中古車を購入する時の基準!状態の傾向からグレードやお店選びのコツまで解説
現在置かれている生活環境によっては、車が必需品であるという方も多いのではないでしょうか。しかし、車の購入は安い出費ではないため、中古車を購入する場合でも失敗するリスクを減らして選びたいところです。
そこで気になるのは、中古車を購入する時に満足できる買い物をする基準として、どのようなポイントを意識すれば良いのかということです。充実したカーライフを送るためにも中古車購入前にしっかりと考慮すべきポイントや賢い選び方を押さえておきましょう。
※目次※
・中古車購入前にはボディタイプや予算等自分の基準をしっかり決めておこう
・あとから後悔したいために考慮すべき主な6つの基準を押さえておこう
・充実保証付帯で豊富な在庫を取り揃えているネクステージで中古車選びをしてみよう
まずは中古車購入の手順を知ろう
ディーラーが販売している新車に比べて、中古車は販売店が多いため利用する車種やお店選びから始める場合が多いです。その際に、スムーズに車を購入する納車までの一連の流れはこちらになります。
1.欲しい車種や価格の目安を決める
2.利用する中古車販売店を決める
3.購入したい車を探し販売店と相談する
4.契約の用意を行い購入する
5.納車を待つ
車を購入する時には、生活に合わせた価格や車種を選ぶことが大切です。購入後の生活を圧迫してしまう可能性を防ぐためには、予算は年収の半分までを目安にすると良いと言われています。また、購入後の後悔やトラブルのリスクを減らすためにも信頼できる販売店を選ぶことを意識しましょう。
中古車購入前に自分の基準を決めておこう
中古車市場には数えきれないほどの車が流通していますが、選べる種類が多いことからより良い車が欲しくなるケースや、迷ってしまい購入を決断できなくなる可能性もあります。そのため、中古車購入前に予め自分の予算や希望ボディタイプが決まったら、探すメーカーやグレード等も決めやすくなります。また、どの条件を優先したいかも考えておくこともポイントです。
用途に合ったボディタイプ
車を利用するシーンや人数は個人差があり、用途によって使いやすい車も異なります。例えば、家族で乗るならファミリーカーが向いていたり、通勤用にコスパの良い車が欲しい時は維持費の安い軽自動車を視野に入れたりと目的によって最適な車は異なります。
運転のしやすさや維持費の安さ、実用性の高さや荷室や室内の広さ、走行性能等を考慮しながら自分がどの条件をカーライフに求めているかを考えてみましょう。
維持費を考慮した予算
車を購入する時は、車両本体価格だけでなく維持費やメンテナンス費用などが必要となります。そのため、目先の金額だけで決めてしまうと、後々のライフプランに与える影響も大きくなってしまう事があります。
まずは自分の年収や貯金額等を把握して、維持費を用意するプランを立てましょう。車の維持費には燃料費はもちろん各種保険料、税金、車検やメンテナンス代、駐車代等様々な費用が関係します。ローン払いを選択するのであれば毎月のローン支払い代金も必要です。
生活する上で必要なランニングコスト全体を考える事によって、あとから後悔するリスクを軽減できます。
中古車購入で考慮すべき基準【年式/走行距離】
ボディタイプや予算といった自分の基準を決めた後は、具体的に購入する車を絞っていきましょう。中古車購入でまずチェックしておきたいことは、「車の年式」と「走行距離」です。
車は新しくてあまり使われていない方が良いと思う方もいるかもしれませんが、このような車は一般的に価格も高い傾向にあります。しかし、中古車は1台1台前オーナーの使い方により状態が異なるため、年式や走行距離の傾向を理解しておくと自分に合った掘り出し物に出会える可能性があります。
走行距離の傾向
日本で平均年間走行距離と言われているのは1年に1万km程度です。そのため3万km程であれば製造から3年程経過の現行モデルである可能性が高く、車の状態も比較的良好であることが予想できます。
5万km程であってもまだ問題なく走れると見なされますが、タイミングベルトの寿命が近い10万kmを超えたあたりからは、消耗が激しくこまめなメンテナンスが必要とされることが一般的です。
また、中古車の中には年式と走行距離のバランスが異なるケースも存在します。年式が新しいのに走行距離が多い時は車の使用頻度が高く、車自体のダメージも同年式の車に比べて大きい場合があります。
年式に比べて走行距離が明らかに少ない時は、放置されていた可能性やメーター改ざんが行われている可能性もあるため注意が必要です。そのため、信頼できる販売店を利用し、購入前に状況を確認するようにしましょう。
年式の傾向
走行距離の部分でも触れていますが、年式もチェックポイントの一つです。年式が古い車を『低年式』新しい車を『高年式』と呼びますが、劣化や故障のリスクを避けるためには高年式の車をおすすめします。また、安全性能、燃費性能、走行性能等の良さも高年式のメリットです。
しかし、新しい年式が必ずしも良いというわけではありません。年式が新しいと価格も高い傾向にあることや、走行距離や定期的なメンテナンスとの兼ね合いにより、年式が新しくても故障やトラブルが出てくる可能性はあります。他の基準もバランスよく見て検討しましょう。
中古車購入で考慮すべき基準【整備状況】
中古車は故障やトラブルが起きやすいというイメージがあるかもしれませんが、購入時にメンテナンス履歴等の整備状況をきちんと確認しておくことで、そのリスクを最小限に押さえられます。そこで、どんな点を確認すればよいのか具体的に考えてみましょう。
定期的なメンテナンスをしていたか
車の状態を良好に保つためには定期的なオイル交換が重要です。走行距離にもよりますが、タイミングベルトや緩衝材等の消耗部品の交換も必要なメンテナンスになります。
前オーナーがどのように車を使用していたかを大まかに把握するために、12ヶ月点検、24ヶ月点検等の定期点検整備記録簿の有無を確認することもポイントです。
定期点検整備記録簿が無いとしても必ずしも整備状況が悪いわけではありませんが、最近の車は電子系装備が多く搭載されていますので気になる点は販売店に尋ねてみましょう。
事故歴や修復歴は無いか
次のチェックポイントは事故歴や修復歴が無いかどうかです。「修復歴あり」と書かれる場合は、車の骨格部位に損傷があって修復されたものを指します。
車に事故歴や修復歴がある時には、販売中の車種情報に記載しなければならない決まりになっています。車自体を見て見分けるポイントは、ボンネットなどの隙間に偏りがないかや凹み等のチェックです。
しかし、修復跡が目立たない時は自分では見極められないケースもあります。そのため、故障リスクの高い事故歴や修復歴を避けたい時は、取り扱い自体を避けている中古車販売店を利用することがおすすめです。
車検期間の残りと保証
購入前に確認しておきたい点として、車検残り期間についてもチェックしましょう。検索一覧の表示やフロントガラスのステッカーで確認できます。車検が近い車を購入した場合、重量税・自賠責保険料含む車検代が車の購入費用と別にかかってしまいますので注意が必要です。
『車検あり』の場合、購入後名義変更が済んだらすぐに使用できます。一方『車検整備付・車検整備2年付』と表示されている場合は、車検無しですが購入時に販売店が車検を通して納車されるため丸々2年間は安心して乗れる事がメリットです。
『車検無し』の場合は購入後自分で車を引き取り業者を探して車検を受ける必要があります。車両販売価格だけでなくトータルコストと手間を考えて総合的に判断しましょう。
中古車は乗り始めた後に不具合箇所が見つかることもあります。販売店によって購入後保証の有無に違いがありますのでそれも契約前に確認しておきましょう。
中古車購入で考慮すべき基準【グレード】
車選びで悩むのはグレードだという方は多いのではないでしょうか。グレードとは『格、等級、クラス、モデル』とも呼ばれ搭載装備等に違いがあります。
「エディション」「パッケージ」「タイプ」と分けられている車種もあり、各車メーカーが様々な装備・性能・仕様をカスタマイズしているものです。まずグレードの違いについて押さえておきましょう。
グレードの違いを知る
基本的にグレードは上位から下位まで用意されています。大抵の場合上位グレードになると豪華になり充実度が増すことが魅力です。主なグレードでの違いは下記のように分けられます。
多くの車メーカーでは常時ラインアップしているグレードに加えて「特別仕様車」や「期間限定車」を発売していますのでチェックしてみましょう。
選ぶ時にチェックしておきたいグレードごとに違いの出やすいポイントはこちらになります。
・標準装備:最初から搭載されている装備の種類や性能の高さ
・オプション装備:選択可能な種類や性能の高さ
・エンジンタイプ/駆動方式
・排気量
・外装:エアロパーツやホイール等の標準装備内容
・内装:本革シートやインパネ/コンソール等の装飾内容
・内外装カラー:選択可能な種類
・車体価格
グレードによって価格も異なりますが、事前に備わっているオプションなども考慮すると、後付けする費用よりも高いグレードを購入した方が総合的なコストが抑えられる可能性もあります。
グレードの選び方
グレードが上がるにつれて価格が高くなるため、まずは予算内で検討しましょう。高級感を求める方や事前にオプションが備わっていてスッキリとした内装を求める方はLやGなどの豪華さのあるモデルがおすすめです。
しかし、グレードの低い車種の場合でもメーカーオプションが付いているのか、欲しいオプションが後付けできるのかなどを検討しながらグレードを決めましょう。
中古車購入で考慮すべき基準【装備】
グレードとも関係がありますが、最低限欲しい装備内容も明確にしておきましょう。中古車販売店で自分の車環境や希望装備内容を直接伝えることもできます。使い勝手の良い満足のいく中古車を選ぶ際に役立つのは、ネクステージのようにオプション名で検索できるサイトです。
定番の装備
車の装備内容には多くの人が便利だと感じている定番の装備があります。生活環境によって絶対に必要な装備もあれば無くてもさほど困らない装備等人それぞれです。欲しい装備と予算に折り合いを付けて考慮することが大切と言えます。新車・中古車問わず選ばれている人気定番装備は下記の通りです。
・純正カーナビ
・アルミホイール
・フロアマット
・ETC搭載機
・キーレスエントリーまたはスマートエントリーシステム
・電動スライドドア
・バックモニター
・ヒーティングシート(シートヒーター)
・LEDヘッドライト
・ドアバイザー(サイドバイザー)
・自動格納ドアミラー
・安全装備(衝突回避/軽減ブレーキ・御発進抑制機能等)
たくさんの装備があるので搭載されていればいるほど嬉しい部分ではありますが、オプションの状態は価格にも影響する部分です。欲しい装備に優先順位を決めながら探すと、掘り出し物も発見しやすくなります。
装備に迷ったら?
中古車購入の際に必要なオプション装備が付いている車を探すことにより、購入後に後付けオプション費用がかからなくて済みます。ただし、オプション装備が付いているゆえに価格が高い傾向にあるので注意しましょう。
支払総額を考慮して本当に必要かどうか考えることが必要です。後付けできるオプションであれば資金が貯まってから購入するという選択肢もあります。購入時の価格によっては環境性能割という税金の対象になるかにも影響する可能性があるため、総合的な価格で判断することも検討しましょう。
中古車購入で考慮すべき基準【買う時期】
中古車市場は需要と供給のバランスによって成り立っているため、流通量が多く安くお得に購入できる時期があります。車種や地域にもよりますが通常お得に購入できると言われている時期について見ていきましょう。
決算期を狙う
各車メーカーのディーラーは3月が決算期・9月が中間決算期としているケースが多いです。その時期に新車販売に力を入れるため、次の月(例えば4月)になると売れ残ったり下取りしたりした車の在庫が多くなります。
在庫が豊富になることで価格が下がるのが一般的な傾向です。決算期に合わせて中古車価格を下げる販売店もありますのでチェックしてみましょう。
他にも大型連休明けや年式が1年古くなる毎年1月に低価格で販売する店舗もあったり、ウインタースポーツ愛好家に人気が高いSUVはシーズン前の夏頃が安かったりと様々です。ガソリン価格の影響により特定車種が売れる事もあり、価格は常に変動しています。
モデルチェンジ時期を狙う
他にはモデルチェンジ時期があります。新型モデル発売のタイミングで買い替える人は多く、豊富に旧モデルが中古車市場に流通するからです。新車ディーラーが新車販売のために旧モデルのセールを行うこともよくあります。気になる車種についてはモデルチェンジの時期をチェックしておきましょう。
いい中古車を購入するための基準【販売店選び】
自分の購入基準がはっきりしたなら、できるだけいい中古車を購入するために信頼できる販売店を選ぶことが大切です。それぞれの販売店にはメリットとデメリットがあります。購入後の保証があるか、車種の種類や在庫は豊富か等、自分が求めている基準に適っているかを比較検討してみましょう。
保証が充実した中古車販売店を選ぼう
中古車の場合は前オーナーの使い方により同じ車種・グレードでも状態が異なります。そのためよく吟味して購入したとしても故障・トラブルリスクが全くないわけではありません。万が一故障・トラブルが起きた場合に購入後の保証が用意されている販売店であれば安心です。
ネクステージでは365日いつでも万全な管理と点検整備を行っています。ネクステージで販売している車については国産車・輸入車共に年式・走行距離問わず無料保証が付帯している事が特典です。
在庫が豊富で取り寄せが出来る店を選ぼう
自分の希望に敵った理想の中古車を選ぶために、多くの中古車を比較検討したいと思うのではないでしょうか。それぞれの整備状況や搭載装備等を比較することが満足のいく車選びには重要です。全国に店舗を展開しているネクステージでは取り扱っているメーカーや豊富な車の在庫数に自信があります。
そのため幅広い条件から希望に合う車を探し出すことができ、他地域在庫の車であっても最寄りの店舗に取り寄せて実車確認を行うことが可能です。
下取り車があれば高価買取店を選ぼう
車の買い替えによる中古車購入を検討している際には現在乗っている愛車をなるべく高く買取してくれる販売店を探しましょう。そうすることにより購入する車の予算を増やすことができます。
ネクステージは全国140店舗での販売力に自信があるため、車の価値を適正査定し純粋な相場価格での買取ができる事が特徴です。下取り車があればぜひネクステージの無料査定をご利用ください。
まとめ
満足のいく中古車購入のために自分が譲れない基準をしっかりと把握しておきましょう。そして年式・走行距離・整備状況等様々な要素を考慮します。分からないことも沢山あると思いますので親切丁寧に質問に答えてくれるような信頼できる販売店を探すことが重要です。
ネクステージには経験豊富で専門知識を持っているスタッフが沢山います。カテゴリー別・オプション別といった様々な条件でのネット検索を行うことができるため非常に便利です。中古車購入をご検討の際はお気軽にご相談ください。