車の雪対策はコレで決まり!冬の必須アイテムや雪への備え方を紹介

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車の雪対策はコレで決まり!冬の必須アイテムや雪への備え方を紹介

車の雪対策はコレで決まり!冬の必須アイテムや雪への備え方を紹介

冬が訪れると、車を持つ人にとって頭を悩ませるのが「雪対策」です。特に大雪が予想される地域では、事前の備えがなければ移動が困難になることも少なくありません。

冬のドライブは、美しい雪景色が楽しめる反面、思わぬリスクが潜んでいます。そこでこの記事では、冬のドライブに欠かせない必須アイテムと雪への備え方を詳しくご紹介します。快適な冬のドライブを楽しむために、十分な備えを意識しましょう。

 

※目次※

1.カーライフで気を付けたい冬のリスク

2.車の雪対策として活躍するアイテム

3.車のドライブ前に意識したい雪対策

4.車の運転時に意識したい雪対策

5.車の駐車時に意識したい雪対策

6.まとめ

 

■POINT

・雪道の走行は視界不良や思わぬ事故に巻き込まれることもあるため車の走行前に万全の雪対策をしよう。

・雪に備えるアイテムにはスタッドレスタイヤなどの車用品だけでなく、万が一に備えた雪道脱出具などもある。

・冬は運転前や駐車中も車に関わるリスクがあるため、運転中以外の間も適切な雪対策が必要。

 

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カーライフで気を付けたい冬のリスク

雪道を走る車

降雪地帯に住んでいる人であれば、車の雪対策は日常生活の習慣として行っているドライバーが多いと思います。しかし、降雪とは縁のない地域に住んでいる人にとっては、雪による思わぬトラブルに戸惑う人もいるでしょう。

 

まずは雪に慣れていないドライバーの方たちへ向けて、車の雪対策に必要なアイテムや運転方法などをご紹介します。

 

交通事故のリスク

車を運転する上で、雪道で最も気を付けておきたいのが交通事故です。乾いた路面はもちろん、雨天時の濡れた路面よりもさらに滑りやすくなるため、スリップによる事故が多発します。

 

通常時に比べて障害物を避けきれなかったり、信号で止まり切れなかったり、といった状況での事故が起きやすいでしょう。また視界不良による事故も発生するため、スタッドレスタイヤやタイヤチェーンといった滑り止めを装備していても、普段以上に慎重に運転する必要があります。

 

寒さで車に不具合が出るリスク

降雪時には車が寒さで不具合が出るケースがあります。これは気温の低下から車の各部に使用されている油脂類などに影響を及ぼすことで発生するケースが考えられるでしょう。

 

特に燃料でいえば、ディーゼル車に使用する軽油が凍結してしまうことでエンジンの始動ができなくなるといったトラブルが挙げられます。

 

他にもバッテリーの電圧降下やドアミラーやパワーウインドウといった電動部やドア本体などの可動部分が凍結などにより正常に動作しないといったトラブルもあります。

 

雪崩のリスク

近年の整地や舗装が行われた雪道の運転では稀なケースではありますが、運転中に雪崩に巻き込まれるといったリスクもあります。特に日中気温が高くなる場所や春先などには降り積もった雪が溶けて雪崩となることもある他、積もった雪の上に降り積もる新雪が雪崩となるケースもあるでしょう。

 

雪崩の直撃を受ける可能性のある場所にはあらかじめスノーシェッドなどの施設があることが多いですが、それでも思わぬ場所で道路をふさいで通行止めといったリスクもあります。

 

ホワイトアウトのリスク

元々降雪時は視界が悪くなりがちですが、視界不良の中でも強風により巻き上げられた雪で視界が真っ白になって何も見えなくなってしまう状況をホワイトアウトと呼びます。これは天候にかかわらず昼夜問わず起こりえる現象で、山間部など強く風が吹く場所で発生しやすい印象です。

 

見通しの良い場所で日中の晴天時でも一瞬にして視界が奪われてしまい、走行中の車線や前走車、歩行者などを見失うため非常に危険な状態となります。

 

建物が倒壊するリスク

降雪時に侮れないのが雪の重みによる建造物の倒壊です。雪は新雪でも重い場合で150kgにも及び、日中の気温上昇などにより一度溶けた雪が気温の低下と共に再び凍結したものなどは1㎥あたり300kgから500kgにも及ぶと言われています。

 

降雪地帯の場合は補強などの対策が施されている場合が多く見受けられますが、それ以外の場所では雪の重みに耐えきれなくなった木造家屋やカーポートの倒壊などがニュースなどでも報じられています。これらの被害に巻き込まれないように、車の駐車場所などにも配慮が必要です。

 

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車の雪対策として活躍するアイテム

駐車場で雪を被った車

車の雪対策に役立つアイテムには、滑りやすい路面を走行するためのものから、視界を確保したり凍結時に解凍したりするものなど、運転前に必要なアイテムは数多く存在します。

 

他にも雪道を運転中に遭遇するトラブルから脱出するためのエマージェンシーツールなどもありますので、もしもに備えた対策を行いましょう。

 

タイヤチェーンやスタッドレスタイヤ

走行をする際の車の雪対策の必需品といえば、タイヤチェーンやスタッドレスタイヤが挙げられます。早めにスタッドレスタイヤを装着していれば、急な降雪でも慌てずに走行が可能です。

 

またタイヤチェーンを携行していれば、チェーン規制が発生しても装着することで通行ができます。特に非金属製のものは簡単に装着できるのが特徴です。

 

ワイパーブレード

走行時の車の雪対策でもうひとつ忘れてならないのがワイパーブレードです。一般的なワイパーブレードはガラスの局面に合わせてふき残しが起こらないようバネが内蔵されていますが、外気温が低い場合や降雪時にはバネが凍結し吹き残してしまうことがあります。

 

その点、雪用のワイパーブレードならバネ部分がカバーされており、凍結の心配もありません。

 

解氷スプレーや冬用のウォッシャー液

出発前にフロントガラスが凍結していると、解凍してからでないと運転することができませんが、外気温が低いと暖房の温度が上昇するまでに時間がかかります。そこで、早く簡単に溶かすことができる解氷スプレーがおすすめです。

 

また、ウォッシャー液も配管内で凍結することがあるため、濃度を濃くして凍結を防止する必要があります。

 

雪道脱出具

雪道では、吹き溜まりなどにタイヤを取られ、スタックしてしまうこともあります。通常であればロードサービスなどに救援を要請する必要がありますが、雪道脱出道具があれば、タイヤと雪の間にいれて脱出できる可能性があるでしょう。

 

使わないときはコンパクトに収納でき軽量なものが多いので、冬季間はぜひ携行しておきたいアイテムです。

 

スノーブラシ

駐車をしている間に雪が降り積もるケースでは、出発前にボンネットやルーフに積もった雪を降ろしておかないと、走行中に落下し思わぬ事故につながることがあります。

 

こうした雪下ろしの際に役立つのがスノーブラシです。ブラシとなっていることで車体にキズをつける心配もなく、全高の高いモデルでも使えるように柄が伸縮するタイプもあります。

 

ブースターケーブル・ジャンプスターター

車のバッテリーは気温が下がると電圧が降下し、バッテリー上がりが多く発生します。前日まで始動できていたバッテリーが、翌朝には上がっているというケースも少なくありません。

 

ブースターケーブルを常備しておけば近くの車に救援してもらうことができます。また、ジャンプスターターなら救援車も不要で始動することができるので便利なアイテムです。

 

防寒具

冬のドライブでトラブルに遭遇したとき、エンジンが始動できなくなってしまうことがあります。このようなときは車のエアコンで暖まることができないため、救助が来るまで寒さに耐えなければならないこともあるでしょう。

 

そのため、毛布や厚手のアウターなどの防寒具があれば、もしものときに役立ちます。

 

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車のドライブ前に意識したい雪対策

雪に埋まった車

雪道を走るときは、走り出す前に確認しておきたいポイントがいくつかあります。ここでは、燃料・靴底・時間という3つについて紹介しますので、運転前にチェックしておきましょう。

 

燃料を補充しておく

車の雪対策として、燃料を常に十分に用意しておくことはとても重要です。冬の道は予期せぬトラブルが付き物で、渋滞や道路閉鎖によって長時間車内に留まる可能性もあります。

 

このような状況を考えると、燃料が少ない状態での運転は危険です。定期的に給油し、常に燃料が豊富に入っている状態を保つ習慣を心がけましょう。

 

靴に付いた雪は取り除く

靴に付いた雪は車内の汚れや事故の原因となるため、取り除くことが大切です。雪が靴についていると、運転中に足元が滑ることでペダル操作がしづらくなります。

 

運転中にペダルを踏み外してしまうと、思わぬ事故に繋がる可能性があるため大変危険です。乗車前に、靴に付着した雪をしっかりと払い落としましょう。

 

時間にゆとりを持って行動する

雪の運転時には、時間にゆとりを持って行動することが大切です。特に冬季の道路状況は予測困難で、突然の降雪や交通渋滞により到着予定が大幅に遅れることがあります。

 

このため、出発前には天気予報や交通情報を確認し、通常以上に余裕を持ったスケジュールを立てましょう。時間に追われると焦ってしまう可能性があるため、ゆとりのある行動を心がけることが大切です。

 

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車の運転時に意識したい雪対策

雪道に停車する車

雪道の運転は路面が滑りやすいだけではなく、視界の悪化などさまざまな状況が普段と異なります。走る・曲がる・止まるの全ての操作を慎重に行う必要があります。

 

ここでは乾いた路面や雨天時と比べ、普段以上に気を付けないといけない雪道での運転テクニックや運転のコツ、心構えなどのさまざまな雪対策を紹介します。

 

安全なルートを走る

目的地のルート上で雪道や降雪地帯を通過する可能性がある場合、事前のルートチェックを行いましょう。なるべく幹線道路を通ることで、通行止めやスタックといったリスクが低減できます。

 

特に山間部の峠道などでは除雪が行き届いてない場所もある他、携帯電話が圏外の場所もあり、万が一の際はロードサービスを呼ぶことが困難な場所もあります。幹線道路の場合、除雪が優先されるケースが多いため、このような傾向を意識して道を選ぶと良いでしょう。

 

車間距離を広くする

雪道では滑りやすい路面状況でブレーキの効きが悪くなるため、車間距離を広く取ることが大切です。雪道では車がスリップしやすく、緊急停止の際の制動距離が長くなります。

 

さらに、前方の車が急に減速や停止をする場合でも、安全に対応できる余裕を持つためには、十分な車間距離が必要です。

 

セカンドギアを使う

雪道での発進はスリップしやすく、慎重なアクセル操作が要求されます。急激なアクセル操作ではタイヤが空転し、スタックの要因となることもあるでしょう。そこで活用したいのがセカンドギアでの発進です。

 

マニュアル車はもちろんオートマチック車でもSNOWモードやHOLDモードといった2速発進のモードがあり、Dレンジのまま1速で発進するよりも緩やかに発進することが可能なため、雪道ではぜひ活用したいモードです。

 

ブレーキは早めにかける

雪道ではブレーキを踏んだ時にスリップする恐れがあり、停車するまでの距離が長く、普段よりも早めにブレーキをかける必要があります。平成に入ってからのモデルはABS(アンチロックブレーキシステム)が多くの車で標準装備となっているため、ブレーキを強く踏んだ場合でもハンドル操作が可能なことがほとんどです。

 

ただしブレーキがロックしない分こちらも制動距離が長くなるので、いずれにしても早めのブレーキ操作が必要になります。

 

ホワイトアウト時はすぐに安全な場所で車を止める

降雪の有無にかかわらず、積雪している場所に強風が吹くと舞い上がった雪で視界が真っ白になります。

 

この現象をホワイトアウトと呼びますが、完全に視界を奪われた状況では誰でも運転を続けることができません。ホワイトアウトに遭遇したら無理に走行せず、すぐに停車しましょう。

 

また、ホワイトアウトが発生している時には周囲からも自分の車が見えなくなることが多いため、昼夜問わずヘッドライトやフォグランプなどを点灯させて周囲へのアピールも心がけましょう。

 

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車の駐車時に意識したい雪対策

雪に埋まったフロントガラス

車の雪対策は運転中だけではなく、駐車するときにも気を付けなくてはなりません。翌日車を動かそうとしたときに、積もった雪や凍結によりさまざまなトラブルに見舞われるリスクがあります。

 

特に気温の低下する夜間に駐車するときなどは気を付けなくてはいけません。ここではそうしたリスクを低減するための対策方法をご紹介しましょう。

 

ワイパーを立てておく

外気温が氷点下になるとフロントガラスが凍結し、ワイパーが凍り付いてしまいます。車を動かす際に、すぐにワイパーが使えるように駐車中は立てておくことをおすすめします。

 

万が一ガラスに固着してしまった場合、無理にはがそうとするとワイパーゴムが損傷することもありますので、解氷スプレーなどで解凍してから使用しましょう。

 

寒冷地仕様の車などでフロントガラスに熱線が入っていてワイパーを解凍する機能を持つモデルではワイパーを立てておかなくてもその機能を活用することで対処が可能です。

 

サイドブレーキは使わない

駐車時に気を付けたいのが、サイドブレーキの取り扱いです。氷点下になるとサイドブレーキのワイヤーが凍結し、解除できなくなるリスクが発生します。

 

そのため氷点下になる恐れがある場合はマニュアル車では1速またはバックへ入れ、オートマチック車の場合はPレンジにいれて、輪留めを最低でも2か所設置して車が動かないようにして駐車しましょう。

 

また、エンジンを風雪から守るため、エンジンを極力風下へ向けて止めることをおすすめします。

 

倒壊リスクのある場所で駐車はしない

積雪時には、カーポートや木造の屋根をもつ駐車スペースなどが雪の重みで倒壊し、車が損傷する恐れがあります。車の出し入れをしている時などのように、タイミングによってはけがの恐れもあるため注意が必要です。

 

大雪警報が発令された時には、こうした倒壊の恐れがある場所は避けて駐車するよう心がけましょう。また、屋根のない場所でも近隣の建造物に積もった雪や氷が落下し、車が思わぬ破損を受ける可能性もあるので、周囲にも十分気を付けて駐車してください。

 

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まとめ

運転席から見たガラスに積もる雪

冬の厳しい条件下でも車を運転するためには、適切な雪対策が不可欠です。雪や凍結に対する備えとして、スタッドレスタイヤの装着やチェーンの準備はもちろん、スノーブラシや解氷スプレーなどの便利なアイテムも大いに活用しましょう。

 

また、急な天候の変化にも対応できるよう、天気予報を小まめにチェックし、必要に応じて運転計画を見直すことも大切です。万全の準備を整えて、雪の日でも快適なドライブを楽しみましょう。

 

▼ライタープロフィール

車の雪対策はコレで決まり!冬の必須アイテムや雪への備え方を紹介

福沢知留

フリーランスとして2017年から活動するライター兼エディター。豪雪地帯で約10年間FRセダンを走らせた経験を持ち、現在は子育てに適したファミリーカーを愛用する3児の母。車への深い愛情と豊富な経験を生かし、複数の車関係メディアで編集を担当するなど数々の記事制作に携わっている

 

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