変パワフルで大きな外装が特徴的なSUVです。テーマは「日本の木造建築や伝統工芸にみられる技と心」。大きく進化したVモーショングリルと彫刻のようにシャープなフォルムが多くの人の心をつかんでいます。
デザイン面では、洗練されたインテリアも見逃すことができません。とくに近代的なデジタルメーターは、機能性とデザイン性を見事なまでに両立しています。インテリアも日本の風景をモチーフに取り入れているため、前衛的ながらどこかホっとする仕上がりです。
大人数での移動を実現させるための3列シートを導入し、収納式のルーフトップボックスを搭載することで積載量を確保しました。機能性の高さというSUVの原点を追及した車と見なすこともできます。
IMQ
e-POWORを搭載した前輪駆動のSUVがIMQです。日本伝統の枯山水からイメージしたレイヤー状の波紋がエクステリアの特徴で、シャープながらも自然な印象のデザインに仕上がっています。すでにジュネーブモーターショーにおいて公開され、話題になりました。
性能面の強みは、何といっても最大出力340fpというパワフルなモーターが搭載されていることでしょう。最大トルクも71.4kgmを計測するほどの力強さを備えており、クロスオーバーの限界を超えたスペックが注目されています。
新技術の「I2V」を搭載することも、IMQにおける目玉的な要素のひとつです。バーチャルリアリティを運転の世界で活用し、本来は見えない空間をドライバーに可視化させます。道路状況の把握なども思いのままに進み、ドライブの概念そのものを変える存在となるでしょう。
中古車市場でモデル間の比較ができる
日産SUVを新車で購入することにはデメリットもあります。そのひとつが、新車市場では最新モデルを訴求されがちというものです。最新の性能を備えた車の展示販売しか行っていない店舗にて、過去のモデルを間近で見て比較・検討することはできません。
この欠点を補うのが中古車市場です。中古市場には、これまでに販売された日産SUVが多数流通しており、実車のコンディションを確認してから購入することも可能です。
中古市場なら、豊富なラインナップの中から好きなモデルを選ぶことができます。すでに生産中止になっているモデルも選択肢に加えることができますので、多くの車種を見てみたいという方にも中古車がおすすめです。
ネクステージ社には豪華SUVが多数ラインナップ
日産を含むさまざまなメーカーのSVUをチェックしたいなら、ネクステージのご利用をおすすめします。旧モデルから最新モデルまで充実したラインナップがそろい、気になる車種を最寄りの店舗に取り寄せて実車を確認・試乗することもできます。
とくにネクステージがこだわっているのが車の品質です。走行距離10km以下など、実質的に新車と変わらない品質のSUVも多数取り扱っています。また、事故車の販売はゼロですので、安心して長く乗れる車ばかりです。
中古車は比較しやすいだけでなく、価格が安いこともメリットといえます。希望する車種の新車価格が高いと感じたときも、ネクステージで同じ車種を探してみてください。低価格で状態のいい同車種が手に入ります。
まとめ
日産のSUVは多くのファンから注目を集めています。現行モデルはもちろん、製造終了モデルにも魅力的な車種が多く、今後も多数のSUVが登場する予定です。魅力的なコンセプトカーからも多数のSUVモデルがリリースされています。
ネクステージでは、さまざまな車種の日産SUVを取りそろえています。車の品質にも絶対の自信があり、事故車の販売も行っていません。ネクステージが全国に抱える2万台の中から、お好みのSUVを見つけてみてはいかがでしょうか。