車の買取手続きはどうやるの？査定までの準備や入金までの流れを徹底解説
車を買取してもらいたいと思った時にどのような手続きを行った方が良いのか、悩む方も多いのではないでしょうか。買取は査定から、金額の同意、入金まで時間がかかることも予想されます。
特に次の車の予算として確保しておきたい方や、お金を必要としている場合はなるべく早く入金して欲しいと考える方もいるでしょう。ここでは車の買取手続きについての流れについて解説しますので、参考にしてください。
※目次※
・下取、買取、個人売買によって車の査定金額が変わる。少しでもお得に売却したいのであれば買取専門業者へ依頼しよう。
・査定から入金までには時間がかかる。少しでもスムーズに進めるためには書類を準備しておこう。
・買取はネクステージがおすすめ。全国に店舗を持ち中間マージンがかからないため、査定金額に期待が持てる。
車の買取手続きは簡単にできるの？
車の買取手続きはどのような業者で行うか、個人売買なのかによっても異なります。例えば個人売買の場合は、必要書類を自分で用意し手続きを行う必要がありますが、買取専門業者を利用する場合はこれらの手順を省くことは可能なのでしょうか。
ここでは専門業者が買取手続きを行うメリットなどについて紹介していますので、見ていきましょう。
買取専門業者なら簡単にできる
車の買取専門店は、市場においての相場価格や中古車売買の知識を持っています。買取時の査定金額や必要書類、新車の売買に関しての質問なども適切に答えてくれるでしょう。
反対に個人売買は個人間契約となるため、手続きに手間がかかることや必ずしも売れるわけではないという点に留意する必要があります。
以上のことから車の買取を検討している場合は、買取専門店など売買知識のある業者へお願いする方がスムーズだと言えるでしょう。
買取専門業者を利用するメリット
車を売却する際に気をつけるべきポイントとして、車の価値が分からない状態で売ってしまうことです。個人間売買や下取を検討している方も気をつけた方が良いポイントですが、高値で売れる要素を持っているにも関わらず、低く見積りを出すことも考えられます。
それに対して買取業者は純粋に「車の価値」のみを査定対象とするため、どの部分が高額査定となったかなどが分かりやすいため、売り手としてはありがたいものです。
さらにディーラーオプションやメーカーオプションを装備している場合はアピールポイントとなりますので、車の価値もさらに上がることが期待できるでしょう。
車の買取手続き｜査定までの流れ
個人間契約よりは、買取専門業者へ買取手続きを依頼した方が良いことは理解できたのではないでしょうか。しかし車の買取手続きは時間がかかるのではないか、なるべく手間を省いて行いたいと考える方もいるでしょう。
ここでは査定まで流れを4つのステップに分けて紹介しています。以下からそれぞれの流れについて確認しましょう。
車の買取相場をチェック
まずは現在所有している車の買取相場をチェックする所からはじめてください。インターネット上にはネット査定や中古車販売店のサイトで同等モデルから相場価格の確認ができます。あらかじめサイトで確認することによって、査定額の判断基準の目安となるためおすすめです。
同時に相場価格の設定次第では買取業者の候補として見つけることができます。以上の点を踏まえて価格相場をチェックしてはいかがでしょうか。
買取業者の選定
車の買取相場価格がある程度分かった後は、買取業者を選定しましょう。売却方法は主に3つあります。ディーラー下取は新車を購入する前提で今ある車を売却し、個人間契約はオークションなどを利用して行う取引です。
・ディーラー下取
・中古車買取専門店
・個人間売買
車を査定してもらう場合も何社かに相見積もりを依頼し、その中で少しでも高値をつけてくれる所に頼むという方法もあります。複数に依頼することが面倒な場合は一括査定を利用することも可能です。
相見積もりとは、複数の業者に見積もりを依頼して比較検討することを言います。買取業者は独自の販売ルートを確保しており、適正価格で取り引きを行うことが可能です。すぐに買い手が見つかることも考えられるため、候補の一つとして検討しておきましょう。
必要書類を用意する
買取手続きに必要となる書類は、普通自動車と軽自動車で異なります。以下の書類が揃っていれば問題はないのですが、紛失している場合は再発行手続きを行う必要が出てきます。事前に用意しておくことによってスムーズに手続きを行えますので、目を通しておいてください。
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必要書類 |
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普通自動車 |
軽自動車 |
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・自動車検査証 ・自賠責保険証明書 ・振込口座情報 ・自動車納税証明書 ・実印 ・譲渡証明書 ・委任状 ・自動車リサイクル券 |
・自動車検査証 ・自賠責保険証明書 ・振込口座情報 ・軽自動車納税証明書 ・自動車リサイクル券 ・自動車検査証記入申請書 ・実印（認印）※手続きによっては必要のない場合有 |
違いとして軽自動車に比べて普通自動車の方が必要書類が多いことや、それぞれ自動車納税証明書の区分が違うことが挙げられます。個人間売買を行う際は、新しく使用する側の書類も必要となることを押さえておきましょう。
入金までの日数の目安を確認する
一般的に車の売却を行う際は、査定から入金まで半月から1ヶ月程度かかることが予想されます。業者の中には「即日、即金」を謳っているところもありますが、車を引き渡し後の場合が多く、現実的にすぐに入金することは難しいと考えておいた方が良いでしょう。
ただし、必要書類を準備しておくことで入金までの日数が早くなる場合もあり、業者へ問い合わせることによって方法が見つかるかもしれません。そのため自身でできることを事前にしておくことも大切です。
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入金までの日数 |
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査定予約から査定実施 |
数日~1週間 |
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査定から車の引き渡し |
1週間~3週間 |
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車の引き渡しから入金まで |
数日~1週間 |
車の買取手続き｜査定から入金までの流れ
車の業者選びが決まり次第依頼をし、買取手続きに入りましょう。買取手続きは大きく分けると4つの流れで構成されており、ここではそれぞれの手続きに気をつけるべきポイントを紹介しています。
どれもポイントを押さえることによって簡単に行えるものばかりです。それでは以下から確認していきましょう。
1：車両を査定に出す
まずは買取業者が決まったら、所有している車の査定をして欲しい旨を相談してください。一般的には買取業者へ持ち込むことが多いかと思いますが、出張査定を実施しているところもあります。
出張査定とは自宅や職場などに査定士が訪問して、車の価値を見定め金額を提示する方法です。指定した場所に来てもらうことで時間を省くことができる点はメリットと言えるでしょう。査定は持ち込みで行うほか、出張査定も利用できることを覚えておいてください。
2：書類を揃えて手続き
次に買取額が自分の中で満足のいくものであれば、契約を交わすことになります。ここでは査定価格に相違はないか、契約書の内容が問題ないかを確認してください。万が一不明瞭な点などがある場合は、あわせて質問すると良いでしょう。
ここで問題なければ必要書類を渡して署名捺印を行います。書類がきちんと揃っていると問題なく手続きを終えることが可能です。また万が一書類に不備がある場合は郵送で対応ができる業者もあるため、確認してはいかがでしょうか。
3：車の引き渡し
車の引き渡しは買取業者から指定されることもありますが、一般的には契約を結んだ日から10日前後の場合が多いでしょう。契約を結んだ後に所有者の都合で引き渡しまでに時間がかかると、査定価格に影響が出ることも予想されます。
そのため、早めに車の受け渡しを行うことや、私物などを整理しておくことも忘れずに行うようにしてください。
4：入金を確認して完了
買取の場合は入金を確認できた時点で一連の手続きが完了したといえるため、振込金額の確認も大切な手続きの一つです。入金は車両の引き渡しから数日から1週間程度で行われることが多いですが、時間がかかっているようであれば問い合わせてみましょう。
反対に、入用の場合は入金日を事前に確認しておくことをおすすめします。万が一いつまでたっても振込が確認できない、連絡が取れなくなったというトラブルが起きてしまった場合は国民生活センターなどへ相談してください。
車の買取手続きをする際に注意すること
車の買取手続きを行う際に注意すべきポイントもいくつかあります。契約後にキャンセルを行った場合や申告の真偽、書類内容によってトラブルが起きてしまうこともあるため、気をつけなければなりません。
ここでは、注意すべき5つのポイントを見ていきましょう。
契約後のキャンセル
売買契約を結ぶ際には「売買契約書」を作成して、署名を行います。この書面は特に法律で定められた書類ではありません。しかし売買金額や車両の引き渡し日、契約途中や契約後のキャンセルについて取り決めがなされている重要な書類です。
特に契約途中や契約後にキャンセルをする場合は、違約金が発生する場合もあります。契約を交わした後に「契約書の内容については知りません」では済まされないため、事前に詳しく確認するようにしましょう。
なお契約書の署名は双方の合意に基づいて行うものですので、署名捺印をする前にキャンセル料の有無や猶予があるのかも話し合うようにしてください。
修復歴の申告
車の所有者は過去に事故などをその車で起こした場合は、申告する必要があることをご存知でしょうか。万が一修復歴があったことを申告せずに売却を行い、別の人が購入した際に不具合として発覚した場合は、債務不履行（契約不適合責任）となります。
その結果、販売店は無償修理や代金減額請求などに応じる必要が出てくるなど責任を問われることとなるでしょう。このような事態を避けるためにも売却を行う側もきちんと修復歴があることを伝えるようにしてください。
住所や姓に変更があった人の書類
転居や結婚などにより住所は姓が車検に記されているものと異なる場合は、別途書類を準備しましょう。まず住所変更を行った場合は住民票、一箇所ではなく複数回転居を行った場合は戸籍の附票が1枚追加で必要となります。
戸籍の附票とは、本籍地の市区町村で戸籍の原本とあわせて保管されている書類です。その書類には、その戸籍を作成してから（もしくはその戸籍に入籍してから）現在に至るまでの住所が記載されています。
つまり、複数回転居を行った場合はその車検証に登録されている住所から現在の住所に至るまで辿って提出する必要があるということです。
また、姓名変更の場合は戸籍謄本にて確認ができるため事前に準備しておきましょう。どちらも市区町村で入手ができますので、余裕を持って手続きを行うことをおすすめします。
ディーラー下取りと買取価格
下取とは新車を購入することを条件として、所有している車をディーラーへ引き取ってもらうことです。下取価格は新車購入代金に充てられるため、現金がもらえるという訳ではありません。
あくまで購入を前提が前提となるため、新車購入と下取はセットだということを覚えておきましょう。また下取を行うと純粋な車の価値が不明瞭になり、あまり買取価格に期待が持てない場合もあります。
そのため車の購入する前に買取価格を調べたい方は、買取専門店にて査定する方が得策だと言えるでしょう。
個人間での買取手続き
買取専門業者を利用しないで個人間で売買手続きを行う際は、以下の流れとなります。メリットは、業者を間に挟まない分中間マージンがかからないことです。さらに高い価格で売却でき、安い価格で購入できることや消費税がかからないなどのメリットが挙げられるでしょう。
デメリットは業者が代理で行ってくれるような名義変更などの手続きを全て自身、もしくは購入者が行う必要があり手間がかかる点です。
他には車の状態が不明瞭であり、満足の得られる購入になるか分からないため、以上のメリットとデメリットを総合的に判断して手続きを行うようにしてください。
1.車を出品する
2.購入希望者への対応
3.契約の締結
4.支払い確認
5.車両の引き渡し
6.自賠責保険などの名義変更
7.任意保険の手続き
車を少しでも高く買取してもらうための心得
ここまで買取時の手続き方法や査定までの流れ、注意すべきポイントについてお話ししてきました。買取は、少しでも高く査定してほしいと考えている方が大半なのではないでしょうか。
ここでは高く買取してもらうための心得として4つピックアップしますので、売却時のアピールポイントとしてぜひご活用ください。
売却タイミングを確認
車両の買取相場は時期やタイミングが重要となります。例えば、フルモデルチェンジの話が出てから売却をするのと、その前に売却をすることは評価が変わってくるでしょう。
同時に中古車相場が活発となる3月は、多くの販売店が積極的に販売強化を行います。つまり、その直前の1~2月は買取強化月間として査定額も高値になる傾向があるため、売却する時期も大切な要素です。
もちろん車の年式や走行距離、オプション付きかどうかも査定額に影響しますので、覚えておきましょう。
車内清掃とボディの確認
日頃からボディメンテナンスを実施していたり、室内清掃をこまめにしておいたりすると業者としては大切に乗っていたことが分かります。反対にボディがサビついていたり、室内がタバコやペットの臭いが染みついていたりすると、査定に響くことが考えられるでしょう。
このように、日頃から車のメンテナンスは査定のアピールポイントとして評価が得られることとなるため、日頃から綺麗・清潔に保てるように習慣化することも大切です。
純正部品を確認
メーカーの工場で取り付けているメーカーオプションは査定で高く評価されることが多く、仮に取り外している場合も一緒に買取に出すことをおすすめします。
それに併せて、ディーラーオプションについてもアピール材料となるため不明な場合は購入時の明細書を確認しておくと良いでしょう。
なお、車にはマスターキーの他にスペアキーがあります。スペアキーは忘れてしまう存在でもありますが、買取を行う場合は合わせて用意してください。
手続きには整備記録簿を用意
整備記録簿はその車のカルテのようなものであり、12ヶ月点検や24ヶ月点検といった法定点検、リコール記録が記載されています。
整備記録はメンテナンスノートとも呼ばれており、買取業者によってはこの記録簿がないと査定額がマイナスになる場合があることを覚えておきましょう。
その理由として、交通事故を起こして車の修理を行った際もこの記録簿に記載されます。修復歴車だとバレたくない方は隠蔽する恐れもあるからです。
また、紛失してしまった場合はディーラに問い合わせることもできますが手間がかかります。さらに発行自体が有料の場合や再発行を行っていないディーラーもあるため注意が必要です。
車の買取査定や手続きでのご相談はネクステージへ
ネクステージは車の買取査定や中古車販売、メンテナンスを行う総合店舗であるため、車に関しての幅広い知識を持っています。また買取から販売までを全国に展開している販売店で在庫管理を行っているため、相場が下がる前までに販売を行うことが可能です。
同時に独自の販売ルートを確保していることから中間マージンがかからず、お客様の車を限界まで高く買取いたします。お車の買取価格や手続きに関してご質問がございましたらWebからお気軽にネクステージへご相談ください。
まとめ
車の買取は業者によって査定金額に差が出るため、高値での取引を期待したい場合はネクステージをはじめとした買取専門業者へ依頼することをおすすめします。
また、車の売却時に査定額で合意し手続きがスムーズに進んだ際には車両を引き渡す際には忘れ物がないか、車内をしっかりと確認することを忘れないようにしましょう。
ネクステージでは豊富な知識を持つスタッフや独自のシステムを使って買取を強化しています。無料査定や問い合わせがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
