ウォーターポンプから異音がする場合の原因や異変に気付くポイントを解説!

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ウォーターポンプから異音がする場合の原因や異変に気付くポイントを解説!

ウォーターポンプから異音がする場合の原因や異変に気付くポイントを解説!

ウォーターポンプから異音がする場合、すぐに対処すべきか悩む方もいるのではないでしょうか。ウォーターポンプが故障するとオーバーヒートの恐れがあるため、重症化する前に点検・修理を依頼するのがおすすめです。

 

本記事では、ウォーターポンプはどのような異音が発生しやすいのか、異変に気付くポイントやオーバーヒートについて解説します。

 

※目次※

1.ウォーターポンプの異音は故障のサイン

2.ウォーターポンプから異音がする場合はオーバーヒートに注意

3.ウォーターポンプの寿命は?

4.ウォーターポンプの異変に気付くポイント

5.まとめ

 

■POINT

・ウォーターポンプは「キーキー」「キュッキュ」という甲高い異音や「ガラガラ」という異音が生じることが多い。

・ウォーターポンプから異音がする場合はオーバーヒートの恐れがあるため、重症化する前に点検・修理を依頼するのがおすすめ。

・ウォーターポンプの異変に気付くポイントは異音の他、冷却水の漏れや減少、甘い香りや水温の上昇などがある。

 

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ウォーターポンプの異音は故障のサイン

車のエンジンルーム

ウォーターポンプが故障すると、笛を鳴らしたような「キーキー」という異音、甲高い「キュッキュ」という異音、「ガラガラ」という異音が生じることがあります。

 

このような異音がエンジンルームから聞こえる場合は、ウォーターポンプに不具合が生じている可能性がありますので、整備工場に症状を伝えて点検・修理を依頼しましょう。

ウォーターポンプから異音がする場合はオーバーヒートに注意

クーラントが漏れて地面が緑色になっている様子

ウォーターポンプから異音がする場合、オーバーヒートに注意する必要があります。何らかのトラブルが発生していると考えられ、十分にエンジンを冷却できない可能性があるためです。

 

ここでは、オーバーヒートに注意すべき理由や、同じエンジンを冷却するという役割を持つ「ウォーターポンプ」と「ラジエター」の違いについて解説します。

 

ウォーターポンプが故障するとエンジンを冷却できない

ウォーターポンプから異音がする場合、何らかのトラブルが発生していると考えられます。車のエンジンは発生した熱を冷却水に移し、ラジエターで冷却した後にエンジンへ戻します。この循環の役割を担うのがウォーターポンプです。

 

ウォーターポンプは車のエンジンを冷却するために欠かせない部品であり、故障によってエンジンが冷却できない場合、オーバーヒートを起こす恐れがあるため注意が必要です。

 

重度のオーバーヒートでは、エンジン内部のパーツが破損したり、ラジエーターが破損したりするため、修理に多額の費用を要する可能性があります。

 

ラジエターとは?

ウォーターポンプと同じ、エンジンを冷却するという役割を持つ部品には「ラジエター」があります。しかし、これらの違いがよく分からないという方もいるでしょう。

 

ウォーターポンプは、エンジンを冷却するための冷却水(クーラント・不凍液・LLC・SLLC)を循環させる部品です。対して、ラジエーターは放熱装置であり、高温化した冷却水を効率よく冷却するための工夫が施されています。

 

そのため、ラジエーターに異常がなくてもウォーターポンプが故障していたり、冷却水が少なくなったりしている場合は、エンジンを冷やすことができません。

 

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ウォーターポンプの寿命は?

ウォーターポンプの内部構造ポンプローター

ウォーターポンプは、適切にメンテナンスをしていても寿命を迎えます。なお、タイミングベルト式の車とタイミングチェーン式の車では、ウォーターポンプの交換時期が異なるのが一般的です。

 

ここでは、ウォーターポンプの交換タイミングを「走行距離」と「経過年数」、「異変に気付いた時」に分けて解説します。

 

走行距離からみたウォーターポンプの寿命

ウォーターポンプの交換時期は、走行距離が10万kmほどになった時がひとつのタイミングといえます。これは摩耗による異音や不具合が発生しやすいタイミングです。

 

また、ウォーターポンプの交換時には、同じく走行距離10万kmが交換目安のタイミングベルトを外す必要があるため、同時に行うと効率よくメンテナンスできます。

 

一方、新型車の多くはタイミングチェーンを採用しており、基本的にチェーンの定期交換は不要です。ただし、ウォーターポンプは走行距離が10万kmほどになった時に異音や不具合が発生しやすいことには変わりありません。

 

経過年数からみたウォーターポンプの寿命

ウォーターポンプの交換時期は、経過年数が10年ほどになった時がひとつのタイミングといえます。これもゴム製のタイミングベルトが経年劣化する時期であり、同時に行うと効率よくメンテナンスできることが理由です。

 

タイミングチェーン車は、ウォーターポンプ単体で交換できる車種が多いため、経過年数だけで判断するのは一般的ではありません。

 

ウォーターポンプに不具合が発生した時

近年のウォーターポンプの交換タイミングは、不具合が発生した時が一般的といえるでしょう。ひと昔前まではタイミングベルトが主流だったため、走行距離10万kmや10年が目安とされていましたが、今ではタイミングチェーン車が主流となりました。

 

タイミングチェーン車は、ウォーターポンプ単体で交換できる車種が多いため、不具合が発生してから交換するのが一般的となりつつあります。

 

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ウォーターポンプの異変に気付くポイント

車の水温計が「H」と「C」の中間あたりを指している様子

ウォーターポンプから異音がする場合、比較的異変に気付きやすいでしょう。一方、異音以外で異変に気付くポイントもあります。ここでは、定期的な点検でチェックしたいポイントと水温計の確認方法について紹介しますのでぜひ参考にしてください。

 

定期的に点検を行う

早期にウォーターポンプの異変に気付くためには、定期的に点検を行うことが大切です。

 

ウォーターポンプが故障すると、エンジンの下に冷却水が漏れていたり、漏れた冷却水が乾燥して白っぽいかたまりとなって付着していたりすることがあります。

 

また、冷却水が規定量よりも大幅に減っていたり、エンジンルームから甘い香りがしたりする場合にも、ウォーターポンプの故障を疑ってみましょう。

 

水温計をチェックする

ウォーターポンプの不具合は、水温計で気付くことができます。これは、エンジンを冷却するためのウォーターポンプに異常があれば、水温計が高温になることが理由です。ただし、水温計が高温であることを示していても、ウォーターポンプの故障とは限りません。

 

水温計には、冷却水が高温であることを示す「H」と低温を示す「C」があり、針が「H」と「C」の中間あたりを指しているのが通常の状態となります。一方で「H」に近い場合は高温であり、何らかの不具合が発生している可能性が高い状態です。

 

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まとめ

クーラントリザーブタンクキャップ

ウォーターポンプから異音がする場合はオーバーヒートの恐れがあるため、重症化する前に点検・修理を依頼するのがおすすめです。

 

タイミングベルト式の車は走行距離10万kmや10年を目安として、ウォーターポンプとベルトを同時交換すると良いでしょう。タイミングチェーン式の車は、異音や水温の上昇などの異常に気付いた際に交換するのが一般的といえます。

 

ウォーターポンプの交換を要する場合、交換が必要なその他部品も増えてくるでしょう。「そろそろ車の買い替えをしたい」と考えている場合は、このタイミングでの買い替えを検討してみても良いかもしれません。

 

【この記事の執筆者】

ウォーターポンプから異音がする場合の原因や異変に気付くポイントを解説!

松田 莉乃

過去の愛車は32GT-R、180SX、33Z。車の構造に興味を持ち「自分の車は自分で作りたい」という気持ちから自動車整備工場に勤務した経験を持つ。中古車買取査定員やタウン情報誌の編集部として仕事をした経験を活かし、主に車・タイヤ関係のメディアを対象に2020年からフリーランスのライター兼エディターとして活動中。

 

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