インプレッサG4の燃費は?スポーティーセダンのライバル車との比較・中古車情報も!
スバルを代表する車、インプレッサG4をご存じでしょうか。G4は走りの安定性、エンジン効率において高く評価されています。本記事ではインプレッサG4の燃費や特徴を詳しく紹介します。
インプレッサG4の現行モデルには大きく2つのグレードが存在します。グレードごとの違い、また燃費や走り性能が異なるライバル車も紹介しますので、ぜひ自分に合ったモデルを見つけてください。
※目次※
5.インプレッサ G4を中古車で買うなら、良い車選びのポイントは?
・インプレッサG4「1.6アイサイト」「2.0アイサイト」。2つのグレードの燃費を比較してみよう。
・インプレッサの名を残した最後の車。インプレッサG4の歴史と性能をチェック!
・インプレッサG4のライバル車は?グレイスLXとマークXの性能と中古車市場を確認しよう!
インプレッサG4のカタログ燃費と実燃費
インプレッサG4の現行モデルは大きく分けて1.6アイサイト、2.0アイサイトの2種類のエンジンタイプが存在します。
グレードごとの燃費の違いが気になる方も多いのではないでしょうか。この項目ではインプレッサG4の各グレードのカタログ燃費、実燃費を紹介しますので、ぜひ比較しながら参照してください。
インプレッサG4 1.6アイサイトのカタログ燃費
1.6LタイプのインプレッサG4は1.6i-L アイサイト、1.6i-S アイサイトという2つのグレードがあります。さらに駆動方式によってカタログ燃費が異なるため、以下のような表にまとめました。各グレード、駆動方式を比較しつつ確認してください。
グレード |
駆動方式 |
カタログ燃費(WLTC燃費) |
1.6i-L アイサイト |
2WD |
14.1km/L |
4WD |
13.5km/L |
|
1.6i-S アイサイト |
2WD |
14.0km/L |
4WD |
13.5km/L |
(2021年8月時点の情報です)
(参考: 『インプレッサG4 1.6アイサイトの中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
インプレッサG4 1.6アイサイトの実燃費
口コミやレビューサイトをみると1.6アイサイトの実燃費は2WDで13.9km/L、4WDだと12.2km/L 程度のようです。悪い数値ではありませんが、いずれもカタログ燃費は下回ってしまう数値でした。
実燃費は走りの環境、運転操作で変化するため、参考までに覚えておいてください。
インプレッサG4 2.0アイサイトのカタログ燃費
インプレッサG4 2.0アイサイトも同様にグレード、駆動方式がそれぞれ2種類存在します。エンジンが大きくなる分、1.6アイサイトよりも燃費は下がってしまうようですが、それでも一定の高水準は保った数値です。
グレード |
駆動方式 |
カタログ燃費(WLTC燃費) |
2.0i-L アイサイト |
2WD |
14.0km/L |
4WD |
13.4km/L |
|
2.0i-S アイサイト |
2WD |
13.0km/L |
4WD |
12.4km/L |
(2021年8月時点の情報です)
(参考: 『インプレッサG4 2.0アイサイトの中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
インプレッサG4 2.0アイサイトの実燃費
口コミやレビューサイトから、2.0アイサイトの実燃費は2WDで10.2km/L、4WDだと10.9km/L 程度のようです。
同様にカタログ燃費よりは下がっています。こちらも参考までに覚えておいてください。
(2021年8月時点での情報です)
インプレッサ G4の特徴
インプレッサ G4は全長4,640mm×全幅1,775mm×全高1,455mmというコンパクトなサイズです。スポーティーな車でありながら狭い道路での細かな操作も得意とした実用性の高さで、日本人が親しみやすい車といえるでしょう。
この項目ではインプレッサ G4の特徴を紹介します。「インプレッサ G4はどのような過程で販売されたのか」「どのような性能、装備なのか」気になっている方もぜひご覧ください。
インプレッサの名を残した最後の車
インプレッサはスバルによって生産、販売されている代表的な車です。インプレッサが4代目GP/GJ系にモデルチェンジされた2011年、セダンタイプであったものはすべて、インプレッサ G4という名称になりました。
そしてG4以外のインプレッサは2016年10月で販売を終了したため、G4がインプレッサの名を残した最後の車となったのです。
熟成された走りが魅力のモデル
走り性能に高い評価を得ているスバルの中でもインプレッサ G4は根強い人気を誇る車です。走り性能の高さは搭載されたFB型(水平対向エンジン)に起因しています。
スバルの水平方向エンジンは燃焼効率が高く、低回転で高トルクを発生させます。そのため中低速を楽に出すことが可能です。
維持費、静粛性の満足度からロングセラー車となっており、2014年以降マイナーチェンジがありません。以下、各グレードのエンジンスペックです。
エンジン |
最高出力 |
最大トルク |
1.6L DOHC |
85Kw(115PS)/6200rpm |
148N・m(15.1kgf・m)/3600rpm |
2.0L DOHC 直噴 |
113Kw(154PS)/6000rpm |
196N・m(20.0kgf・m)/4000rpm |
(2021年8月時点の情報です)
カスタムパーツが豊富
インプレッサ G4は走りを意識したスポーティーモデルのため、エアロパーツ、マフラー、ホイールやウイングなどのカスタムパーツが豊富にラインナップされています。
車高を下げてより尖った印象を与えることもできるので、好みに応じたカスタムを楽しめるでしょう。
安全性能も充実
インプレッサ G4のグレードにも明記されている「アイサイト」は何を意味しているかご存じでしょうか。
アイサイトは安全運転を支援するシステムです。現行モデルは全車種に装備されています。人間の目のように、備えられた2つのカメラが周囲の情報をもとに、走る、曲がる、止まる、を総合的に制御してくれます。
これにより、歩行者や車、白線や人の死角を検知し、事故を未然に減らすことが可能です。
実際に、2010年度から2014年度に日本国内で販売したSUBARU車のうち、アイサイト搭載車は非搭載車に比べて追突事故発生率が84%減少しています。日々の運転を安心して楽しむことができるでしょう。
PRインプレッサG4の商品
※価格は支払総額
インプレッサG4のライバル車 ホンダ・シビック
本記事をご覧いただいている方の中にはメーカーや予算にこだわりを持っている方もいるのではないでしょうか。ここからインプレッサG4と同等のスペックを持った車を紹介します。まずはホンダが2021年9月に販売を開始した新型シビックです。
(参考: 『ホンダ シビックの中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
<h3>発売したばかりの新型シビックに注目</h3>
シビックは、ホンダが1972年から販売する車です。軽量なボディと高回転まで回るVTECエンジンで人気を博し、スポーティーなイメージが定着しました。そんなシビックですが、歴代モデルではハッチバック、セダン、クーペなど、さまざまなモデルが登場しています。インプレッサG4同様に、スポーティーな走りと実用性を兼ね備えた車です。
また、2021年9月に新型を発表したことで注目が集まっています。新型は、ハッチバックセダンというスポーティーなスタイリングが特徴です。全長4,550mm×全幅1,800mm×全高1,415mmと従来モデルから全長を30mm延長し、それに伴い前後席間の距離も35mm広くなっています。ラゲージスペースもクラストップレベルの452Lを確保し、利便性の高さにもこだわって開発されています。
<h3>現状はガソリン車のみの設定</h3>
新型シビックは、現状ではガソリン車のみの設定です。2022年にハイブリッド仕様のe:HEVモデルと、高性能スポーツモデルのタイプRを発売予定となっています。
<h3>中古車を買うなら先代モデルが狙い目</h3>
新型シビックは、発売したばかりなので新車購入になり、納車に時間がかかることが予想されます。そこで早く、安く買いたいという方は、先代モデルの中古車がおすすめです。先代モデルと言ってもモデルチェンジしたばかりなので、比較的年式の新しい中古車も多くなっています。
<h3>新型シビックの燃費</h3>
現在購入できるのは、LXとEXという2グレードで、それぞれにCVTと6MTが設定されています。燃費は、ガソリン車ながらWLTCモードで16.3km/Lと良好な数値です。
<h3>シビックの中古相場は?</h3>
新型シビックは、まだ中古車市場に出回っていないため、先代モデルの中古車相場を紹介します。ネクステージで販売している先代モデルのシビックの中古車価格は、259万円~599万円です。ただし、値段の高い中古車は、スポーツモデルのタイプRになるので、ベーシックなモデルであれば200万円ほどで購入できるでしょう。(2021年8月時点での情報です)
インプレッサG4のライバル車 トヨタ・マークX
インプレッサG4のライバル車として、次にトヨタのマークXを紹介します。マークXは全長47500mm×全幅1795mm×全高1435mmというボディサイズでインプレッサG4よりもさらに走りに特化した高級車といえます。燃費や中古車相場など、G4と比較しつつ参照してください。
(参考: 『トヨタ マークXの中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
同じセダンタイプで走りを意識したスポーティーモデル
マークXはトヨタによって2004年に誕生しました。数回のマイナーチェンジによってセダンタイプの中でも現代風でオシャレなデザインが魅力的です。
エンジンを前方に配置し後輪で駆動する「FRパッケージ」や、道路や走行状況に合わせてサスペンションの働きが変化する「FADショックアブソーバー」を採用していることで、走りにおける操縦安定性も非常に高い車です。
安全性能の高さ
トヨタ マークXは先進の安全パッケージ「Toyota Safety Sense P」を採用することで運転時の安全性能も確保しています。
Toyota Safety Sense Pには車線はみだしアラートや、自動ハイビーム、歩行者や障害物の検知システムなど、事故を未然に防ぐためのさまざまな安全技術を集約しています。多くの人が安心して走りを楽しめる車といえるでしょう。
2019年末で生産終了
走り、デザイン、安全性すべてを兼ね備えたモデルでしたが、残念ながら2019年の年末に生産終了となっています。新車で購入することは不可能になっています。
マークXの燃費
マークXは年式、グレードが多く存在しますが、ここでは「2014年 GRX130 6AT 2500cc」の燃費をみていきましょう。
こちらのカタログ燃費(JC08)は11.8km/L、実燃費は9.4km/L程度です。インプレッサ G4には劣りますが、走りに特化した車としては悪くない燃費といえるでしょう。
(2021年8月時点での情報です)
マークXの中古車相場は?
マークXの中古車価格は、200万円前後が中心です。ただし、年式や走行距離によっては100万円以下という中古車もあります。例えば、2010年式・走行距離8万kmで49万円というマークXもネクステージでは販売しています。年式や走行距離、装備によって中古車価格の差が大きく、高級車のため程度のよい中古車を狙う場合はある程度の予算が必要なようです。(2021年8月時点での情報です)
インプレッサ G4を中古車で買うなら、良い車選びのポイントは?
インプレッサ G4を中古車で買う際、できる限り安く購入したいという方が多いでしょう。一概に安い方がいいとも限りません。この項目では良い中古車選びのポイントを紹介します。購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
走行距離が短い車を探してみる
中古車は基本的に年式が古いものほど低価格な傾向にあります。まずは自身の予算から年式を決定しましょう。
状態が新しい可能性が高いため、同じ年式から走行距離が短い車がおすすめです。例えば試乗車落ちや代車落ちは走行距離が短い掘り出し物があるかもしれません。
しかし、一般的に走行距離が短い車は状態が良い一方で価格も高いです。一般的に総走行距離10万kmが車の寿命といわれています。
予算に限りがある方でも10万kmを最低ラインとして探してみるといいでしょう。
中古車でも保証があるものを探す
中古車で買った場合、購入後にエアコンやロックキーの故障で思わぬ出費が発生してしまう場合もあります。修復履歴があるものも繰り返しの故障につながりやすいため、定期点検整備記録の有無や中古でも保証があるか購入時に確認しておきましょう。
明らかに安く売られているものほど要注意です。保証内容は販売店によっても異なるため、詳しく聞いておくことが重要でしょう。
スポーティーな車は部品の消耗に注意
インプレッサ G4のような走り性能の高いスポーティーな車は、前の使用者が荒っぽい運転をしていてエンジンやパーツが過度に消耗している倍があります。スポーツカーほどではないでしょうが、決して走行距離が短くても安心せず事前に確認しておきましょう。
中古車の維持費・13年落ちに注意
中古車を購入する際は本体価格だけでなく、購入後の維持費も考慮しなければなりません。燃費から換算できるガソリン代やエンジン、排気量による自動車税も考えておきましょう。
自動車税に関してですが、新車登録から13年経過した車には重課税がかかってしまいます。
インプレッサ G4の場合、現行モデルは問題ないでしょうが、旧モデルは注意が必要です。古いと故障などで維持費が余計にかかることも多いため、古くても10年落ち位の中古車をおすすめします。
まとめ
本記事ではインプレッサ G4の燃費や性能、ライバル車も2種紹介いたしました。インプレッサ G4を基準として、燃費などのコスパの良いグレイスLX、より走りに特化した高級車のマークXと理解しておくといいでしょう。
ネクステージでは本記事で紹介したモデルの在庫を多数扱っております。グレード、年式の幅広さ、車の質にも自信を持って販売しておりますので、良い中古車をお探しの方はぜひ一度ネクステージにご相談ください。