イグニッションコイルが故障した際の症状は?交換時期の目安も解説!

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イグニッションコイルが故障した際の症状は?交換時期の目安も解説!

イグニッションコイルが故障した際の症状は?交換時期の目安も解説!

イグニッションコイルは、ガソリンエンジンの重要部品です。車が古くなっても交換したことがない場合、アイドリング不調やエンジンストールに悩まされている方もいるのではないでしょうか。

 

本記事では、イグニッションコイルの基礎知識や故障時に現れる症状を解説しますのでぜひ参考にしてください。イグニッションコイルに関する理解を深め、安全性を損なうことのないようメンテナンスしましょう。

 

※目次※

1.イグニッションコイルの基礎知識

2.イグニッションコイルが故障したらすぐに走行をやめるべき?

3.イグニッションコイルの交換費用はどのくらい?

4.イグニッションコイルの故障はひとつの買い替えタイミング

5.まとめ

 

■POINT

・イグニッションコイルは、ガソリンエンジンにおいて「点火」の役割を担う重要部品。

・一般的な車種であれば、イグニッションコイルは3本~6本程度使用されている。

・イグニッションコイルの寿命は、走行距離10万km~15万km程度が一般的。

 

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イグニッションコイルの基礎知識

イグニッションコイルのカプラー

イグニッションコイルは、ガソリンエンジンにおいて「点火」の役割を担う重要部品です。一般的な乗用車は3気筒~6気筒のエンジンを搭載しており、各気筒ごとに設置されています。そのため、イグニッションコイルは、3本~6本程度使用されているのが一般的です。

 

ここでは、イグニッションコイルの役割や交換時期の目安を解説します。

 

イグニッションコイルの役割

イグニッションコイルは、ガソリンエンジンにおいて「点火」の役割を担っています。エンジンを良好に保つには「良い圧縮」「良い混合気」「良い火花」が必要です。この「良い火花」を生み出すには、イグニッションコイルが欠かせません。

 

イグニッションコイルは、バッテリーから供給される12Vの電圧を2万V~3万5,000Vの高電圧に変換するための変圧装置です。これを、燃焼室内に火花を飛ばすための点火プラグを通して着火します。

 

イグニッションコイルの交換時期の目安

一般的にイグニッションコイルの寿命は、走行距離10万km~15万km程度といわれています。しかし、これはあくまでも目安であり、実際の交換時期は車種や使用状況によっても異なる可能性があることを考慮しましょう。

 

多くの場合、自動車メーカーは、推奨される部品の交換時期やメンテナンススケジュールに関するガイドラインを提供しています。車両に付属する取扱説明書を確認し、メーカー指定の交換時期を把握しておくのがおすすめです。

 

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イグニッションコイルが故障したらすぐに走行をやめるべき?

イグニッションコイルの故障によってエンジン警告灯が点灯している様子

イグニッションコイルが故障した際、すぐに走行をやめるべきかどうかは状況によって異なります。走行に不安がある場合は自分で運転せず、救援を要請すると安心です。自分で運転して整備工場へ入庫する場合は、リスクを踏まえ慎重に判断しましょう。

 

ここでは、イグニッションコイルの故障が安全性に与える影響と故障の症状を解説します。

 

イグニッションコイルの故障が安全性に与える影響

イグニッションコイルの故障は、エンジンストールにつながる可能性があります。気筒数の少ないエンジンほど、故障した場合にエンジンストールのリスクが高いため、故障した際は自分で運転せず救援を要請すると安心です。

 

一方、気筒数の多いエンジンでは1本のイグニッションコイルが故障しても、症状が軽微でユーザーが気付かないケースもあります。走行に問題を感じなければ、自分で運転して整備工場へ入庫する選択肢もありますが、リスクを踏まえ慎重に判断しましょう。

 

イグニッションコイル故障の症状

イグニッションコイルが故障すると、さまざまな症状が現れます。基本的にはイグニッションコイルに異常があると、コンピュータ側が検知して警告灯が点灯するため、すぐ異常に気付けるでしょう。

 

エンジンがかかりにくかったり、アイドリングが不安定になったりするのも症状のひとつです。この他、エンジンの振動や加速不良が感じられる場合は、イグニッションコイルが故障している可能性があるため、速やかに点検を受けるようにしましょう。

 

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イグニッションコイルの交換費用はどのくらい?

点火プラグを交換する様子

イグニッションコイルは不具合が発生しない限り、基本的に交換する必要はないといえるでしょう。しかし、予防整備として不具合が発生する前に交換するなら、どのくらいの費用がかかるか把握しておくと安心です。

 

ここでは、イグニッションコイルの交換費用や自分で交換できるかどうかについて解説します。

 

イグニッションコイルの交換費用

イグニッションコイル1本あたりの値段は、純正品と社外品のどちらを使用するかによっても異なります。1本あたりおおよそ8,000円~1万5,000円と考えておきましょう。経年による交換であれば、1本だけではなく全気筒を同時に交換するのが一般的です。

 

この部品代に加えて工賃がプラスされますが、本数分の工賃がかかることもあれば、1本でも複数本でも工賃が変わらないこともあります。そのため、正確なイグニッションコイルの交換費用が知りたい場合は、整備工場に確認するようにしましょう。

 

イグニッションコイルを交換する際は点火プラグも交換しよう

点火プラグが激しく消耗していると、イグニッションコイルへの負担が大きくなります。劣化や消耗が進んだ点火プラグを使い続けていると、異常燃焼や失火などのエンジントラブルが発生しやすくなります。

 

こうした状況が続けば、イグニッションコイルにダメージが蓄積され、再び故障につながる恐れがあります。そのため、イグニッションコイルを交換するなら、同時に点火プラグの交換を検討するのがおすすめです。

 

イグニッションコイルの交換は自分でできる?

イグニッションコイルの交換は、カプラーの脱着やボルトの締め付けトルクを理解している方であれば、自力で行うことも可能です。ただし、エンジンルームを開けて容易に交換できる車種もあれば、いくつもの部品を外すことでアクセスできる車種もあります。

 

少しでも不安がある場合は、自分で無理に交換しないようにしてください。万が一の失敗が大きなリスクにつながる可能性があります。整備経験がない方は、修理業者へ依頼すると安心です。

 

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イグニッションコイルの故障はひとつの買い替えタイミング

イグニッションコイルの故障は、車の買い替えを考えるひとつのタイミングといえるでしょう。走行距離10万km~15万km程度が寿命の目安であるイグニッションコイルが故障するということは、他の部品も次々と故障する可能性があります。

 

故障頻度が増えてくる古い車を乗り続けると修理費用がかさみ、結局は高い出費につながることも少なくありません。こうした負担を避けるためにも、適切なタイミングでの車の買い替えは、経済的にも合理的な選択となります。

まとめ

イグニッションコイルを取り外す様子

イグニッションコイルは、ガソリンエンジンにおいて「点火」の役割を担う重要部品です。修理して乗り続けるのであれば、効率よくメンテナンスするために全気筒分のコイルと点火プラグを同時交換するのがおすすめです。

 

一方、走行距離10万km~15万km程度が寿命といわれるイグニッションコイルが故障した場合には、他の部品に不具合が発生することも考えられます。このタイミングを機に、車の買い替えを検討してみるのもひとつの方法です。

 

【この記事の執筆者】

イグニッションコイルが故障した際の症状は?交換時期の目安も解説!

松田 莉乃

過去の愛車は32GT-R、180SX、33Z。車の構造に興味を持ち「自分の車は自分で作りたい」という気持ちから自動車整備工場に勤務した経験を持つ。中古車買取査定員やタウン情報誌の編集部として仕事をした経験を活かし、主に車・タイヤ関係のメディアを対象に2020年からフリーランスのライター兼エディターとして活動中。

 

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