車の2台持ちのメリットや注意点は?維持費についても解説!
共働きになる、子どもの送り迎えをするなど、ライフスタイルの変化によって2台目の車が必要になるケースがあります。2台目の車の購入を検討している方の中には、2台持ちになるとどのようなリスクがあるのか知りたいという方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、車の2台持ちのメリットや注意点について詳しく紹介します。
この記事を一読すれば費用を抑えるポイントが分かるので、お得に2台の車を持てるでしょう。
※目次※
・2台持ちの場合、送迎やドライブなど目的に合わせた車の使い分けができる
・車種によって維持費は異なるので2台持ちの際には要注意。軽自動車の場合はおよそ38万円、コンパクトカーの場合はおよそ43万円の維持費がかかる
・2台持ちするために費用を抑える方法として中古車の購入がある。ネクステージなら豊富な種類の車の中から欲しい1台を選べるのでおすすめ
車を2台持ちする3つのメリット
車があれば買い物や旅行などでも便利に使えますが、2台所有していると自由度はさらに広がるでしょう。生活が便利になり、ライフスタイルを向上させられます。
また、すでに車を持っている方は、車をもう1台増やすことで経済的な恩恵にあずかること可能です。ここでは、車を2台持ちするメリットを3つ紹介するので参考にしてください。
用途によって使い分けができる
1台しか所有していない場合は通勤、家族の送迎、ドライブなどの目的に応じた使い分けができませんが、車の2台持ちをすると用途による使い分けが可能です。
例えば近場の買い物や幼稚園の送り迎えなどは小回りの利く軽自動車が便利ですが、週末や休日のロングドライブには不向きでしょう。一方で、ドライブを楽しみたい方はSUVやクーペなどがおすすめですが、近場への買い物には使いづらく感じます。
車の2台持ちをすると、近場での買い物用と遠出用といったように、用途によって車の使い分けができるでしょう。毎日の買い物は燃費のよい軽自動車やコンパクトカーを使用し、週末や休日の旅行には快適な乗り心地を楽しめるラグジュアリータイプの車を使用するというように使い分けられます。
車の劣化を抑えられる
車の2台持ちをすると車の劣化を抑えられます。車は走行距離が増えるにしたがってエンジンのパーツやゴム製品などを中心に劣化が進むものです。輸入車や高級車を所有している場合には、車の劣化により修理費が高くなるでしょう。
一方で2台持ちの場合は、それぞれの車を上手に使い分けることで車のダメージが軽減されます。その結果、パーツの交換代や修理費を抑えられるでしょう。
平成29年の乗用車の平均車齢は8.5年となっており、新車を購入してから次の車への買い替えるまでの年数は8.5年です。1台だけ所有する場合には劣化が進みやすいので売却価格が安くなりますが、2台持ちならば、車の劣化を抑えやすくなるので売却価格にも期待が持てるでしょう。
利便性が高くなる
車の2台持ちをすると利便性が高くなるでしょう。例えば夫婦共働きの場合、1人が通勤用として車を使用すると、もう1人は公共の交通機関や自転車などを使用して通勤しなければなりません。
また、週末や休日についても、家族の誰かが車を使用すると、他の人たちは車を使えないので不便に感じるでしょう。一方、家族で2台の車を持つ場合には、車を夫婦別々に使えるので便利です。
また、車が故障したときについても、車を修理する間は車を使えません。車が必要な場合には代車を使用しなければならず、場合によっては料金が掛かるでしょう。一方で、車の2台持ちをしていると、車を修理している間ももうひとつの車を使用できます。そのため、通勤や送迎で利用している方には便利でしょう。
車の2台持ちをする際の3つの注意点
車を2台持ちすると利便性や用途による使い分けといったメリットがあります。一方で、車の2台持ちには注意すべきこともあるので、前もっての確認が必要です。
注意点の中には、費用が関係するものもあるので、自分だけで決めるのではなく家族で話し合う必要もあるでしょう。ここでは、車の2台持ちをする際の注意点として3つを取り上げます。
車2台分の購入費用がかかる
車の2台持ちをすると、1台の車を所有するときと比べて2倍の購入費用がかかるでしょう。
特に、ローンを組んで購入する場合は、ローンの負担も大きくなるので注意が必要です。
購入の際には、生活費を削らないで済むように毎月のローンの金額を計算しておく必要があります。
車を購入する際には車両代金の他に法定費用や諸費用がかかり、新車の場合は車両代金の1割~2割の費用が必要になるでしょう。そのため、2台目の車を購入するときには、購入資金をそろっているのか確認しなければなりません。
車2台分の維持費がかかる
車の2台持ちをすると、維持費も車1台を所有するときと比べて2倍になるので注意が必要です。車の維持にかかる費用として以下のものがあります。
・保険代(自動車保険と任意保険)
・税金(自動車税と自動車重量税)
・メンテナンスにかかる費用(オイル交換、タイヤ交換、車検代)
上記の費用は安全にドライブを楽しむために必要なものです。また、車を使用する際には、ガソリン代もかかります。夫婦や家族で2台の車を同時に使用する場合には、2倍のガソリン代がかかるでしょう。
駐車場代がかかる
車の2台持ちをするときには、2台分の駐車場が必要です。持ち家に住んでおり2台分の駐車スペースがあれば問題はありませんが、アパートやマンションに住んでいる場合には、2台分の駐車場代がかかるので注意しましょう。
また、住んでいる地域によっては駐車場を探すのにも苦労するでしょう。郊外に住んでいる場合は複数台の駐車が可能なスペースを見つけやすいものですが、都心に住んでいる場合には自宅付近の空きスペースが見つからないことがあります。
その場合には、自宅から離れたところに2台目の車を置くことになり、毎日使う方は不便に感じるでしょう。
車を2台持ちする場合にかかる維持費の目安
車を2台持ちする際には、前もって毎年の維持費を把握しておきましょう。車を維持するには保険代、税金、メンテナンスにかかる費用を支払わなければなりません。
また、車の維持費は車種によっても異なるので注意が必要です。車種別の維持費は以下のとおりになっています。
|
軽自動車 |
コンパクトカー(1.5L) |
自動車税 |
1万800円 |
3万500円 |
自動車重量税 |
1万2,300円 |
1万6,400円 |
自賠責保険 |
9,865円(24ヶ月の金額から1年分) |
1万5円(24ヶ月の金額から1年分) |
任意保険 |
8万円 |
8万5,000円 |
点検費用 |
1万5,000円 |
1万8,000円 |
車検費用 |
2万5,000円 |
3万円 |
駐車場代 |
14万4,000円 |
14万4,000円 |
ガソリン代 |
8万3,148円 |
10万3,836円 |
年間の維持費 |
38万113円 |
43万7,741円 |
(参考: 『ネクステージ:車の維持費はどれくらいかかる?維持費の仕訳まとめ』)
自動車税や自動車重量税は、軽自動車と普通車で金額が異なります。また、自動車保険の費用は車種のタイプによって金額が変わるので注意しましょう。基本的に軽自動車のほうが普通車よりも維持費はかかりません。
PR50万円以下の軽自動車
車を2台持ちするために費用を抑える3つのポイント
車の2台持ちを検討している方の中には、可能ならば購入費用や毎年の維持費を安く抑えたい考えている方もいるのではないでしょうか。
維持費や購入費用を抑えるには、車の選び方や購入場所を慎重に選ぶのが大切です。ここでは、車を2台持ちするために費用を抑えるためのポイントを3つ紹介します。2台目の車の購入を考えている方は参考にしてください。
保険会社のセカンドカー割引を利用する
車を2台持ちするために費用を抑える方法のひとつは、任意保険料の削減です。保険会社の多くは、セカンドカー割引というサービスを提供しており、利用すれば安く抑えられます。
セカンドカー割引とは2台目の車の保険料が割引になるサービスで、通常は6等級からスタートするところを7等級からスタートできるのです。
注意点としてセカンドカー割引には条件があります。条件は個人の所有であること、1台目の車の任意保険が11等級以上であること、普通乗用車や小型乗用車などの自家用車8車種であることです。条件をクリアしている方は、保険会社に相談しましょう。
燃費性能が良い車を選ぶ
車を2台持ちするために費用を抑える方法の2つ目はガソリン代の削減です。そのため、燃費性能の良い車を選びましょう。
燃費性能の良い車を選ぶためにはライフスタイルに合っているのかを確認するのが大切です。買い物や送迎などで使う車については軽自動車やコンパクトカーが良いでしょう。一方で、ロングドライブで使う車については走行が安定している車がおすすめです。
最近ではハイブリッド車が人気を集めています。エンジンに加えてモーターを搭載しており、2つの動力を効率よく動かすことで低燃費での走行が可能です。
中古車の購入を検討する
車を2台持ちするために費用を抑える方法の3つ目は中古車の購入です。新車とは異なり、中古車ならば初期費用を安く抑えられるでしょう。2台目をラグジュアリータイプの車にしたい方についても、お得に手に入れられます。
また、中古車なら購入費用が安いうえにさまざまな車種や年式から好きな車を選べるでしょう。そのため、気に入った1台を選びやすいというメリットもあるのです。
車を所有していない方で2台持ちを検討している方は、2台目だけでなく2台とも中古車にすればより経済的になるでしょう。
まとめ
今回の記事では、車の2台持ちのメリットや注意点について紹介しました。車の2台持ちには、目的に合わせた使い分けができるというメリットがあります。購入費用が2倍になりますが、中古車から好きな車を選ぶことで初期費用を抑えられるでしょう。
ネクステージでは130以上の店舗に2万台の在庫数を用意しております。軽自動車をはじめSUVやクーペなどのさまざまなタイプの車があるので、お気に入りの1台を選びやすいでしょう。車の2台持ちを検討している方はネクステージへご相談ください。