車のCVTが故障した?故障の原因や主な症状を参考にセルフチェックしてみよう

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車のCVTが故障した?故障の原因や主な症状を参考にセルフチェックしてみよう

車のCVTが故障した?故障の原因や主な症状を参考にセルフチェックしてみよう

運転中に車の様子がいつもと違うと感じたら、それはCVTの故障かもしれません。CVTが故障すると突然発進しなくなったり、異音や振動が発生したりと、日常の運転に大きな支障をきたす可能性があります。

 

もしCVTの不調を感じたら、まずは落ち着いてセルフチェックをしてみましょう。ここでは、車のCVTが故障しているときの症状の一例や故障する原因、故障した場合の対処法を紹介します。愛車のCVTに違和感を感じている方は、ぜひ参考にしてください。

 

※目次※

1.車のCVTが故障しているかセルフチェックしてみよう

2.車のCVTとは?

3.車のCVTが故障する原因は?

4.車のCVTが故障したらどうする?

5.まとめ

 

■POINT

・CVTの故障は、異音や加速不良などの症状として現れる傾向がある。

・CVTの故障原因は、オイルの状態不良や内部部品の摩耗など多岐にわたる。

・故障が疑われるときは、自己判断せずに専門家へ点検を依頼しよう。

 

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車のCVTが故障しているかセルフチェックしてみよう

スペーシアカスタムのスピードメーター

車のCVTが故障したかもしれないと思うときは、何かしらの異変を感じているのだと思います。まずは、その異変が次のような症状に当てはまるかをセルフチェックしてみましょう。

 

・CVTから「バリバリ」「キュルキュル」などの異音がする

・アクセルを踏み込んだときに加速しない

・エンジンの警告灯が点灯している

・走行中に停止してしまう

・シフトチェンジ時の衝撃が大きく感じる

・前進や後退が上手くいかない

 

これらの症状のどれかに当てはまる場合は、CVTが故障している可能性があります。CVTは車を動かす重要な役割を担っており、故障した場合は走行できなくなる可能性があるため、異変を感じたら速やかに点検や整備を行うことが大切です。

車のCVTとは?

N-BOXのシフトレバー

「CVTが壊れているかもしれない」と言われた方の中には、CVTが何を指すのか分からない方もいるのではないでしょうか。車の「CVT」はATやMTと同じ変速システムのひとつです。まずはCVTとはどのようなものなのか、CVT車とAT車の主な違いについて詳しく見ていきましょう。

 

車のCVTは故障しにくいパーツ

CVT(Continuously Variable Transmission)は、日本語で「無段変速機」と呼ばれ、オートマチックトランスミッション(AT)とは異なる仕組みで変速を行うシステムです。

 

ギアの段を持つ普通のATやMTとは違い、ギア比を「1段ずつ変える」のではなく無段階で連続的に変えるトランスミッションなので、加速が滑らかという特徴があります。

 

CVTにはベルト式・チェーン式・トロイダル式といった種類があり、近年のCVTは金属ベルト式が採用されている傾向があります。

 

CVT車とAT車の主な違い

CVT車とAT車の主な違いは、変速の度合いです。AT車は「有段変速機」と呼ばれ、複数のギアを段階的に切り替えることで変速します。そのため、段階ごとにエンジンの回転数と速度のバランスが決まっているのが特徴です。

 

一方、CVT車は「無段変速機」として、プーリーとベルトの組み合わせで連続的な変速を実現し、変速の度合いを微調整しながら走ります。

 

そのため、CVTはATに比べて低コストで生産でき、エンジン回転数を最適化しやすいため燃費効率が良い傾向です。しかし、強度の都合からエンジン出力量が多い車には装備できないケースがあったり、高速走行時に燃費が悪くなるケースがあったりする点がデメリットとして挙げられます。

 

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車のCVTが故障する原因は?

クエスチョンマークが書かれた積み木が積み上げられている様子

車のCVTが故障する原因は、複数あります。整備不良によるケースもあれば、設計上の欠陥によってリコールになるケースもあるのです。ここでは、オイルの状態が優れないことで故障を招いたケースやその他に考えられる故障の原因についてご紹介します。

 

オイルの状態が優れないケース

CVTオイルはCVT内部の潤滑と冷却を担う重要な役割を果たしており、このオイルの状態が劣化しているとCVT故障の原因となってしまいます。

 

特に問題となるのは、各メーカーが指定する純正オイル以外を使用した場合です。不適切なオイルを使用すると、動力を伝達するベルトが滑るなどの不具合が発生し、CVT本体の故障につながる可能性があります。

 

オイル漏れを起こしていると内部の焼き付きを招く可能性があり、高額な修理費用が発生する事態に発展してしまう可能性もあるでしょう。

 

その他に考えられる故障の原因

CVT故障の原因を特定することは非常に困難な作業です。CVTは内部構造が複雑で、プーリーの摩耗やセンサーの不具合、CVTを制御するコンピューターのプログラム不良も故障の原因となることがあります。

 

また、CVTが故障したように感じていても、実際は他の部品に不具合が生じていて、CVTの動作に影響を及ぼすこともあるでしょう。そのため、CVTの故障を疑うような違和感があるときは自己判断せず、専門家に点検を依頼することが大切です。

 

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車のCVTが故障したらどうする?

クエスチョンマークが書かれたカードを眺める人形

車のCVTが故障したときは、主に次の2通りの選択肢があります。

 

・修理する

・乗り換える

 

それでは詳しく見ていきましょう。

 

修理する

CVTが故障した場合、修理という選択肢があります。オイル漏れの修理やセンサーの交換であれば、1万円~10万円くらいの金額で修理できる可能性もありますが、修理費用は高額になりやすい傾向です。

 

また、部分的な修理が難しく新品のCVTへ交換が必要になる場合は、軽自動車でも10万円~30万円、普通乗用車では30万円~60万円程度かかります。交換する際はリビルト品や中古品といった選択肢もあるため、もう少し安く抑えられることもあるでしょう。

 

ただし、せっかく交換しても状態が優れないCVTを選んでしまうと、すぐに壊れてしまう可能性も捨てきれません。

 

乗り換える

CVT故障が発生した際は、車両の乗り換えることも選択肢のひとつといえます。CVTが故障した車でも、買取で売却できる可能性があるのです。

 

走行距離が多い車両や年式の古い車両では、CVT修理後も他の部品が順次故障するリスクがあります。そのため、長期的な維持費を考慮すると、乗り換えのほうが経済的に合理的な選択となるケースもあるのです。

 

乗り換えを検討する場合は、買取査定を申し込む際に故障状況を正直に伝えてトラブルを防ぎましょう。

 

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まとめ

木製の車を虫眼鏡で覗き込む様子

CVTの故障は不適切なオイルの使用やオイル漏れをはじめ、プーリーの摩耗やセンサーの不具合、制御コンピューターのプログラム不良など、さまざまな原因が考えられるでしょう。

 

車のCVTが故障した場合は、修理か乗り換えの2つの選択肢があります。修理費用は、軽微なものであれば数万円で済むこともありますが、CVT本体を交換する場合は数十万円と高額になることも少なくありません。

 

いずれの場合も、まずは専門の業者に相談し、車の状態を正確に診断してもらうことが大切です。

 

【この記事の執筆者】

車のCVTが故障した?故障の原因や主な症状を参考にセルフチェックしてみよう

福沢知留

フリーランスとして2017年から活動するライター兼エディター。豪雪地帯で約10年間FRセダンを走らせた経験を持ち、現在は子育てに適したファミリーカーを愛用する3児の母。車への深い愛情と豊富な経験を生かし、複数の車関係メディアで編集を担当するなど数々の記事制作に携わっている。

 

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