マイカーローンのおすすめの選び方!安く買える中古車3選もご紹介
車を購入する際に、一括支払いではなくマイカーローンを組む方も多いのではないでしょうか。家計の負担にならないよう計画的に支払いができ、もしもの時にも手元にお金が残ることがメリットです。
しかし、ローンを組む会社により金利や返済期間(年数)が異なります。金利が高いと毎月の支払いや総支払い額が多くなるので注意が必要です。今回は、おすすめのマイカーローンや選び方・注意点、そして万が一マイカーローンに通らなかった場合の対処法などをご紹介します。マイカーローンを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
※目次※
・マイカーローンは2種類あり、金利や審査の厳しさなどに違いがある
・マイカーローンを組む際に注意しておくべき点を把握して申し込もう
・マイカーローンが難しい場合は中古車の購入も検討しよう
マイカーローンは2種類ある!
マイカーローンは、大きく分けると「銀行系マイカーローン」「ディーラーローン」の2種類があります。どちらにもメリット・デメリットがあるため、悩む方も多いのではないでしょうか。
利用するローンによって審査基準や審査が通るまでの期間、金利の違いがあり、車の所有権にも影響があります。この項目では、それぞれの特徴について解説していきます。
銀行系ローンの特徴
銀行のマイカーローンは「金利が低さ」が大きな魅力です。給料の受け取りや公共料金の支払い、住宅ローンなどを口座引き落としにすれば、さらに金利が低くなることもあります。
地方銀行や都市銀行、ネット銀行などが直接提供しているローンのため、信頼性があり安心して支払いができるでしょう。車の所有権が持ち主になることや返済期間を10年前後に設定することも可能。返済計画が立てやすく余裕を持ってローンが組めるという特徴を持っています。
しかし、審査が厳しく結果が出るのに約1週間かかることが難点です。さらに保証料、事務手数料が必要となる点も覚えておいてください。
返済方法は、毎月指定された日に一定の金額を支払うのが一般的です。また、銀行系ローンでは銀行に関して定めた日本の法律である「銀行法」と呼ばれる規定によって審査を行っています。返済能力に対してローン設定がギリギリだったり超えてしまったりする場合は、マイカーローンを組むのが難しいケースもあるため、借入金額の設定には注意が必要です。
ディーラーローンの特徴
ディーラーと連携しているローン会社からお金を借りるローンが「ディーラーローン」です。購入する車を担保にするため、返済期間が終わるまで車の所有権はディーラーとなります。返済している間は売却や譲渡ができず、廃車にする場合は一括返済もしくはローンの返済を先に終わらせなければなりません。
銀行系よりも比較的審査が通りやすく審査時間も少ないため、車を購入する日にその場でローンが組めるのも大きな特徴です。クレジットカードや住宅ローンの利用がない人は審査に通りやすく、金利や購入金額の交渉がしやすい点もメリットと言えるでしょう。
しかし、銀行系よりも金利が高く設定されていることや返済期間が最長でも6~8年と短めに設定されており、総支払い額が多くなってしまうケースも珍しくありません。
マイカーローンは金利で選ぶのがおすすめ
マイカーローンの金利には「固定金利」「変動金利」の2種類があり、自分に合った決済方法を選ぶことで総支払い額を抑えることができます。
金利は支払いにダイレクトに関係するため、金利の違いを理解することは大切なポイントです。この項目では、金利の種類についてご紹介していきます。
固定金利について
固定金利は、完済するまで金利が変わらない決済方法です。月々の返済額や総支払い額が変わらないため、安定して支払うことができます。たとえば5.0%の金利で契約した場合だと、完済まで5.0%のままです。
景気によって市場の金利が上がった場合も影響がなく、家計を圧迫することなく返済計画も立てやすいのがメリット。逆に市場が低金利になっても、同じ金利で返済しなければなりません。今の日本は低金利が続いているため、変動金利よりも金利が高く設定されているのが特徴です。
変動金利について
変動金利は固定金利に比べて利率が低く設定されていますが、景気による金利変動で契約時の金利が変動します。一般的には半年ごとに見直しが行われ、返済期間の途中に金利が変わるのが特徴です。
メリットは市場の金利が下がることによる返済額の低減ですが、逆のパターンだと固定金利より総返済額が増えてしまうリスクがあります。支払いにある程度の余裕がないと返済ができない状況になるので注意が必要です。
貯金に余裕がある、早めにローンの返済ができる、もしくは返済期間が短いという場合にオススメできる決済方法となるでしょう。
マイカーローンのおすすめの選び方
車を買った際に組むローンは、何を基準にして決めるべきか悩む方も多いでしょう。特に金利は毎月の支払いに響いてくるため重要なポイントとなります。その他にも、人によって条件が異なってくるものもあるので注意が必要です。
前述でご紹介した金利だけでなく、借入の最高金額や借入できる年数によっても選び方が変わるため、詳しくご紹介します。
金利で選ぶ
まずは金利でローンを選ぶ方法です。銀行系の金利は約2.0%から約4.0%に設定されていることが多くなっていることに対し、ディーラーローンでは店舗によって異なりますが、大抵は約5.0%から8%になっています。
一見大きな違いはありませんが、少しの差でも今後返済していく金額や年数によっては大きく差が生じることも。金利を優先するのであれば、銀行系マイカーローンをオススメします。
また、大きな都市銀行よりも地方銀行や信用組合・信用金庫の方が低金利となっていることも多いため、住居地域の銀行からチェックしてみてください。
借入できる最高金額で選ぶ
銀行やローン会社は借入できる最高金額が決まっているため、頭金なしで車の購入を検討している場合は購入金額以上の上限を持つ会社を選ぶ必要があります。
ただ、必ずしも上限まで借りられるとは限りません。判断基準は会社によって異なり、年収・借入金額・支払い回数等によって審査が行われます。最高金額で借りた場合は毎月の返済額も多くなるため、収支のバランスを考慮したうえで判断しましょう。
借入できる年数で選ぶ
金額が同じでも返済期間によって総支払い額や毎月の返済金額が異なります。
毎月の支払いを減らしたいのであれば、返済期間を長く設定できるローン会社を選ぶのがいいでしょう。しかし、期間が長くなることで総支払い額が増えることも覚えておいてください。
ローン会社によって借入年数は異なりますが、2回目または3回目の車検にあたる5年から7年に設定するパターンが多くなっています。銀行系や外車を取り扱っているディーラーの場合、長くて10年の設定ができる場合もあるので、事前に確認しておきましょう。車の金額だけでなく、毎月の支払いが可能であるかも考慮して年数を決めることをオススメします。
低金利でマイカーローンを組むためのおすすめの方法は?
マイカーローンを組む際は、可能な限り低金利での契約を目標にしましょう。なぜなら、金利によって、毎月の返済額ならびに総返済額が変動し、長い目で見れば大きな差が生まれることもありえるからです。
ここでは、低金利でマイカーローンを組むためにおすすめとなる方法を3つ紹介します。
勤務先の提携ローンを確認する
一部の職業や企業に就いている人の中には、勤務先が提携しているローンがある可能性があります。例えば、勤務先がろうきんの対象組合員であるなら、日本各地に点在する労働金庫が展開しているマイカーローンが便利です。
一般勤労者はもちろんのこと、組合員ならさらに低金利で利用できます。また、公立学校の教職員なら、公立学校共済組合の貸付制度が利用でき、年利も年1.32%と非常に低金利で、担保や保証人も原則不要です。
銀行系ローンを優先する
ディーラーで新車を購入しようとする際、ディーラーからディーラーローンを勧められることがあります。このローンは、商談の場ですぐに審査にかけることができるものが大半で、スピーディーに利用ができることがメリットです。
ただ、ほとんどの場合銀行系ローンより金利が高めに設定されており、金利面ではデメリットを感じやすいローンではあります。審査に挑むのであれば、まずは銀行系ローンから挑戦することが望ましいでしょう。
キャンペーンを利用する
銀行系ローンでは、キャンペーンを利用することで、通常の契約よりも低い金利での契約を結べることがあります。特に、住宅ローンやカードローンなど、すでに他のローンを利用中である場合は、カーローンの金利を引き下げて契約できる銀行が多いです。
また、銀行が展開しているアプリをダウンロードし口座登録すれば、キャンペーンに参加できるといった銀行系ローンもあります。これらのキャンペーンは期間限定のものもあるため、機会を逃さず申し込むようにしましょう。
マイカーローンを利用する時の注意点
毎月の支払いが苦しくならないために、自分に合ったローンの組み方をしなくてはいけません。しかし、利用するに当たってはいくつかの注意点があります。特に年齢には制限が設けられており、場合によっては利用できないケースがあるため注意が必要です。
この項目では「利用できない年齢」「別の方法を検討する」という内容で解説いていきます。
年齢によっては利用できない
主な注意点として挙げられるのが「年齢制限」です。ローン会社では借入できる年齢を定めているため、未成年や高齢者の方は注意が必要です。ローン会社を選ぶ際は、借入可能な年齢の幅を確認しておきましょう。
ローン会社によって異なりますが、多くの場合は20歳以上から70歳までとなっています。未成年の方が利用する場合は、18歳以上から利用できる会社を候補にしてみてください。ただし、保証人や親の同意が必要となるのが一般的です。
高齢者の方は収入として年金が挙げられますが、対象にならない場合や「70歳まで」と決められていることが多いようです。借入ができたとしても、完済時の年齢が設定されている場合もあります。そのため審査が通っても、短い期間で支払いが終わるようにローンを組むことが求められます。
金融機関によって借入できる範囲が異なる
車を購入する際は、車本体の購入費用以外にもオプション代、保険料、各種税金などさまざまな諸費用が同時にかかってきます。基本的に、マイカーローンではこれらの諸費用も含めた借入が可能になっていることが多いでしょう。ただし、金融機関によっては、諸費用の一部もしくは全部が借入の対象外になっていることがあります。
特に、ディーラーローンでは諸費用はおろか購入できる車種が制限されるものもあり、マイカーローンよりも利便性が下がることもあるのです。ローン契約前に、どこまでが借入範囲なのかしっかりと確認しておくようにしましょう。
マイカーローンの審査に通らない場合にできる対策
残念ながら、マイカーローンに申し込みをしても審査に通らないケースというのが一定数発生します。この場合、車を購入することはできないのかといえば、そんなことはありません。
マイカーローン以外にも車を購入する方法はいくつかあるので、どうしても審査に通らないときは検討してみましょう。ここでは、マイカーローンの審査に通らない場合にできる対策ついて紹介します。
他のローンに申し込む
車の購入のためのローンは、マイカーローンだけでなく、他にもいくつかあります。まず筆頭となるのがカードローンです。カードローンは、用途を特定せず借入することができるため、車の購入資金に充てられます。マイカーローンの審査に通らないときは、まずカードローンを検討しましょう。
カードローン以外では、住宅ローンに組み込む方法もあります。当然ながら、住宅ローンの借入が条件となりますが、車の購入資金も含めて借入可能となっている金融機関もあるので、住宅ローンへの組み込みも検討してみるとよいでしょう。
カーリースやカーシェアサービスを検討する
あらゆるローンが組めない事態に陥ってしまったときは、車を購入ではなく借りることを検討してみましょう。その際に役立つサービスが、カーリースやカーシェアです。カーリースは、月々定額で選んだ車を利用できるサービスです。基本的に月々のリース代、ガソリン代、保険料を支払えばリースできます。
カーシェアは、必要な時に必要なだけ借りることができるサービスで、レンタカーよりも気軽かつ24時間365日いつでも借りられるカーシェアもあります。車の使用が限定的な人は、カーシェアのほうが安く利用できることもあるので、まずは費用と利用頻度を洗い出してみるとよいでしょう。
ローンを組まずに購入する
ローンは組めないが、車の使用頻度が高いのでカーリースやカーシェアだと割高で困るといった人は、現金一括で車を購入することを検討しましょう。
この場合は、余剰資金もしくは車の購入用に転用しても問題ない預貯金があれば問題ありませんが、生活費まで使ってしまうことはおすすめではありません。あくまで、購入できる範囲の車で検討すべきです。
新車は、購入費用が高くなかなか現金一括での購入は難しいこともありえます。その点、中古車であれば、手が届きやすい価格帯のものが見つかりやすいでしょう。新車が買えるようになるまでは、中古車を利用するのもひとつの方法です。
安い価格帯で買える中古車のおすすめ車種3選
中古車の中には50万円以下で購入できる車種もあります。安い車が多くてどの車種を選んだらいいのか分からない方もいるのではないでしょうか。
この項目では、おすすめ車種の『日産:モコ』『ダイハツ:ミライース』『トヨタ:ラクティス』の特徴と中古車価格をご紹介します。
日産:モコ
スズキ MRワゴンの姉妹車として発売されたモコは、軽自動車でありながらデザインが上質で安全性も優れています。車内が広くシートアレンジも豊富で、大きな荷物や長い荷物なども乗せることが可能です。また、収納スペースが多いためすっきりと片付けることができます。
シンプルなデザインで操作も簡単なディスプレイ付きのオーディオが搭載されており、バックビューモニターが見やすく駐車時も安心です。アイドリングストップや蓄冷材の付いた空調ユニットにより、ガソリンを節約できることも魅力でしょう。
走行性と低燃費を兼ね備えたエンジンが搭載されているため、長距離のドライブも安心して楽しめます。中古車価格は約14万9,000円からとお手頃価格です。
(2022年7月時点)
(参考:『モコ(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ダイハツ:ミライース
低燃費技術の「e:Sテクノロジー」により、車体の軽量化と低燃費を兼ね備えています。マイナーチェンジ後、ダイハツの先進安全予防技術である「スマートアシストIII」が搭載されたことにより安全性も高くなりました。
車以外にも歩行者を認知する衝突回避支援ブレーキや警報機能、車線逸脱警報機能が搭載されており、軽自動車では初となるコーナーセンサーが標準装備。縦列駐車が安易にできるのも特徴の一つです。
中古車価格は約14万9,000円からとなっています。
(2022年7月時点)
(参考:『ミライース(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
PRミライースの中古車
※価格は支払総額
トヨタ:ラクティス
使い勝手の良さが特徴だった『ファンカーゴ』の後継モデルとなるラクティスは、スタイリッシュで優れた走行性を持つコンパクトトールワゴンです。高速大容量スタイリングがテーマとなっており、長距離ドライブが快適に過ごせるのはもちろん、多くの荷物を載せることも可能。
また、大人が4人乗ってもゆとりのある空間で広い車内が大きな魅力です。新開発された「アトキンソンサイクル」「クールドEGR」は、低燃費で高熱効率を実現させ、燃費性能も向上しています。中古車価格は約19万9,000円から85万7,000円です。
(2022年7月時点)
(参考:『ラクティス(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ネクステージなら購入しやすい価格帯の中古車が見つかる!
日本各地には、中古車を専門に取り扱う中古車販売店があります。その中でも、ネクステージは中古車販売店としてのさまざまな強みや特色を持ち、お客様第一をモットーに全国展開している企業です。予算に応じた中古車が見つかりやすいネクステージで探すことは、希望に合った一台を見つける近道となるでしょう。ここでは、ネクステージの強みや特色などについて解説します。
全国の店舗から気になる車を取り寄せできる
ネクステージは、全国各地に店舗を展開しており、総在庫台数は約3万台です。豊富な在庫台数を持つネクステージでは、たとえば北海道の店舗に神奈川の店舗の車を取り寄せて、現物を確認して購入できるといった店舗間での車の取り寄せも格安で行える環境が整っています。
取り寄せられる車両も、軽自動車から輸入車まですべての車両が対象となっているので、webや店頭で気になる一台が見つかれば、店舗スタッフまでまずは相談してください。
購入後の万が一に備えた保証内容も充実している
ネクステージでは、購入後のアフターサービスのひとつとして、充実した無料保証、有料保証を完備しています。無料保証は、ほとんどの車両が購入時点での年式、走行距離不問で適用可能です。また、有料保証の「サービスサポート」では、加入条件はありますが、期間中の無料点検やオイル交換、ロードサービスを利用することができます。
そのほかにも、10年間の保証を受けられる「10年保証」、低年式の車が加入できる「Nextageサポート」など、お客様のさまざまなニーズにお応えできる保証を提供できるのがネクステージの強みのひとつです。
まとめ
車を買う際にローンを検討する方は多くいます。月々の支払いで購入時の負担を減らし、手元にお金が残せておけることが利点です。その際には、金利や支払い期間など自分に合ったプランを選ぶことが大切となります。
ローンを利用できない場合は、中古車の購入を検討してみましょう。中古車は購入費用が抑えられるだけでなく、車種・選択肢が豊富であることがメリット。ローンを組まずに購入できる価格帯が多いのも魅力です。
ネクステージでは多くの車種を販売しており、修復歴のあるものは一切取り扱っていないため安心してご購入いただけます。希望に沿った車選びのご相談も承っていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。