車のエアフィルターの交換時期はいつ?費用の目安や交換の必要性を解説!

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車のエアフィルターの交換時期はいつ?費用の目安や交換の必要性を解説!

車のエアフィルターの交換時期はいつ?費用の目安や交換の必要性を解説!

車検や法定点検の際、エアフィルターの交換時期であることを告げられた方も少なくないのではないでしょうか。中には、交換が必要なのか疑問に感じたり、似た部品名のエアコンフィルターと混同していたりする方もいるかもしれません。

 

本記事では、車のエアフィルターについて知識を深め、費用の目安や交換の必要性を理解できるよう解説します。エアフィルターの交換を検討している方は、ぜひ最後までお読みください。

 

※目次※

1.車のエアフィルターとは

2.車のエアフィルター交換の必要性

3.車のエアフィルター交換費用の目安

4.車のエアフィルターを交換する際の注意点

5.車のエアフィルターの交換時期はいつ?

6.まとめ

 

■POINT

・エアフィルターは適切な時期に交換しないと十分な空気をエンジンに供給できない。

・エアフィルターは交換時期を過ぎるとエンジン性能の低下や燃費悪化につながる。

・一般的な使用方法であれば軽自動車は4万km、普通自動車は5万kmがエアフィルターの交換時期の目安。

 

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車のエアフィルターとは

車のエアフィルターに詰まった異物

車の部品には、エアフィルターと似た部品名を持つエアコンフィルターが存在します。名称が似ていることから、どちらも同じものと認識してしまう方も少なくないでしょう。

 

ここでは、エアフィルターの役割とエアコンフィルターとの違いについて解説します。

 

車のエアフィルターの役割

車のエアフィルターはエアクリーナーとも呼ばれ、人間におけるマスクのような役割をしています。エンジンルーム内のケースに設置されており、取り込んだ空気をろ過した上でエンジン内に送り込むのが目的です。

 

エアフィルターから取り込んだ空気は、エンジン内部のシリンダーへガソリンとともに送られます。この空気に砂ぼこりや虫などの異物が混じってしまうとエンジン破損につながるため、フィルターを通し異物を取り除かなければなりません。

 

なお、交換時期を過ぎたまま長期間使用しているとエアフィルターが目詰まりします。この状態では十分な空気がエンジンに供給されず、エンジン性能が低下したり燃費悪化したりするため、定期的な交換が必要です。

 

エアフィルターとエアコンフィルターの違い

車のエアフィルターとエアコンフィルターは、名称が似ているものの全くの別物です。

 

エアフィルターはエンジンに送る空気をきれいにする役割を持つのに対し、エアコンフィルターは車内に送る空気をきれいにする役割を持っています。エアコンフィルターがあれば、車内のほこりやちりなどが混じった汚い空気を循環させる心配がありません。

 

また、エアフィルターはエンジンルーム内に設置されていますが、エアコンフィルターはグローブボックスの後に設置されているのが一般的です。

 

エアコンは空気を冷やすのが役割であるため、汚れだけでなく結露やカビが発生しやすい環境といえます。そのため、エアコンフィルターも定期的な交換が必要です。

 

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車のエアフィルター交換の必要性

平均燃費が表示された車のメーターパネル

車のエアフィルターは異物をキャッチするため、徐々に汚れが蓄積します。しかし、目に見える車内のほこりやボディの汚れと違い、普段目に付かないことで交換の必要性を感じない方もいるでしょう。

 

しかし、エアフィルターに汚れが蓄積している場合、知らず知らずのうちにエンジン性能や燃費が悪化しています。また、長期的にみるとエンジンの寿命を縮めることにつながるため、定期的な交換が必要です。

 

十分に発揮できていなかったエンジン性能が正常に戻る

エアフィルターが目詰まりすると燃焼に必要な空気が供給できず、エンジンの出力低下を招きます。アクセルを踏んでも思い通りの加速や発進ができず、パワーダウンを感じるかもしれません。

 

エアフィルターを適切な時期に交換することで、エンジンの出力低下を防げます。これまでエンジン性能を十分に発揮できていなかった場合は、正常な状態に戻ることで思いのままの運転ができるでしょう。

 

悪化していた燃費が元に戻る

エアクリーナーに汚れが蓄積している場合、知らず知らずのうちに燃費が悪化しているため、交換することで改善が期待できます。吸入空気量が少なくなるとエンジンの出力が低下するため、より深くアクセルペダルを踏み込むことになります。

 

スロットル開度を大きくしてパワーを得ようとしても、エアフィルターの詰まりによる吸気抵抗のエネルギー損失(ポンピングロス)が大きい状態のため、燃費の悪化は避けられません。

 

このエネルギー損失を解消することで、悪化していた燃費の改善が期待できるでしょう。

 

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車のエアフィルター交換費用の目安

車のエアフィルター交換費用の目安は、部品代と工賃を合わせた金額です。純正品や純正と同じ形状のエアフィルター交換であれば、工賃はそれほどかかりません。

 

しかし、社外品のエアフィルターへ交換する場合は、追加作業が必要になる可能性があります。エアフィルターによるチューンアップを求めれば部品代、工賃ともに純正品よりも高額になる可能性があるため注意しましょう。

 

エアフィルターの部品代は、純正品や純正相当品なら2,000円~5,000円ほど、純正品と同じ形状のスポーツタイプなら3,000円~8,000円ほどが目安です。なお、むき出しタイプなら2万円~3万円程度が一般的といえます。

 

作業工賃は車種や依頼するお店によって異なりますが、数百円~4,000円ほどが目安です。

車のエアフィルターを交換する際の注意点

むき出しタイプの車のエアフィルター

車のエアフィルターを交換する際、純正品と社外品のどちらにするか悩む方もいるでしょう。純正品に交換する場合には、正しく取り付けられれば問題ありません。しかし、社外品に交換する場合は、2つの注意点を押さえておくのがおすすめです。

 

エンジンの損傷につながる恐れがある

チューニング目的で使用する社外品のエアフィルターは、吸気抵抗を少なくすることによるパワーアップを目的とするものが多い傾向です。一方で、吸気抵抗を少なくするため、濾過性能が犠牲になっていることも少なくありません。

 

濾過性能が低い場合、十分に異物を取り除くことができず、シリンダーやピストンに傷を付ける恐れがあります。

 

車両のトータルバランスを損なう恐れがある

昨今の車は電子制御により、吸気量に応じた燃料の調整をしています。そのため、社外品のエアフィルターに交換しても、多少の吸気量の違いはカバーできるでしょう。一方、ものによっては電子制御が対応できず、不調につながる恐れがあります。

 

チューニングを行う際は、車両のトータルバランスを崩さないようにすることが大切です。吸気量が増えれば排気量が増えることも踏まえ、マフラー交換やECUの燃料調整を行うことも検討することをおすすめします。

 

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車のエアフィルターの交換時期はいつ?

エアフィルターの交換時期は、使用状況により異なるため一概には言えません。渋滞や未舗装路で車を使用する機会が多い場合は、早めの交換が推奨されています。

 

2025年5月時点における、自動車メーカーが推奨するエアフィルターの交換時期を下記表にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

エアフィルターの交換時期

通常

シビアコンディション

スズキ

4万km

スバル

5万km

(軽自動車:4万km)

通常よりも早めに交換

ダイハツ

4万km

2万km

トヨタ

5万km

2万5,000km

ニッサン

3万km(ガソリン車)

2万km(ターボ車・ディーゼル車)

ホンダ

5万km

2万5,000km

(湿式も同じ)

マツダ

5万km※

(軽自動車:4万km)

2万5,000km※

(軽自動車:2万km)

※slide →

※RX-8(通常6万km、シビアコンディション3万km)を除く乗用車。

 

上記の表を見ると、一般的な使用方法であれば軽自動車は4万km、普通自動車は5万kmがエアフィルターの交換時期の目安です。なお、シビアコンディションでは2万km~2万5,000kmが交換時期の目安といえます。

 

ただし、一部例外もあるため定期的に整備工場などで点検してもらい、交換の必要性についてアドバイスをもらうと良いでしょう。

まとめ

新品の車のエアフィルター

エアフィルターは適切な時期に交換しないと、十分な空気をエンジンに供給できません。そのまま使用していると、エンジン性能の低下や燃費悪化につながるため、車種や使用状況に合わせて適切な時期に交換しましょう。

 

一般的な使用方法であれば軽自動車は4万km、普通自動車は5万kmがエアフィルターの交換時期の目安です。車を買い替える際は、このようなメンテナンスの時期を考慮して計画を立てるのもひとつの方法です。

 

【この記事の執筆者】

車のエアフィルターの交換時期はいつ?費用の目安や交換の必要性を解説!

松田 莉乃

過去の愛車は32GT-R、180SX、33Z。車の構造に興味を持ち「自分の車は自分で作りたい」という気持ちから自動車整備工場に勤務した経験を持つ。中古車買取査定員やタウン情報誌の編集部として仕事をした経験を活かし、主に車・タイヤ関係のメディアを対象に2020年からフリーランスのライター兼エディターとして活動中。

 

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