車は金利が安いローンで組みたい!安くカーローンを組むためのポイントとは?
金利が安いローンを組みたい場合、どのように見極めたらいいのでしょうか。金利は総支払額に影響を与えるため、ローンを組む際は大切な要素のひとつです。少しでも安くカーローンを組むために、ローンの仕組みを知っておきましょう。
この記事では、自動車ローン3種類の金利比較、近年増えた残価設定型ローンについて、自動車ローンの金利タイプなど、さまざまなローンについての情報をご紹介します。少しでも安い金利でローンを組むための参考にしてください。
※目次※
・自動車ローンを比較しているため、金利が安いローンについて知ることができます。
・残価設定型ローンとともに、安い金利タイプはどれを選ぶべきなのかについて知ることができます。
・安い金利のローンでお得に自動車を購入するコツや、安い金利のローンで中古車を購入する際のおすすめ販売店について知ることができます。
安い車のローンはあるの?
ひとくくりに自動車ローンと言っても、借入に対する金利がそれぞれ異なります。金利とは借入額に追加して払う割合のことで、これを使って算出されるものが利子です。この金利が安いローンほど利子が少なくなるため、安いローンを探す最初のポイントは「金利」となります。
ここでは、自動車ローンにおける金利の仕組みを見ていきましょう。
安さの違いは金利
ローンの安さの違いは金利にあります。金利は、金融機関・信販会社ごとに定められた利率によって、元金に利息が上乗せされる仕組みです。選ぶ金融機関・信販会社ごとに金利に違いが出るため、同じ車を購入しても金利によって総支払額に差が生まれます。
また、選ぶ金利も重要です。金利には完済まで金利が固定される「固定金利型」と、金利動向に合わせて変動する「変動金利型」があり、これによっても左右されます。
金利が安いローンのメリット
金利が安いローンを組むことで、月々の返済額を抑えられるというメリットがあります。安い金利のローンを選べば、その分の総支払額を抑えることが可能です。そのため、金利が安いほど家計の支出に負担を欠けずに車を購入することができます。
ローンを組むという事は、借金をするということです。ローンを組んだ場合は一定期間内に返済する必要があるため、返済プランを立てるなどきちんと利用計画を立てておきましょう。
金利が安いのはどれ?自動車ローンを比較
ローンを選ぶ際に注目すべきは金利です。では、実際にローンではどのくらいの金利が採用されているのかを見ていきましょう。自動車購入に使うことができるローンの種類、目安となる金利相場の比較などをご紹介しますので、ローンを選ぶ際の参考にしてください。
自動車購入に使うローンは3つ
自動車ローンは一般的に以下の3つの種類に分けられます。
・労金・JA・銀行などで扱われる「銀行系ローン」
・ディーラーで取り扱われる「ディーラーローン」
・販売店が独自に用意したローン
銀行系ローンは、その名の通り金融機関取扱商品です。メガバンク、地銀、信用金庫など、多くの機関で取り扱っています。ディーラーローンは、ディーラー提携の信販会社を通して契約するローンです。車の契約時に申し込めます。
販売会社独自のローンに関しては店舗により扱いの有無が異なるため、先の2つよりも取扱店舗数が少ないと言えるでしょう。
目安となる金利相場の比較
3つのローンの平均金利相場は以下のようになっています。
ローンの種類 |
金利 |
銀行系の自動車ローン |
年率1%~2% |
ディーラー系の自動車ローン |
年率4%~8% |
販売会社のローン |
独自基準 |
3つのローンを比較してみると、金利が一番安いのは銀行系のマイカーローンです。次いで、ディーラー系、販売会社となります。安い金利でローンを組みたい場合は、銀行系のマイカーローンがおすすめです。
金利が安いほど審査が厳しい
ローンは金利が安いほど審査が厳しい傾向にあります。各ローンの審査基準は以下の表を参考にしてください。
ローンの種類 |
審査基準 |
銀行系の自動車ローン |
・本人属性(勤務先・勤続年数・年収・年齢・家族構成) ・借り入れ状況(借り入れ金額の合計が年収の50%以内) ・信用情報(過去に金融事故や延滞・滞納がないか) |
ディーラー系の自動車ローン |
・本人属性 (同上) ・借り入れ状況 (同上) ・信用情報 (同上) |
販売会社のローン |
・各販売店によって審査基準が変わる |
上の表では、銀行系とディーラー系では審査基準が変わらないように思えるでしょう。ディーラーローンでは、購入した車がローンの担保となることから、銀行系よりも審査に通りやすくなっています。
金利は安い方がいいけれど審査は不安という方は、この審査がネックとなるかもしれません。
車の月々の支払いが安い残価設定型ローンとは?
近年、残価設定型ローンという支払い方法を見かけるようになりました。残価設定型ローンは別名「残クレ」とも呼ばれています。
一般的なローンにはない特殊な項目が備わっているため、仕組みが分かりづらいという方もいるでしょう。ここからは、残価設定型ローンの仕組み、どのような人におすすめのローンなのかをご紹介します。
残価設定型のローンとは
残価設定型ローンとは、残価(買取保証額)を設定し、その分を車両本体価格から引いた金額を分割で支払っていく方法です。そのため、ローンの中では月々の返済額を抑えられるプランと言えます。
通常のローンと大きく異なる点が、ローン契約後に「返却」という選択肢があることです。もちろん乗り続けることもできますが、その場合は設定された残価を支払う必要があります。基本的に返却を前提としているため、月間走行距離や車両の状態に一部制限があることも特徴です。
ローンは残価が差し引かれたことから利息が少なくなるように見えますが、実際には残価も含んだ金額に金利がかかっているため注意しましょう。
残価設定型のローンがおすすめな人
残価設定型ローンは以下のような人におすすめです。
・月の走行距離が少ない人
・特定の自動車メーカーのファン
・車を定期的に乗り換えたい人
・リセールバリュー(再販価値)が低い車種
残価設定型ローンは一部制限があるため、走行距離が少ない人におすすめです。同じメーカーで車を乗り換えていくため、特定のメーカーのファンにもおすすめできます。
買取価格が保証されていることから、リセールバリューが低い車を選んだ場合にも安心です。先を見据えた乗り方をしたい人にも向いていると言えるでしょう。
自動車ローンの安い金利タイプはどれを選べばいいの?
信販会社を通すディーラー系では固定金利が一般的です。しかし、銀行系は固定金利と変動金利の2種類から選ぶことができます。
銀行系でローンを借りる場合は、固定金利と変動金利についても知っておきましょう。ここからは、それぞれのメリットとデメリットについてご紹介します。
返済プランがしやすい【固定金利】
固定金利は完済するまで金利が変わることはありません。経済状況による変動がないため、不景気によって低金利になったとしても金利はそのままです。
反対に、好景気により金利が上がった場合でも、返済額が変わらないといったメリットがあります。月の返済額が一定のためお金の管理がしやすく、返済プランも立てやすくなっていますが、変動金利型と比べると利率は高い傾向です。
金利政策に連動する【変動金利】
変動金利は固定金利とは反対に、経済情勢により金利が変化します。固定金利と比較すると金利が低く設定されているため、返済総額はこちらの方が安く抑えることが可能です。固定金利とは反対に、好景気になると金利は上がります。
返済額が変化するため、はじめに立てた返済プランよりも総返済額が増えてしまう可能性があるため注意が必要です。
保証料も考慮しよう
安くローンを組むためには、金利だけでなく保証料も考慮しましょう。保証料とは、保証人の代わりとなる保証会社へ支払う費用です。自動車ローン以外にも、住宅ローンでも見られます。
保証料は、金利に含まれるケースと別途負担が必要になるケースがあります。注意が必要となるのは、後者です。金利が2%の商品に別途1%の保証料がかかる場合、金利は実質3%になります。
ローンを安く済ませるためにも、保証料を含めシュミレーションしていくことが非常に大切です。
繰り上げ返済は手数料に注意しよう
支払い総額を安く済ませたい場合、繰り上げ返済の利用を考えるのではないでしょうか。繰り上げ返済は利息を軽減するための有効な手段のひとつです。
しかし、繰り上げ返済にかかる手数料を知らずにいると、損をする場合があります。1回の手数料は約5,000円から数万円までと、手数料は借入先によって変わるため注意が必要です。
繰り上げ返済を頻繁に行うとその都度手数料が発生するため、軽減できたはずの利息分を超えてしまう危険があります。
繰り上げ返済を考える場合は、まず「手数料がいくらかかるのか」を確認することが大切です。
金利が安いローンでお得に自動車を購入するコツ
ここまで金利に関することをご紹介してきましたが、実際にローンを組む場合、金利以外にもお得に購入するコツはあるのでしょうか。
これからご紹介するポイントは、安い金利のローンを併せることでさらにお得となります。ぜひ活用してください。
頭金を用意して利息を抑える
お得に自動車を購入するコツには、頭金を用意して利息を抑えるといった方法があります。利息は借入金額が少ないほど、安く済ませることが可能です。頭金を入れることで、利息がどれほど安くなるか見ていきましょう。
条件は借入額が200万、金利が2.35%です。返済期間3年で計算すると、総返済額は207万3,285円となり、7万3,285円の利息が付いたことになります。
ここに頭金60万円を加えると借入額は140万円に変化し、総返済額は145万1,299円です。利息は5万1,299円になるため、頭金なしよりも2万1,986円お得になります。頭金は返済期間が長い、借入利率が高いほど差額も大きくなるため有効です。
キャンペーンを活用する
銀行では、Wwbサイトからの申し込み限定で金利割引キャンペーンを開催していることがあります。200万円以上の借り入れなど利用には条件が付くことがありますが、活用することで総返済額を抑えることができるためおすすめです。
時期によってキャンペーン内容が変わるため、金利情報はこまめにチェックするといいでしょう。
ディーラーでは車種限定で金利優遇キャンペーンを行っていることがあります。車種こそ絞られてしまいますが、こまめにチェックしてみましょう。
見積もりは複数を比較する
お得にローンを組むためには、複数の金融機関から見積もりをとって比較することがおすすめです。複数のローン見積もりを取ることで、総返済額が一番安いローンを見つけることができます。
手間はかかりますが、それぞれの総返済額を比較することでどこでローンを組むべきかが明確になるでしょう。次の行動を取りやすくなるメリットもうまれるため、見積もりは複数取ることをおすすめします。
中古車から購入車を選ぶ
金利の安い銀行系のローンは中古車でも使えます。新車では届かなかったワンランク上の車種でも、中古車であれば手に入れることが可能です。
中古車ならば車両価格を抑えることができるため、利息を節約することもできます。選ぶものによってはローン自体を必要としないこともあるでしょう。選択肢が広がる中古車は、車種選びを見直すことも可能です。
ローンで中古車を購入するならネクステージへ
中古車の購入メリットは価格だけではありません。現在メーカーでは販売終了になってしまった憧れの車も、中古車であれば手に入れることが可能です。
ネクステージでは国産メーカーの車から輸入車まで、中古車を豊富に取り揃えています。中古車特有の不安要素である修復歴車は、ネクステージでは一切取り扱っておりません。安心してご購入いただけます。
また、万が一に備えた保証も多数ご用意しておりますので、中古車のご購入をお考えの際はぜひネクステージをご利用ください。
まとめ
お得にローンを組むためには、金利の安い自動車ローンを選びましょう。金利面でのおすすめは銀行系ローンですが、金利タイプによる違いも考慮する必要があります。自動車ローンにはいくつか種類があるため、いくつか見積もりを取りご自身に合ったもので契約するようにしましょう。
ローンの借入額を抑えるには、車両価格が安い中古車を選択する方法もあります。
同じ予算でもワンランク上の車を選べる可能性もあるため、ぜひ中古車もご検討ください。
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