車の窓ガラスに撥水コーティングをしよう!選び方や施工方法を解説!
撥水コーティングすることで、車の窓ガラスはベストな状態を保ちます。長年利用している車や購入した中古車に、撥水コーティングをしていない方もいるでしょう。
撥水コーティングをしていないと、車に悪影響が生じてしまうため注意が必要です。この記事では、車の窓ガラスに撥水コーティングをしたい人に向けて、コーティングの特徴や施工方法について解説します。「撥水コーティングにはどのような効果があるのか」「どこで、どのように施工すべきか」といった疑問も解決するでしょう。ぜひ参考にしてください。
※目次※
7.ボディへの撥水ガラスコーティングは高耐久を誇るネクステージで!
・撥水コーティングをせずにいると、視界不良やワイパーゴムの消耗といった問題が生じる。ただし、施工の際にはワイパーのビビりや運転支援システムの誤作動への注意が必要。
・撥水効果を重視するなら塗布するタイプのシリコン系液剤がおすすめ。フロントやサイドガラスは親水性コーティングで使い分けてもよい。
・セルフで撥水コーティングをすることでコストを抑えられる。ただし費用対効果を考えると業者施工がおすすめ。依頼する際は実績豊富なネクステージへ。
車の窓ガラスに施す撥水コーティングとは?
撥水コーティングとは、車の窓ガラスに施されるもので、雨天時の視界の確保や汚れの付着を防止するために役立ちます。この記事を読んでいる人のなかには、「そもそもコーティングがよくわからない」という方も多いでしょう。
ここでは、撥水コーティングの基礎知識や、親水剤との違いについて解説します。
撥水コーティングとは何?
撥水コーティングとは、ボディや窓ガラスなどの水を弾くためのものです。水を弾きながら走行できるため、車を綺麗に保つ性質があります。また最近の撥水コーティングには防汚作用もあるため、洗車がとても簡単になるのが魅力です。
撥水コーティングは、目に見えるのが大きな特徴です。「次にいつコーティングすればよいか」が分かりやすいため、メンテナンスがしやすくなっています。最近では親水コーティングも登場しており、よく比較されるようになりました。
撥水剤と親水剤の違いは?
撥水剤と親水剤の違いを理解するために、まずは親水剤の特徴を確認しましょう。親水剤は、膜状になった水が流れるように落ちていくのが大きな特徴です。一方の撥水剤は、水が粒状になって流れていきます。
そのためフロントガラスであれば、より視界を確保しやすい撥水剤がおすすめです。一方でフロントガラス以外の場所であれば、親水剤も使用できます。特にサイドガラスやリヤガラスなど、風の影響を受けにくい場所では、撥水剤よりも親水剤の方が活躍するでしょう。
撥水コーティングを施すメリット
撥水コーティングを施すメリットは、雨天時に視界を確保できる点です。フロントガラスに撥水コーティングをしておけば、水が粒になって風に流されていくため、視界を良好に保てます。水滴がガラスに残りにくくなるため、凍結防止の面でも有用です。
また、撥水コーティングによって、汚れの固着を防止できるのも大きいでしょう。汚れが直接フロントガラスにつくのを防げるため、メンテナンスが非常にやりやすくなります。ガラスを綺麗に保ちたいなら、ぜひコーティングを検討しましょう。
車の窓ガラスに撥水コーティングしないとどうなる?
撥水コーティングとは、その名の通り水をはじく液剤を塗布して膜を張ることです。撥水コーティングすることで車の窓ガラスとしての役割を正しく発揮してくれます。
では、コーティングをしなかった場合には車の窓ガラスにどのような影響があるのでしょうか。以下から詳細を見ていきましょう。
雨水で視界不良になる
撥水コーティングをしていないと雨水がはじかれることなく、フロントガラスがにじみます。大雨になるほど常に稼働頻度を上げてワイパーを動かし続けなければならないため、ワイパーに視界が遮られる頻度が高くなり視界が悪くなってしまうのです。
コーティングすることで水滴は水の玉を成形し、ワイパーと走行による風力により雨水が飛ばされ視界が開けます。安全運転を心がけるためにも撥水コーティングは重要といえるでしょう。
目が疲れる
雨水が汚れと一緒にじみ視界が悪くなると、その分だけ「視る」ことに労力が必要になります。
撥水コーティングしていなくても、ワイパーの稼働頻度とスピードを上げれば走行することは可能です。しかし、無意識にワイパーを目で追うことで、それもまたドライバーの目を疲労させる原因となります。短距離運転であればそれほど気にならない目の疲れも、長距離運転をする方にとっては重大な要素といえるでしょう。
ワイパーゴムの消耗が早い
撥水コーティングしていないと窓ガラスに雨水が付着しやすくなるため、ワイパーの使用頻度が多くなります。コーティングしている場合であれば停車時に動かす程度で済む小雨であっても、撥水コーティングをしていないと走行中に動かす必要があるでしょう。
ワイパーの使用頻度が高くなることから、ワイパーゴムの消耗が進んでしまいます。ゴムの交換には費用が発生するため、金銭面においてもデメリットです。
汚れが落としづらい
車の窓ガラスは、雨水だけでなくホコリや花粉、鳥の糞などの汚れが付着します。これらの汚れは、撥水コーティングしていないと簡単には落ちません。
一方、撥水コーティングしていれば水で洗い流す、または軽く拭くだけで除去することが可能です。日常的な手入れの面でも撥水コーティングは重要な役割を果たします。
水滴で凍結する
冬場の気温が低くなる時期には、車のガラスににじんだ水滴で凍結したり、霜が付きやすくなったりします。この場合、そのまま運転することは危険です。エンジンとエアコンをかけて溶けるまで待った経験がある方もいるのではないでしょうか。
実は、この現象も撥水コーティングしていないことによる部分が大きいのです。コーティングしていれば付着する水滴自体が少なく、凍結している場合もすぐに落とせるでしょう。冬場の時間短縮に役立つ点でも撥水コーティングは有用です。
車の窓ガラスに施す撥水コーティングの注意点
撥水コーティングすることによるメリットは大きいですが、一方でデメリットも存在します。これは窓ガラスに液剤を塗布することで、ワイパーやシステムの動きに影響するためです。ここで撥水コーティングの注意点ご紹介しますので、理解した上で正しく対処しましょう。
ワイパーのビビり
撥水コーティング直後はワイパー作動時にビビりが発生しやすくなります。「ビビり」とは、ワイパーが不快な音を出しながらガラスに引っ掛かる現象です。
これはコーティング剤により摩擦が大きくなることでも生じます。しかし、これはコーティングすることが悪いというわけではなく、コート剤の塗りムラやワイパーゴムが劣化していることも原因です。
長年使っている車などは、コーティング剤を使わずともビビりが発生する場合もあるでしょう。コーティング直後にビビりがあれば、ワイパーゴムの点検か交換をおすすめします。劣化が激しくなければタオルでゴムを拭くだけで改善するかもしれません。
運転支援システム搭載車は注意
昨今の車には、衝突被害軽減ブレーキなどの運転システムが搭載されているモデルが多く存在します。カメラやセンサーなどが前方の視界を検知して作動する仕組みです。
撥水コーティングを施すと、小さな雨粒がフロントガラスの表面を動くことよってシステムが誤作動する可能性があります。さらに、撥水加工が劣化してムラが生じると、夜間や逆光時の認識にも影響を及ぼすのです(純正撥水は除く)。
実際に運転支援システムの説明欄には、撥水コーティングを施すことに対する注意書きが記載されている場合があります。とは言え、一概に禁止というわけではありません。メーカーや車種によるため最終的には自己責任で行います。
撥水コーティングを施工する際には、事前にメーカーの注意書きやディーラーへの相談などで確認しておきましょう。
施工失敗によるリスク
施工失敗によるリスクにも注意しましょう。撥水コーティングのやり方を間違ってしまうと、フロントガラスなどに違和感が生じ、かえって視界が悪くる恐れがあります。
初心者によくある失敗としては、「油膜取りができてない」「仕上げの拭き取りができていない」の2つです。施工に失敗すると、コーティングが過剰になり、対向車のライトなどがフロントガラスに反射してしまいます。施工は説明書等をよく読んで、失敗のないように行いましょう。
車の窓ガラス用撥水コーティング剤の選び方
撥水コーティングには、成分や施工タイプによってさまざまな種類があります。それぞれ効果が異なるため、特にセルフで行う際には適切なコーティング剤を選ぶことが重要です。ここで「液剤の成分」や「施工タイプ」による違いを見ていきましょう。
液剤の成分で選ぶ
撥水コーティングの液剤には主に「シリコン系」と「フッ素系」の2種類が存在します。シリコン系はシリコン樹脂を成分とするコーティング剤で、撥水効果の高さと価格の安さがメリットです。
一方のフッ素系のコーティング剤は、シリコン系ほどの撥水効果はありません。しかし効果の持続期間が長いため、何度も施工する手間が省けるでしょう。
なおシリコン系は短時間で乾きますが、フッ素系は乾くまでに2時間~24時間の時間を要するなど、施工にかかる時間にも違いがあるので注意しましょう。
撥水効果で選ぶならシリコン系ですが、コーティングが劣化していくとガラスに油膜のムラができてしまいます。それ自体が落ちにくい汚れとなり視界の妨げとなるため、適切に除去し定期的に施工しましょう。
施工タイプで選ぶ
撥水コーティングの施工タイプには「塗布するタイプ」と「スプレーするタイプ」の2種類が存在します。
塗布するタイプは、コーティング剤をスポンジやフェルトで直接塗る方法です。長い撥水効果時間で選ぶのであれば、塗布するタイプをおすすめします。ただし、事前に洗浄しガラス面が乾いた状態で行うことが基本であるため、作業に手間がかかるでしょう。
一方のスプレーするタイプは、スプレー容器で噴射して施工します。ムラが出ないよう注意が必要ですが、洗浄効果も担っている商品もあるため誰でも手軽に施工できるでしょう。ただし、効果時間は塗布タイプよりも短めです。
内容量で選ぶ
窓ガラス用撥水コーティング剤は、内容量も重要です。一度撥水コーティングを施したとしても、効果が徐々に薄れていくため、繰り返し施工しなければなりません。そのため同じコーティング剤を繰り返し使用することになります。
撥水コーティング剤は、内容量や1回あたりの使用量が、製品によって異なります。「1本で何回施工できるのか」「フロントガラスなら何枚分の施工ができるのか」など、撥水コーティング剤を購入する際は、内容量にも気をつけましょう。
塗布する部位で使い分けるのもおすすめ
コーティング剤は、撥水性のほかに親水性の商品も存在します。撥水性コーティングが油膜を張ることで水を弾くのに対し、親水性コーティング剤は水膜を張ることで水を流れやすくする液剤です。
親水性コーティング剤を使った窓ガラスは、雨水が薄い水の膜となり流れることで水滴が窓に残らず、撥水性コーティング剤よりも汚れが付きにくくなります。しかし、水の膜に覆われて視界が悪くなるため、フロントガラスには不向きです。
一方で、サイドガラスは視界を確保するよりも汚れを付きにくくしたいと考える方もいるでしょう。その場合はフロントガラスは撥水性コーティング剤、サイドガラスは親水性コーティング剤といったように、部位によって使い分けるのがおすすめです。
車の窓ガラスをセルフで撥水コーティングする方法
自身で撥水コーティングする場合、初心者の方は具体的なやり方がわからないこともあるのではないでしょうか。撥水性のコーティング剤は油膜を塗布するため、正しい手順で行う必要があります。ここでは、セルフで行う場合のコーティング手順と注意点を見ていきましょう。
コーティングの手順
セルフでコーティングする際は以下の手順で行います。各手順におけるポイントも記載しました。使用商品によって異なるため、参考までにご覧ください。
1.古い油膜の除去
排気ガスなどの脂分が付着した油膜を除去する。綺麗に除去するには労力が必要。
2.洗浄(洗車)
塗布する際に傷がつかないよう、ガラス面の汚れを落とす。
3.拭き取り
乾いた布で水滴を拭き取り、油膜が残っている場合はさらに除去。
4.撥水コーティング剤を塗布
ムラができないように、水の流れる方向に沿って全体を塗布する。
5.乾燥
塗布面が完全に乾くまで待つ。
6.拭き取り
固く絞った濡れ布で全体を綺麗に拭き取る。
7.乾燥
再度きちんと乾燥できれば施工完了。
セルフでコーティングする場合の注意点
セルフの撥水コーティングは安く済ませられるのが魅力ではありますが、前述の手順のように、正しく進めていくことが重要です。間違った方法や雑な方法で行うと、塗りムラや残った油膜により綺麗な視界を確保できなくなるでしょう。
特に洗浄前(洗車前)の古い油膜取りは簡単ではありません。油膜除去に対する知識と技術で、専用のアイテムで時間をかけて除去することにもなるでしょう。間違った場合のリスクもあるため、初心者の方には難しいかもしれません。
車の窓ガラスは高い撥水効果が得られる業者施工がおすすめ
撥水コーティングはセルフで行うほかに、業者に依頼する方法もあります。それぞれメリット・デメリットが存在しますが、撥水効果を重視するうえでは業者施工がおすすめです。
しかし、どのくらいの費用がかかるのか気になる方もいるでしょう。ここでは、業者施工による撥水コーティングの特徴と費用相場を紹介します。
セルフと業者施工の違い
セルフでの撥水コーティングを行う場合のコストは、コート剤やタオルの購入代など合わせて数千円程度です。安く済ませられることはメリットですが、前述したように塗りムラによるビビりや不完全な油膜とりによる撥水不足と視界不良が生じます。労力と時間が必要なことも考えるとデメリットも多いでしょう。
一方で、プロの手による施工は耐久性と撥水性を両立した施工が可能です。素人では難しい下地処理も問題なく完了してくれるでしょう。
工賃はどのくらい?
業者にコーティングを依頼する場合、フロントだけで見ると数千円~2万円程が相場です。施工店やガラスの場所により違いはありますが、セルフよりコストは増えてしまうでしょう。
しかし、事前に予約すれば施工時間は1時間程度で済みます。セルフよりも手間なく、短時間で高撥水・高耐久なコーティングが施されるため、費用対効果で見れば業者施工の方がお得ともいえるでしょう。
施工代が高価なほどコストアップしていきます。車の使用頻度や使用環境なども考慮しつつ、自身に適した依頼先を選択しましょう。
ボディへの撥水ガラスコーティングは高耐久を誇るネクステージで!
フロントガラスだけでなく、ボディの塗装面にも高い撥水効果が得られる業者施工をするために、どこを選べばよいか迷っている方も多いでしょう。ネクステージは、「弾スプラッシュコーティング」を開発しており、圧倒的な撥水力と艶を作るコーティングを提供しています。
一般的なポリマー系やガラス系とは異なり、高い撥水効果を持つのが特徴です。ここでは、ネクステージのコーティングについて解説します。
こだわりの「弾スプラッシュコーティング」
ネクステージのボディコーティングは、こだわりの「弾スプラッシュコーティング」です。開発に2年以上を要し、圧倒的な撥水力と輝きを実現しました。
開発期間中には、100回以上の配合テストを実施しています。次の項目から、「弾スプラッシュコーティング」の詳細情報について解説しますので、気になる方はぜひチェックしてください。
色褪せや劣化を防止できる
ネクステージの「弾スプラッシュコーティング」は、安価なポリマー系や一般的なガラス型とは異なり、無機質ガラスのコーティングです。耐久目安は6年程度と、長期間にわたって効果を発揮し続けます。
具体的には紫外線や酸性雨からボディを保護し、色褪せや劣化を防止できます。ポリマー系やガラス系と比べて、より高い酸化・劣化耐性を実現しました。
ガラス被膜を生成するためツヤ・光沢が手に入る
「弾スプラッシュコーティング」は、塗装した表面に、透明度の高いガラス皮膜を形成します。これにより上質な艶・光沢が出るため、車がより輝いて見えるでしょう。
撥水をしながら上質感のある仕上がりにできるのは、ガラス皮膜を生成できる、ガラス系のコーティング剤ならではのメリットです。ネクステージの撥水剤はそのなかでもよりクオリティの高い、無機質ガラスを使用しています。
撥水性に優れており雨染みができにくい
ネクステージの「弾スプラッシュコーティング」は、撥水性に優れており、雨染みができにくいのが大きな特徴です。水滴が滑るように落ちていくため、汚れや水滴が固着しにくくなっています。
ポリマー系によく見られますが、表面に水滴が残ってしまうと、レンズ効果により雨染みができてしまいます。しかしネクステージのコーティングは、こうしたデメリットを未然に防げるものです。
■弾スプラッシュコーティングの詳細をみる➡/car-coating/
まとめ
車のガラスの撥水コーティングは面倒に感じる方もいるかもしれませんが、安全に走行するためにも重要な作業です。一度コーティングをすれば、その後のメンテナンスは楽になりますが、過度な洗車やガラス拭きはコーティングの劣化となるため注意しましょう。
ネクステージの「弾スプラッシュコーティング」は、車の価値を長く保持します。その後のメンテナンスに関しても正しいやり方を公開しておりますので、安心してご利用ください。